October 25, 2015

『PHPスペシャル』2015年10月号「伝えることへの不安は、伝える喜びになる」pdfアップ

『PHPスペシャル』2015年10月号(9月10日発売)の話し方特集に寄稿したエッセイ
「伝えることへの不安は、伝える喜びになる」
を、pdfでアップしました。
http://www.yukikondo.jp/articles

吃音の話を軸に、自分にとっての「伝えることの意味」について書きました。少なからぬ人から反響をいただいたこともあり、いろんな方に読んでいただければ嬉しいです。

ちなみに、何度か紹介していますが、この小文の中の話の中心となっているミーガンワシントンのTED映像は以下です。10回以上は見ていますが、いまも見るたびに胸がいっぱいになります。
「なぜ私は人前で話すのが怖いのか」

Posted by ykon at October 25, 2015 10:51 AM | パーマリンク | コメント (3) | トラックバック (0)

October 6, 2015

『考える人』宇宙特集<Kyoto, Japan>

10月3日発売の『考える人』2015年秋号の宇宙特集に、「宇宙に染み出す地球の暮らし」という小文を寄稿しました。

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http://www.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/mokuji.html

学部時代に専攻して以来、宇宙とはずっと疎遠でしたが、最近宇宙関係の取材執筆をする機会も増えていて、宇宙飛行士など、当時思っていた夢を思い出すことが増えてます。
こないだも、これから宇宙で始まる最新の宇宙線観測についての話を取材したら、とても面白く刺激的で引き込まれました。宇宙物理の話などは、その道をわずかとはいえ志そうとしていたにもかかわらず、当時は「難しくてとても、、」と思ってしまい、結局その世界を断念してしまったわけですが、厳密な計算などは置いておいて概念的なところだけを学んでみると、案外難しくなく、理解しやすく、そしてものすごく面白いことに今更ながら気づかされます。

学生時代は、厳密に迫ろうとしすぎたせいか、本質的な面白さをちゃんと理解する前に、理論のところで断念してしまった気がします。そういうところはとりあえずすっとばしても根本の考え方はそれなりに理解できるし、そういうところに目を向けることができれば、宇宙や物理や数学の面白さは、きっと誰にでも感じられるものなのではないかと思います。

たとえば、ニュートン力学の世界観と相対論の世界観って、根本的に何が違うのかということを学生時代の自分はきっとうまく説明できませんでした。ニュートン力学については、運動方程式を用いて物理の問題は解けるけれど、ただそれだけ、という感じ。でも、いまは、たぶんもう問題は解けないけれど、

・ニュートン力学は
「空間と時間は誰が測っても平等に同じ。それが絶対的な基準である。そこを出発点としてすべての物理法則ができている」
と考えるのに対して

・相対論は
「空間も時間も絶対的なものではない。見る人によって異なる。では何が絶対かと言えば、光の速度である。光の速度だけは、だれが測っても平等に同じ。それが絶対的な基準である。そこを出発点としてすべての物理法則ができている」
と考える。

ということはわかるようになりました(たぶん、これでよいかと、、)。

そういう根幹の違いによって描く世界観が違ってくるということさえわかれば、案外すんなりといろいろ見えてくる気がするのに、全然そういう風に理解できてなかったように思います。今思うと、あまりに基本的なことなのに、入試問題の解き方とかばかりに目がいってると、もっとも大切なところがスルーされてしまってたりすることがあることに気づかされます。まあ、結局自分の真剣度がその程度だったということになると思うのですが。

いずれにしても、『考える人』は、いつもそういう根本的な考え方を教えてくれるというか、全く知らない分野についても知的好奇心を掻き立ててくれるとてもいい雑誌です。こういう雑誌は数少なく、貴重な存在で、今回も宇宙の面白さを垣間見るには、いい特集になっているように感じます。

ぼくも今回、地球の生活に生かされている宇宙の技術について調べたら、思わぬ発見がたくさんあって、宇宙の面白さを再確認。学部時代の友人がJAXAに勤めていてこの分野の専門家になっていて、彼に取材できたのもうれしいことでした。

特集以外も、連載陣は是枝裕和さん、池澤夏樹さん、高野秀行さん、石川直樹さんなど豪華で、いつも読み応えたっぷりです。

Posted by ykon at October 6, 2015 5:22 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

August 24, 2015

「吃音と生きる 4 新人看護師はなぜ死んだか」新潮45 9月号に

8月19日発売の『新潮45』9月号に、先月号に続き連載ルポの最新回

「吃音と生きる4 新人看護師はなぜ死んだか」

が掲載になりました。
2年前、北海道で吃音を持つ男性看護師が自死されました。その痛ましい出来事は、新聞やテレビで広く報道され、大きな話題となりました。その真相に、いま自分ができる限り迫りました。病院側はいまも口をつぐんでいますが、到底納得できません。

今回の記事には、複数の方の深い思いが詰まっていることを、取材しながら、書きながら、何度も痛感しました。その思いをどうすれば一番よい形で伝えられるのか、悩みに悩みながら、全力で書きました。

ご本人の無念さ、彼の生きてきた34年間、身近な方々の思い、吃音の問題の深さを多くの人に知ってもらいたいです。

是非、読んでいただければ幸いです。
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Posted by ykon at August 24, 2015 10:36 AM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

July 18, 2015

「吃音と生きる」第3回(『新潮45』8月号)

本日発売の『新潮45』8月号に、「吃音と生きる」第3回が掲載になりました。
(このブログもですが、この連載自体も第2回から1年がすでに経ってしまって。。
連載の第1回、第2回は、ここからpdfでダウンロードできます)

今回は就労をテーマにしています。吃音者がそれぞれ就労する上でどのような苦悩と戦っているのか、その一端を是非知っていただければと思い、書きました。今回は5人ほどの吃音者の人生を追っています。

この取材を始めてからすでに2年以上が経っています。この連載の中で、最も中心的な存在として登場してくださっている高橋さんは、2年前に初めてお会いした時には、短い会話をするのも大変なほど重度の吃音を持っている方でした。

が、2年間の訓練を経て、いまでは信じられないほどに改善され、先週、「名古屋きつおんサポート」の主催で行われたイベントに登場したときには、そのあまりの大きな変化(訓練前の映像が流され、そのあとご本人が登場)に、会場は驚きに包まれました。非吃音者以上の流暢さで10分ほど話しつづけたのです。

高橋さんは一度、ビルから飛び降りた経験もあり、本当に死の淵まで行ったことのある方です。その方が変化を遂げていく様子をここ2年間追い続けながら、自分も吃音に対する考え方が少しずつ変わっていくのを感じています。

その一方で、吃音と向き合いながら自らの道を切り開こうとあがきつづけても、叶わず、自ら命を絶たれる方もいらっしゃいました。

吃音というのは、本当に人の人生を深く左右するものであることを、そうした人々、そして自分自身の人生を思っても、とても強く感じます。

その苦悩を、少しでも多くの人に知ってもらえたらと思っています。

今回の原稿の続きは、次号9月号に掲載になる予定です。今号で書いた生き続けることが叶わなかった一人の男性に焦点を当てます。彼がなぜ亡くならなければならなかったのか。そのことを自分なりに理解するために先月北海道に行きました。納得などいきようがないし、あまりにも辛い出来事であるという思いだけが募りました。ただ、取材を続ける中で、彼の声がふと聞こえてくる瞬間がありました。その声を、なんとか文章として形にできればと思っています。いま、毎日悩みに悩みながら、書いては消して、書いては消してを繰り返しています。

是非、読んでいただければ嬉しいです。

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Posted by ykon at July 18, 2015 11:04 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

April 24, 2015

「住ムフムラボ」の連載コラム更新<Kyoto, Japan>

積水ハウス「住ムフムラボ」の連載コラム「劇的進行中~"夫婦の家"から"家族の家"へ」が更新されました。

<第9回 桜がおしえてくれること。>

自分の記憶と子どもの記憶、そして、時々感じる父親の寂しさをテーマに、桜に絡めて書きました。

Posted by ykon at April 24, 2015 5:15 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

April 5, 2015

吃音講演会、考える人など

すでに4月。。あまりに速くて毎日ひっくり返りそうになりながら過ごしています。
いくつかお知らせです。

○4月12日(日)に、横浜の開港記念会館にて、吃音をテーマに講演させていただくことになりました(NPO法人よこはま言友会主催)。
タイトルは

「原点は吃音―私がライターを目指した理由、そしていま」

です。自分のこれまでの吃音歴から、旅をしながらライターをしようと思った理由、旅中に吃音が急に軽減していった過程、そして、いま吃音について取材している内容の紹介などについてお話する予定です。吃音当事者として、少しでも、この問題をいろんな方に知っていただければと思っています。

朝9時30分~、事前予約不要、1000円とのことです。
どうぞよろしくお願い致します。
http://www.yokohama-genyukai.jp/

○4月4日に発売した季刊誌『考える人』(2015年春号、新潮社)にエッセイを寄稿しています。カウチサーフィンについて書きました。この号の数学特集、必見です!

○みんなのミシマガジン『遊牧夫婦こぼれ話。』が更新されました。

第11回 もしもの人生

もし、○○をして生きていたら、どんな人生になっていただろうか。
そう思うことが最近ときどきあり、そんな自分の気持ちと正面から向き合って書きました。


以上、宣伝ばかりですが、
どうぞよろしくお願い致します。


Posted by ykon at April 5, 2015 10:33 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

February 1, 2015

娘との蜜月時代?<Kyoto, Japan>

積水ハウスのウェブサイト「住ムフムラボ」の連載コラム
「劇的進行中~"夫婦の家"から"家族の家"へ」
が先日更新されました。

第8回 「いつか、冬が来たら思い出す。」

読み直したら、人に読んでももらうのもなんだか恥ずかしいような話ですが、61年ぶりの大雪となった正月の京都の風景の中、娘と二人で歩きながら感じたことを書きました。「蜜月時代」というのはぼくの勘違いかもしれませんが。。

Posted by ykon at February 1, 2015 9:26 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

January 7, 2015

1月11日(日)、京都市で「吃音講座」

1月11日(日)、京都市聴覚言語障害センターの「吃音講座」(主催:京都言友会)にて、お話をさせていただきます。タイトルは

「原点は吃音―私がライターを目指した理由、そしていま」

です。自分のこれまでの吃音歴から、旅をしながらライターをしようと思った理由、旅中に吃音が急に軽減していった過程、そして、いま吃音について取材している内容などについて、お話させていただこうと思っています。吃音のある方にもない方にも、広くご参加いただければ嬉しいです。無料、参加予約不要です。

詳細は、下記をご覧ください。
http://www.geocities.jp/kyouto_genyuukai/kituonkouza3.htm

Posted by ykon at January 7, 2015 11:21 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

January 3, 2015

2015年の幕開けに<Kyoto, Japan>

新しい一年が始まりました。

最近、この時期が来るたびに思う気持ちを、ミシマガジンの連載「遊牧夫婦こぼれ話。」に書き起こしました。

「第8回 新年は巡る」(2015年1月3日更新)

今日も、明日も、明後日も、1日1日が記憶に残る、そんな一年にしたいです。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

近藤雄生

Posted by ykon at January 3, 2015 10:48 PM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

December 29, 2014

『考える人』に家族についてのエッセイを<Kyoto, Japan>

12月25日発売の『考える人』(新潮社、2015年冬号)は、京大総長になられた山極寿一先生のロングインタビューを軸とした家族特集です。
いろいろな書き手の方が家族をテーマに書いていますが、その中で、自分もエッセイを寄稿させていただきました。

「遊牧夫婦が世界で出会った家族の物語」

というタイトルで、旅の中で出会った印象的な家族の物語を綴っています。
機会がありましたら読んでいただければ幸いです。

今年も大変お世話になりました。
どうぞみなさま、よいお年を!

http://www.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/

Posted by ykon at December 29, 2014 11:56 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

November 7, 2014

書籍に入れられなかった大切な出会いについて書きました。<Kyoto, Japan>

「遊牧夫婦こぼれ話。」第6回『いつかまたラマレラで』が掲載になりました。

書籍に入れたいと思っていながら入れることができず心残りだった大切な出会いについて書きました。

写真家・郷司正巳さん。とてもとても、素敵な方でした。

是非、読んでいただければうれしいです。

http://www.mishimaga.com/yubokuhu-kobore/008.html

Posted by ykon at November 7, 2014 3:35 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

November 3, 2014

もし見つけたら・・・<Kyoto, JAPAN>

共同通信配信記事として、『本と私』という欄にエッセイを書きました。

今日から2ヶ月ほどにわたって、各紙(たぶん地方紙のみ)で、ポツポツと掲載されていく予定です。ただ、どこに載るかわからないので、もし見かけた方がいらっしゃったらご連絡いただけたりすると大変うれしいです!
自分の写真が載っている場合、おそらく吉田亮人さんに撮影してもらった写真になっているかと思います。

ちなみに吉田さんとの連載仕事、関西空港のフリーペーパー「KIX ITM MAGAZINE」は、10月より最新号のドイツ編が出ています。関西空港、伊丹空港、羽田空港、または空港リムジンバスなどで配布中です。

ウェブ版は以下で見ることができます。
12月からはタイ編、2月からはアメリカ編となる予定です。
http://www.kansai-airport.or.jp/kixitmmaga/


Posted by ykon at November 3, 2014 9:38 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

October 1, 2014

メーガン・ワシントン: なぜ人前で話す恐怖の中で生き続けるのか(TED Talk)

吃音を抱えるオーストラリアの歌手メーガン・ワシントンがTEDで話し歌う姿に強く心を打たれました。

吃音があったから歌手になった。
歌を歌う時だけ唯一、思うように話すことができるのだから。

人前で話すことの恐怖感を全身で表した彼女のスピーチは、吃音の本質をとてもよく表しています。見てすごくぐっときたのは、自分の経験してきた苦悩とかなりはっきり重なるからかもしれません。もしかすると、一見、そんなに大したことではないように見えるかもしれませんが、実際には自ら命を絶つところまで進んでしまう人も少なくないほど、多くの苦悩を吃音者は抱えています。
是非多くの人に、このスピーチを見てもらえればと思いました。

メーガン・ワシントン: なぜ人前で話す恐怖の中で生き続けるのか (日本語字幕あり)

Posted by ykon at October 1, 2014 9:22 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

September 8, 2014

カウチサーフィンでの来客<Kyoto, Japan>

この週末、初めて、カウチサーフィンのお客さんに泊まってもらいました。
カウチサーフィンとは、旅行者同士、お互いに無料で自分の家に泊めあおうという壮大なSNSです。ぼくらも長旅の間、ヨーロッパではこれを利用して人の家に泊めてもらっていました。
https://www.couchsurfing.org

泊まってもらったのはフランス人で、お姉さんが京都でインターンをしていて、お姉さんに会いに来たという26歳の女性。医学部をちょうど卒業したところで、11月からだったか、働きだすためにその前の大旅行中。

昨日、家の最寄駅であった時から、とっても感じのいい人で、あとからそのお姉さんも家に来て、みんなでディナーとなりました。

お姉さんは、芸術系の学校で、なんと掛け軸の修復を専門に勉強しているとのことで、京都には掛け軸の修復を実際に行うために、インターンで2カ月ほど滞在中。表具師さんのもとに毎日通って仕事をしているとのことでした。

ぼくも、妙心寺の襖絵プロジェクトの取材で表具師さんの世界はそれなりに取材してイメージはあったので、彼女たちに襖絵プロジェクトの話をして、芸術新潮に書いた記事などを見せてたところ、雑誌に写真が出ていた表具師さんでぼくがお世話になっている方を見て、「あ、この人知ってる!」。今日の展覧会のまとめ役(?)をやっていたのはこの人だよ、とかって話になりびっくり。
他にも、奈良の墨作りの様子を見学したいということで、ぼくが紹介できそうな人に、これから連絡を取ってみるつもりです。

偶然泊まりに来たフランス人からこんな縁ができようとは、なんとも不思議でうれしくなります。

泊まっている妹さんの方とは、上の娘も仲良くなり、今朝は、二人で折り紙をやっていました。言葉が通じないながらも娘は全然気にしてないようで、楽しそうにあれこれ言いながらゾウを折ってる姿がなんだかとてもうれしいでした。
2泊だけですが、娘は「100泊してって」と(笑)。

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初めてのカウチサーフィンのゲストがとってもいい人で本当にありがたいです。
昨日知り合ったばかりなのが不思議なほど。

カウチサーフィン、ずっと泊まる側だったけれど、今回初めて人を泊めてみて、これはすごくいいなあと改めて感激。

Posted by ykon at September 8, 2014 10:55 AM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

July 4, 2014

上海詐欺事件の詳細についてミシマガジンで

先日このブログにも書いた、上海で遭ってしまった詐欺話について、ミシマガジン連載『遊牧夫婦こぼれ話。』の第2回に詳しく書きました。長くなったため、変則的ですが、今日から3日間連続での掲載となります。怒りと屈辱感と反省を詰め込んだ渾身の執筆です!

是非読んでいただければうれしいです。

http://www.mishimaga.com/yubokuhu-kobore/002.html

Posted by ykon at July 4, 2014 11:30 AM | パーマリンク | コメント (1) | トラックバック (0)

June 27, 2014

吃音ルポの続編が『新潮45』7月号に掲載されました

ちょっとお知らせが遅れましたが、
今月18日に発売した『新潮45』7月号に、吃音ルポの続きが掲載になっています。

「吃音と生きる2 「治す」ために何ができるか」

http://www.shinchosha.co.jp/shincho45/newest/

吃音治療にすべてを賭ける言語聴覚士と、重度吃音者の話です。

自分にとっては、高校時代から30歳になるころまで十数年間抱えつづけてきた自らの最大の悩みに向き合うことであり、同時に、日本で100万人以上が悩んでいると思われるこの問題について正面から扱ったルポです。

吃音を抱える人たちの苦悩を少しでも広く知ってもらうために、前回(2月号、pdfで読めます)に続いて、こちらも是非多くの方に読んでいただきたく思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

Posted by ykon at June 27, 2014 10:20 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

May 23, 2014

海外紀行文&「だいち2号」明日打ち上げ!

ソウルの紀行文の続きをアップすると書きながら、有言不実行のままで来てしまいました。。
そうこうしているうちに、紀行文が掲載された雑誌も印刷中で、近々ウェブでも見られるようになるので、そうしたらまたお知らせします。

ちなみに、この連載は関西空港の運営会社が発行する
KIX-ITM MAGAZINE
というフリーペーパーのものです。
(KIX:関西空港 ITM:伊丹空港)
両空港内や、空港行のリムジンバス、南海電鉄の駅などで入手できるようです。

ウェブでもほぼ同じものが見られるはずですので、是非みていただければうれしいです。

この連載の2回目の舞台は上海に決まりました。来月上旬には1週間ほど、懐かしの上海に行ってきます。

それから、全然話はかわりますが、
JAXAの陸域観測技術衛星「だいち2号」の打ち上げが明日に迫りました。

もともと自分は専攻が航空宇宙工学だったこともあり、最近はJAXAさんがらみの仕事をいただくことも多くあります。この人工衛星については、記者会見用パンフレットなどを自分が書かせていただきました。大学の同期の友人も複数関わっていたり、また現物を見る機会にも恵まれ、今回、作り手の人たち、研究者の方たちにインタビューして、そして人工衛星の機能や役割もかなり詳細に勉強して知ることができたため、かなり今回のうち上げは身近に感じています。はじめてのことです。

宇宙は、自分が学生時代に憧れていた世界でした。宇宙飛行士になりたいと本気で思っていました。いまなお、宇宙への興味は強く、こうした形で関われたことはとてもうれしいことでした。自分の原点に戻った気もしています。明日、少し緊張しながら、テレビで打ち上げを見守りたいと思いつつ、明日は大学で集中講義があり、観られるか微妙な時間帯。。

昼12時ごろに打ち上げ予定らしいです!

成功祈願!!

「だいち2号」特設サイト
http://fanfun.jaxa.jp/countdown/daichi2/

Posted by ykon at May 23, 2014 11:47 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

March 11, 2014

2011年5月のこと<Kyoto, Japan>

震災から今日で3年になり、いろんなことを思い出してます。

そんな中でふと、2011年5月に当てもなく東北に向かったとき、新幹線で思いつくままに書いた文章があったのを思い出して再読。なんとなくあのときの揺れ動く気持ちを表してるものだなと感じ、今日を機会に、ここに載せてみようと思いました。個人的で、よくわからない部分もあるかと思いますが、そのまま載せます。

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8時22分発ののぞみに乗る。
席の埋まりぐらいは2割ぐらいか。連休とは思えない隙ぶり。
普段新幹線に乗るときでも、こんなにすいてることはなかったかも。
5席分使っても、全然問題ない。

新井敏記のSWITCH STORIESを読む。寿司おにぎりを食べながら。
ヴィムヴェンダース、井上陽水、吉田美和。彼らのインタビューの中に
自分の本の中にも取り込むべき要素がある気がする。自分はどう創作するのか、
文を書くのか。そんなことをこの本を読みながら考える。
名古屋に着くころに、もっちゃんから電話。そよが聞いてる。

自分にとっては今回の東北行きは、旅時代を思い出す行動。
取材っていう気持ちはなく、自分自身個人として、何かを感じなければいけない、
実感したいっていう衝動のような気持ち。みとかなければならない、っていう焦りみたいなものもある。できることを何かしたいっていう気持ちもある。楽しくやってることへの罪悪感、といってはいいすぎだけれど、わずかながらの後ろめたさのようなものもある。

現場を知らないからそんな気持ちが募るばかりなんだろうと思う。いま東北に行っても、現場を知ったことになるかはわからないけれど、少なくとも、今回の出来事について考えられることは、大きく広がることは間違いない。それは自分が旅をして、人と話して、っていうことを繰り返す中で実感してきたこと。自分が動き出すことで、何かが動き出すんだって。
......
新井敏記が、吉田美和と北海道の森の中を歩きながら風景を想像する。吉田美和の詞って、北海道の豊かな自然の、そして彼女にとってはすごく身近な風景の中からできてたんだ、ってことを初めて知る。言葉が天から降ってくる、と彼女は言う。すごいな、って思う。

涼しく、静かな森の様子を頭で思い描きながら、でも新幹線の外を見ると、目の前にもまた日本の、静かで美しい風景があることを知る。三島、小田原を過ぎたところでいま書いている。ずっと雲がかかっているけれど、いまちょっとだけそとが明るくなっている。厚く重みのある雲の間からふと太陽が顔を出している。きっと。

すれ違う人のそれぞれに、自分自身と同じだけの人生があることを最近よく不思議に思う。当たり前のことだけれど、でもやはり不思議な気がする。窓の外に立つずらりと並ぶ家、家、家。そのそれぞれの中に、家族がいて、物語がある。それを考えると、なんかふと気が遠くなりそうなときがある。

津波の中に飲み込まれていった車や家の中にもまたもちろん、命があり、物語があった。自分が35年余りでつむぎ上げてきた物語は、堅牢ではないけれど、でもそれなりの量があり、厚みもある。それはみな同じこと。それが一瞬にして奪われるのを見て、水の中に消えていくのを見て、いったい、こうして積み上げてきた物語っていったいなんなんだろう、って思った。
まもなく新横浜。
......
東京駅で買った新聞(東京新聞)を読み終えた。宇都宮を少し前に過ぎたので、いまは栃木か、それとも福島辺りだろうか。

11:08東京発のやまびこ259号。東京駅の雰囲気は、東海道新幹線を降りて東北新幹線の方にいくと、かなり雰囲気が違うように感じた。どこか中国の列車の駅のような印象。ちょっと暗くて、人々があわただしい感じ。ホームへの階段には、がんばろう!日本のポスター。がんばれ、がんばろう、という言葉への賛否は、二十年以上前、確か、俊子おばさんを見舞ったお母さんから聞いたのが最初だったように思うけれど、あれからそういう議論を聞くことは何度もありながらも、最終的には「がんばろう」という言葉がつかわれることが多い気がする。不思議なもんだと思う。
窓から見える東側の風景は、とても平和な日本の田舎。東京を出て以降は空が明るくなった。新幹線は満席ではなさそうだけれど、概ね席が埋まってる。京都から東京とは全然違う。のぼり、くだりの問題かもしれないけれど。

郡山を過ぎた。いま12時48分。一見、何も変わらないように見える風景が続く。緑色で、茶色で、木があって、畑があって、山があって、家があって。福島に間もなく着く。桜が咲いている。車が走ってる。

ニュースを見ていると、フクシマっていうと、すでに遠い別世界のように感じるときもある。でも、これだけある家の中で無数の人が暮らしている。それぞれに物語があり、人生がある。しかしたしかに、不思議なぐらい外に人の姿がない。

福島駅。連休中の駅前の繁華街らしきところに人の姿がひとりも見えない。外も気持ち良さそうな日なのに、河川敷のグラウンドにも人は誰もいなかった。いま、駅に止まっている。半分ぐらいの人がマスクをしている。花粉症なのかもしれない。いや、やはり放射能なのかな、って思う。
でもやはりこうして沢山の人が生活しているっていうことを見るだけでも、ニュースで見るだけとは違うことを感じられる。

フクシマと聞いて、危険と思う気持ち。それは自分がチェルノブイリって聞いたときに受ける印象ときっと同じ。旅をしてて思ったのは、危険危険といわれている場所でも、実際に行ってみると、メディアで聞いてたほど危険なことっていうのはじつはそれほど多くはないってこと。実際には、人が生活して、普通の日常がある。行ったら死ぬような場所って、本当はほとんどないんじゃないかと思う。戦場だって、レベルは違うにしても、どこもかしこも銃弾が飛び交っているわけではない。テロが連発するパキスタンから国境を越えてイランに来た旅人が言った。テロが多いっていっても、実際にテロの現場は探しても居合わせられるようなものではない。まちのほとんどは普通に日常が続いてるんだって。バンバリーであったイスラエル人もおなじことを言っていた。イスラエルはどこも危険なんていうのは全くのうそ。中国の「反日デモ」のときも、同じことを感じた。

 メディアを通じて出来事を見るのと、自分が行くのとではそれだけ印象に違いがある。だから、実際に行ってみることがとても大切。

ある場所についての出来事をニュースで見たとき、その場所について、メディアを通していない自分自身の体験を持っているかどうかで、そのニュースにどこまで興味を持てるかが大きく変わると思う。他国のニュースを見たとき、「ああ、あいつはどうしてるかな」って具体的に思い浮かべられる顔があるかどうか。その違いはとても大きい。
 だからいま自分も、東北に向かってるんだっていう気がする。これだけの出来事に対して、具体的に思い浮かべられる顔や名前を持ちたいから。固有名詞で出来事を感じたいから。

同時に、新井氏のCoccoインタビューを読む。沖縄でのインタビュー。インタビューされる人にとって、その人の原風景の中で語ってもらうってことはきっと大事なんだなって実感。吉田美和のときもそう。二人とも、東京でインタビューを受けてたら、応える内容も随分違ってたのかもなって思う。その人が生まれ育って場所が、いかにその人にとって重要なのか。だから、今回の震災でも、そう簡単にその土地を離れることはできないんだろうなって。自分はその辺フットワーク軽いと思ってるけれど、でもやはり旅は旅。帰る場所があるからこそ、安心して旅を出来るんだって思う。タシとディキが感じていたのときっと同じこと。帰る場所がなくなくてどこかに移住しなければならないというのとは全く違う。東北の人たちにとってもきっと、そう。
あと10分ほどで仙台に着くところ。
---------------------------
(2011年5月某日 記)

Posted by ykon at March 11, 2014 11:33 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

January 12, 2014

『新潮45』と『極上の京都』<Kyoto, Japan>

あけましておめでとうございます。

早くも1月も半ばとなり、今年もまた一瞬で過ぎ去っていく予感がしていますが、なんとかその意識を保ちながら、毎日を無駄にせず過ごしていきたいと思ってます。

さて、いきなりですが告知を2つほど。

1月17日発売の『新潮45』2月号に、吃音に関するルポが掲載になります。

吃音は、自分自身が10年以上にわたって長年悩んできたことであり、就職せずに旅に出る大きなきっかけでもありました(拙著『中国でお尻を手術。』のテーマのひとつです)。自分の原点ともいえるテーマで前々から書きたいと思っていたのですが、ようやく、ひとつ形になりました。

今回はまず、吃音というものがどれだけ人生を左右するほどの問題となりうるかを広く知ってもらうべく、2人の吃音者に焦点を絞って書きました。重度の吃音に苦しむ人々の苦悩の大きさを是非多くの人に知っていただきたいです。

今回のルポを導入として、これからさらに取材を続けて行くつもりですが、今後は、吃音者を食い物にしてビジネスをする人たちの実態に迫りたいと思ってます。

原因も治療法もわかってなく、問題の大きさも理解されにくいがゆえに、吃音は大きな足かせとなって人々の前に立ちはだかります。吃音者は日本だけでもざっと100万人以上はいると推定され、誰にとっても身近な問題だと考えられます。また、吃音の問題は、吃音以外の様々な障害や問題にも通じることだと思います。是非読んでいただけたらうれしいです。

1月19日(日)夜10時~10時半 KBS京都テレビ『極上の京都』に、案内人として出演します。

京都在住のいろんな分野の人が、京都の自分の好きな場所を案内・紹介する番組です。
昨日。4,5箇所ほどの場所を回ってロケを済ませました。インタビュー時、表情が硬かったかな、、と懸念してますが、どんな仕上がりになるのか楽しみです。

BS12 TwellV(トゥエルビ)でも、2ヶ月ほど遅れてやっており、こちらは全国で見ることができます。また、各地の地方局でも結構やっている番組のようなので、もし機会があればご覧いただければうれしいです。
http://www.twellv.co.jp/program/documentary/gokujou-kyoto.html

と、いきなりの告知を恐縮ですが、
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

Posted by ykon at January 12, 2014 7:27 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

December 5, 2013

『旅をする木』<Kyoto, Japan>

毎年、講義で紹介している『旅をする木』(星野道夫)を、今日の講義のためにみまた読み返してます。その中で、彼が16歳のとき(1960年代)単身でアメリカを旅した「十六歳のとき」というエッセイを紹介したいなと思いつつ、他のエッセイも読み直していたら改めてどれも本当に素晴らしい。優しく、情熱的。

彼は、アラスカを全身で愛し、その地で暮らし、そして大自然の中で死んでいった人。

16歳のとき、まだ外国が本当に遠かった時代に、単身でアメリカを旅し、
19歳のとき、アラスカの僻地の村の一枚の写真を見て、場所も住所も知らないその村の村長に手紙を出し、実際に村を訪れた。

その後、アラスカ大学を受験したときは、英語の点数が足りなくて落ちたものの、学長に直談判にいき、アラスカへの情熱を伝え、「英語の点数が足りないために一年を無駄にする時間はないんです」と言って、特別に入れてもらった。

文章からとても優しいだろう人柄が伝わってくるものの、自分がやりたいことにとことん素直に生き、そのためにはあらゆる行動をとっていくという情熱的な生き方もまた、この本から余すところなく伝わってくる。

星野道夫がこの本で伝えたい大きなメッセージの一つは、「人生は有限だ。だからとことん好きなことをして生きていこう」ということだと思います。そして彼はそれを全人生で体現した人。

読みながらいま本当にまた旅がしたくなってきて、今すぐ出発しないといけない気持ちになってしまってます。

その気持ちだけはいつも大切に持ち続けたい。
そして、そんな気持ちを学生たちと共有したいです。

本当に名著。
『旅をする木』
http://www.amazon.co.jp/dp/4167515024

Posted by ykon at December 5, 2013 10:42 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

December 3, 2013

Drive&Loveの連載が最終回に<Kyoto, Japan>

安全運転ウェブサイトDRIVE & LOVE
連載エッセイがいよいよ最終回となりました。

『遊牧運転もラクじゃない』
http://drive-love.jp/chaya/201312/essay/index.html

今回は、家族での亀岡温泉旅行での顛末。
カーナビがあっても高速に乗れない、降りれない
自分の運転のしょぼさを改めて実感。
現実よりデジタルの画面を信じてしまってはまずいです。

連載12回、気づけば2年間続けました。
日常的なことの中から読ませる文章を組み立てるエッセイという
ジャンルの難しさを痛感する日々でした。
夫婦ネタが多く、『遊牧夫婦』ドライブ編的な要素も。

よかったら、ご笑覧ください~。

Posted by ykon at December 3, 2013 10:29 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

November 12, 2013

11月17日に京都・大垣書店、11月20日に新宿・紀伊国屋書店

11月17日15時~、京都ヨドバシ内の大垣書店さんにて、

「とにかく旅に出てみよう!―近藤雄生さんに聞く、旅のはじめかた」

というトークイベントをやらせていただくことになりました。

いつもとは違い、旅の仕方のあれこれについて、みなさんの質問に答えたりする形で、話せればと思っています。旅好きな人はもちろん、旅に興味あるんだけれど、なかなか一歩が踏み出せない。。という方など、お気軽にご参加いただければうれしいです!

最近自分はあまり旅をしていないので、何もえらそうに語れる立場ではありませんが、いろいろと意見交換とかできる場になればと思っています。

参加無料ですので、ご興味ある方は是非ふらりと覗いてみてください!
詳しくは以下をご覧ください。
http://www.mishimasha.com/jimichi/blog/index.php?e=304

また、11月20日には東京の紀伊国屋新宿南店さんでも、以下のようなイベントをやらせていただきます。

super wakuwaku live talk@ふらっとすぽっと
2013年11月20日(水)19:00~
『終わりなき旅の終わり さらば遊牧夫婦』(ミシマ社)
近藤雄生さんライブトーク!!

http://www.kinokuniya.co.jp/contents/pc/store/Shinjuku-South-Store/20131022160000.html

こちらも、まさにふらっと気軽に覗ける感じなので、
当日お近くにいらっしゃる方、ぜひふらっと!

Posted by ykon at November 12, 2013 5:06 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

October 27, 2013

大阪インターナショナルスクールで

先日、大阪インターナショナルスクールにて中高の生徒さんたちを前に講演をさせていただきました。生徒さんたちは、いろんなバックグラウンドを持つ子たちで、授業はすべて英語という学校です。初めていったので、おお、こんな学校があったのかと、すごい新鮮でした。

自分にとって初めての英語での講演だったので、引き受けてはみたものの、直前になって結構あせり緊張もしましたが、やってみたら案外落ち着いてできました。生徒さんがみな真剣に聞いてくれ、ところどころで笑ってくれたりして、反応がよく見えたのでありがたいでした。

自分も幼少期に海外での生活が少しあったこと、理系で本が大嫌いだったのにどうしてライターになったのか、なぜ旅に出ようと思ったか、旅がどう進んだか、旅へと自分を向かわせたコンプレックスについて、といった具合に話をしていきました。

そして、最後のメッセージ、以下は拙著『旅に出よう』のあとがきの一節ですが、

「『これからやってくる厳しい世の中を生き抜くために、将来苦しい生活に陥らないように、がんばって勉強する』のではなく、『楽しいことがたくさん待っている自分の未来に向けて、より楽しく自分の生きたいように生きるために、いまやるべきことをがんばってやっていく』という方が、きっとやる気も満ちてくるのではないかなと思います」

といったことを言いたかったのですが、この部分が、時間が押すなか焦って適切な言葉が浮かんでこず、すごいシンプルな言葉になってしまってちゃんと伝わらなかったのではないか、というのが懸念されます・・・。

いずれにしても、生徒のみなさんにとって自分のなんらかの言葉がこれからも心に引っかかり続けてくれたらうれしいなと思いました。

また、この講演の他に、日本語の授業で話をさせてもらったり、お母さん方とお話したりと、いろいろ考えさせてもらえた一日でした。

IMG_142.jpg
(林秀代さん撮影)

Posted by ykon at October 27, 2013 12:04 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

October 14, 2013

10月27日、バッキー井上さんに京都を聞きます<Kyoto, Japan>

先日10日、MBSアナウンサー西靖さんとのスタンダードブックストアでのトークイベントは、とても盛況になりました。さすがの西さん人気では、会場には100人以上が集まってくださりました。
話のプロである西さんがお相手ということで、自分も落ち着いて話すことができ、また、みなさん反応も温かくて、自分としてもとても楽しい2時間になりました。

西さんと自分とで、旅のスタイルが大きく異なるものの、そこから見えてきたことの中に自分でもいろいろな気づきがありました。後日、その内容について、ミシマ社のミシマガジンにアップされる予定ですので、よかったらご覧いただければうれしいです。

ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました!

さて、また別の宣伝で恐縮ですが、今度は10月27日に、京都・四条河原町のマルイ内にある
FUTABA+京都マルイ店さんで、トークイベントをやらせていただきます。
今度は、京都では知られる錦の漬け物屋店主かつ酒場ライターという異色の人物、バッキー井上さんと自分とでのイベントです。
バッキー井上さんの新刊『人生、行きがかりじょう』(ミシマ社)の刊行記念に、自分も便乗させてもらうような形です。

バッキーさんの面白さ、半端ないです。本も、トークも、抱腹絶倒の人物です。彼にぼくが京都での暮らし方を訊くというテーマですが、どんな話になるのか、自分でもまったくわからずで、とても楽しみです。

詳細は以下をご覧ください。
http://www.mishimasha.com/jimichi/blog/index.php?e=299

ご興味のある方、いらしていただければうれしいです!

Posted by ykon at October 14, 2013 10:59 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

October 5, 2013

10月10日、スタンダードブックストア@心斎橋!

●10月10日(木)19時半~、
大阪・心斎橋 「スタンダードブックストア」さんにて、
MBSのアナウンサー西靖さんとイベントをやらせていただきます。

西靖×近藤雄生 「僕たちが旅で見た、ここだけの話」 
http://www.standardbookstore.com/archives/66122203.html

西さんは関西ではアイドルのような人気ぶり。
早々にたくさんご予約をいただいているようです。
これまでぼくのイベントにほとんど来たことのないモトコも(あてられたりして話さないといけない展開になるのが絶対にいやだとのこと)、西さんが来るならなんとか行きたいなあ~と言っていたほど(しかし、平日の夜ということもあり、残念ながら難しそうですが)。
その人気にがっつり便乗させていただきつつ、是非楽しいイベントにしたいと思っています。
ご興味ある方、よかったら是非ご参加いただければうれしいです。

よろしくお願いいたします!

また、遅くなりましたが、9月25日発売のクロワッサンに、長いインタビューが載っています。
もし機会があれば。。すでに次号が発売してしまいそうですが。。

Posted by ykon at October 5, 2013 10:59 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

September 17, 2013

旭山動物園はなぜすごいのか

9月11日から16日まで、家族で北海道に行っていました。

一番の目的は開院50周年を迎える北見市の「みやけ医院」の講演会に登壇させていただくこと。みやけ医院は、親戚の三宅毅先生が院長を勤める病院です。三宅先生は、胃腸内科・肛門外科・外科の専門医で、実は自分が雲南省・昆明で内視鏡検査をしたときに、どうするべきかを相談した先生です(『中国でお尻を手術。』の冒頭部分にそのくだりがあります)。そして、昆明でのポリープ切除のあと、三宅先生にも内視鏡検査をしていただきました。そういうつながりもあり、今回、その記念の講演会のスピーカーの一人として呼んでいただき、『北見と中国でお尻を手術。』というタイトルでお話をさせていただくことになりました。

で、せっかくの機会なので、ということで、家族で北海道旅行をすることにして、旭川イン、女満別(北見の最寄空港)アウトということにして、4人で5泊で行ってきました。

旭川では、近くの東川町で宿泊して、かの有名な旭山動物園へ。

何がそんなに違うのだろうかと思っていったところ、設備が新しいわけではなく、むしろ古めかしいぐらいで、しかも特別変わった動物がいるわけでもないし、行きやすいわけでもない。しかし、何がすごいかって、動物の魅力、動物の抱えている問題、動物園が内包するジレンマといったことを、お客さんに伝えようとする強い意志をひしひしと感じることです。

手作り感あふれる手描きの看板には、あ、それ知りたかった!と思っていることがちょうどいい具合に書いてあります。

餌付けの様子などを小さな子どもがちゃんと見られるように、子ども用の場所が前方に確保されていて、スタッフがしっかりと子供たちを前へと誘導してくれます。餌付けを見るために待っている客たちへの、スタッフのちょっとした言葉による心遣いもかんじられました。

なんというか、動物への愛情、お客さんへの思いが溢れる動物園でした。ああ、場所も、施設も、メインの動物も、決して恵まれているわけではないのに、情熱をもって工夫と努力をすればこれだけ魅力的な場が作れるんだということを実感しました。

これは、あらゆる業界に通じることだと思います。

カフェでも、書店でも、出版社でも、服屋でも、いいなと思うところはいつも同じ要素を持っている気がします。自分たちが提供する商品やサービスへの愛情とこだわりを持っていること、そしてしっかりとお客さんの方を向いていること。

いろんな意味で学びの多い動物園でした。

と、動物園のことだけで長くなってしまったのでひとまずここで。


Posted by ykon at September 17, 2013 12:41 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

September 3, 2013

9月19日(木)、東京でイベントやります!

遊牧夫婦最終巻

『終わりなき旅の終わり さらば、遊牧夫婦』

の発売を記念して、9月19日(木)19時半~、東京・西荻窪の「旅の本屋のまど」さんにて、
トークイベントをやらせていただく予定です。

タイトル
「旅の終わり方を求めて  『遊牧夫婦』シリーズ完結!」

遊牧夫婦シリーズが出るたびやらせていただいて、今回が3度目となりますが、
できるだけネタがかぶらないように考えつつ、今回も臨みたいと思います。

本を作る過程で考えていたこと、本に盛り込めなかった妻の視点など、
いろいろとお話しできればと思っています。

ご興味のある方、ぜひいらしていただければうれしいです。

お申込みや詳細は、以下、のまどさんのサイトよりご覧ください。

どうぞよろしくお願いいたします!

http://www.nomad-books.co.jp/event/event.htm


Posted by ykon at September 3, 2013 4:38 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

August 30, 2013

KBS京都ラジオ「妹尾和夫のパラダイス京都」<Kyoto, Japan>

30日、KBS京都ラジオ「妹尾和夫のパラダイス京都」に出演させていただきます。登場は午前11時ごろ~、になるかと思います。新刊『終わりなき旅の終わり』についてのお話などをさせていただく予定です。京都近郊の方、聞いていただけるとうれしいです!
http://www.kbs-kyoto.co.jp/radio/para/

ネットだと、ラジコで聴けます!
http://radiko.jp/
これも京都近郊の方だけとなりますが。。

Posted by ykon at August 30, 2013 12:55 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

August 27, 2013

今日、発売になりました!<Kyoto, Japan>

今日、拙著

『終わりなき旅の終わり さらば、遊牧夫婦』

が発売となりました。
なんだかとても落ち着かない気持ちです。

3年前、初めての本を書いたとき、書き終わってしまったら達成感のみで気楽に過ごせるかと思っていたら、予想しないほど、売れ行きだとか評価が気になってしまい、本を書いていたとき以上のストレスを自分が感じていることに驚いたことを覚えています。おれ、ちいせえなあ、、と実感しつつ、情けないことに何キロか痩せました(笑)。

4冊目となり、少しはそういうことにも慣れ、前ほど、一喜一憂しなくなったつもりですが、それでもやっぱり気持ちは落ち着きません。今回は特に、この本がちゃんと売れてくれないといろんな意味で困ってしまう、という気持ち(&現実的要請)が今まで以上に強く、なんとか広く読んでもらえるようにと、なりふり構わずあがいています。

誰しもに楽しんでもらえるものではないかもしれません。
でも、自分がいま持つすべての力を注ぎ込んだことは確信しています。
そういった意味で達成感はあるし、だから後悔もありません。
この本がみなさんにとっての「何か」になりうることを、心より願っています。

どうぞよろしくお願いします!

http://www.mishimasha.com/books/

帯の内容:
----------------------
5年旅して「夫婦」になった。

異色の紀行ノンフィクション・『遊牧夫婦』シリーズ最終巻。

結婚直後、夫婦で5年間の旅に出た『遊牧夫婦』。
本書では、旅の最後の一年間、中国を出発してユーラシア大陸を横断、そしてアフリカへいたるまでの日々をお届けします。
「一生旅をつづけたい」――出発時の思いは、ユーラシア大陸を駆け抜けるなかで、いかなる変化を遂げたか?
旅する理由、働く覚悟、新たな夫婦の形...。2人が最後に見つけたものは?

編集部註:本書から始めて、その後、1、2巻を読んでも十分楽しめます!

本書の旅のルート
北朝鮮、中国、モンゴル、ロシア、チベット、キルギス、ウズベキスタン、トルクメニスタン、イラン、アルメニア、グルジア、トルコ、ギリシャ、イタリア、スイス、オランダ、スペイン、モロッコ、南アフリカ、ボツワナ、ザンビア、マラウィ。
-----------------------

Posted by ykon at August 27, 2013 11:25 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

August 15, 2013

『終わりなき旅の終わり』のカバーができました!<Kyoto, Japan>

遊牧夫婦最終巻、
『終わりなき旅の終わり さらば、遊牧夫婦』
の表紙は以下のようになりました!

終わりなき旅の終わり
(アマゾンの画像をリンクさせてもらっています)

今回も、『遊牧夫婦』『中国でお尻を手術。』と同様に、寄藤文平さん率いる「文平銀座」さんにデザインしていただきました。いつもながらのワクワクする表紙。手を振ってる自分たちの絵を見て、ああ、本当に最後なんだなあと感慨深くなりましたが、3冊を並べてみるのが楽しみです。

8月27日発売予定です。
(アマゾンの予約はすでに始まっています~)

どうぞよろしくお願いします!

Posted by ykon at August 15, 2013 8:07 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

August 11, 2013

いよいよ「遊牧夫婦」シリーズ最終巻が発売になります<Kyoto, Japan>

遊牧夫婦最終巻、ようやく、完成間近というところまでたどりつきました。

6月に連載を終えた段階では、今回は比較的すんなりと書籍へと持っていけるかと思ったところ、そうはいきませんでした。連載時の原稿から、文章、内容ともに相当絞り込み、一度は、「よしこれで概ねいいだろう」と思い、編集者にも大筋OKと言われ、ゲラを組んでもらったのですが、ぼくは、その初校ゲラを読んでなぜか愕然としてしまいました。ちゃんと通して読んでみると、全然納得がいかなかったのです。「こんなものを、最終巻として出すことはできない」と絶望的な気分になりました。

でも、編集者の三島さんが示してくださった方針もあり、また自分の中でも、ここがいけない、ここが足りないというのは見えていたので、その点をなんとしてでも直すべく、締切まであと5日という段階で、大改造に着手しました。

いらないと思った部分は大胆に削除して、その代わりに盛り込むべきだと思った内容を大幅に加えました。正直、その段階で全体を読み直す時間がなかったため、バランスが崩れてたり、何か大きな破綻があったりするのではないかと、心配もありました。でも、それをさらに再校ゲラにして読み直してみると、特に大きな破綻もなく、今度はようやく自分自身納得いく形になっていると感じることができました。これでシリーズ最終巻として、出版してもらうことができると、心からほっとしました。そしてやりきったという気持ちも持てました。

タイトルはこう決まりました。

『終わりなき旅の終わり  さらば、遊牧夫婦』

今回は、旅がどうやって終わるのか、というのがテーマです。その中で、ぼくたち夫婦が、ユーラシア大陸を駆け抜けるように横断しながら、何を考え、どう決断したのかを、書きました。『遊牧夫婦』『中国でお尻を手術。』と比べて、おそらくもっとも紀行文っぽい内容であり、また夫婦という点について考えた一冊になったかと思います。

特に前作の2つを読まずとも、これだけで一冊のノンフィクションとして読めることも意識して書いたつもりです。是非、興味を持っていただけたら、この本からでも読んでいただければうれしいです。

この2週間ほど、毎日2時寝、6時起きの生活を続けていたら、それ以上眠れなくなってしまいました。でも、できることはやったという達成感はあり、いまは、どう読んでもらえるのか、とても緊張しつつ、楽しみでもあります。

8月末には書店に並びます。
是非、よろしくお願いします!

表紙も、とても素敵なものになりました!
最終形がでましたら、またお知らせします。

Posted by ykon at August 11, 2013 8:18 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

July 4, 2013

吃音に関する番組が<Kyoto, Japan>

少しずつしか進んでませんが、いま、吃音(=どもり)に関するノンフィクションを書くべく取材してます。どもってうまく話せないという吃音は、周りの人が見ている以上に本人にとっては深刻な問題で、ぼくにとって長年の大きなテーマであり続けています(『中国でお尻を手術。』のテーマの一つでもあります)。自分の人生も、吃音によって大きく動いてきたという側面が強いです。

先日、NHKのある番組で吃音を取り上げるということを知り、その番組の打ち合わせと収録の現場を見学させてもらいました。吃音で悩む人2人と、自分が苦しんだ吃音の原因を解明すべく(吃音の原因はいまなおわかっていません)自ら医者になって吃音の人たちと接している医師
の3人と、ディレクターとぼく。

話すのが不得意で、とりわけ、慣れないテレビ番組の収録なんて大変だろうなと思われる中、吃音という問題をしっかり認知してもらうためにも2人は出演を決意したようでした。

彼らを見ていて、自分が吃音で苦しんでいた時期を鮮明に思い出しました。言葉が詰まってどうしようもない感覚が、自分の中に蘇ってきました。

相手が話しをちゃんと聞いていてくれたとしても、どもってしまうと、ついつい、早く話さないと、と焦ったり、またはどもってることを隠すために、話を単純化させてしまうことが多々ありました。そして、話しながら単純化してしまった自分自身の論に納得がいかず(笑)、言いたいことと違うことを言ってしまったりして、ついついそのまま話を収束させて、話をやめてしまい、ぐったりと疲れて自己嫌悪に陥るというような。。

そんなこともよくありました。

別にいま取材させてもらっている人は、吃音によって会社を辞めなければならないかもしれない、という瀬戸際に立たされていました。

本当に吃音は、その人の人生に大きくかかわる問題なのです。
(マリリン・モンローのあの話し方も、吃音がきっかけでできたと言われています)

出演者の一人は、35歳で3歳の娘さんがいる人でした。
とっても優しそうな、笑顔が素敵な方でした。
吃音はかなり大変そうで、ぼくたちと話すときは、かなり苦労されている感じでした。
でも、娘さんと話すときだけは、別人のようにスムーズに話されているのが印象的でした。
(とはいえ、単純に緊張してるしてない、という問題ではないのが吃音の極めて難しいところです)

その感覚がとてもよくわかり、昔を思い出し、胸にぐっとくるものがありました。

番組は、7月26日(金) 21:00~ NHK Eテレ「バリバラ」です。
よかったら、是非ご覧ください。

全然まとまってませんが、ちょっと記録のためもあって書いておきました。

Posted by ykon at July 4, 2013 10:15 AM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

June 16, 2013

『遊牧夫婦』、ウェブ版がついに最終回に<Kyoto, Japan>

4年間に渡ってミシマガジンにて連載した『遊牧夫婦』の最終回が、いよいよ今日掲載になりました。計106回。本当に感慨深いです。

http://www.mishimaga.com/yubokuhu/106.html

これまで読んでいただいていたみなさま、
本当にどうもありがとうございました!

これをぐっとパワーアップさせて最終巻を完成させます。
これまで以上に自分のすべてを出し切った1冊にできるようがんばります。
是非書籍版も読んでいただければうれしいです。

最終回は、是非、昨日掲載の第105回と合せてどうぞー。

Posted by ykon at June 16, 2013 11:23 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

May 20, 2013

遊牧夫婦がいよいよ100回目に。<Kyoto, Japan>

ウェブ版『遊牧夫婦』の連載が昨日でいよいよ100回目を迎えました。

読んでくださってるみなさま、どうもありがとうございます。
2009年より連載を始めてもう4年近く(途中にしばらくブランクがあったりもしましたが)。

そんなに書いていたのかと感慨深くなるとともに、
連載自体が、旅をしていた期間自体にだいぶ近づいてきているのが驚きです。

最終話までもうあと数えるほどです。そして、これが書籍となり、
『遊牧夫婦』シリーズが完結したら、いよいよ
あの旅に、大きな終止符が打たれるような気がしています。

今回はイタリア。
だいぶ最後の山場に差し掛かってきています。
http://www.mishimaga.com/yubokuhu/100.html ...

Posted by ykon at May 20, 2013 1:26 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

May 5, 2013

二女、「さら」と命名しました

難航していた娘の名前ですが、やっと決まり、先日、出生届を出してきました。
ひらがなで、

「さら」

としました。
「そよ」風が「さらさら」といったイメージです。

今後とも、そよとさら、
どうぞよろしくお願いします!

Posted by ykon at May 5, 2013 12:52 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

April 29, 2013

『芸術新潮』と『住むフムラボ』と『遊牧夫婦』<Kyoto, Japan>

お知らせをいくつか。

●4月25日に発売となった壮麗な赤い表紙の「芸術新潮」5月号、
<貴婦人と一角獣>特集の脇で
「妙心寺退蔵院の襖絵プロジェクトを支える職人たち」
というルポを書かせていただきました。

芸術新潮5月号

400年後を意識した職人さんたちの静かだけれど熱い世界を描きました。
自分は美術雑誌にはこれまで全く縁がなく、
日本画にも襖絵にも全くの門外漢だったため、
知らないことばかりでかなり苦労をしましたが、
知れば知るほど、墨、襖、紙、といった世界の奥深さとそこに秘められた
いろんな人や時間の厚みに惹かれていきました。
なぜこういった仕事を残していかなければならないのか。
そのことが極めてはっきりとわかったように思っています。

伝統的な技術の持つ迫力と、そこにかかわる人たちの情熱。
自分が感じたそうした感動を、是非味わっていただきたく書きました。

さすが「芸術新潮」という感じの、細部にわたる編集者のチェックや提案により、
技術的な面の記述も、かなり詰めることができた気がしています。

写真はいつもながら、信頼する写真家の吉田亮人さん。
彼の労を惜しまない撮影が、
職人さんたちの世界を見事に浮き彫りにしています。

読んでいただければうれしいです。
冒頭は、ウェブで立ち読みできます。

●4月26日に大阪にオープンした「グランフロント大阪」に、積水ハウスの「住むフムラボ」が解説されました。

同時に、「住むフムラボ」のウェブサイトが開かれて、
そこで以下の各人が、生きることや住むことといったテーマで、
コラムの連載を開始しました。ぼくは、

「劇的進行中~"夫婦の家"から"家族の家"へ」

というタイトルで、自分が父親になっていく過程を
書いていこうと思っています。
第1回は、3年半前に長女のそよが生まれる場面から。
先日の次女誕生にちょうど重なるシーンとなりました。

是非読んでいただければうれしいです。
http://www.sumufumulab.jp/column/

書き手によってテーマは違いますが、
それぞれ生活に密着した楽しい内容になっています。

書き手:三島邦弘、近藤雄生、小林明子、仲野徹、平川克美、平尾剛、橘真、橋爪節也、平野愛、江弘毅

ミシマガジンでの『遊牧夫婦』の連載も、だいぶ進んできています。ミシマガジンが、4月から「みんなのミシマガジン」としてリニューアルされたことに伴い、毎週日曜の更新となっています。ようやくトルコまで来ました。最終巻完成に向けて、近々最後のクライマックスに突入します!

Posted by ykon at April 29, 2013 6:40 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

April 6, 2013

「ソトコト」と「芸術新潮」に<Kyoto, Japan>

本日発売の「ソトコト」5月号に、
退蔵院絵師・村林由貴さんのインタビューが載っています。
ちょうど一か月前、東京での襖絵展の余韻がまだ残る中でのインタビューでした。
今回も、写真は吉田亮人さん。

http://www.sotokoto.net/jp/interview/?id=81

村林さんの取材を始めて、もう1年ほどになるけれど、
彼女はインタビューするたびに言葉に深みが出てくる感じで、
ほんとに驚かされます。それは何よりも、彼女の日々が濃密であることの
証だと思います。

今回はほとんど、テープを起こしたものを軽く編集したという程度。
どんな問いに対しても、体験に基づいた村林さんならではの言葉が、自然に流れ出る。
それはほとんどそのまま文章になり、
そしていつも、なるほどと思わせるメッセージが込められています。

彼女は体験を言語化する力にすごい長けていると思う。
特異でとても貴重な体験をしている村林さんのような人が、
そうして言語化できる力を持っているというのは、
社会全体にとっても幸せなことだと思います。

プロジェクトはあと2年(1年延びました)。
現状は、これから壽聖院本堂に取り掛かってから、
そのあといよいよ退蔵院の64面へという段階です。
彼女の絵は、モチーフも線も、どんどん重みというか、力が増してくる感じで、
これからどうなっていくのか、何を描くのか、とても楽しみです。
そして同時に、彼女の変わりゆく言葉もまた楽しみ。

よかったら是非読んでください。
吉田さんの写真もまた、いいです。

冒頭は上のリンクから、ウェブで読めます。

ちなみに、今月25日発売の『芸術新潮』には、同じく襖絵プロジェクトのルポだけれど、
職人さんたちに焦点を当てたルポが載ります。
写真家・吉田さんとともに、職人さんたちを取材して回って書きました。
全く未知な分野だっただけに、いろいろと苦労しましたが、
それだけに熱のこもったものになった気がします。
今日入稿で、あとはゲラチェックのみ。やっと。。

Posted by ykon at April 6, 2013 1:02 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

March 9, 2013

娘と二人の一週間。その始まりの夜に<Kyoto, Japan>

今日、ちょっと急な展開があって、少なくとも一週間、娘と二人ですごすことになりました。

いつも通り保育園に迎えに行って、娘に事情を話して「今日はお父さんと一緒に寝ような」というと、「いや、お母さんがいい。お母さんと寝る」と言って不安そうな顔をしていたものの、すぐに納得したのか、わかったー、っていう感じになって、また遊び出しました。

そのまま、友だち夫婦とその息子と、ぼくら二人の5人でご飯を食べに。
途中、お母さんに電話する、といって電話したものの、1分半ほどで「じゃーね、バイバイ」といって自ら切ったので、なんだ、案外全然大丈夫そうだなとほっとしました。
それから、家に帰って一緒に風呂に入り、断続的に「お母さんがいい、お母さんと寝る」とは言うものの、けろっとしたまま、大好きなパズルで遊んでいました。

「お母さんと寝たいー。お母さんは?」
と時々いうので、じゃあ、ベッド入ったらお母さんに電話して話しながら寝ようかー、というと、
「うーん、やっぱり電話しない。寝たら夢の中でお母さんに会えるし、そよ、すぐ寝る。お母さんがそういってはった」
と。その言葉に感心しつつ、じゃあ、パズルを終えて、じゃあ寝ようかというと、
「うん!」
と元気にベッドの中へ。でもその前に「やっぱりお母さんに電話する」と。

横に並んで布団に入ると、「きゃきゃー!」と楽しそうに笑ってます。
じゃ、お母さんに電話しようか、と携帯で妻に電話をかけて、呼び出し音が鳴った状態で電話を娘に。ちょっと笑顔で呼び出し音を聞いているので、この調子だったらまたすぐ「おやすみー」といって、電話を切ってくれそうだなと、安心してみていました。

しかし――。

「もしもし、そよ?」
と、妻が電話に出た瞬間に、娘の笑顔が一瞬で崩れていきました。
みるみるうちに悲しげな顔になり、

「お母さんー!お母さんがいい!お母さん!お母さんー!」

そう言いながら、凄まじい号泣を始めたのです。
全然予想していなかったので、ぼくはただただ驚きました。
でも、「ああこれまでずっと我慢していたのか、、、」
ということがその瞬間にすべて見て取れ、
その顔を見ながらもらい泣きしそうになってしまいました。

「お母さんー、お母さんー、お母さんー!」

しゃくりあげ、鼻水を出し、せき込んで、
はあはあぜいぜい言いながらの、まれにみる大号泣。

そして妻と二人でいろんな方法でなだめながら、最後には、
まだ1歳ぐらいのときのように、ぼくの腕の中に抱っこして、
ゆっくりと揺らしているうちに、しゃくりあげながら、
少しずつ目を閉じていきました。

そして、背中をぽんぽんとたたきつつ10分ほどもそうしていると、
耳元でしっかりと電話を握る手の、力が少しずつ弱まって、
「お父さん、持ってて・・・」と消え入りそうな声で言い、
しゃくりあげる声が、だんだんと寝息にかわっていきました。

ときどき、またかすかな声で、
「おかあさん・・・、おかあさん・・・」
と言いながら、いつしか、完全に寝入りました。
妻はその間もずっと受話器の向こうで、寝息音を。

「やっと寝たみたいだよ」

そう妻に告げて、時計を見ると、電話してから45分がたっていました。

なんだかいろんなことを考えた夜でした。

娘の成長、母親という存在の大きさ、父親の無力感。
という言葉だけでは表せない、なんとも言えない気持ちです。
ただ、忘れないうちに書き留めておきたいと思い、これを書きました。

忘れられない夜になりそうです。

しかし、これから1週間どうなるのか――。
かなり不安でいっぱいです。

Posted by ykon at March 9, 2013 1:34 AM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

March 6, 2013

職人たちの深淵な世界に感動<Kyoto, Japan>

村林由貴さんの襖絵展は、連日大盛況の中、終了しました。2週間で4000人以上の方がいらっしゃってくださり、村林さんはじめ関係者一同、みなとても喜びつつ、こんなに大勢の方に注目していただけたことを感謝しております。

プロジェクトは、まだあと少なくとも1年半は続きます。
これから壽聖院本堂に取り掛かり、そのあとに、退蔵院本堂となります。

それまで引き続き、ご支援をよろしくお願いいたします。

さて、自分は引き続き取材を続けていますが、いまは、襖を作る職人の世界について取材し書いてます。襖絵の中には、どんな人や技術がひそんでいるのか。

今週月曜は、その取材で、茨城県の水戸へ、京都造形芸大の青木芳昭教授のご自宅を訪問しました。青木先生は、画材についてはおそらく日本で最も造詣が深い方であり、彼が、このプロジェクトの素材について統括しておられます。

「400年持つ襖絵を」というコンセプトを実現するために、どんな仕様の紙、墨などを使えばいいのか。青木先生が職人の方々と相談しながら決まった最高の素材が、このプロジェクトでは使われています。

青木先生は、ご本人も画家であり、描き手の立場として、素材の重要性を実感してこられ、とことん素材にこだわって絵を描いてきた方。墨、硯、紙、膠、顔料、筆など、おそらく日本で、もしくは世界でも最も膨大なコレクションを持つだろう方で、ご自宅には、驚愕してしまう貴重な品々の数々が、所狭しと並べられていて、衝撃的なほどでした。

描き手にとって画材を知ることは極めて重要であることが青木先生と話すととてもよくわかりました。

「歴史に残っている作品は、残るべくして残っている。それは使ってる素材がいいから。最高の芸術家はみないい素材を知っている。ゴーギャンはタヒチに行って、いいキャンパスがないと、ジュート麻に膠をまぜて、素晴らしいキャンパスを自ら作った。セザンヌは、貧しい時代から最高のキャンパスを使ってるし、ミケランジェロもまたいい石で彫っている。若冲も、使っていた絵具がすごい。だから2,300年経ったいまも色が鮮やかなまま」

彼らはいい素材が分かるから、それで絵を描き、彫刻を彫る。だから彼らのもとには自然にいい画材が集まってくる。するとそれが何百年経っても、物理的にそのまま残り、作品が歴史に残る。
そして作家が歴史に名を残す。

芸術家が職人たちの仕事を知ることの重要性はまずそこにある。日本では、芸術家が素材についてほとんど知らないのが大きな問題だと、青木先生は考えます。大学でもほとんど教えられていない。描ければ素材などなんでもよい、という空気すらある。でもそれでは絶対にいけない。

本物の素材を知り、それを使うことがいかに重要か、心より納得しました。
自分は全く絵に縁のない世界で生きてきましたが、ゾクッとくるような感動を得ました。

墨、紙、襖の世界には、非常に長い歴史、伝統、人々の足跡が詰まっています。その世界について、プロジェクトと絡めながら、来月出る芸術系雑誌に書きます。

自分が感じた感動を最大限表現するには、どうすればいいか。いま毎日悩んでます。

Posted by ykon at March 6, 2013 1:50 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

January 13, 2013

京都 妙心寺退蔵院 村林由貴さんの襖絵展が開催されます

新年、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、早速ですが、お知らせです。

去年から取材を続けている、京都・妙心寺退蔵院で襖絵を描く村林由貴さんの襖絵展が、2月4日~17日の2週間、東京で開催になります(場所は東京駅そばの東海東京証券のギャラリーです)。

「京都 妙心寺退蔵院 村林由貴 襖絵展 〜美の創造と それを支える職人たち〜」
http://www.tokaitokyo.co.jp/company/info/event/fusumae201302/fusumae201302.html

プロジェクトが始まっていよいよ2年近くになります。
現在はまだ、最終目的である退蔵院の64面の襖絵に取り掛かる前の段階ですが、この2年間村林さんは、禅の世界に全身を浸しながら、ひたすら描き続け、考え続け、挑戦し続けてきました。

自分はずっと村林さんを近くで見てきていますが、彼女は技術的にも精神的にも本当に大きな変化を遂げてきたように感じています。このプロジェクトに作家生命を懸けて取り組む彼女の迫力にぼくは、同じく何かを表現するものとして、とても強い影響を受けてきました。

今回の展覧会では、村林さんの2年間の仕事と、襖絵という芸術を支える職人たちの仕事に焦点を当てています。<プロジェクトで絵師として抜擢された村林由貴さんが退蔵院に住み込み、修行も経験しながら制作した習作襖絵1点と数々の練習画、写真家吉田亮人さんがとらえた絵師の制作姿、 そして後世に残していくために職人の伝統技術によって創られた素材や道具等を展示いたします。>(上記ウェブサイトより)

村林さんはまだ、退蔵院の64面の襖絵にはまだ着手していません。いまはあくまでも、その最終目的に向かって村林さんが一歩一歩力を付けている段階です。でも、このプロジェクトを近くで見るものとして、その過程をこそ、見てもらいたいとも思っています。その過程にこそ、このプロジェクトの神髄があるような気がしています。また、このプロジェクトにかかわる多くの職人たちの伝統技術にも注目してもらいたいです。

今回は、村林さんや職人さんらトークイベントもあります。2月9日、10日のイベントには、ぼくも聞き手として参加させていただきます。(無料ですが、事前予約制ですので、ご希望の方はお早めに)

よかったら是非、会期中に足をお運びいただければうれしいです。

プロジェクトのこれまでの経過の一部については、拙稿<よみがえる「お抱え絵師」>(『新潮45』10月号)に書きました。以下よりダウンロードできますので、ご興味ある方は是非。
http://www.yukikondo.jp/wp-content/uploads/2012/09/shincho45-2012-10.pdf

どうぞよろしくお願いいたします。

Posted by ykon at January 13, 2013 12:05 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

December 12, 2012

『冬の本』、今日発売します<Kyoto, Japan>

冬の本
(画像はアマゾンさんへのリンクです)

本日、夏葉社より『冬の本』というタイトルの本が発売になります。作家やアーティストなどいろんなジャンルの84人が、「冬の本」をテーマに短いエッセイを書いたものです。84人は以下。ありがたくも、自分も参加させてもらいました。
昨日のヤフーニュースにも出ています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121211-00000005-natalien-musi

ちなみに夏葉社は、埋もれた名著の復刊などによっていまとても注目を集めている小さな出版社です。極めて丁寧な仕事で知られ、ファンがとても多い出版社です。

『冬の本』、きっと気持ちが温まる素敵な本に仕上がっていると思うので、よかったら是非。
装丁は、和田誠さんです。

青山南 / 秋葉直哉 / 淺野卓夫 / 天野祐吉 / 安西水丸 / いがらしみきお / 池内紀 / 池内了 / 石川美南 / 井嶋ナギ / 伊藤比呂美 / 伊藤礼 / 井上理津子 / 岩瀬成子 / 上原隆 / 宇田智子 / 内堀弘 / 大竹昭子 / 大竹聡 / 大谷能生 / 岡尾美代子 / 岡崎武志 / 荻原魚雷 / 角田光代 / 片岡義男 / 木内昇 / 北澤夏音 / 北沢街子 / 北村薫 / 北村知之 / 久住昌之 / 小林エリカ / 越川道夫 / 小西康陽 / 近藤雄生 / 佐伯一麦 / 柴田元幸 / 杉江由次 / 杉田比呂美 / 鈴木慶一 / 鈴木卓爾 / 鈴木理策 / 曽我部恵一 / 高橋靖子 / 高山なおみ / 田口史人 / 竹熊健太郎 / 武田花 / 田尻久子 / 田中美穂 / 丹治史彦 / 友部正人 / 直枝政広 / 長崎訓子 / 名久井直子 / 能町みね子 / 橋口幸子 / 蜂飼耳 / 服部文祥 / 浜田真理子 / 早川義夫 / 平田俊子 / 平松洋子 / 文月悠光 / 穂村弘 / 堀込高樹 / 堀部篤史 / ホンマタカシ / 前野健太 / 万城目学 / 又吉直樹 / 松浦寿輝 / 町田康 / 南博 / 森山裕之 / 安田謙一 / 柳下美恵 / 山崎ナオコーラ / 山下賢二 / 山田太一 / 山本善行 / 吉澤美香 / 吉田篤弘 / 吉本由美

Posted by ykon at December 12, 2012 11:08 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

December 9, 2012

編集者・ライター講座で講義をして

昨日は、「宣伝会議」という会社が行っている「編集者・ライター養成講座」にて、2時間講義を担当させていただきました。半年間続く講義の初日の授業で、「ライターの生き方」について、自分の経験をもとに全般的なお話をしました。

みなさん高いお金を払ってきているだけあって、とても真剣に聞いてくださり、やりがいがありました。その後の飲み会でも受講生のみなさんと話せて、それぞれの熱い思いを聞いて、自分にとっても刺激になりました。

講義で昔の話をしながら、いろいろと昔のことを思い出しました。4年前、日本に帰ったばかりのときは、ライターとしてフリーでやっていける自信もあてもなく、とりあえず派遣に登録して就活的なこともしたなあ、、と。

理系だった過去を活かし、プログラミングなどを思い出して勉強し直して、あとは英語アピールとかで、とりあえず何かしら仕事を得られるんじゃないかと思いきや、これが驚くほどどこにも相手にされませんでした。派遣会社の担当者は、条件的に合致した会社を見つけると、「いけると思いますよ」などと言って連絡をとってくれるものの、いざ、会社に問い合わせると、会ってすらもらえない。そんなことが数件続き、自分の置かれている状況に気が付きました。

冷静に考えると、32歳で就職経験なし、5年旅してて文章書いてました、なんていうわけのわからない使いにくそうな人間が、そう簡単に採用されるはずがない。第一、32歳にして履歴書にかける職歴が全くない。職歴欄には、仕方ないので、5年間の旅のルートと掲載雑誌なんかを書いてみました。でも、相手からすれば「そんなこと、きいてねーよ」という内容に違いない。

しかし逆に、そうして全く就職できそうになかったからこそ、腹をくくってライターでやっていく覚悟が決まりました。大学の友人たちにそんな状況を相談したところ、「なんで5年間の旅の経験をストレートに生かさないんだ」ってみんなから言われ、決意が固まりました。そして最初はギリギリのところで食いつなぎながら、なんとかいまに至ります。

そんなことを悩んでいたのがたったの4年前。全く何がどう展開するかわからないなと、改めて感じつつ、受講生のみなさんには、これから半年間がんばってもらって、自ら道を切り開いていってほしいなと思いました。

Posted by ykon at December 9, 2012 11:42 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

December 5, 2012

『遊牧夫婦』、シリーズ最終巻に向けて<Kyoto, Japan>

先週、ミシマ社京都・城陽オフィスにて、「寺子屋ミシマ社」をやらせていただきました。
前に書いた通り、タイトルは、

「『遊牧夫婦』シリーズ、次でほんまに完結するの?」

遊牧夫婦の最終巻をどうするかについての「公開編集会議」であり、参加者のみなさんに一緒にいろいろと考えていただきました。たくさんの方々に来ていただき、オフィスもいっぱいになるほどで、とても盛況な楽しいイベントになりました。(完結は、次でほんまにするのですが笑)

ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。

いろんなご意見をいただき、楽しみにしていただいている声も直接伺うことができ、ぐっと気合いが入りました。これから春刊行に向けて、執筆ペースもぐっと上げようと思っています。

ところで、最近、紀行文についての講義をするに当たって、それなりにいろいろと読んできましたが、そのうちに、紀行文にとって一番のキモはその人が「なぜ旅に出たか」というところだろうと感じるようになりました。少なくとも自分はそこに一番興味があり、惹かれます。

何か切実な思いがあって旅にでた。
どうしても旅にで出なければならない何かがあった。

紀行文を読み、書き手のそんな思いを作品を通して知ったとき、その人の旅が自分にぐっと近づいてくるような気がします。その動機や思いが熱ければ熱いほど、作品に熱量がこもり、読み物としての力が強くなると感じます。そう考えると、本当の意味で切実な思いと行動を伴った熱い紀行文というのは、だれにとっても一生に1度しか書けないような気がします。

ぼくにとってあの5年半は、まさにそういう旅であり、『遊牧夫婦』はまさにそういう作品であると思っています。作品化するための旅ではなく、生き抜くための旅。まさに一生に一度に違いない旅でした。

だから、最終巻を書くということは、もう二度とやり直すことができない何かを終えてしまうというような怖さがあります。自分にとって一生に一度の旅を、納得のいく形で表現できるのか。悔いの残らないように、とにかく全力で書き上げ、仕上げたいです。

最終巻ができあがったとき、遊牧夫婦は3巻で一つの作品として完結します。それを書き終えたら、この旅が本当の意味で終わるような気がしています。2003年から、いまもずっと旅の中にいるような気持ちがありますが、本が出来上がることで、その気持ちが大きくひと段落するように想像しています。そう思うと寂しさもあり、いろいろと複雑な思いですが、でも、それによって先に進めるような気もしてます。

・・・と、熱く宣言をして、自分に気合いを入れます!

完成を楽しみにしていただき、叱咤激励をいただければうれしいです。

どうぞよろしくお願いいたします!

Posted by ykon at December 5, 2012 11:28 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

November 11, 2012

イベントのお知らせです<Kyoto, Japan>

今月2回、京都でトークイベント的なものをやります。

11月22日 京都造形芸術大学にて
<ミシマ社三島邦弘さん特別講義 「出版という仕事」聞き手・近藤雄生>

http://home.creativewriting.jp/?eid=1161416

11月27日 ミシマ社京都・城陽オフィスにて
<寺子屋ミシマ社・編集編 「『遊牧夫婦』シリーズ、次でほんまに完結するの?」>

http://blog.mishimasha.com/?eid=995798

ともに、ミシマ社代表・三島邦弘さんとのトークです。

造形大の方は、三島さんの仕事や生き方についてぼくが聞きます。
どなたでもご参加いただけます(無料)。これまで三島さんが話してないような話を引き出せればと思ってます!

寺子屋の方は、逆に三島さんが聞き手で、ぼくが次に出す本について、参加者のみなさんからもアイディアをいただきながらみんなで話し合う「公開編集会議」です。 この公開編集会議は、まさにミシマ社らしさがつまった、とっても楽しいイベントです。イベント後には、参加者みんなで飲み食いしながらわいわい話せる場もあり、いつもとても盛り上がってます!

ご興味ある方は、是非来ていただければうれしいです!
よろしくお願いいたします。

Posted by ykon at November 11, 2012 10:42 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

October 22, 2012

坐禅修行の異次元世界

‎17日からの静岡県三島市・龍澤寺での坐禅修行から、今日帰ってきました。
興奮冷めやらぬいまのうちに、記録もかねて、感想を書いておきます。

今回は、いま取材中の『退蔵院方丈襖絵プロジェクト』の絵師・村林由貴さんが坐禅修行している現場を自分も実際に体験してみたくなり、行ってみました。

今回行った龍澤寺専門道場というのは、修行僧の修行のための場所。専門道場は全国に35あるとのことで、臨済宗の住職になるためには、ここで最低3年間修行をしなければなりません(もし間違いなどがありましたら、禅僧のみなさま、ご指摘いただければ幸いです)。

龍澤寺では、修行僧(=雲水)が、坐禅のみに集中する「大接心」という坐禅修行週間のような期間に、一般人参加者(男性は「居士:こじ」、女性は「大姉:だいし」といいます)を受け入れていて、雲水さんたちに混ざって同じ修行をさせてもらえるのです。

その場に、村林さんは、去年から年に2回参加していて、その10月の回に今回ぼくも参加させてもらったというわけです。

大接心の期間は7日間。ぼくは、そのうち初日が始まる前日の夜から、4日目までの4泊5日間(ちょうど半分)だけ参加させてもらいました。1週間参加できるぼくらぐらいの社会人はやはり少なく、参加者はほとんどが60代以降のリタイアされた方たちでした。

朝3時半から夜9時まで食事や掃除、老師の講義などをはさみながらひたすら座ります。

この全体を特徴づけるのは何と言っても、厳粛さと緊張感。基本的に話したり笑ったりもしてはいけない状況で、誰もほとんど口を開かず、ただ鐘の音、木を打ち鳴らす音などだけを合図に、極めて時間に厳密にすべてが進んでいきます。

はじめ特に大変なのは、食事。食事どきは少し気が抜けるかと思えばとんでもなく、食事がもっともその厳粛さが絶頂に達するときで、細かな動きが一つひとつが決まっていて、それをお経と唱えながら、かなりスピーディに、厳密にやっていかないといけない。そして、したくをする雲水さんがちょっともたつくと先輩から怒声が飛ぶ。しかも電気は付けずほとんど真っ暗な中で食べ、朝なんて互いにシルエットが見えるだけのような状態なので、ビビります。

この修行を体験して一番感じたのは、「禅=シンプル」というイメージ。これは、退蔵院の副住職で襖絵プロジェクトの立案者である友人の松山大耕くんが新聞の記事に書いていたことだけれど、「禅」は「単を示す」という字の通り、まさに、余計な装飾などを取り払って、仏さんが実際にやったとおりのことだけをやって悟りを目指そうじゃないか、という立場。そのことを修行をしているうちに実感しました。

確かに、人間生活の余計なものを次々にそぎ落としていって、その核として残るのは、こういうものなのかもしれないなと。すべてに無駄がなく、贅肉がない。そして核の部分だけになると、それが本来の力を取り戻す。たとえばご飯も、とてもシンプルながら、作法にも慣れてくるといつのまにすごい美味しくなってくるのです。おかゆにモチを入れただけの朝ごはんが、本当においしかった。

また、朝3時半に響き渡る読経の声と鐘の音の神秘的な雰囲気。夜明け前の暗闇の中で坐禅をはじめ、だんだんと日が昇ってきて、光と温かさが少しずつ満ちてくることの喜び。早朝の坐禅の途中で見る星空の美しさ。虫の音、鳥のさえずりのすがすがしさ。

夕方には、夕日の中に蔭が、だんだんと消えて闇になるのを、座りながら薄眼でずっと見続けていましたが、蔭が消えていく瞬間を見るというのはなんて贅沢なことなんだろう、とも感じました。

なんていうか、贅肉をそぎ落とすと、だんだんと自分がこの自然の中の一部に取り込まれていくというか、浄化されるというか、そういうことを感じたのです。本当は、人間、これだけでいいんじゃないかって。

そしていまなお、家に戻ってきたら、あのきびきびとした感覚が抜けきらず、なんだか非常にのんびりしてしまってる感じがします。って言いつつ、やってる最中はなかなかキツくて、帰る日が来るのを待ち望んでいたのですが。

日頃の生活から考えると、本当に俗世から隔絶された別世界のようで、ぼくはチベットかどこかにいるような気分になりました。このような世界が、鎌倉時代からずっと生き続け、いまも毎日行われているということに驚き感動してしまいました。

さて、とりあえずざっとこんな感じです。

ちなみに、修行僧と一緒の本格的な修行なのでなかなかハードです。そのことについてはあまり触れてませんが、また改めて書きます。


Posted by ykon at October 22, 2012 12:20 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

October 16, 2012

明日から坐禅修行に行きます

明日から5日間、静岡県三島市の龍澤寺というお寺の坐禅修行に参加して来ます。

現在取材中の京都妙心寺の「退蔵院襖絵プロジェクト」の関係で(『新潮45』10月号掲載ルポ参照)、絵師の村林由貴さんが修行している現場を実際に自分も見て、体験するというのが主な目的です。ただ取材するうちに、禅に対して純粋に興味が増してきたので、自分自身の体験としても、一度やってみたいと思うようになりました。

朝3時半に起きて夜9時に寝るまでの、緊張感のある長い一日が週末まで続くわけですが、禅僧の方々は、このような修行の日々を最低3年過ごさないといけないので、それに比べたら5日なんていうのは一瞬という感じです。

とにかく、この5日間は、俗世界を離れて、自分と向き合う時間を過ごしてこようと思います。

というわけで、17日~21日までは、基本的に連絡がつかなくなります。
電話にも出られずメールも見られないと思うので、ご連絡が滞りそうですが、
帰ってきたのちに、ご連絡いたします。

どうぞよろしくお願いします。


Posted by ykon at October 16, 2012 10:40 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

October 5, 2012

『考える人』2012年秋号が、角幡・沢木対談。

昨日発売した『考える人』2012年秋号(新潮社)、
角幡唯介×沢木耕太郎対談、すごい読み応えでした。
http://www.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/index.html

ぼくにとって、尊敬する二人の本気のノンフィクショントークに、創作意欲がかき立てられ、一気に筆が進みました。ノンフィクションや旅ものが好きな方は、この対談、是非読んでみてください。

角幡さんの新作『アグルーカの行方』も同時に購入して、昨日読み始めたところ。今回は、北極が舞台。150年以上前に北極圏横断を試みて、129人全員が忽然と姿を消したフランクリン隊の謎を探るために、角幡さん自身が、もう一人の北極探検家とともに、北極圏1600キロを歩くというストーリー。その中に、フランクリン隊の最期が見えてくる、らしい。この人の作品は、ほんとにどれも、テーマも行動力も筆力も、凄まじいです。

ちょうど昨日まで、南極初到達に敗れ、失意の中で全滅するイギリス・スコット隊の物語『世界最悪の旅』を読み終えたところで、少し極地づいてます。南極ってこんなにも壮絶で恐ろしいところなのか、とこの本で実感。

自分は大学院時代の研究テーマが北極の流氷の未来予測シミュレーション(温暖化で将来、氷がどうなるのかなど)だったのですが、そのとき、自分で行こうなんて、一瞬たりとも思わなかった(グリーンランドに研究で行くっていう話は、一瞬持ち上がってもりあがったのですが)。

あのとき、「行こう」と思っていたら、どうなっていたんだろう、と少し考えたりもしました。

いずれにしても、いまさらですが、最近、紀行文学の面白さが実感としてわかってきた気がします。なぜ人は旅に惹かれるのか、なぜ未知の世界に向かうのか。

自分が感じるようになったその思いを、『遊牧夫婦』の最終巻に、全力でこめます。

Posted by ykon at October 5, 2012 9:29 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

September 15, 2012

『新潮45』10月号にルポ掲載「よみがえる『お抱え絵師』」(Kyoto, Japan)

久々の更新でお知らせになりますが、9月18日発売の『新潮45』10月号に、最近ずっと取材を続けているルポルタージュが掲載になります。

日本最大の禅寺である京都の妙心寺の退蔵院にて行われている「退蔵院方丈襖絵プロジェクト」に関するノンフィクションです。

タイトル
「よみがえる「お抱え絵師」 京都・妙心寺「退蔵院方丈襖絵プロジェクト」」

このプロジェクトは、江戸時代にあった「お抱え絵師」というスタイルに着想を得て、お寺がパトロンになってこの時代の最高の芸術を残そうというプロジェクトです。いまの京都があるのは、数百年前に、そうして権力者やお寺が芸術家を育て、最高の芸術を残す環境を生み出したからであり、これからも京都が豊かな文化を保ち続けるためには、いまもそういうことをやるべきなのではないか、と退蔵院の副住職が考え、始まったプロジェクトです。

無名の女性絵師が、3年間退蔵院に住み込んで、日々寺で暮らし、禅の厳しい修行もしながら、64面の襖絵を完成させるというものです。

極めて、意義深く、内容的にもとても面白いこのプロジェクトを、4,5か月前から継続的に取材をして、自分なりに一つ形にしたのが今回のルポです。

まだ25歳の若き絵師・村林由貴さんが禅の中を生き、悩み葛藤する中で、彼女自身が、そして彼女の描く絵が、成長、変化していく様子が、見るものを離しません。そのほんの一端ですが、自分なりに描き切ったつもりです。彼女、そしてプロジェクトにかかわる人たちの熱き想いと情熱を、そのまま文章の中に閉じ込めたいと思い書きました。

是非読んでいただければうれしいです。どうぞよろしくお願いします!

ちなみに、このプロジェクトの撮影を行っている写真家・吉田亮人さんのブログでプロジェクトの様子を見ることができます。雰囲気が分かると思いますので、よかったらそちらもご覧ください。

吉田さんのブログ
http://ysdaki.exblog.jp/16185741/

襖絵プロジェクトのウェブサイト
http://painting.taizoin.com/

Posted by ykon at September 15, 2012 6:10 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

August 6, 2012

学生のレポートを読んで<Kyoto, Japan>

大谷大学の前期の講義15回を無事に終え、ここ数日、レポートのチェックにずっと追われていました。一人1500字程度で、提出してくれたのが260人ほどいたので、全部で本2,3冊分の分量になり、圧倒されましたが、とにかく全部読み、今日成績付けが無事終わりました。

いろいろなレポートがあったものの、自分のメッセージをまっすぐに受け止めてくれて、何か行動しようとしてくれているようなものも少なからずあり、そういうレポートにはぼくの方が、かえって感動してしまいました。そして、そういうのを読むと、ああ、この講義をやってよかったな、とうれしくなりました。

こんなレポートもありました。

講義をいつも熱心に聞いてくれていたカップルがいました。ぼくのちょっとしたつまらないギャグにも反応してくれて大変ありがたい存在で、毎回少し話をするうちに、親しい存在になっていきました。その彼氏の方が、ぼくの講義を受けて、休学を決め、1年間旅に出ることにした、と授業の最後の方で教えてくれました。

その決断に、彼女の方はやはりびっくりしていたようでした。

彼がいない大学生活はつまらなくなるだろうし、卒業も一緒にできなくなる。旅を経て彼がどう変わるのかもわからない。でも、彼の決断は勇気のいることだし、すごいことだと思うから、応援したい。彼にどんな変化があっても受け入れて、今後もともに歩んでいきたいと思ってる。自分もいつか絶対に旅に出たいと思うようになったし、いまは彼を応援して、私は私で日本でがんばって、彼に負けないぐらい経験を積みたい。そしていつか、二人で世界を旅しながら暮らしてみたい。

・・・と、レポートにそんな熱いことを書いてくれてました。

また、彼女はこんなようなことも書いていました。

「自分はいままで世界を旅するなんて一切考えたことはなかったけれど、講義を聞くうちに旅をしたいと思うようになった自分の変化を振り返ると、じつは、心のどこかではずっと旅をしたいと思っていたのではないか、ということに気が付いた。というよりも、人は本来、旅をせずにはいられないのではないだろうか。きっかけがあれば、誰もが旅に出ようとするのではないか」

と。その言葉を読んで、ほんとにうれしくなりました。
うん、きっとそうなんですよね。旅ってほんとに、そういうものだよなあ、と改めて気づかされました。

いまの若い人は旅をしないと言われるけれど、レポートを読みながら、上の学生も書いてくれてるように、きっときっかけがないだけなんだろうなって感じました。異なる世界への興味って、時代などによらず、多かれ少なかれ本能的なものだろうと思います。ちょっと誰かに背中を押されれば、きっと旅に出る若い人は多いのではないかと。だからこそ、多くの学生が、この講義にいろんなことを感じてくれたんだろうなと思います。

行動したい、って書いてくれた学生の言葉を見ると、いろんな意味で責任も感じる一方、行動しようと決めてくれた学生たちを、心より応援したいです。

Posted by ykon at August 6, 2012 9:49 PM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

July 28, 2012

久々にイベントです!8月3,4日@Green e books 京都

来週の金曜、土曜、8月3、4日の二日間(19時~)
京都の洋書の本屋さん、Green e books にて、久々にイベントをやりますー。

タイトルは、
『世界が拠点の生き方スペシャル! 「遊牧夫婦とノマドママ☆」』
ということになっています。

今回は、女性の友人で、世界各地を点々としながら、就職したり、起業したり、子育てしたり、と、縦横無尽に生きるライターの大田朋子さんと二人でのイベントです。
ドイツ、インド、メキシコ、アルゼンチンで、それぞれ自分で仕事を作って生きてきて、いまはイギリス人の旦那さんと2歳の息子さんとともに、スペインに住みながら、ライター活動&子育て中。

まさにラテンな雰囲気の超エネルギッシュ&陽気で楽しい大田さんのお話を、ぼくがインタビュアーとして聞いていく形です。

日程:8月3日(金)
テーマ「海外で起業&ノマドワーク」
8月4日(土)
テーマ「海外で生活&子育て」

ということで、2日間に分かれてます。
とても楽しいイベントになることを確信してるので、
興味ある方、よかったら是非、いらっしゃってください!

詳しくは、以下のお店のサイトよりご確認ください。
どうぞよろしくお願いします!

http://seminar.greenebooks.net/?eid=1069987


Posted by ykon at July 28, 2012 9:46 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

July 19, 2012

大谷大学の旅の講義が今日で終了<Kyoto, Japan>

今日で、大谷大学の講義15回が終了しました。

旅についての講義というつもりで始めたものが、講義をするなかで徐々に変わり、結果としては、「旅を切り口した生き方に関する講義」というような内容になった気がします。
各回のテーマは、たとえば以下のようなもの。

「人はなぜ旅をするのか」
「冒険とは何か」
「現地に行くということの意味」
「人生の選択・決断と旅」
「文化の相対性」
「『国』とは何か」
「異国に住むということ」
「働くこと、働き方」
「旅の終わり方」

今日の最終回では、「『生きる力』をどう身につけるか」という話から始めて、写真家・星野道夫さんの生き様を映像とともに振り返り、自分なりのメッセージを学生たちに伝え、締めくくりました。

終わってみたところ予想以上に多くの学生が、少なからぬ影響を受けたことを表明してくれて、とてもうれしく思いました。この講義をきっかけに、休学して長旅に出ることを決めたという学生もいて、力強く送り出したいと思うとともに、教えるということの責任も感じ、身が引き締まりました。

旅などに興味はなかった、という学生の多くが、「よし、ちょっと旅に出てみようか」と思ってくれたようでした。いま、旅をする若者が確かに減っているけれど、それは決して、彼らが外に興味がないわけではなく、ただ、きっかけがないだけなんだろうな、ということを感じました。自分の知らない未知の世界への興味というのは、きっと人間の本能的なものなのだろうと思います。何か刺激があれば、外に出ようと思う人は、時代を問わずきっと少なくないだろうと実感してます。

また、こうして、90分×15回というまとまった量の講義内容を考える中で、旅や生き方への自分自身の考え方が、ぐっとクリアになった気がします。文章を書くときもそうですけれど、他の人に伝えるために言語化することは、もやもやと漠然とした思考に、くっきりと形を与えます。話しているうちに、そうか、自分はそういうことを考えていたのか、こんな風に表現できるのか、ということを何度も感じました。そういう意味で、自分自身の旅がなんだったのかを考え直すとてもいい機会にもなりました。

講義をする中で、『遊牧夫婦』シリーズ最終巻のテーマも見えてきました。

自分自身またこの経験を、書くもののなかに落とし込んでいきたいです。

Posted by ykon at July 19, 2012 10:43 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

June 23, 2012

10年前に作った短編ドキュメンタリー映像『ある二人の戦後』をyoutubeに

10年前に作った短編ドキュメンタリー映像をyoutubeにアップしました。

タイトルは、『ある二人の戦後』。14分ほどのものです。
http://youtu.be/LAG5c53LE1k

戦争中に中国でかなりの行為を行ったという二人の元日本兵が、その後、自分たちの過去とどう向き合っているかを語る映像です。

先日、大学の講義で学生にこの映像を見てもらおうと思いつき、探してみると無事にテープが見つかり、これを機にと思いデジタル化しました。学生に見せたところ、みなそれぞれいろいろと感じてくれたようで、やはりここに出てくる二人の言葉の重みを改めて実感しました。

10年前に作ったこの作品を改めて見直してみて、作品としての未熟さを多々感じたものの、現在の自分の仕事の原点にある思い出深い作品であるとともに、記録としても貴重な映像であると感じたので、是非多くの人に見てもらえればと思い、アップしました。

ちなみにこの作品は、当時自分が活動していた日中をつなぐ映像制作団体『東京視点』のメンバーとして作ったものです。基本的に、ぼくと、友人の吉田史恵さんと二人で作りました。その後この作品は、「東京ビデオフェスティバル2004」にて、優秀作品賞を受賞しました。

お時間のあるときにでも、是非見ていただければうれしいです。

Posted by ykon at June 23, 2012 7:53 AM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

June 2, 2012

朝日新聞京都エッセイ連載&MeetsRegional なんばルポ

また告知で失礼しますが、
朝日新聞京都版にて「四季つれづれ」というタイトルの連載エッセイを自分が5回担当させていただくことになりました。5月30日に第1回が始まり、若干変則的なペースですが、数か月内に5回終わる予定です。新聞紙面は京都版のみですが、ウェブでも見られるようになってるので、よかったら以下よりご覧ください。
「四季つれづれ」 近藤雄生

初回のウェブ版の写真について、フェイスブックやツイッターにて、「シャツの柄が謎だ」という指摘を多数いただきましたが(笑)、これは画像の圧縮上の問題で、シャツは普通のギンガムチェックですので念のため。思わぬところが波紋を呼び複雑な気持ちでおります(笑)。

次回は6月6日(水)にアップされる予定です。新聞紙面も同日の予定です。

また、6月1日発売の"Meets Regional"(京阪神エルマガジン社)、ウラなんば特集号にて、黒門市場と道具屋筋についての紀行文風ルポを4p書いてます。こちらも機会がありましたら、よろしくです。

Posted by ykon at June 2, 2012 3:01 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

May 23, 2012

明日のNHKラジオ第一にて<Kyoto, Japan>

ちょっとお知らせです。
明日24日のNHKラジオ第一の「すっぴん」という番組内で、エッセイストの中島さなえさんが、拙著『遊牧夫婦』を紹介してくださるそうです。
朝9時半から10時の間ぐらいの予定とのこと。よかったらお聞きください!

が、自分はちょうど大学の講義と重なっていて、その時間に聞くことができません。
あとから、聞く方法あるのかな、、、、。と若干心配です。。

Posted by ykon at May 23, 2012 11:08 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

May 17, 2012

娘のぎょう虫検査から思ったこと<Kyoto, Japan>

昨日の朝、娘のぎょう虫検査をやりました。あのキューピーちゃんのぺたっと張るやつは、30年前から全く変わってないのがなんかうれしい。30年以上変わらないものって、あとはよっちゃんいかと、ガリガリくん、ぐらいだったり。。ってことはないでしょうけど。j

で、思い出したのが、自分の小学校時代のこと。先生がある日、「ぎょう虫検査の結果が出たから、この紙を順に取ってって」と「異常なし」の紙を前から配っていきました。みんな、よかったとひと安心。しかしそのときに、先生が思わぬひと言。

「あ、近藤は取らないで。別のがあるから」

なんと自分だけぎょう虫がいたわけです。

そしてそれを自分も含めてクラスみなが同時に知るという、発表の仕方には正直傷つきました。
なんとか笑いをとってけむに巻こうとしたものの、さすがに恥ずかしく、いまでも記憶に残っています。「ぎょう虫くん」とかあだ名がつかなかっただけでもまだよしとしなければなりません。

ただ、当時は若干傷ついたものの、いま思えば、最近のなんでもかんでも個人情報うんぬんっていう風潮より、このくらいで全然よかったのかなとも思っています。先生もそうして子どもが傷つく様子を見て、どうやったら子どもが傷つかないように伝えられるかとか、次はどうするべきかって考えるだろうと思うからです。

もちろん、子どもを取り返しのつかないほど傷つけてしまうということもあるかもしれないし、それは避けなければいけないけれど、でも、いまのように、ちょっとでも問題がありそうなことは事前にやめてしまい、とにかくミスがないように、ということばかりが重視されてシステム化されたものにただ従って教師が動いていたら、子どもの微妙な気持ちの機微などわかるようにならないのではないかな、と思うのです。

先生自身が失敗し、試行錯誤することが教育にとっては非常に大事なんじゃないかと思ってます。そうするには、先生自身の力が問われますし、リスクもあります。でもそういうリスクを意識しながらやらないと、自分の思いのこもった熱のある言葉はかけられないのではないかな、と思うのです。

それは現在、教育以外のあらゆることにも言えることだと感じます。自ら考え、失敗のリスクを背負って判断し行動する。そういう、ルールが明確ではない、グレーゾーンのようなものがなければ、人は成長しないし、社会は成熟しないんじゃないかなと。。。

いろんなことがルール、ルールでぎちぎちになる日本の現状を見ながら、そんなことをよく思います。

ぎょう虫に関していえば、自分はその後、中国で回虫も出てきたし、そういうキャラなのだろうと。
あと、サナダムシもどっかで取り入れれば、三冠達成ということに。

Posted by ykon at May 17, 2012 9:39 AM | パーマリンク | コメント (4) | トラックバック (0)

May 8, 2012

辺見母娘との夜<Kyoto, Japan>

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(祇園のバー「いそむら」にて。辺見マリさんのお父さんを知るマスター・磯村さんから話を聞いたあと)

先日、辺見マリさん、えみりさんの母娘での京都旅に、ディナーからご一緒させてもらうというとても貴重かつ贅沢な経験をさせてもらいました。

えみりさんとは中学の同級生ということがあり、15年ぐらい連絡を取っていなかったものの、去年ツイッターを通じて連絡を取り合い、久々に飲んだりしたこともあって(湘南乃風の、ミュージシャン・若旦那さんも同級生というのは『遊牧夫婦』にも書いてますが、そのときも一緒に)、それをきっかけにいまは、一緒に仕事をしています(えみりさんの本を一緒に作ってます)。

で、いろいろあって、こんな展開になったわけです。

3人でのディナーはなんだか現実とは思えないような不思議な感じでちょっと緊張しましたが、初対面だったマリさんも本当に気さくで優しく丁寧な方で、とても楽しい時間が過ごせました。一気にマリさんのファンになってしまいました。

ちょうど、マリさんのお母さんが2か月半前に亡くなられ、久々の二人での旅行とのこと。マリさんとご両親(えみりさんの祖父母)は京都の人です。で、今回の旅行の目的の一つには、何十年も前、京都で流しのギタリストとして活躍していたマリさんのお父さんに縁のある方に会いに行くということがあり、木屋町と祇園のバーへとぼくもご一緒させてもらいました。

お父さんを知るバーのマスターとの出会いに、マリさんは本当に感激され、お話しされながら何度も涙を浮かべられるのを見て、ぼくもぐっときたり、親と子について、いろいろと考えさせられました。

そういう場を、娘であるえみりさんが、母の日のプレゼントとしてマリさんに贈るという、その母娘の温かな関係がまた素敵でした。

心に残る夜になりました。なんだかいまも余韻が残ってます。。

Posted by ykon at May 8, 2012 7:07 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

April 30, 2012

尾道市・向島へと取材旅行<Onomichi, Japan>

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(向島の友だちの家の玄関を出たところから見た景色)

28日から30日まで、耕作放棄地について取材するため、広島県・尾道市に行っていました。

主な取材の舞台は、尾道市とはいえ向島(むかいしま)という瀬戸内海に浮かぶ島。向島には昔からの友だちとその旦那さん、娘さんが暮らしていて、ちょうど耕作放棄地が身近な中で暮らししているということで、話を聞きにいきました。

取材の内容はこれから書いてまとめるとして、2泊3日だけだったものの、とにかく素晴らしく気持ちのいい旅になりました。とても天気がよい中で、島を自転車でめぐりながらの取材兼友人訪問は、久々に旅気分を大いに思い出させてくれました。海沿いに自転車を走らせながら、2004年に東ティモールの海岸沿いをバイクで飛ばしたときのことをふと思い出しました。

本州側の尾道市と、向島(こちらも尾道市の一部)は、目と鼻の先の近さなものの、その間には渡船が走り、人々は、船で行き来をします。その船が本当にいい感じ。。。
片道1,2分で、船はずっと行ったり来たりしているので、待っても5分ぐらいなものだし、自転車も車もそのまま乗れて、110円を払って、着いたらそのまま走りだせます。本当に手軽。
でも、ほっと一息つけるゆるさや風情がありました。タイ・バンコクのチャオプラヤ川を渡る船を思い出します。

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(向島から尾道の町に向かおうとする渡船。客を乗せて間もなく出発)

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(渡船から見た、尾道の町の夜景)

そして島も、とっても穏やかな空気の中で、農作業する人、釣りをする子どもたちが、暖かな太陽の下で、のんびりと過ごしています。友だちとも久々に会って、旦那さんと娘さんとともに、自然に囲まれて暮らす姿を見て、自分の生活を振り返るとても貴重な機会になりました。

いま、この同じ瞬間に、あの場所の、ああいう風景の中で、自分とは全く異なる毎日を送っている人たちがいるんだってことを実感できるようになるのは、旅の醍醐味の一つだと思っています。そういう記憶の蓄積を持つことは、生きていくうえでとっても大事なことだなって感じてます。

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夜、尾道の町に戻ってからは、友だちを通じて仲良くなったアメリカ人のトーマスと、二日とも、カフェやバーで話し込んでいました。トーマスは日本に農業をやることを目的にやってきて、英語教師の仕事の合間を縫って、耕作放棄地を農地へと変えるために、コツコツと農作業を繰り返しています。意気投合してしまい、夜な夜ないろいろ話し、そうしていると、彼の友だちやらとも知り合えて、夜遅くまでとても楽しく過ごしていました。

改めて、いろんな人が、いろんなことをやって生きているんだなって実感して3日でした。

やっぱり旅はいいな。。。最近ほんとにまた旅に出たくなってます。。

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(戦時中、向島には、捕虜収容所があった。23人の英国兵がここで亡くなっている。その赤レンガの建物は、いままでずっと残っていて、日本でも数少ない現存する捕虜収容所跡地ということで貴重な存在だったのに、なんと今度、格安スーパーに替わるらしく、取り壊されている。。愕然とする世界です。。)

Posted by ykon at April 30, 2012 1:31 AM | パーマリンク | コメント (3) | トラックバック (0)

April 18, 2012

『旅に出よう』4刷になりました。ありがとうございます!<Kyoto, Japan>

今週3回目となる大谷大学の講義に加え、今週からは京都造形芸術大学の講義も始まるため、その準備に追われてます。明日は、朝が造形大で、午後が大谷大。慣れるまでしばらくは、大学で教えるのが本業みたいな気になってしまいますが、実際には週1回だけだし、非常勤講師はペイも少ないので、執筆の方をますますがんばらないといけません。なかなかハードです。

今回は、仕事についてのお知らせをいくつか。

★まずは、『旅に出よう 世界にはいろんな生き方があふれてる』(岩波ジュニア新書)が、おかげさまで4刷となりました。読んでいただいたみなさま、本当にありがとうございます。収入が少ない中、増刷印税はささやかなボーナスのような感じなので、現実的な意味でも、ありがたいです。。
『遊牧夫婦』、『中国でお尻を手術。』(ともにミシマ社)も、ますます広く読んでもらえればうれしいです。

こちらも合わせて、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

★ちなみに『遊牧夫婦』は、「BRUTUS」の旅特集号(2012年3月15日)の「スローな旅をしたくなる32冊の本」というページの、「放浪」部門において、ニコラ・ブーヴィエの名著『世界の使い方』とともに、選んでいただきました。うれしいです。

★それからもう一つお知らせですが、4月12日に発売となった『おとなのぶら旅【関西版】』(エルマガジン社)というムックにて、写真家の津田直さんとのコラボで、琵琶湖・竹生島についてのルポを書いています。津田さんの美しい写真と並べて、津田さんが見た竹生島について、ぼくなりに解釈して書きました。竹生島の神秘的な魅力と、津田さんの視点の鋭さによって、読み応え、見応えある記事になったかと思います。こちらもぜひ、興味のある方は書店で手に取っていただければうれしいです(おもに関西のみでしか手に入らなそうですが...)

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(画像はAmazonより)

宣伝ばかりで恐縮ですが、どうぞよろしくお願いします!

Posted by ykon at April 18, 2012 10:11 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

April 14, 2012

大谷大学で旅に関する講義をスタート

先週より、京都の大谷大学にて、非常勤講師として新たな講義を始めました。
「人間学」という一般教養の授業で、旅について話すことになりました。テーマがテーマだけに、興味を持ってくれた人は多かったみたいで、初回からかなりの人数が集まってくれました(2回目に感想を書いてもらったら、その提出者が249人も!)。90分×15回の長丁場の講義で、毎回準備に必死ですが、なんとか乗り切りたいです。以下は、1回目、2回目の感想を、それぞれFacebookに載せたものです。

-------------------(以下、自分のfacebookより)

4月5日

今日は無事に、大谷大学での初講義が終了しました。初日で、登録もまだなので、みな様子を見に来ている感じだとは思いますが、かなり大きな教室がほぼ満席で、おそらく150人~200人くらいはいたような。旅がテーマという授業はあまりなさそうだし、楽しげに見えたのかなと。

前半で、"Into the wild"の最初の部分を20分ほど見てもらってから、その後クリスがどうなったか、アラスカがどういう場所なのか(ぼくは行ったことはないのですが)、旅がこのときどういう意味を持ったのか、人の生き方と旅がどうつながっているかなどについて、写真や言葉を引用しながら、自分の体験などを交えつつ話しました。

寝ていた人ももちろんいたけれど、思っていた以上にみなちゃんと聞いてくれました。この授業を機に、旅をしようと思ってくれる学生がいたらうれしい限り。

次回は、"Into the wild"から強引に話をつなげ、「いまの時代の冒険」ということをテーマに、角幡唯介さんの「空白の五マイル」と石川直樹さんの「最後の冒険家」について話そうかなと思ってます。この二作、どちらもすごいおすすめです。


4月13日

昨日は、大谷大学の2回目の講義をしてきました。今回は『空白の五マイル』(角幡唯介)を題材に、「冒険」をテーマに話しました。なぜ、冒険をするのか、生と死の際に立つとはどういうことなのか。自分はもちろん、それほどの体験をしたことはないものの、角幡さんの体験や、他の登山家や冒険家の例を出しながら、そして自分の旅でのことを絡ませながら、自分なりに話してみました。

グーグルアースを使って実際に場所をたどりながら、各時代の生死をかけた冒険について、付随するチベット問題についてなど、いくつか例を紹介しました。

思っていた以上に多くの学生さんには興味持って聞いててもらえたことが、授業後に書いてもらった感想からも感じられました。大教室が満員になり、感想の提出者だけでもなんと249人を数えました。

旅・旅行を実際にしている人は、その中で決して多くなさそうなものの、旅に興味がある人はきっと多いはず。でもたぶん、きっかけがないんだろうと思うので、自分の講義をきっかけに旅に興味を持ってもらって、実際に動いてもらえたらと思ってます。

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Posted by ykon at April 14, 2012 12:47 AM | パーマリンク | コメント (3) | トラックバック (0)

March 24, 2012

南三陸町を久々に訪れて<Minamisanriku, Japan>

8ヶ月ぶりに、宮城県の南三陸町に行ってきました。
立ち上げ当時から、少しだけですがお手伝いさせてもらっている寺子屋プロジェクト「TERACO」で、久々に子どもたちの勉強を手伝ったりしてきました。

TERACO自体については、最近の「日経BP」誌に記事を載せてもらったので、そちらをご覧ください。

大変な中で1年間を過ごしながらも、元気な子どもたちに再会できて、本当に自分が元気をもらいました。それぞれ中学、高校、大学に進学が決まったり、次の学年に進んだりする直前で、8ヶ月前(昨年7月)に会ったときに比べてみなとても成長しているように感じました。本当に子どもたちの成長は早いし、エネルギッシュな子も多いし、被災地において、子どもたちの存在というのは、本当に掛け替えのないものだなと改めて思いました。

車を借りて町の様子を一通り見てきましたが、がれきは大きく何ヶ所かにわけて集積され、津波の跡地は、概ね何もなく、ただ静けさの漂う土地が広がっていました。これからこの土地がどうなっていくのか、まだ決まってない一方、人々の現実の生活は仮設住宅などを軸に確実に始まっていて、まさにこれからが本当に正念場なんだろうと感じました。

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写真は、志津川高校の前から見た南三陸の現在の様子。正面右側が海になります。ちょうどこの同じ場所から震災当日に撮られた映像が以下です。是非見比べてみてください。

南三陸町志津川高校から見た津波の様子


昨年5月に初めて被災地を訪れたとき、避難所で知り合った年配のご夫婦にも再会しました。お彼岸のお墓参りにもご一緒させていただき、住まわれている仮設住宅に連れて行っていただいたりしながら、いろいろとお話して、お元気そうな様子がわかり、うれしいでした。

その方は、家を流されてしまったものの、ご家族は無事で、いまは仕事にも復帰。とりあえずの生活はなんとかなっているものの、最長5年で仮設からは出ないといけない。

「一応、仕事はあるけれど、この歳でもう一度新たにいろいろ始めることもできないです。家はないし、土地もまだどうなるかわからないし、何もない。その先を考えると不安でしょうがないから、考えないようにしています。これからさらに2年、3年とたっていくと、みな被災地のことを忘れていってしまいますよね。たまにでいいので連絡をもらえたりするとうれしいので」

とおっしゃっていたのが心に残りました。仕事にまだ戻ることができていない人などは、さらに大きな不安を抱えているのではないかと想像できます。ある人に聞いたところでは、南三陸町だけでも、500ほどあった会社などのうち、すでに90程度が廃業・倒産したとのこと。なんとかふんばって生活を立て直し始めている人と、全くそんな気力すらも沸かない人との間で、大きな差ができつつあるような印象をうけました。

被災の程度もそれぞれ違うし、抱えている問題も、今後への気力もそれぞれ違います。そういうことがリアルに各人にのしかかってくるのが、まさにこれからの1年なんだろうと感じました。

それから、一つ写真集の紹介。
『南三陸から 2011.3.11~2011.9.11』

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これは、南三陸町の地元の写真屋さんである佐藤信一さんが撮ったもの。震災前の、本当に美しい南三陸町の街並みから始まって、震災当日から半年間の町と人びとの様子が写し出されています。

今回の震災の写真集でこんなに心打たれたのは初めてでした。この町を実際に身近に感じているから、ということを差し引いても、本当に素晴らしい(という言葉を使っていいのかわかりませんが)写真集だと思いました。辛いけれど温かい、悲しいけれど力強い、切ないけれど美しい。まさに地元の写真屋さんだからこそ撮れた一冊で、是非多くの方に見てもらいたいと思いました。

以下は、表紙に書かれている佐藤さんの言葉からの抜粋です。

『私は町の小さな写真屋の二代目。皆さんに支えられて今日まで頑張ってこられました。先日、私の撮影した昔の町並の写真を見てた方が泣いていた。ガレキの中から探し出した一枚の写真を私に見せ「これでまた生きて行けるよ」と大切に胸にしまった人もいた。ホント写真の力ってすごいなと感じた。私の店も家もすべて流されたけど、この町に生かされた写真屋ができる事。それはやはり写真で恩返しする事、そう強く感じています。写真はありのままを写す。時に辛い場面も写し出す。だから喜びも悲しみも心を込めてシャッターを切ろう。そう心に決めました。かけがえのないふるさとと人々の心の強さ、あたたかさを伝える為に、今を写せば未来へ繋がる。写真の力を信じて・・・』

ぼくもこの写真集を見て、改めて写真の力を実感しました。

被災地はまだ一周忌をむかえたばかり。

これからだ、と感じました。

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(写真集の中の、震災前の南三陸町)

Posted by ykon at March 24, 2012 1:10 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

March 9, 2012

Facebook を席巻する「KONY 2012」という映像について<Kyoto, Japan>

FB内外で、非常に話題になっているらしい「KONY 2012」という映像をみた。
http://www.youtube.com/watch?v=Y4MnpzG5Sqc
(英語)

おそらく、ほんのわずかな間に、youtubeでは4000万人以上が見ているもよう。Joseph Kony という男がウガンダにいて、彼が子どもたちを誘拐、殺害、レイプなど、やりたい放題20年以上している。この超超極悪人をなんとか始末しようと、アメリカ人が大きなムーブメントを起こしている、みな支援を、というストーリー。

ぞっとする映像だった。Joseph Konyの極悪非道ぶりではない。Joseph Konyはおそらく悪いやつなんだろうとは推測できるけれど、彼の極悪非道ぶりは、20年以上も悪事を働いていたというわりに、よく考えると具体的にはあまりわからない。

その上、彼がどうして、そんなことをし続けているのか、どういう背景を持つのか、ウガンダがどういう国なのか、といった説明が全くないまま、ただ、Joseph Konyという極悪人を始末しろ、というメッセージが、ひたすら続く。それを多数のアメリカ人が支持して、Joseph Konyをつかまえるために、昨年アメリカ兵が現地に派遣されたという。

アメリカ人の友人から、この映像を見てくれ、彼は本当の悪魔だ、というメッセージ付きで映像のリンクが送られてきた。アメリカで多くの人がこれを真正面から受け止めて怒りに震えているように見えるけど(それすらも映像から得た単なるイメージかもしれない)、まるで、「ザ・コーブ」を軸とした、欧米の反捕鯨の流れを思い出す。映像の雰囲気も、「ザ・コーブ」によく似ている。

イラクのときでも、こういう一方的な情報の怖さは散々アメリカ人は体感しているのではないかと思うのだけれど。。

最近、「戦争広告代理店」という本で、いかにボスニア紛争のとき、宣伝効果がセルビア=悪という世論をうんでいったかという過程を読んだだけに、それがそのままだぶってしまった。

今後の動きが非常に気になるところ。

Posted by ykon at March 9, 2012 10:16 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

February 20, 2012

『遊牧夫婦』のウェブ連載、再開&『G2』若旦那ルポ、アップ<Kyoto, Japan>


去年の春から9ヶ月ほど年近く連載をストップさせてしまっていた、ミシマ社のミシマガジンでの『遊牧夫婦』連載が今日から再開となりました!

まずは北朝鮮潜入篇から。この話は3回に分かれていますが、今週中に連続して掲載してもらう予定です。

そしてその後、『中国でお尻を手術。』の続きの話へと展開していきます。

是非読んでいただければうれしいです!
http://www.mishimaga.com/yubokuhu/

また、ノンフィクション誌『G2』に寄稿したミュージシャン・若旦那さんのルポが、ウェブで一部読めるようになりました。今後順次アップされ、最終的にはすべてネット上でも読めるようになります(会員登録制ですが、無料です)
http://g2.kodansha.co.jp

どちらもどうぞよろしくお願いいたします。

Posted by ykon at February 20, 2012 11:54 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

February 7, 2012

少々日本を離れます<Kyoto, Japan>

今日から11日まで、日本を離れます。お仕事でご連絡いただく場合など、若干、返信が遅れる場合がありそうですが、どうぞよろしくお願い致します。

携帯は使えなくなると思うので、お急ぎのご連絡の場合、PCのメールの方へご連絡いただければ幸いです。

では!

Posted by ykon at February 7, 2012 3:39 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

January 23, 2012

1月28日、写真評論家・飯沢耕太郎さんとトークイベント<Kyoto, Japan>

今週土曜日、1月28日に、大阪の「カロブックショップ&カフェ」にて、写真評論家・飯沢耕太郎さんとトークイベントを行ないます。飯沢さんの個展、「飯沢耕太郎ドローイング展 アフターマス 2011 3・11 14:46」のオープニングトークイベントという位置づけです。
旅、写真、震災のお話を、飯沢さんメインでお話するということになると思います。自分も、飯沢さんからどのようなお話が聞けるのか、またどんなイベントに展開するのか、とても楽しみです。

詳細は、カロさんのウェブサイトをごらんください。
ご興味のある方、是非お気軽にご参加いただければうれしいです。
トークのあとにはレセプションのようなものもあり、こちらもどなたでも参加できます。
http://www.calobookshop.com/

是非よろしくお願い致します。
ご来場いただける方は、サイト経由で予約をお願い致します。

今週は、明日は神戸、木曜は東京でそれぞれ取材、金曜は造形大の合評会で、土曜はこのイベント。いろんな人と会えるので、楽しみです。

今週もがんばっていきましょう!

Posted by ykon at January 23, 2012 12:48 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

January 16, 2012

今年もよろしくお願い致します<Kyoto, Japan>

更新しないまま随分と経ってしまい、いまさら年始初めての更新となりました。
正月から風邪を引いてしまい、それが長引きいまなお体調不良です。去年も年末に気管支炎になり、今年もこれはおかしいなと病院に行くと、また気管支炎という診断。以前は風邪は動いて治す派だったのに、いまは食っても動いてもなかなか治らなくなり、ああ、これが年齢かなと感じたり。。うーん、体力がないのが原因かもとも思ったり。少しだけジョギングはしているのだけれど。

年始早々いろいろと思うところがあり、今年の抱負みたいなものをブログに書こうとしたものの、どうにもまとまらずいまだにちゃんとかけずにいます。でもとりあえず、一言でいえば、「今年は『プロ意識』を上げたい」ということ。物書きとして、ほんとにもっと真剣に、覚悟を決めて仕事をするということです。

何の仕事であっても、この人はすごい!と思う人ってやっぱりその仕事に懸ける思いとか、自分はこれで生きていくんだっていう意識が本当に強いと感じます。そういう人のした熱のこもった仕事に自分は感動するし、自分もそういう仕事をしなければって強く思うようになりました。もちろん、これまでしてきた仕事にも自分は全力でやってきたつもりだけれど、何か、意識の持ち方として、自分はふわふわしてるというか、逃げ腰というか、中途半端な感じがしてしまってます。今年は、その意識を変える年にしたいです。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、以下は宣伝になりますが、今日、明日ぐらいから書店に並ぶ講談社のノンフィクション専門誌「g2」(ノンフィクション新機軸メディアG2)に、人物ノンフィクションを寄稿しています。ミュージシャンの若旦那さん(湘南乃風のメンバーとしても知られます)の話です。

もともと物書きをしたいと思うようになったが、沢木耕太郎さんの人物ノンフィクションに惹かれたためで、自分はじつはこういうのをやりたかったという思いがあります。決して出来が満足という意味ではなく、内容についてはかなり悪戦苦闘した末の習作といえるものかもしれませんが、自分としては、新たな一歩となる作品だと思ってます。機会がありましたら、読んでいただければうれしいです。

で、これから現実に戻って、明日までの原稿を仕上げます。。


★ それから、いま発売中の「Meets Regional 2月号」にインタビュー載ってます。

Posted by ykon at January 16, 2012 10:38 AM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

December 22, 2011

青山裕企さんとのイベント報告。コンプレックスが原動力<Kyoto, Japan>

こないだ告知した通り、先週金曜16日、ジュンク堂書店大阪本店にて、写真家の青山裕企さんとのトークイベントを行ないました。ともにミシマ社から新刊(青山さん『透明人間⇔再出発』、ぼくは『中国でお尻を手術。』)を出したばかり、そしてともに「ユウキ」、さらに旅、写真という接点があるということで、

「旅に出よう! 写真を撮ろう! ダブル・ユウキ対談」

と題されたイベントになりました。(司会はミシマ社代表・三島邦弘さん)

今回は、我ながらとっても面白いイベントになったように思いました。話しながらやたらと楽しくなり、おそらく青山さんも同じ気持ちで、そしてお客さんにもそんな空気を共有してもらえたように感じました。

青山さんは、空飛ぶサラリーマンを撮った『ソラリーマン』や、誰もに自らの甘酸っぱい思春期を思い出させる、女子高生のきわどい姿を撮った『SCHOOLGIRL COMPLEX』などで知られ、いま大活躍中の人気写真家です(吉高由里子『UWAKI』なども彼の作品)。
http://yukiao.jp/

この青山さん、同じ「ユウキ」だけであるだけでなく、本当に自分といろんな共通点があって、話しながらお互い驚くほどだったのです。ストーカー的に女性を追った遍歴、コンプレックスに悩み、それを克服するのを一つの目的として旅に出て(ぼくは吃音、青山さんは人見知り&大失恋?)、そして旅の途中で大きな転機が訪れ、それが現在の仕事へとつながり、いまに至ること。また「ストーカー時代」はともに1997年だったし、その時代にはともに、互いの相手に大量の手紙を出していたり(=その数々の長い手紙の執筆が文章修行になったようだ、という認識も(笑))。。また互いに長い旅をしているものの、ともに根っからのハードな旅人キャラではないことも。
(青山さんのこの大失恋ネタについては、ミシマガジン連載「<彼女>の撮り方」の第1回~第3回をチェック!)

二人が話したのは、互いに当時としてはかなり恥ずかしかったり情けなかったりイタかったりする過去です。でもいまはそれを笑いに転化できるぐらいの時間が経っています。話しながら、青山さんが当時考えていただろうこと、感じていただろうことが、そっくり自分にも当てはまり、手に取るように分かる気がして、本当にびっくりでした。

さらに、トークを進めるうちに、二人ともその時代が、そしてコンプレックスと格闘したことが、大きくいまの創作活動につながっていることに気付かされました。

ぼくにとっては、明らかに、吃音があったことがいまの自分の道を決めたし、また物書きとして生きていくための原動力になっています(吃音は『中国でお尻を手術。』の大きなテーマのひとつです)。また、青山さんも、女性に振られた(と思ってしまった)ことが、旅に出るエネルギーの源泉であり、そこである日突然写真家になると決めて、旅をやめて日本に戻ってきました。そして、どうして『ソラリーマン』のように、人が空を飛ぶような写真を撮り始めたかといえば、人見知りのために正面から相手と向き合って撮ることができなかったから、といいます。

コンプレックスが原動力。そして自分は普通の人だから、とにかく自分の核となってるものに正直に向き合い、それをむき出しさらけ出して表現しなければ勝負にならない、という意識。青山さんの体験、そして自分の過去を思い出して、いかにコンプレックスというのは、自分を鼓舞する武器になりうるか、ということを改めて実感しました。

『SCHOOLGIRL COMPLEX』を読んだときは、青山さん自身が本当に裸一貫になって自分自身をさらけ出して勝負してるという迫力が伝わってきました。きっとそれが青山さんの作品の作り方だし、それは自分にとってもかなり感覚的に近いものがありました。

いずれにしても、ダブル・ユウキは今回かなり意気投合し、いいイベントになったという実感を得ました。是非また近いうちに、今回の続編となるイベントをやりたいと青山さんとともに考えています!

今回のイベントに来ていただいた方、関係者のみなさま、本当にありがとうございました!


Posted by ykon at December 22, 2011 11:26 PM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

December 15, 2011

青山裕企さんとのイベントが明日<Kyoto, Japan>

前回も告知した、写真家・青山裕企さん(『ソラリーマン』『SCHOOLGIRL COMPLEX』など)とのトークイベントが明日16日に迫りました。
ジュンク堂書店大阪本店 18時半からです。とっても面白いイベントになるのではないかと思うので、ご興味のある方は是非、以下より詳細をご確認ください!

http://blog.mishimasha.com/?eid=995700

また、同じく明日、午前11時からは、KBS京都ラジオ「妹尾和夫のパラダイスKyoto」に出演します。『中国でお尻を手術。』について話します。
京都では、ネットでも聴けるはずです(http://radiko.jp/)。
受信可能地域の方、よかったら是非。

よろしくです~。

Posted by ykon at December 15, 2011 10:44 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

December 7, 2011

写真家・青山裕企さんとのイベント&メディア掲載情報<Kyoto, Japan>

次のちょっと大きめな仕事がひと段落して、ここ2、3日は少しリラックスして過ごしてます。

さて、来週新たなイベントをまたやらせていただきます。

12月16日(金)18時半~ ジュンク堂書店大阪本店にて、写真家・青山裕企さんとのトークイベントです。青山さんは、『ソラリーマン』や『SCHOOLGIRL COMPLEX』などで知られるいまとても注目の写真家です。(青山さんは今月、詩人の谷郁雄さんとともにミシマ社より、『透明人間 再出発』という写真&詩集を出されます。)

テーマは「旅と写真」。じつは、青山さんとぼくとでは過去にいろいろと妙な符合がありそうで(勝手にそんな予感がしているだけですが笑)、テーマを越えた予想のつかない楽しい話が出てきそうな機がします。
ご興味のある方は是非、お気軽に!
詳細は、ジュンク堂書店さんのHPをご覧ください。

それから、なかなかメディアへの露出が進んでいなかった拙著『中国でお尻を手術。』ですが、最近ポツポツと出始めました。

こないだの日曜日、4日は、日経新聞の読書欄、京都新聞の読書欄で紹介していただきました。また今週発売のダ・ヴィンチにも、「注目の新刊情報」に載せていただきました。

日経新聞
「・・・南部の昆明でのマンションを借りての生活、上海で経験した家庭教師の仕事、予期せぬ手術。そこで実感した反日感情、中国人の気質。日々の驚きや戸惑い、発見をユーモアあふれる筆致で、生き生きと切り取る。・・・」

京都新聞
「・・・気ままな旅の醍醐味とともに、時には「自分は大丈夫か」とウジウジする弱さも披露。旅とは何か。生きるとは? そんな根源的な問いを優しい口調で投げかける」

ダ・ヴィンチ
「・・・淡々とした筆致だが、だからこそ面白く共感できるエピソードの数々に思わず引き込まれてしまう」

どれも素敵な紹介を本当に感謝です。

また、以下は、ラジオやイベントでネットで視聴可能なものです。
よかったら覗いてみてください。

★FM797三条ラジオカフェ「Thinktank Journal」(12月6日出演。パーソナリティ・中野有さん)
国連職員として20年間世界を駆け回ってきた中野さんとのノマドなトーク。
fm797thinktank2.seesaa.net

★紀伊国屋新宿南店「ミシマ社ウィーク」でのミシマ社代表三島邦弘さんとのトークイベント(11月21日)
『中国でお尻を手術。』誕生秘話や、昆明時代なぜぼくは手で大便をキャッチしなければならなかったかについて、など。 
http://www.youtube.com/watch?v=W9URIAuE2mc

引き続きよろしくお願いします!

Posted by ykon at December 7, 2011 11:28 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

December 1, 2011

そよが2歳になりました<Kyoto, Japan>

今日はそよの誕生日。おかげさまで2歳になりました!

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夜中の2時ごろ、モトコが破水して二人で病院に駆け込み、その後モトコが20時間近く激痛と格闘した果てにそよを生み出してくれてから、もう2年。なかなか感慨深いものがある今年の誕生日です。

日に日に目に見える成長を遂げていく姿を見ていくのは、本当にうれしいものがあります。自分の人生を一からやり直しているような気分になれるっていうか。覚えていないはずの自分の幼いころの気持ちがふとフラッシュバックすることもあるんですよね。

そよを抱っこしているとき、自分が父親に抱っこされている感覚が突然蘇ってきたり、そよが泣いてる姿を見て、自分が泣いている感覚がリアルに戻ってきたり。。。そんな感覚が身体のどこかに眠っていたということが不思議だったり、びっくりだったり、人間の神秘さを感じます。

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(先週。皿を頭にのっけておどけるそよ。最近、かなり三枚目キャラであることが判明中。行儀の悪さも相変わらず)

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(こちらはちょうど一年前。ヨーグルトで作ったケーキを食べるのに床にビニールシートを敷いて、大掛かりな作業。今年は本物のケーキを少し、机の上できちんと食べてました)

家族、友だち、保育園、近所の人など、いろんな人に励まされ、助けられながら2年間やってこられました。本当に感謝です。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

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(昨日のそよとモトコ)


Posted by ykon at December 1, 2011 10:11 PM | パーマリンク | コメント (6) | トラックバック (0)

November 27, 2011

11月のイベントが3つ終了、そして次のイベント予定<Kyoto, Japan>

11月の3つのイベントが、昨日で無事にすべて終了しました。

19日の新宿ネイキッドロフト(「旅人の夜 アジア遊牧」)、21日の紀伊国屋新宿南店トークイベント(with三島邦弘さん)、26日の京都・大垣書店四条店トークイベント。

どれも、温かなお客さんに囲まれて、楽しい時間を過ごさせていただきました。

19日は、主催者でライターの片岡恭子さん、超ベテラン旅人フクゾウさんとともに、3人でのトーク。会場の新宿ネイキッドロフトは、トークやライブイベントが連日行なわれるサブカル系のイベントスペースで、若干のアングラ感&酒を飲みながらのトークというのがなかなかよかったです。こちらは、途中であの牛山さんが登場するというかつてない展開を見て、大盛り上がり。牛山さんの旅の仕方にみな驚愕・感嘆・爆笑し、牛山さんが熱唱した牛山ロックの2曲("globe trotter"と"30年"だったはず)に感激・喝采!牛山さんがクロアチアを国外追放になり急遽日本に戻ってきたのは、このイベントのためだったのではないか、というぐらいのすごいタイミングで彼が日本に居合わせてくれることになり、実現したこの企画。3時間におよび、少し長すぎた感はありましたが、とても貴重でエキサイティングな夜となりました。
(YouTubeで「近藤雄生」などで検索していただけると、牛山さんの歌が聞けます!)

21日は、紀伊国屋新宿南店「ミシマ社ウィーク」の連続トークイベント企画の初日で、ミシマ社代表の三島邦弘さんとぼくが対談することになりました。店内で、一般のお客さんが通り過ぎる中での40、50分ほどにわたるトークで、これもまた新しい試みでした。設けられた15席ほどの客席のお客さんと、立ち止まって聞いてくださった方々もよく笑ってくださり、そのおかげで楽しくトークを展開できました。『中国でお尻を手術。』の制作の中で三島さんと話しあった内容などを、いろいろとお話しました。
(これもYouTubeにトークの動画あり。)

そして京都に戻って、昨日26日の大垣書店四条店のトークイベントは、1ヶ月ぶりの一人でのスライドトーク。こちらもたくさんの方が来てくださりました。最初の15分ぐらいは、ギャグがすべりまくり、若干冷や汗をかいてしまいましたが、先月のイベントから投入したビルマ麻薬博物館ネタぐらいからみなさんに笑っていただけるようになり、ほっとして進めた1時間半。その後のサイン会、そして懇親会、さらには二次会もあり、22時半ごろまで、いらしてくださった方と飲み、語ることができて、こちらもとても楽しい夜となりました。やはりこのイベント後の懇親会(飲み会)というのは、いいですね。

ご参加くださったみなさま、お店のスタッフのみなさま、その他関係者のみなさま、どうもありがとうございました!今後ともどうぞよろしくお願い致します。

次回のイベントは、まだ正式には発表になっていませんが、12月16日(金)の夜、ジュンク堂書店大阪本店にて、写真家の青山裕企さんとの対談です。テーマは「旅と写真」となる予定。いま、超注目の若手写真家の青山さんに写真の話をいろいろ伺いつつ、盛り上がるイベントにしたいです。

ご興味のある方、是非いらしてください!

先日、TokyoMXテレビにて放送されたミシマ社の特集番組の映像はこちらです!

また、辺見えみりさんが、拙著『遊牧夫婦』をブログで紹介してくれました!じつは中学の同級生です。

Posted by ykon at November 27, 2011 11:15 PM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

November 19, 2011

新宿ネイキッドロフトイベント、今日です

本日19時半より、新宿ネイキッドロフトにて、トークイベントを行ないます。
あいにくの雨となってしまいましたが、楽しいイベントになるよう、がんばります!

もし、ご興味&お時間のある方、今日のご予定が決まってない方、
お誘いあわせの上、お気軽に遊びにいらしてください!

詳細は、以下です。
http://www.loft-prj.co.jp/naked/schedule/naked.cgi?year=2011&month=11

では、よろしくお願い致します!

これから、京都を出ます。

Posted by ykon at November 19, 2011 9:19 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

November 17, 2011

19日、新宿ネイキッドロフトでイベントです

今週土曜日の新宿ネイキッドロフトでのイベント、いよいよ近づいてきました~。

急遽、びっくりゲストの登場が決定!
多くの人がその行方を気にしている不思議な人物が、突然日本に出没し、
当日駆けつけてくれるようです。
途中で、そのゲストの歌も入るかもしれない予想のつかないライブです!
きっと楽しいです~。
ご興味のある方、是非!

‎11月19日(土)19時30分~、
新宿ネイキッドロフト 旅人の夜 第18夜『中国でお尻を手術。~遊牧夫婦、アジアを行く』刊行記念 「アジア遊牧」。ゲスト・近藤雄生

詳細→ http://www.loft-prj.co.jp/naked/schedule/naked.cgi?year=2011&month=11 
予約→ http://www.loft-prj.co.jp/naked/reservation/

よろしくお願い致します!

Posted by ykon at November 17, 2011 12:33 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

November 12, 2011

「旅行記」の講義を終えて<Kyoto, Japan>

京都造形芸術大学にて、9月末から半期の半分で「旅行記」の講義を担当させていただきました。作家や編集者を目指す学生が集まる文芸表現学科の1年生への演習の授業。1回80分×2コマを7回、というものでした。それが先週で無事終了しました。

旅行記は、自分では書いているものの、じつはそれほど広く読んでいるわけではないので、去年、講義のお話をいただいたとき、これはやばいぞと、紀行文の古典と言われるものなども含めていろいろと読み始めました。しかし、読むのは遅いし、仕事で読まないといけないものに追われるしで、実際には数えるほどしか読了できず。

で、結局は、にわか勉強で読んだものの話をするより、自分が実際にいま書いているリアルタイムの話をした方が、学生にとってもためになるだろうし、話も臨場感が出て面白いだろう、と開き直って、講義を始めました。

学生は毎回20名ほどで(登録者が27名)、作家志望の人が多かったものの、ノンフィクションや紀行文に興味のある学生は少なそうでした。

「旅行記/エッセイ」という授業で、選択必修科目の一つなので、必ずしも旅行記を書きたい学生が集まるわけではない、どころか、紀行文に興味ある人はほとんどいなかったような按配でした。

でも、旅の話をすると、少なからぬ人が興味を持ってくれた感じでした。また、7回の中で3つ課題を出して、短い旅行記を書いてもらったのですが、みな思っていた以上にいい文章を書いてきてくれて、課題のチェックをするのもなかなか楽しかったです。

結局、紀行文を書こうといっても、まず旅に興味がないと、そんなもの書けるはずもないので、旅の面白さを話して、旅に行きたい!って思ってもらえるような授業にすることを目指しました。

その結果、少なくとも何人かは、旅に出たい!って気持ちをもってくれたようで、うれしかったです。

いまの若者は旅をしないってよく聞くけれど、今回講義をするなかで、まさにそれを実感しました。でもその一方で、みな、旅の話をすると興味を持って聞いてくれるし、知らないところにいくということ自体は、きっと誰もが興味があるはずだ、ってことも感じました。おそらくいまの学生たちは、旅に行きたいと思うきっかけがないだけなんじゃないかって。そのきっかけを与えられる講義になっていればと思います。

造形大の先生の一人が、「メディアなどから受け取る情報は、結局はすべて、買いなさい、買いなさい、ということにつながっていくことばかりだ」、とおっしゃっていて、そうだなって思いました。ほとんどすべてが購買欲を高めるための情報。

で、考えてみると「旅をしなさい」っていう情報(声)ってのはいま決して多くないし(むしろ「やめなさい」っていう声のほうが多いような。。)、それはもしかすると、「旅をしなさい」って言っても商売にならないからなんじゃないかな、って思ったりもしています。。そう思うと、学生たちが旅をしないのは、彼らが旅に興味ないからではなくて、結局、消費につながることばかりが席巻するいまの時代の流れなのかなと。そうであれば本当にもったいないっていうか、若者たちに旅に興味をもってもらえる機会を作らないといけないんじゃないかなって思いました。

自分のことなんてわかってるって思ってそうな若い人ほど、旅をしてほしいと思います。きっと、いかにわかってないか、ということがわかるから。人は比較対象を持ってみてはじめて、自分が何者かってことがわかってくるはずなのだから。

沢木耕太郎さんの『深夜特急』が若者を旅にかきたてたように、自分の本も少しでもそういう役割を果たせたらいいなと思います。

大学での講義は楽しく有意義でした。学生にもそう思ってもらえていたらいいのだけれど。

来年もまたいくつか講義を持たせていただく予定です。もっと書いて読んで勉強して、パワーアップさせないとな、と。


Posted by ykon at November 12, 2011 11:19 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

November 6, 2011

11月のイベントのお知らせ!東京&京都<Kyoto, Japan>

11月も、東京と京都でイベントをやらせてもらうことが決まっています。

ご興味のある方、是非遊びに来ていただければうれしいです!

【東京】
○‎11月19日(土)19時30分~
新宿ネイキッドロフト 旅人の夜 第18夜『中国でお尻を手術。~遊牧夫婦、アジアを行く』刊行記念 「アジア遊牧」。ゲスト・近藤雄生

開催まで2週間を切りましたが、予約状況がまだまだとのことです。
きっと楽しくなると思います!
どうぞよろしくお願い致します。

詳細→ http://www.loft-prj.co.jp/naked/schedule/naked.cgi?year=2011&month=11 
予約→ http://www.loft-prj.co.jp/naked/reservation/

【東京】
11月21日(月) 
紀伊國屋書店新宿南店で好評開催中の「ミシマ社5周年記念フェア」、特に11月21日~26日が「ミシマ社WEEK」となるとのことで、その初日、店内でミシマ社代表・三島邦弘さんとぼく・近藤雄生とのトークをやります。本の制作にまつわる裏話など(?)、ぶっちゃけトークをする予定です!こちらも是非よろしくです!
http://www.kinokuniya.co.jp/store/Shinjuku-South-Store/20111106103235.html

【京都】
11月26日(土)15時~
大垣書店四条店にて、『中国でお尻を手術。』刊行記念トークイベントを行ないます。こちらは四条店にて本書をご購入いただいた方に整理券を配布中です。ただ、ここだけの話ですが、他店でご購入いただいた方もOKです!と、四条店の赤井店長からうれしく寛大なお言葉をいただいてます(以下サイトより、四条店へお問合わせいただくか、直接近藤までご連絡ください。ykon(at)wc4.so-net.ne.jp )。昨年同様、トークイベントのあとには参加者のみなさまと懇親会(飲み会)も開催予定です!去年は、突然のイベント後飲み会だったものの、30人ほどが参加してくださり、非常に楽しく盛り上がりました。たくさんの方のご参加お待ちしてます!
http://www.books-ogaki.co.jp/


また、お近くにご興味ありそうな方がいらっしゃれば、是非お声掛けいただければうれしいです!

どうぞよろしくお願い致します。

Posted by ykon at November 6, 2011 2:50 PM | パーマリンク | コメント (1) | トラックバック (0)

November 3, 2011

『中国でお尻を手術。』、よろしくです!<Kyoto, Japan>

新刊『中国でお尻を手術。』が発売して2週間近くたちましたが、まだいまいち『遊牧夫婦』のときほどの勢いが感じられずで、パブリシティに必死になってます・・・。

でも、自分としては前作以上の手ごたえがあり、是非広く読んでいただきたい!と思ってます。

以下、参考まで、うれしい感想の一つを、紹介させていただきます。
京都のライター仲間の方が書いてくださった感想です。

http://d.hatena.ne.jp/atutake/20111026/1319594073

是非、よろしくおねがいします!
(必死^^;)

Posted by ykon at November 3, 2011 10:15 AM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

October 28, 2011

イベントが2つ終了しました!<Kyoto, Japan>

先週21日の西荻「旅の本屋のまど」さんでの発刊記念イベント、昨日27日の大阪・ナカノシマ大学の講座「中之島から旅に出よう!」の2つのイベントを無事におえて、今日はちょっとほっとしています。

去年『旅に出よう』と『遊牧夫婦』を発刊して以来、2003年から2008年の、同じような話を何度もさせてもらっていて、そろそろ自分的にもこのネタは終わりにしないとなって気になっていたところです。なので、今回、新刊『中国でお尻を手術。』の発刊関連イベントでは、少し話を変えないとと思い、のまどイベントを前に、新たなネタを探すべく昔の写真を全部見直したりしていました。そしたら、本にも書いてなく、話もしていないけど、笑えるネタが結構たくさんあることを思い出し、のまどイベントでは、それらをもとに去年とはちょっと違う話をするべく試みました。

温かい反応をしてくださるお客様に恵まれて、しょっぱなからみなさん笑ってくださって、そのおかげでリラックスして話すことができ、いいイベントになったかなと感じました。のまどさんのお店の雰囲気も最高でした。

ぼくはメンタル弱いため、最初にウケるだろうところでウケないと、急激に意気消沈し、そのままトーンダウン、発汗して全然うまく話せなくなる傾向があるため(これは直さないといけませんが)、最初から笑っていただけると本当にありがたいです。だから、サクラを設置してでも最初は笑いをとらなければと、いつも出だしは結構緊張してます。

昨日のナカノシマ大学でも、笑いに厳しそうな大阪の方々の前だったので、さて、どうだろうと思ったものの、最初から温かな笑いで迎えてくださり、本当に気持ちよくお話しすることができました。ナカノシマ大学では、デザイナーの竹岡寛文さんとの対談だったのですが(街道歩きの鉄人!)、竹岡さんのさわやか軽快トークとうまくかみ合った感じで楽しかったです。

二人のイベントだったのに、厚かましくぼくの本の販売をさせていただき、しかも、たくさん買っていただいて本当にうれしかったです(新刊『中国でお尻を手術。』はその場で完売!)。そして、イベントのあとのアフターパーティーにも大勢の方が残ってくださって、みなさんとお話できて、とてもいいイベントになりました。

いらしていただいたみなさま、関係者のみなさま、どうもありがとうございました!!
楽しいし、本も買っていただけるし(笑)、イベントをもっと積極的にやりたいなあ、と思うこの2回でした。

11月は東京で2回(19日に新宿ネイキッドロフト『旅人の夜』、21日に紀伊国屋新宿南店でミシマ社・三島邦弘さんとのトーク)、京都で1回(26日に大垣書店四条店でトーク)の3回が決まっていますが、それ以外にも大阪の書店さんなどで何度かやらせてもらうことになるかもしれません。

よろしければ是非遊びにいらしてくださればうれしいです!

しかし、いつも、牛山さんネタのウケ方がすごい。悔しいけれど、自分で話しながら、なんだか牛山さんに全部持ってかれているような気分にも(笑)。牛山さん、是非トークイベントやるために一時帰国を!!お客さん超満員になりますよ!

Posted by ykon at October 28, 2011 9:19 AM | パーマリンク | コメント (5) | トラックバック (0)

October 26, 2011

明日27日、大阪・中之島でイベントあります。<Kyoto, Japan>

先週金曜日、21日の旅の本屋のまどさんでのイベントは、多くの方に来ていただき、盛況でした!

いらしてくださったみなさま、どうもありがとうございました!

そして、明日10月27日は、大阪でイベントです。

大阪・ナカノシマ大学の講座として中之島のデザインミュージアムにて、「ナカノシマから旅に出よう!」という対談イベントを行ないます。お相手は、デザイナーで街道筋に造詣の深い竹岡寛文さん。そのあとはアフターパーティーもあり、楽しいイベントになると思います!まだ席はありますので、ご興味のあるかた、是非!
http://www.nakanoshima-univ.com/site/seminar/article/50

どうぞよろしくお願い致します!

Posted by ykon at October 26, 2011 11:24 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

October 17, 2011

10月21日のイベント@西荻「旅の本屋のまど」さん、よろしくお願いします!<Kyoto, Japan>

新刊『中国でお尻を手術。 遊牧夫婦、アジアを行く』の発売は、10月21日ごろになる予定です。
どうぞよろしくお願い致します!

そしてまさにその日、21日(金)に、東京・西荻の「旅の本屋 のまど」さんにて、トークイベントを開催します。今回の本の中に盛り込むことができなかった話題などを中心に、この本をより楽しめるような、そして「遊牧生活」の魅力が伝わるようなお話ができればと思っています。

だいぶ予約をいただいてますが、まだまだ席に余裕がありますので、是非、多くの方に来ていただければと思ってます。ご興味のある方、どうぞお気軽にいらしていただければうれしいです!以下より、詳細をご確認ください。(事前予約制)

http://www.nomad-books.co.jp/event/event.htm

ではよろしくお願い致します!

Posted by ykon at October 17, 2011 1:03 AM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

October 15, 2011

ついに、刷り上りました!<Kyoto, Japan>

昨日は、ミシマ社での5周年記念パーティーの二日目に参加させてもらいました。書店員さん、メディアの方々、ライター、編集者、作家、デザイナーの方々など、かなりの人数がミシマ社のほのぼの民家@自由が丘に集まり、これはこれは大盛況な楽しいパーティーとなっていました。

5周年、本当におめでとうございます!

さらに、ちょうど昨日、新刊『中国でお尻を手術。』が刷り上りました!パーティーに遅れて着くと、乾杯を待つ大勢の方々たちとともに、本の実物と対面しました。これです!

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思っていた以上に素敵な仕上がりに感激でした!衝撃的なタイトルも、この表紙のイメージの中にきれいに収まり、一冊の本としてとてもいいものになった気がします。実物は写真以上にきれいで、手触りもいいので、是非書店で手に取っていただければうれしいです。『遊牧夫婦』と並べてみると、シリーズものらしさが感じられ、よかったら一緒に書棚に並べていただければ幸いです!

寄藤文平さん、北谷彩夏さん、素敵なデザインをどうもありがとうございました!

21日ごろには書店に並ぶ予定のようです。是非よろしくお願い致します!

Posted by ykon at October 15, 2011 11:23 PM | パーマリンク | コメント (8) | トラックバック (0)

October 3, 2011

遊牧夫婦の続編、いよいよ発売間近です<Kyoto, Japan>

長かった遊牧夫婦の続編の執筆がいよいよ終了し、発売が間近に迫ってきました。いまのところ10月20日ごろには、書店に並ぶのではないかと思います。

書籍執筆のためにウェブ連載を終了してから書き直しに5ヶ月近くかかってしまいました。相当手を加えました。ウェブとはほとんど別物になりましたが、一冊の本として、自分としてできることはやったと思えるところまでとことん試行錯誤できた気がしてます。

そして、タイトルも決まりました。え?っていう声も聞こえそうですが(笑)、以下になりました。

『中国でお尻を手術。 ―遊牧夫婦 アジアを行く―』

編集者のミシマ社・三島さんにつけてもらったタイトルで、自分としては最初はちょっとびっくり&反対だったのですが、考えに考え抜いた末、これで勝負することに決めました。そして最後まで書き上げてみると、自分としてもこのタイトルがしっくりくるようになりました。

ちょっと軽そうな本に聞こえるかもしれませんが、これはむしろ、全部をさらけ出す覚悟の現れとご理解ください!文体も内容も、前作よりもしまった感じに仕上げたつもりです。密度も濃く、しっかり楽しんでいただけることを願って書き上げました。

前作が、楽しげな旅の始まりの雰囲気を全面的に出したのに対して、本作は、旅が中盤に入り、ただ楽しいというだけではなくなったそのころの悩みや葛藤をじっくりと書きました。自分にとってこの旅はなんだったのか、自分にどんな影響を与えてきたのか、そんなことを思い起こしながらの執筆でした。そして、タイトルの通り、舞台の中心は中国となります。中国のハチャメチャな、でも楽しい風景の中での、ぼくらの右往左往を体感していただければうれしいです。

表紙も前作と同様、寄藤文平さんに手がけていただき、とても素敵なものに仕上げていただきました。自分としても実物を見るのがとても楽しみです。

前作を読んでいただいてない方もすんなり入れるように書いたつもりですので、是非、書店で見かけたら手にとっていただけるとうれしいです。そして、気に入っていただけたら、是非前作もよろしくです!

イベントも複数決まっています。

●まずは10月21日(金)に、東京・西荻窪の「旅の本屋のまど」さんにて、発刊記念トークイベントです。http://www.nomad-books.co.jp/event/event.htm 

10月27日(木)は大阪・ナカノシマ大学の講座として中之島のミュージアムにて、「ナカノシマから旅に出よう!」という対談イベント。お相手は、デザイナーで街道筋に造詣の深い竹岡寛文さん。
http://www.nakanoshima-univ.com/site/seminar/article/50

以下の二つはまだ詳細が未定ですが、

●11月19日(土)に、新宿ネイキッドロフトにて、「旅人の夜」出演予定。

●11月26日(土)に、京都の大垣書店四条店にて、トークイベント&交流会

などなどです。

では、どうぞよろしくお願い致します!

Posted by ykon at October 3, 2011 9:23 PM | パーマリンク | コメント (3) | トラックバック (0)

September 3, 2011

お知らせいろいろ(対談イベント、理系ライター、台湾版)<Kyoto, Japan>

またまたブログの更新が一ヶ月も滞ってしまいましたが、元気でやっております。
ここ一ヶ月は、とにかく続編の原稿の仕上げに追われる日々でした。とはいえ、まだ終わったわけではありません。いよいよ最終コーナーは回った、という状況まできましたが、ここからの仕上げをがんばって、できる限り完成度の高いものにすべく、エネルギーを注ぎます。タイトルがまだ未定、という段階ではありますが、発売は、なんとか10月中に実現しそうです。よろしくお願い致します!

お知らせをいくつか。

★10月に大阪で対談イベントを行ないます。

大阪・ナカノシマ大学の講座として、10月27日(木)に、中之島のミュージアムにて、

「ナカノシマから旅に出よう!」

という対談イベントを行ないます。お相手は、デザイナーで街道筋に造詣の深い竹岡寛文さん。(中山道540kmを踏破!)
イベント後に自由に参加できるアフターパーティーもあります!楽しいイベントになりそうなので、興味のある方、是非下記ウェブサイトをご覧下さい(詳細&申し込み)
http://www.nakanoshima-univ.com/site/seminar/article/50


★京都在住のライター4人で、理系専門ライター集団を立ち上げました。

『理系ライターズ チーム・パスカル』

です。理系専門のライター集団を作ったら需要があるのではないか?と、ライターの知人たちとはじめました。理系のことが書ける人材というのはじつはかなり重宝されることが、ぼくも日本に帰ってきてわかりました。大学院修了以来、かれこれ7年ほど封印していた理系バックグラウンドをぼくも2年半ほど前に再起動させて、怪しげながらも、いろいろと理系の書籍や雑誌記事を書いてきました。

そんな理系ライティング経験者たちが協力して屋号なりを打ち立てたらもっと仕事も得やすいのではないかと、フリーなぼくらの処世術のようにして立ち上がりました。まだ開始から2週間ほどで、チームパスカルとしての受注実績はありませんが、みなベテランの書き手なので、道が開けていくのではないかと期待してます。

どうぞよろしくお願い致します。

チーム・パスカル ウェブサイト
http://teampascal.jimdo.com/

『遊牧夫婦』の台湾版が発売になりました。

昨年の発売当初から興味を持ってくださった台湾の出版社が、かなり早く翻訳版を完成してくださり、8月に台湾にて発売になりました。表紙も、こんな感じで日本版とほぼ同じです。

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翻訳者は、沢木耕太郎さんの『深夜特急』や、吉本ばななさんの作品なども手がける方で、訳文も期待されるものの、すっかり中国語が消えゆきつつある自分にはほとんど読むことができなそうで残念。でもちょっとみたところ、日本語をほぼそのまま訳して下さっているのはわかりました。ただすべて漢字なると、非常に真面目な哲学書みたいな雰囲気に見えました。

台湾在住の方、中国語の使い手の方、もし見かけることがありましたら、手にとっていただけたらうれしいです。

------------------

以上、お知らせばかりになりましたが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

Posted by ykon at September 3, 2011 4:35 PM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

August 1, 2011

遊牧夫婦の続編刊行がいよいよ近づいてきました<Kyoto, Japan>


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(最近のそよ。もう1歳8ヶ月になり、だいぶ意思疎通もできてる感じです)

一昨日やっと、『遊牧夫婦』の続編(タイトル未定)の原稿が概ね書き上がりました。
去年の7月に『遊牧夫婦』を刊行した前後から、その続きとして、ウェブマガジン(ミシマガ)での連載という形で毎週(ときに隔週)書いてきました。そして上海まで書き終えて、書籍用に書き直しを始めたのが今年の5月初旬のこと。

それから本当に、悩み悩み抜きました。ウェブ版から、書籍にふさわしいように全体の構成を少しずつ換えながら、章ごと削除したり、新たな章を追加したりしているうちに、構成も中身もウェブ版から相当変化してきました。

そして、やっと。

とりあえず今の段階で自分として納得いくところまで書き直すことができました。一冊の本として、一つの大きな流れを持った形になるように、とことん文章を絞り込みました。その作業にほとんど丸三ヶ月かかりました。

そしてこれから、ミシマ社・三島さんたちの大きな力を借りながら、さらなる磨き上げを行なって、完成へと向かいます。前作とはちょっとテイストの違う続編になりそうです。

今回もかなり気持ちを込めた一冊になると思うので、是非読んでいただければうれしいです。
いまのところ10月刊行の予定です。

どうぞよろしくお願い致します!

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(7月のはじめには、「カポジ水痘様発疹症」という聞いたことのなかった皮膚病になり、首やお尻に衝撃的なできものが無数にできてしまったりもしましたが、おかげさまでそれも治り、元気に育ってます)

Posted by ykon at August 1, 2011 9:58 PM | パーマリンク | コメント (11) | トラックバック (0)

July 24, 2011

寺子屋プロジェクトTERACO&南三陸町報告<Minamisanriku-cho, Japan>

いま、宮城県南三陸町のホテル観洋のロビーからこれを書いています。
目の前の大きな窓の向こうには、太平洋へとつながる広大な海。そしてその隣を見ると、3.11の当日から少しずつ姿を変え、静まり返った街があります。

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二ヵ月半ぶりにこの街にやってきて、まず驚いたのは、以前散乱していた大量の瓦礫が、大きく片付いたこと。そして、すべてを破壊され、押し流された土地には、緑の草が力強くその姿を現していました。

少し高い場所から街全体を望んだとき、以前は、全体が白、グレー、黒のモノトーンだったものの、いまは、全体が緑色に見えたのがとても印象的でした。そして、車を走らせると、道路の脇には、ピンと立ったひまわりがたくさん、とてもきれいに咲いていました。

いま、ぼくは、「南三陸町寺子屋プロジェクト『TERACO』」の現場に、来ています。
監修となっていることもあって、1日も早く参加したかったのですが、開始から一ヶ月を過ぎてやっと参加することができました。(とはいえ明後日には帰らないといけないのですが。。。)

TERACOは、いろんな方々の支援を受けて、とても素晴らしい環境に育ってきています。

ボランティアの学生がたくさん駆けつけてくれ、複数の方が教材その他を送ってくださいました。そして何よりも、そうして少しずつ整っていった部屋に来てくれる大勢の子どもたちの、一生懸命学ぶ姿、元気に笑う姿に力を得ながら、素敵な場所になってきています。
ご支援いただいているみなさまに本当に感謝いたします。

いま毎日、20人前後の子どもたちが、思い思いに勉強をしに部屋にやってきてくれます。

大学受験を前にして家をなくし、浪人は不可、私立も不可な状態で、国公立に向けて背水の陣でがんばる高3の子、2時間かけて通学し、ハードな部活をこなしながら、遅くまで数学の問題を解き続ける高2の子、毎日通ってコツコツと自分のやるべき問題と格闘する中学生、部屋を元気なエネルギーで満たしてくれる小学生たち・・・。

ぼくなんかは、本当の意味では想像すらできない大変な状況を抱えつつ、明るく懸命に勉強に取り組む子どもたちの姿には、本当に刺激をもらい、がんばってほしい!と心から応援したくなってきます。

子どもたちというのは本当に、どの町にとってもどの国にとっても、未来に向けての宝であり、希望なんだなということを強く感じます。

10年後、20年後、南三陸町がどうなっているかは、本当にいまの子どもたちにかかっているんだろうなと、子どもたちにとっては本当にそれは大変なことだけれど、そう感じます。

話し、聞くほどに、これからのこの町での教育についても、いろいろと考えなければならない問題があることを実感するけれど、少なくとも、必死に学ぼうとしている子どもたちが、震災によって未来への希望を断たれてしまうことがなければと思います。

でも、子どもたちを見ていると、むしろこの震災を力にしている子も少なくないのではないかと感じます。なんとか、彼らがみな、それぞれの道を思い切って進んでくれることを願わずにはいられません。

これからこのプロジェクトがどのように進んでいくかは、まだいろいろと未定なものの、今後とも、ご支援どうぞよろしくお願い致します。

ご報告まで。

Posted by ykon at July 24, 2011 5:20 PM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

June 24, 2011

参考書・問題集、募集中です<TERACO, Minamisanriku, Japan>

南三陸町での寺子屋プロジェクト「TERACO」は、おかげさまで多くの方のご協力を得て、順調にスタートしております。連日、20名前後の子どもたち(小学生、中学生、高校生)が一室に集って、大学生のボランティア講師の教えを受けながら、遅くまで集中して勉強に取り組んでいるようです。みなほとんど休憩したがらずに、勉強し続けるほどだそうです。(自分は現地にいないので、報告を受けてのことです)

↓こんな感じで進んでるようです!(これは、カナダの大学に通う二人の学生が、自分たちの学生生活について紹介しているところ)
http://twitpic.com/5fvlfk (ホテル観洋のツイッターより)

登録者数は、6月24日現在31名で、小学生14名、中学生13名、高校生4名となっています。

子どもたちに書いてもらった感想メモの一部が以下です。
------------------
・まだ習っていなくて分からなかった所が分かるようになりました
・いろんな√のやり方が分かったので良かった
・学校の授業より集中できましたっ!また よろしくお願いします
・今日はじっくり社会を教えて頂き、ありがとうございました!おかげであんきできました
・フツーによかった
・いろんな事がわかったので良かったです
・英語の暗記を頑張ってやりたいです。とても分かりやすかったです。
・理科のワークテスト範囲、だいたい終わってよかった。ワカメは植物。
・社会や数学で疑問に思っていたことをていねいに優しく教えてもらいわかったのでとてもよかった
・数学のわかんない所がわかって良かったです。社会の復習もできました
・とても楽しかったです
・きょうなにもない
-----------------

また、大学生が、自分たちの学生生活について中高生に話すという場も作っていて、そういう場を通じて、中高生が、大変な状況の中、勉強へのモチベーションを上げていってくれればと考えています。

講師で来てくださる方も少しずつ増えておりますが、まだまだ、人数が足りてないので、参加ご希望の方は、是非ご連絡いただければ幸いです。

また、参考書や問題集が不足しているため、募集しています。いまのところ、小学生用、中学受験用参考書・問題集が特にうれしいようですが、今後いろいろとニーズは増えてきそうなので、高校生用まで含めて、どの科目でも、もしいただけるものがあれば、下記宛先までお送りいただければ幸いです。

〒986-0766宮城県本吉郡南三陸町黒崎99-17
ホテル観洋 「TERACO」 小楠あゆみさん宛

では、よろしくお願い致します!

自分も早く現地に行きたいなあ~と思っています。

京都より

Posted by ykon at June 24, 2011 9:34 AM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

June 13, 2011

寺子屋プロジェクト続報2<Kyoto, Japan>

南三陸町寺子屋プロジェクト「TERACO」は、開始予定日が6月17日となりました。

以前お知らせした内容の補足点ですが、

ボランティアで来てくださる方のための、仙台からのホテル観洋への送迎バスは、火曜日と土曜日の運行となります。ほかの曜日はいまのところ予定されていません。また、ボランティアの方の食事も、ホテルの方で無料でご提供いただけることになりました。

また、日曜日には、東北大学の方々のご協力を得て、高校生向けの受験対策教室が開催される予定です。

その他、今後も少しずつ状況が変化する可能性がありますので、詳細についてはご連絡いただければ幸いです。ボランティア講師もまだまだ募集中です!

よろしくお願い致します。

Posted by ykon at June 13, 2011 12:57 AM | パーマリンク | コメント (1) | トラックバック (0)

June 10, 2011

寺子屋プロジェクト続報<Kyoto, Japan>

南三陸町寺子屋プロジェクトについての続報です。

いまのところ、6月13日から開始予定です。

また、ボランティアで来てくださる方には、会場となるホテル観洋さんで食事の提供もしてもらえるとのことです。また仙台からの送迎も、ホテルのバスに乗せてもらえるとのことになりました。ホテル観洋さん、どうもありがとうございます。また、宿泊も、前に書いた通り、ホテルの部屋を一室空けていただけるので、参加者の必ず必要な負担は、仙台までの交通費のみということになりました。

では、どうぞよろしくお願いします。

お知らせまで。

Posted by ykon at June 10, 2011 11:25 AM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

June 7, 2011

南三陸町寺子屋プロジェクト<Kyoto, Japan>

宮城県の南三陸町で、「寺子屋」が始まります。
被災地の子どもたちの勉強のお手伝いをさせてもらおう、というプロジェクトです。

勉強する環境が十分に整わなかったり、思うように勉強が進まなかったり、やる気が出なかったりと、震災後、勉強に関してもいろんな問題を抱えている子どもたちの支えになれればと、大学生らが現地に滞在して、勉強のわからないところを教えたり、相談に乗ったりできる場をつくります。

5月に南三陸町を訪れ、志津川小学校で一日だけですがボランティアをしました。そのとき、避難所となっていた小学校の体育館で、寺子屋が開かれていました。

小学校の避難所はすでに解散となり、被災者の方々はいまは二次避難所に移られていますが、今後も寺子屋を続けてほしいという要望が親御さんらから複数寄せられたこともあり、ボランティアの方の一人が、寺子屋の継続のためにこのプロジェクトを立ち上げました。ぼくは、学習指導の面でのサポート役、監修のような感じで一緒にやらせていただきます。

6月13日よりスタートして、二次避難所が解散となる9月ごろまでをとりあえずの活動期間としています。

以下がその概要となります。現地に滞在して活動していただける学生の方、その他学習指導経験のある方などを募集しています。ご興味のある方、お気軽にご連絡いただければ幸いです。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

プロジェクト名称 「TERAKO(仮)」

■目的・・・ 学校授業の補習 (復習 予習を含む)
■教材・・・ 各自持参(教科書 ドリル プリントなど)
■学習内容・・・ 数学(算数)英語 座学
■対象・・・ 小学5年生~高校3年生
■場所・・・ ホテル観洋
〒986-0766宮城県本吉郡南三陸町黒崎99-17
TEL : 0226-46-2442(代表)FAX :0226-46-6200
http://www.mkanyo.jp/

■時間 小学生(5年生 6年生) 17:00~18:00(60min)
    中学生 高校生      19:00~20:30(90min)
■3グループ
  ①月曜 水曜(週2日)
  ②火曜 木曜 金曜(週3日)
  ③日曜 (週1日)
  ※午前中と土は各自 ボランティア活動など自由行動(スタッフ)

■登録制とする(→遊び場化するのを防ぐため)

■期間 6月13日(暫定予定)~二次避難所(ホテル観洋様)解散まで(9月頃?)

■運営 NPOグランドラインズ 
(申請準備中 http://grandlines.net/index.html (現在作成中) 代表 小楠あゆみ )

■監修(サポート役) 近藤雄生【ライター 講師】
1976年東京生まれ、京都市在住。著書『遊牧夫婦』、『旅に出よう』。現在、ライター活動とともに、進学塾にて中学生に数学の指導も。今秋より、京都造形芸術大学にて非常勤講師。
 
■講師スタッフ
学生ボランティア講師  常時3名~4名
(講師も登録制として ①長期スタッフ ②7日以上滞在可能スタッフ)
・滞在中は、ホテルの一部屋で雑魚寝予定。
・お風呂はホテルで入れます。

・現地までの交通費、交通手段は各自でお願いします。登米市まで来てもらえれば、現地から迎えに行くこと可能です。(仙台から登米までは高速バスあり)
・食事は、ホテルで2食1000円程度で提供してもらえるとのこと。また、近くにコンビニも(コンビニまではホテルからはバスあり)
(※これらの費用のご協力をいただける企業・団体さまも現在探しております。)

■その他
wifi設備あり。プリンタも利用可。


Posted by ykon at June 7, 2011 11:28 PM | パーマリンク | コメント (4) | トラックバック (0)

May 19, 2011

愛知県立岡崎高校での講演会<Okazaki, Japan>

今日は、愛知県立岡崎高校の進路講演会に招いていただいて、全校生徒の前で1時間ほど話をさせていただいてきました。
もともとは去年、岡崎高校の国語の先生が、「旅に出よう」を読んで下さってこの講演会を企画してくださいました。最初に連絡をいただいたのが1年近く前で、随分前から決まっていた話だったので、ついにこの日がやってきた、という感じで臨みました。

全校生徒1000人以上と聞いていて、その人数の多さに大丈夫かな・・・と若干緊張気味でしたが、体育館の壇上に上がるや否や、前方の3年生女子のみなさんのなんだか楽しげな笑顔が見えて、ほっと気持ちがほぐれました。そして先生にご紹介いただき、話し始め、出だしに仕込んだいくつかの小さなギャグのウケ具合を見て、全体の雰囲気をつかもうと思ったら、最初から予想以上にみなさん「はははははーっ!」とウケて下さって、本当にリラックスして、楽しい気持ちで話し始めることができました。

しかも、中間試験の最終試験が終わった直後の講演会ということで、みな、眠さのピークで、とにかく早く解放されたいときなはずなのに、生徒のみなさん、気を遣ってくれて、優しい!と感激ひとしおでした。

その後も、ぼくの高校、大学時代の話、旅の話、ストーカー話、進路選択、ライター、吃音、若旦那、震災など、どの話題にもみなさんちゃんと耳を傾けてくれ、まじめな話題は静かに真剣に聞いてくれて、ここで笑ってくれるかな......と思って、ポッと軽口を叩くと、、、、「わははははー!」

いやあ~、ほんとに岡崎高校、できた生徒さんたちでした~。

とても優秀な進学校なので、みんなクールに斜に構えた感じだったら辛いなあ、と思っていたのですが、すごく素直そうな感じのいい子たちばかりで、とても清々しい気持ちになれた一日でした。

終わったあとは、部活も見学させてもらいました。特にバスケ部は、自分の高校時代を思い出しながら、女子マネさんにイスまで出してもらって「何さまだよおれは」って雰囲気でしばらく見学。岡崎高校はバスケなどのスポーツも強いらしく、ナイスガイがひしめき合いながら、体育館を「キュッ、キュッ!」と言わせてました。フットワークの動きが懐かしいー。

講演会では言おうと思いつつ言わずじまいだったけれど、自分はキャプテンになった最初の試合は、なんと衝撃の前半9分5ファール退場というありえない突っ走りぶりを見せてしまいました。

1分1ファールを励行して、まずは手堅く4ファール。コーチに「近藤、分かってるな!」と激しくにらまれ、その般若面の意味は重々理解していたものの、身体がついていかず。5分粘っただけで、9分で最後の5つ目を激しくもぎ取りにいってしました。完全に馬鹿キャプテンです。ありえません。

キャップがそんなだったので強いわけもなく、ある練習試合では頭にダンクを決められ味方にも笑われるというおいしい場面もしっかり確保しながら、インターハイ予選の一回戦で堂々と敗れて引退していきましたとさ。・・・・・・という自分の甘酸っぱい日々も思い出したり。

ああ、高校時代っていいなあ、って思いました。そしてすっかり自分はおっさんになってしまったなあ、と。でもとても楽しかったです。

岡崎高校のみなさん、今日は本当にありがとうございました!
みなさんのますますのご活躍、楽しみにしてます。
またどこかでお会いしましょう!


Posted by ykon at May 19, 2011 11:00 PM | パーマリンク | コメント (6) | トラックバック (0)

May 10, 2011

自分にとっての「取材」<Kyoto, Japan>

今回、東北に行って、「取材する」ということについて、いろいろと考えた。

ぼくは、「取材する」ということに慣れることができない自分を、この仕事を始めた以来ずっと感じ続けている。もう7,8年。だから、「取材」って言う言葉も自分にはなんか肌に合わなくて、人にはよく、「話を聞かせてもらう」という言い方をしてきた。初めは単純に自信がなかったということもあるけれど、いまなお、その気持ちは変わってない。

なんでそんな風に思うのだろうと考えると、突き詰めれば自分は、「取材」という行為に対してどこか懐疑的だからなんだろうな、と思う。「取材」と称してちょっと人の話を聞くことでいったいその人の何が分かるのだろう、という思いがある。話を聞かせてもらう相手にとって、いきなり外からやってきて話を聞いて、わかったようなことを書く自分はなんなんだろう、という思いがある。

さらにその上、メディア、つまり書く側、伝える側というのは、妙な影響力を持つことがあるために、「取材」においても、取材する側が、される側に対して妙な力を持ってしまうということがある。その関係を、じつに居心地悪く感じ続けている。

今回東北で被災者を前にして、とてもつよくそう思っている自分を意識した。
いったいどんな顔して話しかければいいのだろう。遠くから突然やってきて、話を聞かせてくれと迫る自分ってなんなんだろう。何もかもを失い、この地ですべてを立て直さないといけないこのおじさんをを前に、遠く関西から数日だけ突然やってきて話を聞いてまた帰っていく自分ってなんぼのもんなんだ、と。

そんな気持ちが強く芽生え、物怖じしてしまうことが多々あった。そしてときにぼくは、そのまま何もできず、誰とも話せずに、ただおどおどしていた。

しかし――。優れたノンフィクションの書き手は、この辺の問題をすでに自分の中であれこれ考えた上で、クリアしているはずだと思う。話を聞かせてもらうということは、それだけ重いことであり、誠意を持ってお願いしなければならないこと。でも、そういうことを意識してきちんとお願いした上で話をきかせてもらい、それを丁寧に受け止めてアウトプットすれば、話してくれた人にとっても、少なからぬ意味を持つものになる可能性があるはずだ、と。

だから、難しいのは当然のことであり、そう認識した上で、しっかりと気持ちを伝えて話を聞かせてもらう。そして「取材」という行為が持つ限界を知った上で、そしてその制約の中で、むしろその制約をリアリティと緊張感を生み出すための大切な要素として書いていくことが出来る人が、本当の意味でのプロのノンフィクションの書き手なんだろうなと思う。

だが、自分にはそれがまだ十分に出来ていないことを、東北に行ってみて強く感じてしまった。これから経験を積むことで解消されていくのか。それともこれはもって生まれた性格の問題なのだろうか。

自分には、書き手としての大切な何かが欠けているなと思う。それが本当に今後、致命的な欠点になるのか、それとも、より自分に適した方法を見出すための道しるべになるのか。それは分からない。

ただ自分は、取材者という立場よりも、直接コミットする立場でいる方が向いている、と思うときが少なくない。でも同時に書き手でもありたい。自分の心の欲するところによく耳を傾けることで、今後の自分らしいやり方が見えてくるかもしれない、という気がしている。

中途半端で未完成だけれど、とりあえず、現場で考えたことをアップしておく。

Posted by ykon at May 10, 2011 11:00 PM | パーマリンク | コメント (9) | トラックバック (0)

May 5, 2011

被災地からの帰りに考えたこと<Shinkansen, Japan>


5月5日 15:39。
東京から京都へ、新幹線のぞみ183号が間もなく発車する。そんな中で、見てきたことを思い浮かべながら書いている。

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(仙台の南、岩沼市のあたり)

4日前、仙台に向かうときとは随分違う気持ちで新幹線に乗っている。
今回東北に行ってみて、自分の気持ちの持ちようが随分変わった。これまでは、震災の現場を想像して、ただただとてつもない強大な力に対して恐れ慄く気持ちだったのが、短期間とはいえ自分なりに目の前でみたことによって、震災が、漠然とした恐怖から、より鮮明な、具体的な実体に変わった。

行きの新幹線でも、思いついたことを書きつつ北に向かったけれど、東北に近づいていくにつれて、すべてを震災と関連させて考えた。福島駅のそばで人が誰もいなければ、やはり原発の影響だろうとか、マスクをしている人をみると、やはり、というように。どこを見ても、震災とだぶらせて考えた。実際ある程度そうではあるだろうとはいえ。

だから、仙台駅に着いたとき、普通に明るくて賑やかで、人でごった返している様子に驚いた。普通の日常がそこにはあった。もっと大変な光景がいきなり飛び込んでくるんじゃないかって思っていたけれど、そうではなかった。少なくとも自分はそのように感じた。

それから、仙台で車を借りて、北東に向かい、松島、東松島、石巻へ。そのあたりで初めて津波の衝撃的な被害を眼にした。そして、女川、南三陸、気仙沼、陸前高田、南に戻って山元町...。

南三陸町・志津川では、飛び込みで1日ボランティアをさせてもらい、夜は被災者の方々と一緒に酒を呑み、体育館に泊まった。みなさん温かく迎え入れてくださって、いろいろと話を聞かせていただいた。胸のつまる話が多いけれど、でもその明るさに逆に元気をもらった。

津波の被害は、どこでも線を引いたかのように突然始まった。内陸から車で走ると、たとえば南三陸町に入ってもしばらくはずっとのどかで全く何事もなかったような美しい緑の風景が続いた。山の中に切り開かれた道。そのそばにポツリポツリと見える家。特産の牛を宣伝する看板。家も一見、全く地震や津波の被害は見えない。カーナビが、もうあと数キロで海、というところまでそんな風景が続く。

しかし、あるところで、カーブを曲がった瞬間に、突然、凄まじい津波の被害が始まった。全く無傷のように見える風景が、あるところを境に、壊滅的で何も残っていない風景に変わる。そこではっと息を呑まされ、圧倒される。そして海が見えるような平地へと道が延びるあたりからは、もはや現実とは信じられないような風景になった。

海岸にそった国道を志津川から気仙沼に走っていたときも同じ。
道が海岸近くなると破壊されつくした光景となり、少し内陸に入ると、全く被害が見えない美しい光景になる。道は、内陸、海、内陸、海と行ったりきたりするため、その真逆な光景が、交互に現れる。それがなんとも驚きだった。

どこも、自分が見た限りでは、地震自体による倒壊などの被害は思っていた以上に少なかった。志津川の人たちと話しても、ほとんどの人がそう言った。すべては津波だった、と。

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(岩手県・陸前高田市)

だから、冷静に考えてみれば、津波の被害が突然始まるのは、何も不思議なことではない。水がこないところは津波の被害は一見全く表れないのだから。でも、実際に見るまでは、そんなこと考えもしなかったし、もし、そのことを聞いたとしても、そうか、ぐらいで、特に意識することはなかったかもしれない。

でも実際の様子を見ることで、震災の被害がよりクリアに見えるようになった。決して、東北全体が凄まじいことになっているというわけではない。テレビで見る風景がいまの東北のすべてではない。その辺がはっきりと意識できたことによって、震災に対しての、とにかく漠然とした不安のような気持ちが、より対象が明確なクリアなものに変わった。

でも、それはもちろん、被害が思ったより小さかったということではないし、津波の線を境に震災の影響がない、ということでは全くない。

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(宮城県・女川町)

実際に被災者の方々と話してみると、恐怖や悲しみが、彼らの中に深く重く沈みこんでいるのを感じる瞬間があり、その絶望の深さや途方にくれた気持ちの大きさ、直面する問題の大きさが、あまりにも甚大で、呆然としてしまうこともあった。それもまた現実に見て初めて実感として感じられたこと。
その一方で、人々の中にある明るさ、「すべてがなくなったけど、まあ、仕方ないさ。自然が相手だからな。とりあえず生き延びることができてよかったっておもわねえと」っていう前向きなエネルギーの強さ、現実を受け入れる力強さもいろんな場面で感じた。

被災者に対して、ただただ悲惨で絶望に満ちた状態で、自分たちがなんとかしなければ、というイメージだったものが、やはり実際に会って話して、一緒に酒を飲むことで、決してそうばかりではないことが分かった。生活や状況は大変だけれど、すごい力強さや明るさで自ら乗り越えていっている。決して無力な存在ではなく、個々人が知恵と生命力を奮い起こし、大勢が力をあわせて、力強く動き出している。

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(宮城県南三陸町・志津川の佐藤公一さん。避難所の物資やボランティアのまとめ役。家、車などすべての財産が津波に流された。どうやって迫り来る津波から逃げたかを、現場にいって克明に教えてくださった)

いま新聞などで現地の話を読むと、「あ、佐藤さんはいまどうしてるかな」「そうか、学校はじまったらトモヤはどんな顔して登校するのかな」って、具体的な人の顔を思い浮かべられるようになった。呆然としていたあのおじいさんも、もう次の避難場所に移ったのかな。救援物資は凄まじく余っていたけど、舞台の裏に片付けた山のようなカップラーメンは、少しは減ったかな、とか。

そうやって具体的な風景を思い浮かべられることによって、漠然とした恐怖感のようなものがなくなるとともに、震災についてある程度具体的な輪郭を持って考えることができるようになった。そして、あの人に何か役立てることをできたらな、って思えるようになった。自分のできることは少ないけれど、佐藤さんに喜んでもらえたらうれしいな、あのおじさんが、またガンガン家で酒を飲めるようになったらいいのにな、みたいに思えるようになった。自分の本を、あの子が読んでくれていたうれしいな、と思えるようになった。
個人が思い浮かべられるようになって、何かしよう、という気持ちはより強くなった。

それが今回、現場を見に行くことによって得ることができたおそらく一番大切なこと。

Posted by ykon at May 5, 2011 11:49 PM | パーマリンク | コメント (9) | トラックバック (0)

May 4, 2011

津波の後に残った生活の跡<Sendai, Japan>

いま、仙台にいます。1日からの東北での日々も明日で終わりです。
仙台、東松島、石巻、女川、南三陸町、気仙沼、陸前高田、山元町などを4日間かけて、車で回っていました。

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(南三陸町・志津川。志津川小学校の避難所で一日ボランティアをして体育館に一緒に泊めてもらいました)

毎日、ただただ、言葉にならない風景の前で圧倒されていただけでした。
でも、実際に自分でその光景の前に立ってみたことで、漠然と慄いていただけだった日々から、少し前進できたような気がします。短い滞在だったけれど、現地の空気感や距離感、広がり、ニオイ、音、人びととのやりとりなどが、自分の身体の中にずっしりと沈み込み、それらのすべてが、自分の気持ちを包み込んでいたもやもやした何かを、多少取り払ってくれました。

ここ1ヵ月半ほどでだいぶ津波の生々しい跡も姿を変えてきたようですが、それでも、いまなお、凄まじい量の人びとの生活の跡が、広大な敷地に投げ出されたままになっていました。

この体育館履きをはいていたのはどんな中学生なのだろう。

お尻拭き。赤ちゃんは何ヶ月だったんだろう。

土の上に投げ出されたこのエロビデオを見ていたのは、高校生だろうか。

鉄筋コンクリートにひっかかったカラフルなスカーフは、どんな女性が巻いていたんだろう。

ゴーンさんの経営術の本は、サラリーマンが読んでいたのだろうか、それとも学生だろうか。

この車はいつ買ったんだろう。

横転した電車は、どのくらい混んでいたんだろう。

倒れた冷蔵庫の中には、まだ手のつけていない漬物の袋がそのままに。

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(気仙沼の港。大きな船がいたるところに。物凄い光景がそのまま)

全く無秩序に引き裂かれたものが散らばる津波の跡には、たくさんの人がそこで暮らしていた生々しい様子を思い浮かばせるものでいまも溢れていました。

よく考えると、個人的な生活の一端を示すものがこんなに無数に散らばってる光景って普段はほとんどありません。すごいたくさんの人がここにいたんだなって、だから、逆に思わせてくれました。

しかし、それなのに、全く音がない。聞こえてくるのは、響き渡る鳥の鳴き声のみ。その声が、自然の厳しさと無慈悲さを強調しているようでした。

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(石巻の魚市場付近。凄まじい数のカモメ。大きな鳥も。タンカーのような船の周りで天に響くような鳴き声をいっせいにあげながら旋回する。油と塩のニオイ。津波のニオイ。家畜のニオイにもどこか似ていた)

見てきたものをなんとか次につなげないと、といまはただそう思っています。

明日、京都に戻って、6日(金)、KBS京都ラジオ(午前11時ごろ~)で、見てきたことについて話させてもらう機会をいただきました。自分がこの震災について何を語れる立場でもないけれど、行ってみて、少しだけ自分なりの震災風景を持つことができたのは確かです。


Posted by ykon at May 4, 2011 9:16 PM | パーマリンク | コメント (1) | トラックバック (0)

April 21, 2011

お知らせ:明日22日にラジオ<Kyoto, Japan>

お知らせです。

明日4月22日(金)、KBS京都ラジオ「妹尾和夫のパラダイスKyoto」にゲスト出演します。前回(2月)の続きで、旅の話をさせていただく予定です。たぶん11時ごろからです。近畿地方の方、お時間ありましたら、聞いていただければうれしいです。

そよは、ウィルス性の胃腸炎が治り、二日間保育園に行ったら、今度は急性気管支炎&結膜炎に。。さらに二日保育園をお休み。そして、また回復して一日保育園に行ったら、今度は40度を越える熱が二日続いて出て、またいま夜の救急診察へ。特に問題はなさそうですが、予想以上の病気っぷりになかなか驚かされています。
もしかしたら、熱は保育園に行きたくないための自己防衛なのかな、とも思ったり。なかなか胸が痛みます。。

Posted by ykon at April 21, 2011 10:38 PM | パーマリンク | コメント (3) | トラックバック (0)

March 20, 2011

マリリン・モンロー、田中角栄、ブルース・ウィルス、小倉智昭・・・<Kyoto, Japan>

原発の様子が少し収まってきたようで、ほっとしてます。是非このまま収束に向かってほしいです。でもその一方、日がたつにつれて、被災者の方々のこと、津波の映像、東京の家族や友だち、京都に来ている友だち、何も揺れを感じていない自分、ネット上での情報、テレビの映像、いろんなことがますます頭を渦巻くようになっています・・・。遠く京都にいる自分でもそうなのだから、被災者の方のご苦労はどれほどのものかと、言葉になりません。

そして今日は、地下鉄サリン事件から、16年の日。ほんとに生きているといろんなことが起き、いろんな人がいろんな人生を送り、亡くなっていったんだなあ、ということを実感します。

そんなことを考えつつ、最近こんな本を読みました。

『ボクは吃音ドクターです。』(毎日新聞社、菊池良和著)

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吃音(どもり)はぼくにとっても高校時代から10年間ほど悩み続けた問題だったため、この本を見つけたときは、すぐ興味を持ちました。そして著者の名前に若干聞き覚えがあって、どうしてだろう、あ、もしかして・・・と思い、8,9年前のメールを見てみると、やはり。著者は以前ぼくが吃音のルポを書いたときに会っていた人でした。自分が初めて書いたルポルタージュが吃音に関するもので、そのときに取材させてもらった方でした。それ以来だったので、びっくり、懐かしく、うれしい「再会」でした。

本書の著者の菊池良和さんは、幼いころから吃音で悩んできた方。でも吃音を扱ってくれる病院はないし、吃音は原因もよくわかってないため、彼は、「よし自分が吃音を研究しよう」と医者を目指し、医者になりました。

この本は、そんな菊池さん自身の吃音とともに生きてきたこれまでの人生を描きつつ、医師、そして第一線の研究者として、吃音について書いた本です。菊池さんのご苦労、熱い思いや優しさがとてもよく伝わってきます。

吃音は、原因もわからないし、周りの人からみるとどうってことないように見えたり、でも、本人にとってはときに非常に深刻な悩みであることがあります。何しろぼく自身にとっても、6年ぐらい前までは、とても大きな悩みで、旅に出る大きなきっかけの一つにもなっています(「遊牧夫婦」の続編にはそのことを詳しく書く予定です)。

菊池さんの吃音は、ぼくに比べるときっと重くて、簡単には比較できないけれど、書いてある悩みはかなりの部分共有できるもので、以前苦しかったときの気持ちを思い出しました。実際、どの集団にも100人に1人の割合でいると言われる吃音者が、どのように苦しんでいるかを知るのに、とてもいい本です。

ちなみに、有名人で吃音で悩んだ人は結構いて、たとえば以下のような人があがります。

キャスターの小倉智昭、作家の井上ひさし、重松清、大江健三郎、そして、田中角栄。また、マリリン・モンロー、ブルース・ウィルスも。あと、最近の映画『英国王のスピーチ』も吃音のある王の話。

これらの名を聞いただけでも、吃音がいかに一見わからないものか、不可思議なものかが、想像できるかと思います。興味のある方は是非菊池さんの本、読んでみてください。

菊池さんは、あとがきで書いていますが、この本を書いている途中で脳出血を起こしました。後遺症が残ったものの、奇跡的に回復し、いまも吃音の研究を続けています。菊池さんのされてきたご苦労は、ただならぬものがあると思います。心から応援したいです。そして、自分もがんばろう、という気持ちを強く沸かせてくれる本です。

ぼくも、いつか吃音についてはまとまったものを書きたいと思っています。是非、広く知ってもらいたい問題です。

Posted by ykon at March 20, 2011 11:57 PM | パーマリンク | コメント (6) | トラックバック (0)

March 19, 2011

京都のぼくらにできること<Kyoto, Japan>

震災から一週間。

一週間前のあのときは、まだこの震災のことを知らなかったというのが不思議なくらい、頭の中はずっと地震と津波のあの映像ばかりが何度も蘇る日々を過ごしていました。自分は京都にいて、揺れも全然感じていないし、被災地はもちろんのこと、東京の混乱すら実際に体験していない身なのにこう感じているので、地震、津波を体験された方々の気持ちはいかほどのものかと思います。

東京出身の自分は、家族が東京にいるし、友だちや知人も東京の方が圧倒的に多いので、なんだか何も体験しないで過ごしてしまっている自分が、これでいいのかな、っていう気持ちにもなってしまいます。

何かできることはないのだろうか、といろいろ考えながら過ごしていましたが、ここ数日の間に随分と東京から京都へと一時的に避難する友だちやら本格的に移住を考えている人やらに会う機会が増えてきました。

今日も、東京の知人が、京都に拠点を移すということでこっちに来ていて、一緒に飲みに行くと、6,7人いた中で、地震を全く体験していないのは自分ともうひとりだけで、あとはみなから東京から来た人たち。東京がいかに緊迫した雰囲気であるか、そして他にも関西へ移り住もうとする人の話をいろいろと聞いて、実に多くの人が、西へ移ってきていることを実感しました。そしてまた、いかに関西の様子が平穏なのか、いかに地震を体験した人たちがみなそれぞれに厳しい日々を過ごしているのかを。

数日前も、東京の仲のいい友人が、若干のパニック状態になったらしくて、突然家族を連れて京都にやってきました。そして、ぼくらの家に一日泊まってから、翌日東京に帰って行きました。結局、こっちに来てみても、実際に移り住むわけにもいかず、生活は東京にあるし、帰るしかない、ということだった感じです。

しかし、ではそれは無意味な移動だったのかといえば、決してそんなことはなかったようです。彼は一度京都に来て、京都の平穏な様子を見て、すごい気持ちが落ち着いたようでした。うちに泊まって夜一緒にテレビを見ながら、東京には帰りたくないな、といっていたものの、東京に戻ると、すっきりしたというか、まあ、なんとかやっていくよ、っていう気持ちになったと電話をくれました。

もうひとり、別の友人も同じく思い立って急に避難するように関西にやってきたものの、1泊した後に家がある神奈川に戻り、落ち着いたよ、と連絡をくれました。

たった1泊でも、ちょっとだけでも西へ移り、京都などの普通の日常の空気を吸うのは何気に効果があるのかもしれない、と感じました。

京都でも、電池がなくなったり、少しずつ売り切れたりするものがでてきていますが、それでもいまなお平穏な空気で満ちています。それがいいのか悪いのかはわかりませんが、しかしいま切羽詰った気持ちになっている方は、ちょっとだけでもこの空気を吸いにくると、また元気を取り戻せるのかもしれません。

京都にいる自分たちのできること。それは、地震の緊張感から離れてこっちにやってくる人を温かく迎え入れ、少しでも気持ちを楽にしてもらうことのなのかもしれないな、と思い始めています。

Posted by ykon at March 19, 2011 1:21 AM | パーマリンク | コメント (4) | トラックバック (0)

March 7, 2011

悩みつつ、面白い本に出会う<Kyoto, Japan>

『遊牧夫婦』の続編の執筆がだいぶ進んできてますが、全体の雰囲気をどうするかでいまかなり悩み中。全体の構成、流れは自分の中でかたまりつつあるものの、細部をどうしていくか、どう肉付けしていくか、いろいろと悩ましく、ここ数日、なかなか先に進めないでいます。

そして、打開策を見出すべくいまいろんな本を読んでいますが(といっても読むスピードが遅いのですが)、最近面白い本が複数あり。特に今秋から大学で紀行文の講義を一つさせてもらうこともあり、最近は紀行文を中心に読んでて、以下もすべて広い意味での紀行文。

昨年末に読んで、これはすごい!と思ったのは、

『空白の五マイル  チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む 』(角幡唯介、集英社)

世界最後の前人未踏の地とされるチベットの凄まじい峡谷を探検する著者のノンフィクション。その探検の内容はもとより、ストーリーや構成などが非常に面白く、本として極めて完成度の高い傑作だと思います。これは本当におすすめです。最後まで興奮しながら読めました。

そして、その後に読んだのが

『脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち』(スラヴォミール ラウイッツ )

これもまたすごい内容。第二次大戦中にソ連軍につかまり捕虜となってシベリアの収容所に送られたポーランド人の著者が、仲間とともに脱走し、なんとインドまで歩いて逃げるという実話!これも相当な迫力とドラマで、かなり面白いです。人間死ぬ気になればこんなことまでできるのかと、衝撃を受けます。

さらに最近読んだのが、

『黄泉の犬』(藤原新也)

これも、藤原新也らしい迫力に圧倒され、引き込まれまくりました。自分のインドでの体験をもとにオウム真理教について書いた本で、凄みのある描写がズシリと胸に残りました。

三つとも、ちょっとでも興味の惹かれた人は、決して読んで損はないと思いますので是非。ぼくも、続編、これらの本に刺激を受けつつ、そして負けないように、全力で仕上げます。

そしてまだまだ読みたい本が山積。。ああ、もっと読むスピードが速ければ、、と願わずにいられません。。


Posted by ykon at March 7, 2011 12:33 AM | パーマリンク | コメント (7) | トラックバック (0)

February 23, 2011

受験シーズンがまた終わりに近づき・・・<Kyoto, Japan>

京都の高校受験シーズンもいよいよ終盤が近づき、ぼくの教え子たちもそれぞれに結果が出てきました。受かった子、残念だった子と、やはり悲喜交々となるこの時期は、自分の受かった経験、落ちた経験を思い出して、いろんな気持ちが蘇ります。

すごくがんばっていたのに落ちてしまってびっくりするケースが今年もありました。本当に残念でショックでした・・・。自分の言うことをちゃんとやってくれていたのに、それが結果につながらなかったと思うと、申し訳ないです・・・。

落ちてからしばらくの間は、どんな慰みの言葉も意味がないことを自分は実感として知っています。辛いのはもう仕方がないし、がんばっていた人ほど、その辛さは大きいと思います。これは時が解決してくれるのを待つしかないんですよね。

でも、落ちたということが、後々に必ずいい経験になることもまた実感として感じています。挫折は本当に、その後のエネルギーになります。人の痛みがわかり、自分自身が成長する大きなきっかけを与えてくれます。がんばったけれど思うような結果にならなかったすべての人が、いつかそう思えるようになることを願ってます!

まだ試験が残っている子も多いけれど、みながんばってください!!

一方、すでに受かった子は存分に喜びと解放感を味わってください!おめでとう!

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2月25日(金) 11時ごろ~ KBS京都ラジオ「妹尾和夫のパラダイスKyoto」にゲストとして出演します。自分たちの旅について話をします。機会がある方は聞いていただけるとうれしいです!

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(今月初めにいった白浜の白良浜で)

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(白浜のアドベンチャーワールドで)

Posted by ykon at February 23, 2011 12:52 AM | パーマリンク | コメント (4) | トラックバック (0)

January 8, 2011

大阪城ホールでの年越し<Kyoto, Japan>

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

年越しは、前回書いたように大阪城ホールで、若旦那さん&MINMIさんたちのカウントダウンライブ「MINMI presents 大阪城カウントダウン祭 2010-2011"初夢"」を見てきました。

今回は取材も兼ねてということもあり、若旦那さんに内部のパスも用意してもらって、楽屋から舞台裏まですべて出入りできる状態にしてもらいました。

考えてみると、この規模のライブを見たことってほとんど数えるぐらいしかなく、その中でも1万人というのは、もっとも大きいものだった気がします。開始2時間半ぐらい前に楽屋に行くと、針を打っている若旦那さん(以下、旦那)やほかの出演者たちも。前に会ったエイベックスの人に挨拶などして、あとはずっと様子をうかがいながら、時々旦那と話したり。

そして、しばらくするとリハーサルが始まったので、一緒に会場へ。
まだ客が入っていない大阪城ホールは、祭りの前の静けさというか、迫力ある暗闇をたたえていました。そこで旦那が4曲連続で披露。すべてギター一本のみでの歌唱。

最初の曲「いのち」は、以前旦那からCDをもらっていた曲でぼくもとても好きで歌詞もほとんど覚えているほど。

マジで泣いてしまいました。本当に感動して。曲自身の熱さもあったし、同時に旦那の歌ってる姿を見てほんとにすげえなって思って。幼いころから知る友だちがこんなになってるってことが妙にうれしかったり感慨深かったりして、その次の「札束」に入ったらさらに涙が止まらなくなりました。

リハが終わって、休憩スペースに行って旦那に

「マジで感動したよ。涙出ちゃった」

って率直に言ったら、旦那は喜んでくれました。

「そっか。すごいうれしい。ほっとしたよ。どの辺できた?」

彼は緊張している様子はほとんどなく(一見)、いつも通り、というか中学時代とも変わらないような陽気かつ飄々とした感じで、最後に客席に投げる100個ぐらいのゴムボールにサインをしながら、いろいろと話してくれました。

これから1万人の前で歌うっていう雰囲気は、いい意味で全然なくて、不思議な気分。ぼくの方が緊張してしまうぐらい。

そして本番。
ステージに上る前、舞台の下で何度か歌詞や文句を確認しながら、盛り上がる会場から呼び出されるのを待つ。そして「わかだんな~」のコールで、会場は爆発的な雰囲気になり、若旦那がステージへ。

本番の盛り上がりはすごいものでした。歌を響かせ、笑いで盛り上げ、熱いメッセージで静まらせ、デカイ呼びかけで場を一つにまとめる。その緩急の付け具合はほんとにエンターテイナー&メッセンジャーとしての凄まじい力量を感じました。

そして出番が終わると、スタッフのTシャツを着て、あとは裏方作業に徹するという感じでした。そして舞台下の横でぼくとかと同じ場所でステージを見ながら、楽屋や舞台裏などを行ったりきたり。アーティストというより一人のクルーとして、さらには事務所の社長として。

そしてあいだに3人のアーティストを挟んで、最後に登場したのがMINMIさん。旦那の奥さんでこの日の主役。彼女は、歩いているだけで周囲が華やぐカリスマ的存在感に満ちていました。本番前の楽屋での「気合入れ」から、ほんとに魅力的。ダンサー一人ひとりに「かわいい!」と笑顔で声をかけ、みなで輪を作って、親やスタッフやお客さん、いろんな人への感謝の気持ちを声に出す。そしてその場を笑いにつつみ、和やかな雰囲気を作ったうえで、本番へ。スタッフや周囲の人への温かい気遣いが伝わってきつつ、その場を一気に盛り上げた上でいざステージへ。

MINMIさんがステージに登場すると、その盛り上がり方はハンパないものが。大阪城ホール全体が割れんばかりの音と、崩れんばかりの振動に包まれる。そのままカウントダウンの瞬間まで休まることなく、会場は沸きっぱなし。

そして、2011年へ――。

なんかすごいエネルギッシュに一年が始まりました。

楽屋での打ち上げにもちょっと参加して、あとは旦那、MINMIさんに挨拶をして、1時すぎだったかにぼくは退散。そのまま京都まで帰りました。京都に比べるとぐっと温かな大阪の夜、晴れた元日の深夜の空の下で、見に行ってほんとによかったなと、思いながら。

このスタートをこれからの一年にどう活かすか。
バシッと行きたいなと思います。

今年もどうぞよろしくお願いします!

近藤雄生


Posted by ykon at January 8, 2011 11:19 AM | パーマリンク | コメント (11) | トラックバック (0)

December 31, 2010

年末最後のご挨拶<Kyoto, Japan>

2010年のうちにもう一度ブログを更新しようと思いつつ、気付いたら大晦日!

年越し前、今年最後のご挨拶に、今日のミシマガに載せてもらったぼくの「今日のひとこと」を転載します(勝手に転載してしまいましたが、お許しを!)

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2010年は、これまでの人生でダントツで短く感じた一年でした。子育ての日々が本格的に始まり、そして本を2冊出版させてもらえ、いろいろと環境が変わったためだと思います。(毎年どんどん早くなっていってるだけかもしれませんが。。)2008年に日本に帰ってきたときは、5年の旅を終えたあとの日本での日々は、「余生」のように感じてしまうのかな、という心配が正直少しありました。でも実際にはまったくそんなことはなく、別の意味で非常に濃密な日々になり、いま、新たな旅をしている気分です。それも本当に、いつもいろんな方に支えられているからだと心より感じています。みなさまどうもありがとうございます。来年は、遊牧夫婦の続編の出版をはじめ、ますますいろんなことに取り組んでいきたいです。
今後ともどうぞよろしくお願い致します!
みなさまも、よいお年を!
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「平日開店ミシマガジン」12月31日「今日のひとこと」より
http://www.mishimaga.com/


これから大阪城ホールへ向かいます。今年の年越しは、若旦那さん、MINMIさんらのライブを見ながら迎えます。いつもとは違った年越しで楽しみです。

ではみなさま、よいお年を!
新年もどうぞよろしくお願い致します。

近藤雄生


Posted by ykon at December 31, 2010 4:26 PM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

November 30, 2010

あれから1年・・・<Kyoto, Japan>

そよが12月1日で1歳を迎えます。
病院で、そよがモトコのおなかから飛び出てくるのを見てからもう1年!とは信じられません。ホントに、この一年は、人生の中でもっとも早かった一年のように思います。

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(最近、このように鼻の下を伸ばすポーズが得意。ほー!なんていいながら)

とりあえず歩き出すのももう間もなくという状態まで成長し、毎日活発に動き回って、ぼくらを疲労困憊させるとともに、喜びを与えてくれます。最初に発するようになった言葉は「はっぱ」ですが、その意味をわかっているのかはいまだ不明なまま。でも、ぼくらが「バ、ナ、ナ!」というと、片手の人差し指をもう一方の手のひらにぶつけて、バナナのポーズをするように。そして喜んでバナナにかぶりつく様子を見ると、バナナは認識してそうで、これがおそらく最初にちゃんと理解が確認できた言葉な気がします。

そんないまの状態と、生まれたてのころを比べると、早かったけど、やっぱり1年が経ったんだなって実感します。こうしてあっという間に10年とか経ってしまうんだろうなっていうのも想像でき、そう思うと、ぼくらも、そよの成長を眺めているばかりでなく、自分たちもいろいろとやってかないと感じます。

さて今日は、1日早いけど、ささやかな誕生会。明日がモトコもぼくも入れ替わりで外で仕事の日なので。

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夕食のあと、モトコが作ってくれた、そよも食べられる仕様のケーキでお祝い。きれいにできた甘そうなケーキだけど、クリームはすべてヨーグルトで中身はパンケーキとバナナ。底の周りはコーンフレークで、上はベビーボーロとイチゴ。これを切り分けて、そよには、手で好き勝手に食べてもらいました(ほとんど甘さがないので、ぼくらはこれにメープルシロップをかけてパンケーキ風に食べました)。

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1歳になってまたどんな一年が始まるのか。歩き出して、話し始めるのが楽しみです。「這えば立て、立てば歩けの親心」のままですが、ゆっくりと見守っていきたいです。

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Posted by ykon at November 30, 2010 11:50 PM | パーマリンク | コメント (8) | トラックバック (0)

November 18, 2010

今日の夕方、NHK京都のニュースに<Kyoto, Japan>

また告知ですが、今日18日の夜、6時10分~7時のNHK京都のニュース番組「京いちにち」に出演予定です。京都だけの放送になりますが、機会がある方はご覧下さい!今日これから収録し、番組自体は生放送に近い感じでやるようです。
http://www.nhk.or.jp/kyoto/news610/

では、よろしく!

Posted by ykon at November 18, 2010 11:38 AM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

November 9, 2010

告知いろいろ<Kyoto, Japan>

2年前にオランダで1ヶ月ほど泊めてもらった友人のクリステルが今日から京都に。すごいうれしい再会。これから2週間ぐらいいる予定なので、いろいろと楽しみです。

さて、今回はいくつか、イベントなどの告知です。以下のように、大阪、京都、東京で一回ずつ異なるイベントがあります。ご興味やご予定の合うものがあれば、ご参加いただけるとうれしいです。どれも充実したイベントになるよう頑張りますので、よろしくお願い致します!


★11月27日 「大阪 旅の大集合!」(東京海外旅行研究会主催)で講演

2010年11月27日(土)13:00~17:00 (講演は15時~16時半)
内容:スライドショー&トーク
場所:エルおおさか(天満橋)504会議室
 大阪市中央区北浜東3-14
 http://www.l-osaka.or.jp/pages/access.html
参加費:400円(会員)/800円(一般)
定員:36名


★12月17日 京都造形芸術大学 特別講義「旅と書くこと」  (「クリエイティブ・ライティングコース特講」)

2010年12月17日(金) 16:30-17:50
会 場:京都造形芸術大学 人間館NA401教室
料 金:一般1,000円(各回)/本学学生無料
申込み:一般のお客様は、各回前日までに、エクステンション講座へお申し込みください。
定 員:一般聴講については各回30人迄 ※定員になり次第締め切ります。
http://creativewriting.jp/special/index.html

★12月20日 d-labo セミナー(スルガ銀行主催) 「旅を暮らしにする、旅するように暮らす」
2010月12月 20日(月)19:00〜21:00
場所:ミッドタウンタワー7F 東京都港区赤坂9-7-1
詳細は以下をご覧ください!
http://www.d-labo-midtown.com/d-log-detail.php?id=262

Posted by ykon at November 9, 2010 11:45 PM | パーマリンク | コメント (5) | トラックバック (0)

November 4, 2010

プロ意識について<Kyoto, Japan>

10月28日~31日までの東京滞在、なかなか盛りだくさんでした。

28日は、早朝に京都を出て、新横浜からテレビ神奈川へ。昼の情報番組「ハマランチョ」に出演させていただきました。初めての生出演で激しく緊張したものの、中学の同級生の佐藤亜樹アナ、ミシマ社の三島さんに見守られて、なんとかクリア。まだ自分で映像を見てないのですが、最初の顔のこわばり方はなかなかのものだったような。確かに、本番前「3、2、1・・・!」と、目の前でAD(?)の方が言っているのを聞いてたときは、頭が真っ白になり、一瞬意識が飛びそうになりました。話し出したら落ち着いてきましたが、最後の方、31日のイベントの説明をぼくがする番になったとき、目の前には確か「残り30秒」だったかの紙が出ていて、それを見て瞬時に、込み入った説明を30秒でできるかな?と考えて、いや、できない、と判断して、話を短くしました。

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(佐藤亜樹アナ撮影)

いやあ、ああいう瞬時の判断を常に迫られるテレビっていうのは、全く大変だな、と実感。いい経験でした。

さてそして、31日の石井光太さんらとのイベント『地を這う3時間』。すごい濃密でエネルギッシュな3時間となりました。やはり石井さんはファンが多く、お客さんもかなりいっぱいになり大盛況でした。

「ヒール」役の石井さん、「善人」役のぼく、という対極にいる二人がトークバトルするという設定のイベントだったのですが、終わってみれば、ぼくの完敗でした。

最初の1部は、まあ、「善人」なりに石井さんとの違いを際立たせながらトークができたかな、とは思ったのですが、最後の3部(作家・松岡絵里さんとの3人でのトーク)の「旅とエロ」トークに入ると、もうぼくはほとんど話せることがなくなる一方、石井さんは、どんなエロネタからもがっちり世界の暗部をえぐる話題へと展開させる豊富なネタ、そして巧みなストーリーテリング力を余すところなく発揮して圧倒。その状況に焦る中、思い切ってどうでもいいバカネタにうまく話を引っ張り込んで笑いを取ろうかと、何度か一瞬思ったものの、石井さんのド迫力のエログロネタ(例:戦争での包茎手術)の上に自分の軽いバカネタ(例:昆明での寝ゲリ)をかぶせて、70人を超えるお客さんを沸かせるだけの自信が持てずで、勇気を出すことができませんでした。そして、終了するとぐったり疲労しました。。

石井さんとぼくが一番対極的だと思ったのは、仕事へのスタンスだったと思います。石井さんは、「全生活が仕事、自分にとって書く事がすべて」であるときっぱりと言い切る一方、ぼくは、「自分にとって書く事は全くすべてではない、あくまでも楽しい生活があった上での仕事」というスタンス。

ぼくは、自分のスタンスを大切にしたいと思ってますが、しかし、「仕事に関係ないことは一切断つ」と言い切れるほど全精力を仕事に注ぎ込む石井さんの並々ならぬプロ意識は、本当に圧倒されるものがありました。この日のイベントでも、お客さん一人ひとりへサインを書いた紙を用意したりしているところからして、自分とのプロ意識の違いを感じ、ぼくは正直、自分が恥ずかしくすらなりました。全然そんなこと考えてもみなかったな、って。。

ぼくはこのイベント中に、「自分にとって書くことがすべてではない、これから自分が何をやっていくかはわからないままでいたい、できたらいつかカフェをやりたい」などと言いました。全くの本心だし、そういう自分のスタンスを肯定的に考えてはいるけれども、しかし、自分の場合は、そう考えることが、書き手としてのプロ意識を欠如させてる側面もあるんだろうな、ということを痛切に感じました。あるいは、おそらく自分は、無意識のうちに逃げ道を作ってしまってるんだろうな、と。

自分にとって、仕事以外の時間はこれからも極めて大事なものであり続けるけど、仕事をする上でのプロ意識はさらに高めていかないといけないなと思いました。書き手としてだけでなくいろんな仕事をしていく上で、それはすごい重要なことだな、と改めて痛感しました。

・・・といったことを真摯に考えるとっても貴重な機会になりました。
石井光太さん、ほんとに刺激的な男でした。自分も気を引き締めて頑張っていきたいです。

ご来場くださったみなさま、どうもありがとうございました!
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

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(淡路島ファームパーク イングランドの丘 で。ヒツジにびびるそよ)

Posted by ykon at November 4, 2010 1:15 AM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

October 24, 2010

10月31日、石井光太さんらと東京でイベント!<Kyoto, Japan>

石井光太さんというノンフィクション作家がいます。
途上国の貧困などをテーマにしてとても骨太な作品を次々に出し続けている人です。

彼のデビュー作『物乞う仏陀』(文藝春秋)を読んだのは、2006年、ぼくらが上海に住んでいたときのこと。海外で取材したルポルタージュ、しかも著者は自分と同年代ということで、この本が出たときには気になって、実家の母親に頼んで上海まで送ってもらいました。そして早速読んだところ、ぼくは正直大きな衝撃をうけました。

自分が日本を出て以来東南アジアや中国でやってきたこと、やりたいと思ってきたことと、少なからず重なる部分があり、しかも、それを身体を張ったかなりディープなレベルで実行し、一冊の本としてまとめている人がすでに同年代でいたことがわかったからです。しかも、それまでに2年ほど海外で自分なりにいろいろと取材してきた身として、石井さんの取材がいかに大変かが感覚として感じられたし、また、自分は性格的にきっとこんなに踏み込んだ取材はできないだろうな、って思ってしまったからです。

「これはヤバい、この人には全くかないそうにない」

って感じ、オレどうすんべ、と若干途方に暮れたことを記憶してます。
で、それからは、石井さんの仕事ぶりが常にどこかで気になっていて、「お、また新刊」「うお、また骨太なの来た!」って感じで、すげーすげーと思いながら、全然進展のない自分に焦ったり軽くしょげたりしていました。

で、2008年に日本に帰ってきてライター活動を再開し、いろんな編集者と会っているうちに、ほうぼうで石井さんの名前を聞くようになり、自分とは比べ物にならない活躍ぶりの人ながら勝手に親近感を持つようになりました。そして、そうこうしていると、なんと昨年末ごろ、『遊牧夫婦』の版元のミシマ社でも、石井さんのプロジェクトがスタートして、おお!とびっくり。さらに、今年の春ごろにメールで仕事の依頼をいただいたK書房の編集者T氏とやりとりをしたあとに、石井さんのブログか何かを見ているときに、T氏は、石井さんの担当編集者であることをわかり、なんたる偶然、とまたびっくり!さらにさらに、こないだK談社の月刊誌の編集者と会ったときも、その人もまた石井さんの担当編集者だと聞いて、またまたびっくりしたのでした。

しかし、決定的だったのは、もっと驚くべき偶然。9月に、10年ぶりぐらいに中学校の同級生でテレビ局のアナウンサーをする女性と会って、本やノンフィクションの話になったときに、なんでだったか石井さんの話をぼくがしたら、なんと彼女が、

「え、それって光太くん?」

というのです。え?というのはこっちの方で、"コウタクン"という親しげな呼称にびっくりして、さらに聞いてみると、

「私、小学校が一緒でサッカー部(クラブ?)のチームメートだったよ」

とのこと!なんと、じつは石井さんは、同じ学年でしかも地元が隣町であることまで発覚して、もうほんとにびっくりしたのでした。

そして、もうこのあまりの偶然の連発に興奮して、ミシマ社の三島さんに話し、石井さんに伝えてもらい、この同級生とのつながりに石井さんもびっくり(したはず、たぶん)。そしてツイッターなどで一気に盛り上がり、じゃ、一緒にイベントを!ということになったのでした。

さらに、先の女子アナの友人と石井さんの同級生に、松岡絵里さんという夫婦で旅して本を書かれている方もいて、もちろん彼女も同じ地元!そして彼女も一緒にイベントに参加してもらえることに。

・・・と、前置きが長くなりましたが、そのイベントが今度の日曜日、10月31日に阿佐ヶ谷であるのです!超多作な作家・石井光太さんの最新刊『地を這う祈り』(徳間書店)が10月20日に出版されるのをきっかけに、その出版記念のイベントとして開催されます。

ぼくにとっては5年前から、陰で密かに動向をチェックしていた石井さんと一緒にイベントということで、なかなか大興奮な企画です。

石井さんも松岡さんも自分も、たぶん全然タイプが違うし、どんなイベントになるか全く読めないのですが、とにかく同じ学年・同じ地元、そしてともに海外を旅して本を書いてる、っていう親近感が沸かざるを得ない関係なので、盛り上がることは間違いなく、きっととても面白いイベントになると、いまからとても楽しみです!しかも、「プロレス形式」という全然わけわかんない設定!ミシマ社・三島さんも乱入予定!

詳細は以下です。よかったら是非ご参加ください!
どうぞよろしくお願い致します。

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「地を這う3時間!」
――変人旅人三本勝負!エロ・グロ・血
これがほんとに「旅」なのか!?

旅のスタイルがまったく違う、同郷・同級生の二人が初対決!!

'善人旅人'近藤雄生に'無敵のヒール'石井光太が歯をたて嚙みつく――。はたして二人は生きて、再び「旅人」に戻ることはできるのか? 抱腹絶倒、悶絶必至、お下劣御免・・・「旅」の想像をはるかに超える、壮絶・凄惨トークイベント。

■第1ラウンド■ グロテスクvsさわやか
旅で撮影した写真を見せ合い、どちらがエグいか、笑えるかを競い合う。
■第2ラウンド■ 観客参加型バトルロワイヤル
レフリー'Mr'三島が加わり、観客も巻き込み「ぶっちゃけトーク」を展開。
■第3ラウンド■ 旅とエロ(欲情)
同じく同郷・同級生の松岡絵里さんを司会に迎え、旅とエロについて赤裸々に語り合う。

【出演】
石井光太(いしいこうた)『地を這う祈り』、『レンタルチャイルド』著者
近藤雄生(こんどうゆうき)『遊牧夫婦』、『旅に出よう』著者
松岡絵里(まつおかえり)『世界の市場』、『してみたい!世界一周』著者

【場所・日時】
@Asagaya/Loft A http://www.loft-prj.co.jp/lofta/
10/31(日)
OPEN12:00 / START13:00

【チケット】
前売¥1,500 / 当日¥1,600(+ワンドリンク・オーダー)
前売チケットは10/2(土)より、ローソンチケット、ロフトAウェブ予約、ロフトA電話予約にて発売!
※ご入場順はローソンチケット→web予約→電話予約 の順になります。

ローソンチケット:Lコード【L:32778】
web予約:http://www.loft-prj.co.jp/lofta/reservation/
電話予約:03-5929-3445 (17:00~24:00)

企画:ミシマ社+徳間書店
販売協力:旅の本屋 のまど

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最後は、全然関係ありませんが、親バカ編。
間もなく11ヶ月。こないだ初めて支えなしで、立ちました!

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(先週、3人で小旅行に行った淡路島・大鳴門橋の下で。)

Posted by ykon at October 24, 2010 5:26 PM | パーマリンク | コメント (6) | トラックバック (0)

October 16, 2010

明日17日で写真展@ItalGabon、終了!<Kyoto, Japan>

一ヶ月前にスタートした「遊牧夫婦写真展」も、明日17日で最後になります。

写真展の様子

思っていた以上に多くの方に興味を持っていただき、新たなつながりを作らせてもらったり、素敵な出会いにつながっていきました。ご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございます!

カフェにコーヒーや食事にいらした方がふと写真を見て・・・なんていう風に、偶然に世界が広がっていくこの感じがなんともうれしいです。カフェの写真展、なかなかいいなあ~。

でも、そういうことが実現できたのも、会場のカフェ・Ital Gabon(アイタルガボン)の素敵な空間と、カフェのお二人のうれしいお心遣いの数々があってこそ。本当に感謝です!

明日は最終日。午後からぼくもお店に行ってようと思ってます。
もしご来場くださる方がいらっしゃれば、是非お話できればうれしいです!

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Posted by ykon at October 16, 2010 10:55 PM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

September 26, 2010

大垣書店イベント、無事に終わりました!<Kyoto, Japan>

昨日、京都の大垣書店四条店さんで、

「遊牧夫婦」刊行記念トークショー&サイン会

をやらせていただきました。当日会場を見るまでは、お客さんがちゃんと集まるかどうかかなり心配だったものの、実際に始まってみると、予想以上に多くの方で会場が満たされ、びっくり&うれしかったです。大垣書店さんの熱烈PRに加えて、イベント前日のこれ以上ないタイミングでの朝日新聞(京都版)の記事が、絶大な効果を発揮しました。感謝!

イベント終了後には、その場の思いつきで、参加者の方々に声をかけて打ち上げ飲み会をやることに。ここにも30人近い人がご参加くださり、大いに盛り上がりました。高校生から定年退職された方まで年齢層も幅広かったです。読者の方やご興味を持ってくださった方々と直接お話するのは本当にうれしく、これからもイベントのあとにこういう飲み会をできたら!と、心より思いました。

ご参加くださったみなさま、どうもありがとうございました!
また何かの機会にお会いできるのを楽しみにしてます!

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(2週間前、バンバリー仲間のリカと、4人で和歌山県・太地町に行ったとき。カヌーに乗るためにライフジャケットを身につけ、泣き出すそよ。そよ、順調に大きくなっています。間もなく10ヶ月。だいぶぼくにもなついてきたことを感じられてうれしいこのごろです。)


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September 12, 2010

イベントいろいろ。9月25日大垣書店、よろしくです!<Kyoto, Japan>

9月3日、4日と東京でイベントを行いました。ともにたくさんの方に来ていただいて、楽しい集まりになりました。

3日は西荻窪の「旅の本屋 のまど」にての、トーク&スライドショー。40人以上の方にお集まりいただき、素敵なお店が人でいっぱいになりました。みなさん熱心に聞いてくださり、何度も笑ってくださり、おかげさまでいい具合に盛り上がり、心地よくやらせていただくことができました。一番盛り上がったネタは、やはり牛山さんネタ、だったかな。牛山さんには、感謝しながらも、若干嫉妬(笑)。西荻窪と京都での牛山ライブ&トークは、牛山さん帰国時には決して外せないイベントになってきてますよ!

そして、4日は、 3331 Arts Chiyoda にて、出版を機にした交流会。こちらは、大学、高校、中学、旅、関西の友人、お世話になっている出版やメディア関係の方たち、ライター、編集者、そしていとこや家族もいて、90人ほどの賑やかな集まりとなりました。久々の人も多くて、楽しい再会や新たな出会いが盛りだくさんの会でした。
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(3331 Arts Chiyodaは、ほんとに素敵な会場でした!)

どちらも、ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました!!

そして、あとは告知ですが、

9月25日(土)15:00~ 
京都・大垣書店四条店にて、
「『遊牧夫婦』刊行記念 トークイベント」

を行います。店内の一角にて、1時間ほどのイベントです。詳細は大垣書店各店にあると思いますが、このブログでも再度お知らせします。告知が遅くなってしまっていて、若干焦り気味ですが(笑)、よろしくです!近郊でご興味ある方はお運びいただければうれしいです。

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August 20, 2010

そよがよそよそしく<Kyoto, Japan>

なかなか更新ができずにいますが、おかげさまで、3人で元気にやってます~。

最近、そよが突発性発疹という赤ちゃん定番の軽い病気にかかりました。夜、突然39度ぐらいの熱が出だして、そのまま熱が引かず3日ほど。病院に連れて行ったら、「熱が引いたあとに全身に発疹が出てくるようであれば突発性発疹ですね」といわれ、心配するようなものじゃないことでほっとしながら、経過を見ていると、まさにセオリー通りに熱が引いた直後に全身に赤い斑点が大発生。顔もぶつぶつだらけになってしまったので、見た目がかわいそうでしたが、それも3日ほどですーっと引き、跡形もなく消え去っていきました。

こないだ東京に行って帰ってくるとそよがよそよそしくなっていましたが、この突発性発疹が続き、そよ的にますます不安定になったのか、ここしばらくは全然ぼくを相手にしてくれなくなり、ぼくが抱っこすると号泣してモトコを求める、というような状態が続いていました。

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(もうすっかり自分で立ち上がるようになりました。ほんとに子どもの成長速度はすごい!)

その号泣っぷりがたまにハンパなくて、風呂に入れたりすると、「ギャーーー!!!」×100と、魂の絶叫・号泣となり、自分がひどいやつみたいに思えるぐらいで、悲しいものがありました(笑)。

こんなんで、専業育児デーの水曜日を乗り切れるのかな、と不安な気持ちで迎えた今週の水曜日。モトコが出勤すると、案の定の号泣。でも、なんとか乗り切り、離乳食・冷凍母乳をあげたら、復活し、「きゃはははー」なんて気のいい笑顔を見せてくれたと思ったら、バタンと爆睡。

それから、午後は、モトコに授乳してもらいに一緒にカフェで昼ごはんを食べて、午後にはぼくの友人とそよと3人でカフェでのひと時。で、そのあとぐらいから久々に安心そうな笑顔を見せてくれるようになった、感じでした。

だんだんと意思が明確になってきてます。しかし、まだ先だけどそのうちに、「おとう、くせー」とか言われるんだろうな。。。

さて、全然話変わりますが、『遊牧夫婦』の方、引き続きいろんなメディアで紹介してもらっています。最近は、「AERA」、「Men's JOKER メンズ・ジョーカー」に書評を載せてもらいました。

来月は、「クロワッサン」「ダ・ヴィンチ」「リビング京都新聞」に著者インタビュー、「mini」に書評掲載予定です。

また、具体的な放送日は未定かつ地域によって違うようですが、今月末から来月初めごろには、NHKニュースの「いまほん」というコーナーでインタビューが放送される予定です(地方局では、夕方6:10~7:00のニュースの中で。首都圏では昼11時40分ぐらい~のニュースで。首都圏では放送されない可能性もあるようですが・・・)。

よろしければご覧いただければうれしいです。

また、9月3日の西荻窪「旅の本屋 のまど」さんでのイベントの方も、よろしくお願い致します!

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(これは先月末のジュンク堂池袋でのイベントのあと。一緒にトークをした芝崎みゆきさんと。芝崎さん、ホントに楽しい方でした~!→芝崎さん、この写真使わせていただきました!)

Posted by ykon at August 20, 2010 11:22 PM | パーマリンク | コメント (4) | トラックバック (0)

August 4, 2010

イベント報告&新イベント告知<Kyoto, Japan>

7月29日に、ジュンク堂池袋本店で、芝崎みゆきさんとのトークセッションをやらせていただきました。はじめての対談形式のイベントだったのでどうなるのかイメージがつかず、若干緊張しましたが、芝崎みゆきさんがとっても楽しい方で、しかもお客さんも小さなギャグにも笑ってくださる優しい方々ばかりだったため、思っていた以上に盛況なイベントになりました。お客さんも、満員をはるかに上回るほど来ていただけて、とてもうれしかったです。

二人でのトークは、展開が予想できないので、途中で沈黙になったらどうしよう、というのがなかなか怖かったです。二人とも沈黙しかけた瞬間が、多分、2,3回あったと思うのですが、そのとき、「ここからどういう流れにもっていこうか!?」と数秒の間に考えるのが、なかなかスリリングでいい経験でした。芝崎さんとはその辺、リズムがいい具合に合って、是非また一緒に何かやりたいな、って思いました。

ご来場いただいたみなさま、どうもありがとうございました!
トーク終了後にはいろんな方と、短かったですが、お話できてとても楽しかったです。

しかし、芝崎さんは本当に楽しい方です。彼女の本とメールでのやりとりから想像はしていたものの、お会いしたら、予想通りの、いやそれ以上の、ハチャメチャかつ優しい方で、一気にファンになりました。たぶん彼女とぼくは、笑いのツボが似ているのか、本番、話ながらぼくも笑いっぱなしだったような気がします。

最新刊の2冊のうちの一冊「マヤ・アステカ遺跡へっぴり紀行」がいま手元にありますが、これほんとに、すごい。彼女の本はみなそうですが、全篇手描き!文字も、絵も、コマ割も!普通の活字での校正も予想以上に大変だなと感じたのに、これはまじで、ありえねー!ってレベルです。しかも、彼女はこれ、全部自分で完成させた段階で、出版社を回って、出してくれるところを探すというスタイル。コマ割まで決まって、文字や絵を書いちゃってるのだから、とにかくこのまま出してくれないと困るわけです。そして、ちゃんとそれを実現しているところがすごいです。是非是非、読んでみてください。どのページも、絵をみただけで笑えます。そして、ナマ芝崎さんが浮かぶいま、さらに笑えるようになってうれしいです~。

さて、以下は次のイベントの告知です。

9月3日(金)19:30より、東京・西荻窪の「旅の本屋 のまど」さんにて、スライド&トークショーをやらせていただきます。「旅の本屋」さんということで、「遊牧夫婦」にぴったりな上、しかも「のまど=遊牧」!まさにこれ以上ない会場な気がします。

今回は、写真をいっぱい交えながらのひとりトークです。こちらも是非楽しいイベントにしたいと思っておりますので、たくさんの方に来ていただければうれしいです!

<新刊『遊牧夫婦』発刊記念  「旅を暮らしにする方法」>
9月3日(金)19:30~
東京・西荻窪の「旅の本屋 のまど」にて

詳細はこちらをどうぞ!
http://www.nomad-books.co.jp/event/event.htm

よろしくお願い致します!

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東京に行ったりして、数日会わなかったら、一気に知らないヒゲオヤジに急転落。一日ぐらい、必死の形相でモトコに助けを求める始末で、若干悲しくなりました。。でも、今日、二人で1日過ごし、酷暑の中、銀閣寺を見学に行ったら、無事に元に戻った、気がしています。

Posted by ykon at August 4, 2010 10:27 PM | パーマリンク | コメント (11) | トラックバック (0)

July 28, 2010

おかげさまで『遊牧夫婦』増刷決定<Kyoto, Japan>

親バカ報告とおれおれ報告が続いて恐縮ですが、ご容赦ください。

18日の読売新聞に続いて、25日には日経新聞の「あとがきのあと」に著者インタビューを載せてもらいました。読売新聞は、夫婦や結婚というところに注目してもらった記事となり、日経新聞は、ノンフィクション作品として沢木耕太郎さん、藤原新也さんを引きながらの記事にしてもらえて、どちらもとてもうれしいものでした。新聞の効果は本当に大きくて、日経に載せてもらったあとは急激に売上げが上昇。Amazonでは総合93位までランクを上げ、そして27日(火)には早速増刷となりました!

読売新聞「本よみうり堂」7月18日のウェブ版

買ってくださったみなさま、話題にしてくださったみなさま、気にしてくださったみなさま、どうもありがとうございます!

なんとかさらに伸ばしていきたいところです。実際、本の執筆って、金銭的にはかなり厳しい世界なことをいま実感してて、ある程度増刷を繰り返さないと、とてもとてもって感じです。まあ、そのバクチ的なところが結構ぼくは楽しいのですが。

引き続き、よろしくお願い致します!

●明日、ジュンク堂イベントです~。

●先週18日のGreen e books イベントもとても楽しかったです。こちらに報告を書こうと思いつつ、かけてないので、よかったらGreen e booksさんのブログをご覧ください。

Posted by ykon at July 28, 2010 3:10 PM | パーマリンク | コメント (3) | トラックバック (0)

July 25, 2010

今朝の日経新聞<Kyoto, Japan>

お知らせですが、今朝の日経新聞の読書欄「あとがきのあと」で『遊牧夫婦』が紹介されているようです。さっき、友人からの知らせで知って、びっくり。よかったら見てみてください。自分もまだ見てないのですが。。

先週の読売の記事もかなり多くの人に見てもらえたようで、新聞の力の大きさを実感。今日の記事でさらに多くの人に『遊牧夫婦』が届いてくれればと願ってます!

Posted by ykon at July 25, 2010 9:41 AM | パーマリンク | コメント (7) | トラックバック (0)

July 10, 2010

『遊牧夫婦』、新宿などですでに大きく展開中!<Kyoto, Japan>

8日、9日と、東京で『遊牧夫婦』のパブリシティに奔走していました。8日は書店回り、9日はメディア回りと、久々にびっしり朝から晩まで活動した感じ。書店さん、各メディアともに、拙著をとても好意的に見守っていただき、うれしい限りでした。

新宿の大手書店さんなどでは、7日夜、8日あたりからすでに先行発売を開始していて、各所でとても大きく扱っていただけていることに感激しました!

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(ブックファースト新宿店さん。ミシマ社仕掛け屋チーム作成のこの巨大パネルにはびっくり!)

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(紀伊国屋新宿南口店さん。ミニ写真展付き。紀伊国屋新宿本店さんでも、がっちり目立たせてもらっていました)

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(ジュンク堂新宿店さん。上の文字パネルがうれしいですー。こちらも、他の売り場でミニ写真展を展開中)

このほか、有隣堂ヨドバシAKIBA店さんでも、写真のデジタルビューワー付きで、いい感じに展開してもらっています。書店さんを回ることで書店員さんの熱い思いなどを直接感じることができ、うれしかったです。そしてミシマ社の営業力、書店さんとのつながりの強さに改めて脱帽でした。

他の書店さんでも12日、13日あたりには店頭に並んでいるはずです。
どうぞよろしくお願いします!

Posted by ykon at July 10, 2010 12:03 AM | パーマリンク | コメント (10) | トラックバック (0)

June 24, 2010

二条城、そよ、遊牧夫婦、ツイッター<Kyoto, Japan>

昨日の専業育児デーは、そよを連れて二条城見学に行ってきました。京都に住み出して1年半、二条城は徒歩5分のところにありながら、一度も見に行ってなかったので、やっと、という感じでした。

さすがになかなか風格があり、天井や、壁の絵などの風合いはなかなか見ごたえありました。
でも、大量にいる外国人観光客にとっては、日本の歴史に興味がないとなかなか退屈かもな、という気も。ぼくらも旅中、城にしてもモスクにしても、歴史をちゃんと知らずに複数見ても、どれも同じに見えるだけだった記憶が強いので。。

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(二条城、見学開始時はなんか妙にご機嫌でした)

そよは、城内ではわけもわからず、笑ったり、真顔になったり。途中、屋外で、北京から来た中国人観光客グループに「おお、かわいいね!」といわれ、軽く交流。中国離れて3年になり、中国語の衰えは激しかったけれど、でも話してみると、案外突然いろいろ思い出すもんだな、というのも感じました。そのあとは、南アフリカ人親子とも交流。そよといると、バスでも城でも、こういう展開がいろいろ生じて、楽しいです。

そよは、両手両足で全身を支えられるようになり、はいはいまでもう一歩、というところまで来ています。全身を持ち上げてみたけど、動けずにぐにゃっと崩れる、みたいな感じで、いまやっと、生まれたての子牛ぐらいのような雰囲気です。

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(この状態からどうにも身動きがとれずに、崩れて「うぇ~ん」ということもしばしば)

さて、『遊牧夫婦』の書籍版がいよいよ発売間近になりました。もう間もなく印刷に入るのでは、、と想像してます。カバーとブックデザインは、あの寄藤文平さんに担当してもらいました。JTの「大人たばこ養成講座」や、メトロの「○○でやろう」の広告イラストなどで知られるイラストレーターさんです。文章の雰囲気にマッチした、ほんわかかつ力強いデザインにしていただき、本の仕上がりがとても楽しみです。

前著を出したときにも感じたのですが、本が完成して発売するまでは、本当に細かなところが気になってしまい、もう直せないのに、いまなお、あの表現はよかっただろうか、とか、あの事実に間違いはなかったか、とかが頭を駆け巡り、調べなおしたりを繰り返し、疲労してます(笑)。でも、完成して、書店に並び、いろんな人に読んでもらって、完全に自分の手から離れると、もはや全然気にならなくなるだろうことは、前著の経験から感じているので、ほんとに早く発売になってほしいです。

今回の『遊牧夫婦』、本当にいま自分の持てる限りのものをすべて注ぎ込んだという気はしているので、是非読んでいただけたらうれしいです!よろしくお願い致します。

また、最近ブログの更新頻度が下がり気味なのは、ツイッターをはじめたこととも関係があるように思います。。ツイッターで、日々の細かいことをちょくちょく書いています。

ツイッター、これまで全然触手が伸びなかったものの、最近やっと興味を覚えるようになり、始めてみたら、うーん、確かにすごい、とますますその面白さを感じつつあります。ちなみに、ぼくのアカウントは @ykoncanberra です。

でも、もちろんブログもこのまま続けていくのでどうぞよろしく~。

梅雨の間に今日はきれいな青空!いい一日にしたいです。


Posted by ykon at June 24, 2010 10:47 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

June 7, 2010

5日のイベント「左京区デ読書」の報告<Kyoto, Japan>

5日(土)にやらせていただいたトークイベント、とっても楽しい夜となりました!
って、自画自賛するわけではないですが(笑)、自分自身楽しかったな、と思えるイベントになり、うれしいでした。

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(24人+スタッフ・カフェの方たち、で、ぼくを入れて30人ぐらい。スライドを壁に写しながら進めました)

「左京区デ読書」という本をテーマにしたイベントの第七回で、場所は左京区のカフェ日杳(ひより)さん。

中庭があるこのカフェはとても素敵で居心地がよく、しかも主催者のヤマグチノリコさん(京都極楽堂書店さん)がとても丁寧に準備してくださって、すごいリラックスした気持ちでお話をさせていただくことができました。会場がちょうどいっぱいになるぐらいの人数で、イベント終了後も、たくさんの方と直接お話が出来て、楽しかったです。

「左京区デ読書」は、本に関するイベントということもあり、今回は、4月に出した拙著『旅に出よう』と、7月発売予定(となりました)の『遊牧夫婦』の話も交えました。本を出してから初めてのイベントだったので、これまでとは少し違った話も出来て、自分にとっても新鮮でした。

また、うれしかったのは、『旅に出よう』の中の上海編の主役である格闘家の武田雪馬さんが、ちょうどこの日に京都にいて、イベントに参加してくれたこと!久々に再会できてうれしかったのはもちろんのこと、加えて彼にも途中で話をしてもらえたおかげで、話が立体的になり、イベントとしてもとてもよかったなと思っています。

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(格闘家、武田さんとは久々の再会)

いずれにしても、そんな感じでした。また、これまで全然つながりのなかった京都のライターや編集者の方ともいろいろ知り合えたのもうれしいことでした。

(ご参加くださったみなさま、スタッフのみなさま、カフェひよりさんのみなさま、気にかけてくださったみなさま、どうもありがとうございました!)

さて、『遊牧夫婦』も、週末でぼくの作業はついに完全に終了し、あとは完成をまつだけとなりました。今日は、束見本(つかみほん。実物と同じ紙やページ数で製本した白紙の見本。ってこの言葉も初めて知りました)が送られてきて、それを見たら俄然完成が楽しみになりました。

いろいろと細かいところが気になってまだそわそわしてはいるものの、すっかり解放感に浸り、モトコとそよと3人で昼から近くの新しいカフェに行きました。4月にオープンしたばかりという、西陣の「カフェ1001」。雰囲気もいい感じで、食事もケーキもおいしくて、おすすめです。近くにいいカフェがオープンしてうれしいです。

明日は、また専業育児デー。また「おしゃべりサロン」に混ざろうかな~って考えてます。

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(最近は、おかゆ、ジャガイモに加えて、にんじん、かぼちゃも挑戦中。)

Posted by ykon at June 7, 2010 5:37 PM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

June 1, 2010

そよ6ヶ月。<Kyoto, Japan>

おかげさまで、今日6月1日で、そよは無事に6ヶ月を迎えることができました。
4月には、痙攣、入院騒ぎもあったものの、その後は順調で、ばんばん巨大化。離乳食も食べ始め、歯も生え始め(下に2本だけだけど、噛まれると痛い!)、自力で少し動けるようにもなり(たぶん本人の意図せぬ方向へだけだけど)、ツメもすぐに伸びてしまい(でも、髪はあまり伸びない)、この半年でほんとに成長したことを実感します。

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早く会話したいものの、でも、それまではまだ結構ありますね、さすがに。

水曜日のぼくの専業育児デーは、回数を重ねて順調に過ごせています。先週は、初めての児童館(保育園)デビューを果たしました。誰でも参加していいという「0歳 おしゃべりサロン」に参加。

お母さん2人とぼく、そして先生とボランティアの人。ぼく以外は赤ちゃんも含めて全員女性。ここに参加する父親はなかなか少ないようで、面白がってもらえて、楽しいおしゃべりをみなで展開。世の父親がどのように過ごしているのか、なども2人のお母さん(多分2人とも20代、かな?)から聞いて、へえ、そういうもんか、と新鮮でした。

しかし、なんといっても、こういうコミュニティに自分が参加していることが何よりも新鮮でした。いろんなお母さんの気持ち(ダンナへの不満、子育ての大変さ、エトセトラ)が聞けたりして、参考になったり、共感したり、わが身を振り返ったり。

今週は、近くの公園での「出張保育園」にも参加しようかな、とも思ってますが、まあ、その日の気分次第かな。。。

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さて、話をかえます。

先日、京都市の大手書店さんに、「自分の本のポップを作ったら、おいてもらえますか?」と聞きにいくと、快諾してもらえ、早速作ってみました。ぼくが文面を考えて、デザインはモトコに頼んで、出来たのがこれ↓ (光の関係で色が不鮮明ですが)

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おお、悪くないな~と、自画自賛しモトコに感謝しながら、今日、その書店(大垣書店四条店)に持っていくと、喜んでもらえました。

そしてついでに自分の本の様子を見てみると、それまでは、2、3冊が背中を向けて棚に並んでいるだけだったのに、平積みを2山作ってもらっていて、計15冊ぐらい置いてくれていました。別に売れているのかどうかはわからないものの、「ポップを作ります」っていう気持ちを買ってもらって、たくさん仕入れてくれたのだと思います。こういう地道な努力は大切だなって、すごく感じました。さて、ポップ効果や如何に。

ポップ大作戦、モトコの力を借りて(一枚一枚手描きなのでなかなか大変。でも楽しんでくれてそう)、もう何箇所かに展開しようと思っています。ちなみにポップ作りは、ミシマ社の「仕掛け屋さん」たちの影響です。

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親ばか御免、です。

Posted by ykon at June 1, 2010 12:06 AM | パーマリンク | コメント (4) | トラックバック (0)

May 12, 2010

母をたずねてバス散歩<Kyoto, Japan>

最近いろいろと重なってバタバタしてしまい、3週間以上も更新が滞ってしまいました。

拙著はおかげさまでうれしいご感想を多数いただけて、出してよかったなと改めて感じています。実際に出版されていろんな方に読んでいただくと、ゲラをチェックしていた段階で気になっていた文章の細かな点などは頭から遠のき、一冊の本としてどのように読んでもらえるかの重要性を感じるようになりました。

といいつつ、いま、『遊牧夫婦』の最終チェックをしながら、細かなところが非常に気になって疲労困憊しているのですが。。ちなみに『遊牧夫婦』は、最初は5月末に発売の予定でしたが、どうも6月後半ぐらいにずれ込みそうです。でもその分、完成度を上げて広く読んでもらえるように、がんばっています。

さて一昨日、仕事がいろいろとひと段落し、数日はちょっと一息つけそうな感じ。でさらに、昨日からはちょうどモトコが仕事再開となり、はじめて、そよと二人で丸一日を過ごすことになりました。

最近は、「お母さん~!」という雰囲気が高まり、ぼくの地位がかなり低下しているように感じていたので、さて、どうなることやら・・・、と不安な中で一日がスタートしたものの、案外スムーズに展開しました。

午前中、遊んでる途中でぐずり出しても、冷凍していた母乳をあげると、すぐにまた満面の笑みに。で、モトコに、昼休みに授乳してもらうために、そしてまた散歩も兼ねて、昼前には、バスに乗って、鴨川のそばのモトコの職場まで行きました。

ぼくが一人で抱っこヒモをして歩いたりバスに乗ったりしていると、やっぱり若干珍しがられるのか、結構いろんな人に声をかけられたり、微笑まれたりして、思わぬ人の温かさを感じます。

マンションの同じ階のご夫婦に「いつでも力になるから言ってね!」って言われたり、コンビニの店員も思わず笑顔になったり、バスのおばちゃんに「息できてる?」と心配されたり、後ろの席の中学生たちがそよを見て笑いあってるのを感じたり。なんかいい空気ができるもんだなあ、と。

で、バスを降りると、まずは自分の昼飯を鴨川に降りて食べました。鴨川を通るたびに、「ああ、京都っていいな」って思います。いまは、緑がとてもきれいで、川べりで弁当を食べるのも非常に気持ちがいいです。

最近は、若干そよがぼくらの食べ物に興味を示すようになり、ぼくが、抱っこヒモをつけながらおにぎりを頬張りサラダをバリバリ食べていると、じーっとサラダを見つめていました。

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それからモトコの職場にお邪魔して、同僚の方々にそよを紹介して、授乳も済ませて、昼休み終了前にはおいとまして、ぼくとそよは再びバスに乗って、帰りました。そして午後も、特に問題なく過ぎていきました。

5時半ごろ、モトコが帰る直前に若干泣き出し、帰ってくると「お母さん~!」という感じでうれしそうに飛びつき、ああ、やっぱり母は偉大だな、と感じましたが、でもぼくも、一日過ごしてちょっとそよとの距離が近づいたような気がしてうれしかったです。その翌日、モトコの腕の中にいるそよが、初めてぼくの方に大きく手を伸ばして、こっちに来たい~って顔してくれたので。初めてかよって、感じですが(笑)。

久々の、親ばか報告でした~。

★6月5日(土)、京都左京区のカフェ日杳(ひより)にて、トークイベントをやらせていただくことになりました。詳しくはこちらへ。

★5月9日の京都新聞の書評欄にインタビュー記事を載せてもらいました。


Posted by ykon at May 12, 2010 3:25 PM | パーマリンク | コメント (4) | トラックバック (0)

April 21, 2010

初めての著書が発売になりました<Kyoto, Japan>

すでにお知らせしている通り、昨日、ぼくの初めての著書が発売になりました。

『旅に出よう 世界にはいろんな生き方があふれてる』
(岩波ジュニア新書)

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です。
文筆業を志してからかれこれ10年になろうとしていて、やっとという感じで、実物を見たときはやはりなかなかうれしいものがありました。いつも応援いただいている方々には、本当に感謝してます!

このシリーズの名の通り、基本的には10代を中心としたジュニア向けに書いてあります。ぼくらが5年間の旅生活で得たさまざまな出会い、そして自分たちが経験したことを描くことで、生き方っていろいろあるんだ、ということ、そして旅することの魅力を感じてもらえれば、という願いを込めた一冊です。

でも、年代を問わず楽しんでいただけるものを目指したつもりなので、いろんな方に読んでいただけるとうれしいです!

とりあえず完成はしたものの、これからどのように読まれていくのかが、本としてもっとも大切なことのような気がしています。

表紙の絵は、高校時代の友人の弟さんに描いてもらいました。素敵なイラストを描いてくれてうれしく思っています。

では、どうぞよろしくお願い致します!

Posted by ykon at April 21, 2010 1:36 AM | パーマリンク | コメント (25) | トラックバック (0)

April 2, 2010

本の話、いろいろ。エンブリオロジストって?<Kyoto, Japan>

今週の初めにやっとジュニア新書が校了(全作業終了)しました。

いやあ、疲れました。最後の最後で、細かいところが気になって気になって。。しかも、いくら考えても解決しない問題があったり、また、あまりに何度も読みすぎてるために余計なことまでいろいろと考えはじめてしまったりして、全く本を完成させる大変さを今回の作業で実感しました。と、ともに、やっと完成にこぎつけた充実感はなかなかのものがあります。4月21日ごろ書店に並ぶ予定です!

そして、それが終わっていまは、『遊牧夫婦』の最後の仕上げ作業中。こちらは5月末ごろの発売を目指して最後の詰めに取り組んでいて、まだまだ作業は続きそうです。

さて、今回は本の話が続きますが、ひとつ紹介を。

ちょっと時間が経ってしまいましたが、上海時代の知人であるライターの須藤みかさんが、1月に『エンブリオロジスト 受精卵を育む人たち』(小学館)という本を出されました。「小学館ノンフィクション大賞」の大賞受賞作です。

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ちょうど、そよが生まれた後だったので、自分たちも出産にかかわるテーマというのはとても身近で、二人でとても興味深く読みました。

「エンブリオロジスト」

って聞いて何のことか分かるひとって、とても少ないのではないかと思います。ぼくもこの本のタイトルによって初めて知りました。それは、不妊治療において精子と卵子が受精したあとの「胚」を扱う医療専門職のこと。正確な書き方ではないかもしれないけど、1個の精子を卵子に注入する顕微受精などをまさに行なう専門の技術者です。

その世界は全く知らなかったものの、イメージ的には、これって医者がやるのでは?と気がしていたけれど、そうではないのです。じつは専門の技術者がいるんです。
しかも、エンブリオロジストは、「医療者としての国家資格を必要としない職業」であるというのはなかなか意外なことではないでしょうか。

体外受精成功のカギを握る重要な存在でありながら、関係者以外にはほとんど知られていないこの職業について、「彼らはいったいどういう人たちなのだろう」という思いをもって書かれたのが本書。須藤さんがそのような強い思いをもってこの取材を始めたのは、まさに須藤さんご自身が不妊治療を受け、直接エンブリオロジストたちと向き合っていたからです。

そんな著者の、他人事ではない真剣な思いが伝わってくる内容です。エンブリオロジストとは、どういう人が、どうやってなっていくのか?その仕事はどういうものなのか?彼らがどんなことを考えながら、日々「いのちの素」を育むという作業を行なっているのか? とても興味深くも知られざる世界が、ぱっと目の前に広がります。

興味ある人は是非読んでみてください!

ちなみに、この須藤さん編著で、『上海路地裏散歩(仮) 』(双葉社)という上海に関するエッセイ集のようなものが4月20日ごろに刊行されますが、ぼくもこの中で7ページほどの小文を寄稿しています。詩人金子光晴の上海ライフと、自分たちの上海生活を重ねたエッセイです。よかったらこちらもご覧下さい。

<親ばか最新そよ情報!>

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(寝返りの練習(?)のあとに突然大泣き。※これは予防接種後ではありません)

昨日また、そよの予防接種に。こんな小さな身体に針を刺され、「うえーん」と泣き出すのを見ているのはなんともしのびないですが、でも、どうも乳児は、なんと10秒ぐらいしか直近の記憶を保存できないとか聞きました。その通り、確かに辛そうに泣いていた数十秒後には、何事もなかったかのように、うはうは笑っていました。記憶の保存期間が短いって、ある意味すごい幸せなことだなあ、とそよを見ながら感じました。






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(上の10秒ほど後)

Posted by ykon at April 2, 2010 11:34 PM | パーマリンク | コメント (5) | トラックバック (0)

March 19, 2010

マジ、リスペクト!<Kyoto, Japan>

先週東京で、長年会ってなかった地元の友人と再会しました。

このブログにも何度か登場しているけれど、その友人というのは、レゲエグループ「湘南乃風」の若旦那さん。彼のことを『遊牧夫婦』の中で書いたので(その記事。今度発売の第一巻の最後をかざります)、その旨連絡したら、久々に会おうよ!ってことになったわけです。

7年ぶりに再会した彼は、昔と全然変わってなくて、すぐに懐かしい話で花が咲いたのだけれど、ぼくは彼と話していて、久々に、こんなに刺激を受ける人にあったなと、正直感激してしまいました。
彼が超メジャーなミュージシャンで、事務所がいかにもそういう世界に見えておお、って思ったってことはあったけれど、それ以上に、1時間半ぐらいじっくり話して彼の活動や考えていることを聞いたら、やっぱりほんとにすごいやつだな、って心から思ったのです。

もともと彼は、中学時代からひときわ目立ってかっこいい存在で、小中時代から渋谷などに出入りして、ハナタレ小僧のぼくなんかとは別世界の人に思えました(そのあたりのことと、関連するある出来事について、上の記事で書いています)。そして、中学の中でもいわゆるかなりのワル的存在なんだけれど、飛びぬけて都会的で垢抜けている人物でした。高校時代も六本木では有名な存在だったようでその噂はよく聞いていたし、その後も、何年かに一度ぐらい会うと、いつも破天荒でデカいことを考えていて、スケールでかいよな、っていつも感じていました。

その彼が、パンチパーマ&サングラスをトレードマークに若旦那って名乗ってレゲエミュージシャンとしてメジャーデビューしていったときは、おお、さすが!って思い、彼の活動は旅をしながらもずっと追っていたのだけれど、途中からは、彼は、難病支援の活動を始めたりと、すごい熱い方向に動いていきました。ぼくが知ってるかれは、ずっと遊び人っぽいイメージだったので、そういう活動を始めたことは結構意外ではあった一方、確かに、心優しい、ソウルフルな人物でもあったので、わかるような気もしました。

で、ずっと、すごいなあ、と思っていたのだけれど、今回会ってみて、改めて彼のすごさを実感したというか、なんかうまく言えないけど、本当に、彼の迫力っていうか熱さは衝撃的でした。

この気持ちは、いまいちうまく説明できないので、よかったら是非、↓の動画を見てみてください。
これ見て、マジで涙してしまいました。ほんとすげえな、って。
http://www.youtube.com/watch?v=NpwAAp1g9ko

この活動を通じて、彼は世論を動かし、厚生労働省を動かし、ムコ多糖症患者のための薬承認にまでこぎつけたようです。それで300人の命が助かったようなのです。

彼は、有名なだけに、こういう活動をすると、売名行為だとか偽善者だとか言われることは多いみたいだけれど、なんかもう、そんなこと言った言われたみたいな小さなこととは全然次元の違うスケールのでかさで動いてる感じで、とにかく信念貫いて、自分ができることをどんどん実行して生きてる彼に、本当に心動かされました。

なかなかあんなことできないよな、って思いつつ、多分彼からしてみれば、いや、できるできないじゃなくて、やるかやらないか、なんだ、ってことなんだろうなって気がしました。それはぼくも実感として感じていることだから。

彼は、ハイチの地震のためにもチャリティー活動をしていて、そのために曲を作って、売り上げを寄付しています。その歌、「いのち ~LOVE FOR HAITI~」も、すごく熱くていい曲でした。
一般には売られてなくて、
http://recochoku.jp/
などのサイトからのダウンロード配信だけみたいだけど、よかったら是非。

昔を知っているからっていうこともあるとは思うけど、かなり心を揺さぶられる再会でした。

<親ばか最新そよ情報!>

IMG_1520-s.jpg

そよは最近、こんな感じでよく笑うようになりました!外に出るとなんだかいつも笑ってるイメージだけど、気疲れするのか、家に帰るとぐずりだす、、という気も。そとづらがいいのかな?

Posted by ykon at March 19, 2010 9:43 AM | パーマリンク | コメント (9) | トラックバック (0)

March 10, 2010

リトアニアで二番目に有名な日本人、たぶん<Kyoto, Japan>

久々に旅ネタです。

ぼくらがユーラシアを横断中、このブログにも何度か登場した、厚かましく素敵な旅人、牛山さんを覚えている方は少なくないと思います。「泊めてくれ!」と人のうちをノックしながら、3年近く旅を続けている極めて奇特な人物です。(関連記事

ぼくはさらっとブログに書いただけだと思ったのに、なぜか一部の人には強烈なインパクトを残したようで、「ウシヤマさんが・・・」という言葉で、「え、あのブログに載ってた人?」といわれたことは、一回だけではなかったように思います。一回だけだったかもしれませんが。

しかも、ぼくがたまにやらせてもらっているトークイベントなどで牛山さんネタを披露すると、いつもこれが面白いようにウケるのです。だから、ありがたく牛山さんネタを随所で織り交ぜていると(今度の本にも登場します)、連続の講座などでは、「牛山さんの近況が知りたい!」などという声までいただく始末に。牛山さんに「もってかれた」気分で、若干悔しくなったりもしました。

彼の何がそんなに面白いのかは、ここでは書ききれませんが、とにかく、ぼくらが牛山さんに最初にあったのは、2007年の8月、中国・モンゴルの国境でのこと。

かれはそれ以来いまもまだその同じ旅の途上にいます。それ自体も、「おお~!」という感じなのですが、それ以上に驚かされるのが、中国からぼくらと似たようなルートでユーラシアを横断して、2年間旅を続けた挙句に使ったお金が、なんとたったの30万円程度だということ!!

そして、去年彼から来たメールではこんな驚くべきことが書いてありました。

「5カ月以上のヨーロッパ滞在で使ったのは100ユーロ以下。新しいメガネ代を含む」

つまりヨーロッパ5ヶ月間で彼が使ったお金はたぶん1万円以下なのです!
また、平均すると、「1day, 1 euro」なんてことも書いてありました。

そんなこと全く不可能に思えるのですが、ヒッチ&ノック&カウチサーフィンで、ほんとにそれを成し遂げ、いまも現在進行中なのが牛山さんなのです。それだけでいかに彼が常軌を逸した人物かがわかるかと思います。

彼は現在リトアニアに滞在していますが、ぼくはおそらく彼はいまリトアニアで、ナカタの次に有名な日本人なんじゃないかと踏んでいます。いや、もしかしたらナカタもくってしまってるかもしれません。というのは、彼はいま、そのリトアニアで、もはやヘンタイ的ともいえるその旅スタイルによって、注目を浴びまくり、取材攻勢を受けているようだからです。

すでに新聞などのインタビューが10本を数えるとのことで、しかも、先日は「ウシ・フェノミノン(ウシ現象)」なる、ウェブ上のフォーラムもリトアニアで立ち上がったとか。「ウシってどうよ?」ってリトアニア語で話す場のようです。

そしてついに昨日、彼のリトアニアでのテレビ(?)インタビューがネット上で見られるようになりました!

http://tv.delfi.lt/video/Dy6slOPT/

リトアニア語のニュースを聞くのは初めてな上に、その主役が牛山さんであることに感動してしまいました。彼の元気な姿と牛山節が余すところなく再現されているところに、モトコと大興奮でした。

牛山ファンは必見です!
さわやかな牛山ロックも聞くことが出来て、うれしいことこの上ありません!

ぼくはすでに何度も繰り返し見てしまいました。自分自身が旅していたころの気持ちを急激に思い出し、非常に懐かしくうれしい気分にひたっていました。

そしてまた、そんな自分自身が、牛山ファンであることをこの度激しく自覚したわけでした。

牛山さん、うれしくて興奮して、勝手にいろいろ書いちゃったけど、報告ありがとう!
今後も、気をつけて旅を続けてください!

牛山すすむオフィシャルブログ
牛山すすむの一方通信

Posted by ykon at March 10, 2010 1:28 AM | パーマリンク | コメント (4) | トラックバック (0)

March 5, 2010

そよに立ちはだかる「絶壁」<Kyoto, Japan>

数日前に本の制作がかなりひと段落して、今週は弛緩して休み気分で過ごしています。まあ、それももう今日ぐらいで終わりな気もするけれど。

ジュニア新書の方は、すでにほぼ出来上がりの状態で印刷したもの(ゲラ)をチェックし終え、その作業をもう一度繰り返せば、いよいよ作業終了。こちらはカバーデザインをイラストを描く知人に依頼したら、とてもかわいく素敵な表紙ができつつあります。来月、書店に並ぶのが楽しみです。

もう一方、『遊牧夫婦』の方も原稿は一通り完成して、これから細かいところを詰めていく段階。いまは編集者さんに見てもらっているところなので、ぼくはちょっとひといき、というわけです。こちらは、本の中にも登場する友人のレゲエグループ「湘南乃風」の若旦那さんにも宣伝に協力してもらう予定だったり、そんなこともいろいろ考えてます。

ともになんとか広く読んでもらえればと思っています。

一方、前回書いた京都の高校受験も今日の公立入試で概ね終了。で、今日も朝、ひとつ高校に応援に行ってきました。こういってはなんだけど、受験って、青春!って感じがしますね。中学生と話していると、エネルギーをもらいます~。

そんな休日気分のここ数日、そよと過ごす時間も長くなってます。昨日は、初の予防接種。三種混合の第一回目。これが3回にわたってあり、来月にはBCG(これはぼくにとっては子どものとき、怖い注射の代名詞だった)もあり、そよにとっては人生初の試練かな、なんて思ってます。3人で病院にいって、大泣きしたらかわいそうだな、とか、代わってあげたいなとか、バカ親丸出しなことも思ったりしてました(モトコは思ってなかったみたいですが)。でも、結局ほとんど泣かずで、そよは何事があったのか気付かないようなほわんとした顔のまま無事に終わりました。

予防接種は、受けない方がいいという人もいるし、いろいろ考える点もありそうなんですが、とくにポリシーもないので、流れにまかせてしまってます。

さて、そよにとっての、もうひとつの重要なイシューは、なんといっても「絶壁問題」とでもいいましょうか、アタマの形問題です。すでに彼女は、激しい絶壁アタマ作りに余念がなく、まさに斜め後方から見たところは、ちびまる子ちゃんのおじいちゃん(モトコ談)、という状態にあいなってしまってます。

しかも、なんだか右後ろに向かって頭が伸びてて、左後ろが激しい絶壁という超いびつ系。気付いたらそんな状況になっていました。

だから、飛び出てる右後ろをふとんにつけて寝せるように試みたりしているものの、これは物理で習う基本法則ですが、やはり状態は安定する方に向かうので、飛び出た右後ろよりも絶壁の左後ろをふとんにつけて寝る方が安定するため、そよは楽な方に流れ、アタマはゴロリと転がり、左後ろを布団につけてすやすやすや。。。そうして絶壁は、ますます激しい断崖絶壁へと成長してしまうわけです。

昨日病院で他の子を見ていたモトコによれば、そよの絶壁は他の追随を許さないような。。
ぼくもモトコも絶壁なので、遺伝なのかな、と思ったりもしてますが、どうなんでしょう。アフリカで見た子どもたちがみなきれいなアタマの形をしていたことを思うと、やはり遺伝なのかなって気がします。

ナントカ枕とかいろいろあるようですが、どれもあまり役立たないとか。
さあ、どうなることやら。


Posted by ykon at March 5, 2010 9:50 AM | パーマリンク | コメント (3) | トラックバック (0)

February 11, 2010

そよの鼻づまりと、出版の予定<Kyoto, Japan>

いま、そよが寝息を立てている隣で、仕事をしたり、ブログを書いたりしています。

ここ一週間ほど、そよの右目の目やにがひどくて、しかも2日ほど前から、鼻づまりもひどくなりました。そして昨日の夜は、夜中にフガフガいって苦しそうで、何時間も寝れないようだったため、心配になり、今日は祝日だったので休日診療所とかいうところへそよを連れて行きました。

いちおう、鼻づまりは風邪の一種だろうとかで、目は結膜炎とのこと。両方とも薬をもらって、まあ、よくある症状的な感じで終わったのでほっとしたのですが、やっぱり今日も夜は若干フガフガいったりして...。

で、いつも夜中に授乳があるモトコは、昨日はそよの鼻づまりで全然眠れてないので、いまはぼくがそよの隣で番をしながら仕事をして、モトコが隣の部屋で寝ているという状態。赤ちゃんは、鼻が詰まっただけでうげーっとすごく苦しそうになり、しかも自分では何にもできないので、見ていると哀れになったりします。全く人間の、はじめの時期の何も出来なさというのは、おどろくべきものがあります。

でもいまは、いい感じに寝ていますzzz たまに急に眼を開けて、突然大きく万歳をして、「フガフガッ!」とかいってますが、またすぐに眠ってます。。

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(スイス在住の友だちにもらった抱っこひも。これにいれると、すぐにスヤスヤ・・・)

さて、久々に子育てネタから離れますが、やっと春に出る本のメドが立ち、ここで報告できる状態になりました。

もともと1冊の予定だったのですが、2冊出ることになりました。

最初から予定していたのは、「岩波ジュニア新書」(岩波書店)から、若者向けの旅・生き方の本で、これは最近になってやっとタイトルが決定しました。

『旅に出よう ―世界にはいろんな生き方があふれてる―』

という、このシリーズらしい非常にストレートなものになりました。ぼくらが旅の中でいろんな人に出会っていく過程と、出会ったいろんな人生を描きました。特に中高生などが、これを読んで、ああ、生き方ってほんといろいろあるんだなあ、自分も自由に考えてみよう、とか思ってもらえるきっかけになればと思っています。

4月20日に発売の予定で、原稿はすでに出来上がり、いまは入稿作業中です。まだ何度か修正作業が残っているものの、自分的にはもう完成間近な気分で、とても楽しみです。これが事実上、自分の初めての著作になるので、やはりうれしいものです。是非、読んでいただければうれしいです!

そしてもうひとつは、昨年7月よりミシマ社のサイトで連載中の『遊牧夫婦』の第一巻です。もともとの予定では、単行本化はもっと先かなと思っていたのですが、おかげさまでたくさんの人に読んでいただけているようで、はやばやと単行本化を決断していただくことができました。

同じく今春出版に向けていま最後の作業に取り組んでいるところです。ぼくらの5年半の旅の最初の1年分だけで一冊になる予定で、このままだと完結まではかなりの長編になりそうなのですが、これは、それだけ思いいれの深い作品になることは確かで、なんとか多くの人に読んでいただけるものになるようにと、気合を入れて取り組んでいます。こちらも是非是非、よろしくお願いいたします!

ともに、去年の春に企画したものなので、出版まで丸1年かかったことになります。本を完成させるのはほんとに時間がかかるし、雑誌の記事を書くのとはまた違う大変さがあることを実感しています。でも、両方やってみて、自分は本の方があっているのかな、という気もして、今後の自分のやりたいことがぐっとクリアに見えてきたように感じています。今回はじめて、ひとつの作品が形になる大きな喜びを感じながら、最後の作業に取り組むことができています。

近くなったらまた報告させていただきますが、
どうぞよろしくお願い致します!

(以下は12日に書いたものです)

ちなみに、そよは今日再度別の病院に連れて行きました。
大したことではなさそうで、安心しました~。「鼻づまりと目やにだけで、なに夫婦そろってきてるんですか」、とはいわれなかったけれど、でも、医者としてはそういう気分だったりな、なんて思いました。

Posted by ykon at February 11, 2010 11:36 PM | パーマリンク | コメント (11) | トラックバック (0)

January 29, 2010

公園デビュー<Kyoto, Japan>

そよとの3人生活が始まってから二週間少々というところですが、やっとリズムが出来てきたようなきがします。

そしてここ1週間ぐらいぼくらの生活の中に組み込まれてきたのは、そよを連れての散歩です。

一週間ぐらい前に何度か、夜に汗を出すほど大泣きして、どうあやしても泣き止まないことがあったりしたので、どうしたものだろう、と思っていろいろ調べているうちに、どうも、2ヶ月ぐらいになったら、そろそろ寝かせているだけではだめで、外に連れて行ったり、一緒に遊んであげないと満足しないのだ、ということに行き着きました。確かにそんな感じがして、それ以来散歩を日課にし始めています。

散歩は、ぼくが連れて行くことも、モトコが連れて行くこともあり、また3人で行くこともあります。乳母車を使うこともあり、抱っこしていくときもあります。

ちょうど歩いて5分程度のところの、二条城の目の前にちょうどいい具合の公園があるので、そこまで歩いていったりしてます。そして、行ってみてふと気付いたわけです。あ、これって公園デビューってやつだな、と。

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(そつなくこなしたデビュー戦。でも、そよは公園で一度も眼をあけず・・・)

公園デビューってイメージとしては、ヤンママが複数人で徒党組んでて、「あら、新入りよ」みたいなところに、「どうも~いろいろ教えてください~」って恐縮しながら入っていくみたいなのを思い浮かべていました。で、そこで父親はどう振る舞えばいいんだろう、などと考えたりしていましたが、ここ数回の経験では、まあ、そんなに面白いものでもなさそうでした。ただ、ママさん&娘か息子が数組、各自それぞれ遊んでいるだけという様子で、デビューのしようもないというか、まだ企画書段階っていうか(ってわけわかりませんね)。

しかし、平日からボサボサな頭&ヒゲ面で、新生児を抱いてウロウロしている男というのは、おそらくじつに少ないもので、公園デビューならまだいいものの、今日なんて道端でおばあさんに明らかに怪しげな目でみつめられてしまいました。もしかして誘拐?とか思われてるんじゃないかな、とひどく自虐的な連想をしてしまい、そしてその連想を引きずっていたせいか、その10分後ぐらいにパトカーが横を通ったときには、なぜかビクッとしたりして、おれ、なにビビッてんだろう、なんて自ら失笑してしまいました。

その一方、本人はわかっているのかわかっていないのかてんで不明ですが、とりあえずそよには、「ほら、車だよ」「ほら、自転車だよ」などと、外界の事物について適宜解説を加えてみています。そうすると、「ほら、おばちゃんだよ」「ほら、空だよ」「ほら、うどん屋だよ」「ほら、山中油店だよ」「ほら、自動販売機だよ」と、と全く切りがないことに気付き、それらすべてが全く未知のものであるそよにとっての、世界の未知度は凄まじいものがあるな、と改めて驚いたり、羨ましくなったりしました。

しかし、当の本人は、散歩をスタートして5分ぐらいは眼を見開いて、「ほー」という顔をしながら見ているのですが、あまりに吸収することが多すぎて、すぐに脳内メモリがいっぱいになってしまうのか、気付くと、眼がうつろになり、すやすやと深~い眠りにはいってしまいます。

それから先、散歩の7割ぐらいは、一人、そよに向かって「ほら、セブンイレブンだよ」「ほら、横断歩道だよ」「ほら、ごみ箱だよ」「ほら、小学校だよ」などと静かにつぶやいたりつぶやかなかったりするわけですが、それは全く無意味なのかもしれないと思いつつも、いや、でも・・・などと葛藤しながら、家にもどってきます。

そして、帰宅時はいつもぐっすり眠っているので、たとえばモトコが何か手が離せないときなどは、そよをそっと寝かしつけて、さあ、寝ている間にひと仕事するか、とパソコンを開くわけですが、10分もすると、彼女の腕がピクピクと動き出し、またすぐに、ウッウッウッ、と泣き出したりするのです。でも、そんな動きがなんだかとってもかわいかったりして、子どもって不思議なもんだなあ、とときにじっと眺めてしまいます。

そんな毎日になってみると、いかにこれまでは時間があったのかということを実感しますが、いまは逆に、1、2時間まとまって仕事ができる時間がとても貴重になり、だから非常に集中力が上がるのか、なんだか効率はぐっと上がったような気もします。また、週に一度ぐらいカフェで仕事する機会もじつに貴重で、かなり気合が入ります。

そうしてなんとか、本のほうも最終段階まで進んでいます。

最近、ホントに毎日が飛ぶように過ぎていきます。すごい速度です。

Posted by ykon at January 29, 2010 12:55 AM | パーマリンク | コメント (10) | トラックバック (0)

January 15, 2010

2人の引越し<Kyoto, Japan>

一昨日からそよとモトコがマンションに戻り、いよいよ3人での新生活がスタートしました。

2人で交代でそよをあやしたりしながら、仕事やら家事やらを進めていく日々になり、いまはまだ生活リズムを模索中、というところ。

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(平和な日中)

ぼくは家にいながらでもなんとか仕事を進められるので2人で役割分担しながらいろいろできますが、1人だったらいったいどうするのだろう、ということが少なくありません。こちらに戻ってきてからは風呂も、普通の湯船に入れ始めましたが、一人が入れて、一人が外で待って着替えなどしないといけないので、風呂入るのもここ数日はちょっとしたイベントになりつつあります。

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(「デスペラートな妻たち」のDVDを流していたら、途中で「ギャー!!」とバイオレンスな阿鼻叫喚シーンになったので、やっぱり消した方がいいのかな、と思ったものの、そよは、気付かすスヤスヤ・・・)

号泣時にジャック・ジョンソンを流して、リズムに合わせてポンポン背中を叩きながらあやしてやると静かになったので、たびたびその方法を試みると、本当に効いているようでした。とはいえ、マイケル・ジャクソンだったらだめだった、とかそういうことを試みたわけではないので、実際はどんな曲でもいいのかもしれません。

が、いずれにしても、そんな感じで、少しずついいやり方が分かって慣れてくれば、うまい具合に力を抜きながらできるようになるんだろうと思っています。

一方、今週はいろいろと仕事が詰まっていて若干焦り気味ですが、そよが眠りついたつかの間、仕事にとりかかると、逆にその貴重な時間を活かすべく集中力が上がるような気もします、、と、前向きな解釈をしながら、楽しんでます。。。

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すでに1.5キロ体重が増え、身長も8㎝伸びました。徐々に眉毛が太くなってきて、さて、どう展開するのかな・・・と日々顔の変化具合も見学中。

Posted by ykon at January 15, 2010 9:04 PM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

January 6, 2010

しばらくは子育てブログで<Kyoto, Japan>

あけましておめでとうございます!

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末年始は、すっかりそよペースであっという間に毎日が過ぎていきました。
誕生から無事に一ヶ月が経ち、早くも体重は1.3キロぐらい増え、身長8センチ程度伸びた感じ。シャープな感じはなくなり、真ん丸くふくよかになってきました。

この成長の早さはさすがに新生児です。だんだん、ずっとだっこしていると腕が痛くなってくるぐらいになりました。

表情も豊かになり、ちょっと「はー」とか「あー」とか声っぽいものも出しているようで、しかも少しこっちを見ているようなそぶりも見せたりするようになってます。

相変わらず、ぼくはほぼ毎晩、モトコの実家に通って、あやして寝かしつけてから帰宅、という日々を送っていますが、モトコはそのあと夜中に2度ほど起きて授乳して寝かす、という作業があるので、常に寝不足な様子。ぼくは家でぐっすりというのは悪いなあ、、という気もしますが、いまはその分働いて稼がないとな、と思ってます。

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(なかなか表情が豊かに。号泣の1秒後にほわ~と笑顔になったり。単なる筋肉の作用のようですが、一応意思表示と思いつつ、楽しんでます。真ん中の気難しい顔が得意。でも一番下の写真が笑えて気に入ってます)

年末年始はモトコの実家に姉夫婦、妹夫婦+姪っ子も集まって、とてもにぎやかになりました。そして、箱根を見たりしつつダラダラと過ごしているうちに、早くも3日から塾の冬期講習が始まって、入試を一ヶ月前に控えた中3の生徒たちにはっぱをかけるここ数日です。1年間教えてきた子たちなので、ほんとにがんばってほしいなあーと思います。ちなみに、彼らは基本的にどんな余談をしても、静かにほとんど笑わずに聞いている子たちなのですが、昨日は、初めて30人近いクラスのみなが「がははははー」と大うけしてくれて、すっかり気をよくしてしまいました。「しーん」とした中で、ひとりバカ話を始めて、「しーん」とし続けるなか、「さ、続きをやろうか」とテキストを開くように促すのはやっぱり非常に精神的に辛いので。。。

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(福岡在住の姉夫婦と、妹夫婦の娘と)

執筆の方も、今日から『遊牧夫婦』が再開して、これからまた毎週アップしていきます。年末年始に少し先まで書いて貯金を、、と思ったものの、そよのオムツや子守の前に、そんなに調子よくいくわけもなく、いま焦って、書き進めているところです。さっきから2004年のインドネシア、マレーシアあたりの日記や写真、ブログを熟読、熟見してますが、非常に懐かしくなり、思い出にふけってしまいます。

今日で講習を終えて、明後日からは結婚式&仕事のため、東京に2日ほど行きます。10日には京都で打ち合わせがあるので戻って、そのあとはまたそよのもとへ。その後、いよいよモトコもこっちの家に戻ってきて、そよとの3人での生活が始まります!ある意味、バックパッカー生活よりも全然未知だったりするので、楽しみです。。

完全にほのぼの子育てブログになっていますが、今年もよろしくお願いします!

Posted by ykon at January 6, 2010 11:44 AM | パーマリンク | コメント (8) | トラックバック (0)

December 24, 2009

未知数<Kyoto, Japan>

今年も早くもクリスマス。去年、京都のいまの部屋に引っ越してきたのが12月20日ぐらいだったので、もう1年が過ぎてしまいました・・・。

あのころはまだライターとしてやっていくかどうかも決めきれていなかったことを思うと、なんだか遠い昔のことのようです。日本で腰をすえてライターでやっていくと覚悟を決めてから、いろんな出会いがあり、そのおかげで仕事も人間関係も広げることができてきたのですが、1年前は、あの人も、あの人も、まだ知らなかったのか!と思うと、なんだか不思議なぐらいです。

その中にはもちろん、1ヶ月前はまだ顔を知らなかったそよも入ります・・・なんつって、やはりどうしてもすべてが娘ネタに収束していく今日この頃ですが、いずれにしてもこの3週間、そよはおかげさまで順調に育ってきています。

生まれた直後ははれぼったく、ときおり若干、安部譲二がちらついたり(ぼくだけかもですが)、なんて顔をしていましたが、その後、すぐにすっきりとしたと思ったら、最近徐々に肉付きがよくなってふくよかな感じになってきました。これくらいでだんだんと将来の顔のイメージが見えてくるのかな、とか思ったり、思わなかったり。

ほんとに変化が速いなあと感じながら、オムツを換えたり、沐浴させたりしています。ただ、ぼくもこの一年、白髪の増加だけは、そよ並みの成長ペースだったかもしれません。

じつは、日本で腰をすえてばっちり働くというのは、恥ずかしながら今年が始めてのことでした。それでもフリーで比較的に気ままなスタイルで働けていたし、別に大したストレスはなかったはずなのですが、この一年で急激に白髪の台頭が著しくなってきて、最初はなんとかごまかす手段を講じていたものの、もはや収拾がつきません。来年はその辺を達観したいところです。

それはさておき、数日前になんとか、来春刊行予定の自分の初の著書と呼べる本の原稿をほぼすべて一応書き終えて編集者へと手渡すことが出来ました(「ほぼ」や「一応」という煮え切らない単語をつけたくなる状態ではありますが)。なんとか年内にゴールが見えるところまでこれてほっとしています。『遊牧夫婦』の方は、23日(水)が祝日だったために、年内は16日で終わり、次回は1月6日にアップされます。こちらも、なんとか飽きられないように、気合を入れて書き続けていきますので、またよろしくお願い致します!

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上から、生後3日、14日、23日、24日。一番上は、超初期の譲二時代、中2枚はよさげなのを選び、最後は、お腹が満たされ激しく油断した時の顔。弛緩しすぎ。。。
うーーん、未知数だ・・・。

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Posted by ykon at December 24, 2009 11:22 PM | パーマリンク | コメント (6) | トラックバック (0)

December 12, 2009

名前<Kyoto, Japan>

娘が生まれて早くも10日が経ちました。
生まれ出てきたばかりの命にとって10日というのはなかなかの長さなようで、すっかり(というのは言い過ぎかもですが)生まれ出たころとは随分と変わった気もします。

モトコもすでに退院し、いまは実家で身体を休めながら過ごしています。やはり帝王切開というのは身体に与えるダメージも大きいんだなと感じています。

一方ぼくは、いま自分も子どもにかかりっきりになると明らかに家計が傾くことを感じ始め、日中は自宅で仕事に励み、毎晩夕方からモトコの実家へとチャリチャリ走って、娘の世話をしつつ、厚かましくがっつりご飯をいただく日々になっています。1ヶ月ほどはこういう生活が続きそうです。

ところで、娘の名前が決まりました!

「そよ」

としました。ひらがなです。そよかぜのような爽やかな子になってくれれば、と思って。これはモトコのアイディアで、他にもいくつかライバル候補があったものの、ぼくもすっかり気に入ってこれに決めました。

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モトコの実家でお七夜もやり、すべてがそよペースで楽しく動いている12月です。本人は毎日くっちゃねくっちゃねとおとなしく自らの仕事に励んでいます。

ただ、このブログにあまりその経過ばかり書いていると、ブログが一気に"From2009"子育てブログに早代わりしてしまいそうなので、あまりそよネタばかりにならないように気をつけようと思っています(もちろん、子育てブログはそれはそれでいいのですが。ただ、運動会をビデオ撮影してしまう気持ちが半ばわかりかけそうな自分に少々驚いています)

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(気難しそうな顔が若干多いような。。すでに眉間にしわがつきそうです(笑))

日中は気合を入れて、仕事に励まないと、と思っています。

Posted by ykon at December 12, 2009 12:28 PM | パーマリンク | コメント (9) | トラックバック (0)

December 3, 2009

突然ですが、ご報告。<Kyoto, Japan>

一昨日、12月1日に、ぼくたちに娘が生まれました。

夜中2時に破水し、病院に駆けつけると、出だしはすごい順調そうで、夜明けまでには生まれるのでは、と助産士さんに言われたものの、いやいや、そんなに甘くはありませんでした。それから結局夜8時ぐらいまでモトコにとっては非常に苦しい時間が続きました。モトコは、これより苦しかったことを思い出そうと考えた挙句、浮かんできたのはチベット・カイラスでの顛末。でも、さすがにそんなものでは全く比較の対象にならず、もう苦しみに耐えるしかなかったようです。ぼくも、隣で見ているだけかわいそうで仕方なくなってしまいました。そして、最後は、もうこれ以上は無理ということで、帝王切開での出産となりました。

疲労困憊して憔悴しきって、横たわるモトコのお腹から、赤ちゃんが出てきた瞬間は、モトコにとってもぼくにとっても、いままで全く味わったことのない一瞬でした。人が生まれるということはこんなにも大変なことなのか、ということを身に沁みて感じ、この瞬間だけでも、娘からいろいろと学ばせてもらったような気がしました。

モトコはしばらく入院が必要で、ぼくもいまは、自由業の利点をフルに活かして一緒に病院に泊まっています。初日は何をやってもおとなしかったものの、3日目になって何をやっても泣き止んでくれなかったりして、二人しておろおろしてます。

これからどんな日々がまっているのかなかなか想像がつきませんが、元気に楽しく、3人でがんばっていこうと思っています。

というわけで、今後ともどうぞよろしくお願いします!

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Posted by ykon at December 3, 2009 1:08 PM | パーマリンク | コメント (33) | トラックバック (0)

November 27, 2009

『不毛地帯』を見始めて、TOKIOが好きに<Kyoto, Japan>

唐沢寿明×山崎豊子の『不毛地帯』を見ています。

『白い巨塔』ファンとして、このコンビには激しい期待をして見出したのですが、いまのところは・・・うーーん、『白い巨塔』には遠く及ばずという印象です。

『不毛地帯』、作品自体は渋くて悪くないのだけれど、あまりにも渋いというか、もうちょっとポップさがほしいところ。テーマも、いまとあまりにもリンクするところが少ないような・・・。ぼくは、唐沢×山崎、阿部サダヲ、竹野内、岸部一徳、といったメンバーがなかなか好きなので楽しんで見ているものの、決して広く受ける作品じゃないのかな、という気がしてます。

が、しかし、これを見ることで、思わぬ副産物が!

それは『不毛地帯』の後のこと。

『不毛地帯』を見終わり、今日は不毛じゃなかったかどうかを確かめつつ、エンディングのトム・ウェイツの激シブ(もしかして死語?)の声を聞いてのらりくらりとしていると、上沼恵美子をバックに天気予報が始まり(関西だけ?)、そのまま油断していると、知らぬ間に次の番組に絡め取られるわけです。

その番組が、TOKIOの『5LDK』。
毎回ゲストが出てきて、TOKIOとぶっちゃけトークというやつです。

おいおい、TOKIOかよ~、なんて思ってみていたら、これがなんだか毎週やたらと面白い!
あの「ダサおもしろい」路線でTOKIOはじつはかなり成功していることを実感してます。って、いまさらかよって、感じですが、何気にトークも面白いし。リーダー以外は。

しかも、リーダーのノリ切れてない顔がまた笑えるし、もう、何をやっててもなぜか笑えるという、じつに稀有なグループな気がしてきました。アイドルグループで「ダサ面白い」って路線、誰がスタートなんだろう? すごいニッチな見せ方なようでナイスです。

というわけで、最近は『不毛地帯』を無難にこなして、『5LDK』のTOKIOを見て失笑するっていう流れが、木曜の夜にできてしまいました。

でも毎週、『5LDK』ではなく、『不毛地帯』の方にがんばってもらいたい、と期待をしているところです。

Posted by ykon at November 27, 2009 12:02 AM | パーマリンク | コメント (5) | トラックバック (0)

November 24, 2009

衝撃の数学ノンフィクション<Kyoto, Japan>

こないだたまたま書店で見かけて買った

『フェルマーの最終定理』(新潮文庫)

を昨日読み終えて、まだ興奮冷めやらぬ気持ちです。

「(xのn乗)+(yのn乗)=(zのn乗)
を満たす自然数の組(x、y、z)は、nが2より大きい場合には存在しない。」

という、とてもシンプルな「フェルマーの最終定理」については、確か中学時代からその存在を聞いていました。しかも、天才フェルマーは、この定理とともに、

「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」

と書き残したまま死んでしまい、そのまま300年以上も誰もこれを証明できずにいたことも。フェルマーとは17世紀の人なのです。その話を聞いたときから、フェルマーの最終定理というのは、ぼくの中で、ずっと特別な響きを持っていました。

でも、たぶん15年くらいは完全に頭の中から消え去っていました。
それがこないだ中学生にこのことについて質問されたことをきっかけに記憶が復活。で、そのすぐあとに偶然そのままのタイトルの本を見かけたので買ってみたら、これはもうほんとに大当たりでした。

――300年以上も誰も解けなかったこの問題を、1993年ついにある男が解いたという。その噂は数学界を沸きかえらせ、その解法を発表する講演では、誰もが歴史的瞬間に興奮し、世界中のメディアが、それを報じた。ついにフェルマーの謎に終止符が打たれたのだ、と。
そう誰もが思った。しかし――

ってなところから始まります。

この「数学界最大の超難問」を巡って、これだけ興味深い人間ドラマが繰り広げられたことを知り、ほんとに身震いしながら読みました。

この1問の中にそんなにもの人間の智恵と歴史と思いが込められてきたのか、数学ってこんなに歴史とロマンとドラマを含んでいたのか、と、なんだか分からないけれど、数字とか数学の奥深さの前にひれ伏したくなりました。

また、作者の文章力や構成力もすごく、ノンフィクションの作品としても超極上で、相当面白く読めます。訳もとても完成度が高い気がします。2500年前に「ピタゴラスの定理」が出来たとき、神に感謝のしるしとして100頭の牛がいけにえに供されたとか、19世紀フランスの20歳の天才が決闘で死ぬ前日に書き残した理論とか、23人集まれば同じ誕生日の人がいる確率は50%以上になるなど、いろんな挿話が面白く、しかもそれがすべて、このフェルマーの最終定理へと巧みに集約されていくのがすごいです。

数学が好きな人なら、立ち止まって考えつつ、やめられなくなります。
数学を全然知らない人でもきっと数学の持つ壮大な世界に感激すると思います。

この本で、数学の魅力を再確認しました。

興味ある人は、是非。とってもお勧めです。
といっても、そんなに新しい本ではないので、知ってる人も多いかとは思いますが。。。

Posted by ykon at November 24, 2009 12:47 AM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

November 18, 2009

はるの死<Kyoto, Japan>

モトコの実家で飼っていた犬、はるが一昨日死にました。

ぼくらが去年帰ってきたころも、今年の春も全く元気だったのに、夏ごろからアトピーに苦しみ始めて、それから急激に弱っていきました。息を引き取る3日ほど前から突然歩く事すらできなくなり、食べることも、自ら動くこともほとんどできなくなり、最後はとてもかわいそうな姿になってしまいました。

ぼくはこれまで動物とはほとんど縁がなく、またもともとどちらかといえば犬が好きなキャラではないので、家で犬を飼っていたこともありませんが、動物好きのモトコの影響が強く、旅生活の間でもイルカやらクジラやら、そしてアフリカの動物やら野生動物は随分と身近に感じられるようになりました。先の5年間をいま振り返ってみると、外国で強く印象に残ったことの多くが、動物や自然との遭遇であったことに気付かされ、なにげに自分もちょっとは自然派・動物派に近づいたのかな、と思ったりもしています。

だから、11年ほど前に始めてモトコの実家に行ったときには、元気いっぱいで吠えられまくってビビらされたはるとも、最近はだんだんと、自分なりに距離は近づいた気がしていました。といっても、頻繁に会うようになったのはもちろんこの1年ですし、そんなにぼくは積極的に「はる、はる!」っていう感じではありませんでしたが、それでもモトコの実家にいけば、はるがいる風景っていうのが当たり前になって、はるもぼくを自然と受け入れてくれるようになっていたと感じていました。

それが最近、週に1度ほど会うたびにどんどん痩せ弱っていき、つい最近までたまに散歩に連れて行ったりしていたはずだったのに、あっという間に死に至ってしまったことが、とても切なく、かわいそうに思えました。犬は人間の7倍とかそのくらいの速度で生きているわけだから、そんなもんなのかなと思うものの、やはり人間的感覚で見ているとあまりにも急激で、哀れでした。

犬が家族の一員みたいな感覚は、これまでは全然分かっていなかったけれど、今回、はるの死を比較的近くで見ることによって、初めて実感として感じました。はるがいなくなったいま、ふと思い出して、「ああ、はるはもういないのか」と、寂しく思う気持ちが予想以上に強いことに、いま気付かされています。

そしてまた、時間がどんどん経っていっていることを、こういう機会に強く実感させられてしまいます。日本に帰ってきてからもすでに1年が経ってしまったし......。

全く話はかわりますが、先週金曜13日に大阪コモンカフェで行なった「旅を生活にしよう!」講座は、とても楽しく終えることができました。はじめは参加者が少なそうで、あれれ、と少々心配していたのですが、当日に飛び入りで参加してくださった方もいらして、結果的にはとても盛況なイベントになった気がします。今回は、これまでの中でも特に、強く興味を持ってくださった方が多かった印象で、終わったあともいろんな方と個別にお話ができて、とても楽しい時間を過ごすことができました。ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました!

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でも、いつまでもこの旅の話をしていると、いずれは、「何年も前の同じ旅の話ばかりしているオッさん」というイメージをほしいままにしてしまいそうなので、どこかで区切りをつけないといけませんね。

ちなみにちょうど今日は水曜日、「遊牧夫婦」第19回目がアップです。今回からやっと東ティモール編に入っていきます。旅の話は、この中でもっとも密度濃く、していくつもりです。


Posted by ykon at November 18, 2009 9:40 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

November 10, 2009

11月13日、大阪「コモン・カフェ」で講座をやります<Kyoto, Japan>

完全に今回は宣伝・告知ですが、表題の通り、今週の金曜、13日の金曜日に、大阪「コモン・カフェ」にて、

「旅を生活にしよう!」

というタイトルで講座を開きます。
「扇町クリエイティブカレッジ!」(OCC!)の講座です。

基本的に前回7月にここでやらせていただいたのと同じテーマで行ないます。前回参加していただいたみなさんからは比較的うれしいコメントを多数いただきました。が、今回、どうも人の集まり具合がまだまだのようで^^;、ブログでも告知してみたわけです。

近隣の方でご興味がある方がいらしたら是非お越しいただけるとうれしいです!
前回とは概ね似た内容になると思いますが、これまでのセミナーなどの経験・反省をふまえて、さらに磨きをかけた上質のものにできればと考えています。

どうぞよろしくお願い致します!


『旅を生活にしよう!』
11月13日 大阪・コモンカフェ
19:30~21:00

詳しくはこちらをご覧下さい。

Posted by ykon at November 10, 2009 3:20 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

November 3, 2009

服屋さんと宇宙<Kyoto, Japan>

昨日から、突然ストンッと冬になってしまったような寒さに見舞われて、震えています。

日本に帰ってきてもう1年が過ぎ、旅中に使っていたシャビーな服しかなかった寂しいワードローブを季節ごとに少しずつ増やしてきましたが、寒くなってきたからやれ秋用のコート、さらに寒くなってきたからもっとあったかいコート、などと言っていると切りがありませんね。しかも、見るとほしいものは増えるばかりだし。。ただ、最近久々に服を買う喜びを思い出して、街に出かける楽しみが一つ増えたような。古着屋めぐりに熱を入れていた高校時代以来な気がします。

ところで、そんな服屋さん話とは一切関係ありませんが、夏ごろにちゃかちゃかと書き進めていた宇宙に関する本が昨日発売になりました。『宇宙の秘密』というタイトルでPHP文庫から出ています。数人で手分けして書いたもので、ぼくが全体の3分の1強、第3章を書きました。

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『宇宙の秘密』(PHP文庫)

地球の歴史、宇宙論の基礎的な話、量子論、相対論、、超ひも理論、宇宙開発、ワープなど、書くテーマは多岐にわたりました。深い眠りどころか永遠の眠りについてしまったかのようなぼくの理系時代の知識を激しくたたき起こし、学びなおして、書き上げ、その原稿を宇宙開発の専門家にきっちりと見てもらうという作業は、自分にとってなかなかいい刺激になりました。やっぱり宇宙は面白いな、と改めて感じました。すべてがフィクションなんじゃないかと思ってしまうぐらい、日常の世界とは乖離していて、その一つひとつを理解していくと、いまいる地球が全く違う場所のように見えてくるのです。

今回は、前の深海魚本に比べると全然マジメな本ですが、軽く読めるように書いたつもりですので、宇宙に興味のある方もない方も、もし見かけたら手にとっていただけるとうれしいです。この前の深海魚の続編たる巨大生物の本も、来月発売になる予定です。

完全に宣伝となり恐縮ですが。

Posted by ykon at November 3, 2009 6:18 PM | パーマリンク | コメント (5) | トラックバック (0)

October 19, 2009

中学生に、自分の恋愛話をしたところ<Kyoto, Japan>

今日、塾で中1に、余談として12年前のぼくのオーストラリアでの恋愛話をしたら、それなりにウケてくれていたものの、激しく、しかもホンキで引かれてしまったようです。

メール、電話、手紙、ファックスでのキャンベラ・東京間の熱くウザい攻防(いや、「防」はなく「攻」だけだったな)、さらに、オーストラリアへの10日間隔の2度の説得旅行は、中学生には刺激的すぎた感ありです。「ストーカー気味だった」と、自虐ネタ的に披露したのですが、それが真に受けられてしまったのか、女生徒から、

「イメージダウン」
「ド変態」

という厳しい評価をほしいままにしてしまいました。「先生、その話しない方がよかった」という意見も、「何いってんだ、笑ってくれよ!」と自分本位にならずに、真摯に受け止めた方がよさそうです。厳粛に受け止めつつも、今後のネタ作りの肥やしとします。

しかも、最後のところをなぜかはしょってしまって、「ストーカー気味で、オーストラリアから追い返されるように帰ったよ」のあと、「その彼女がいまの妻でね」と話してしまい、そしたら、みんな、
「え、なんで?どういう流れで、その人が妻になるの?嫌われてたんでしょ?」と、疑問が殺到。さらにみなを混乱に陥れてしまいました。

このネタは前にブログにも書きましたが、詳細は、『遊牧夫婦』のこの回の後半にもあります。

来週、京都のある大学で、大学生対象の講演会をやらせていただくことになっています。まずは、このネタで笑いを取って・・・、と計画中ですが、さて、どんな反応になるのか、ちょっとドキドキです。

Posted by ykon at October 19, 2009 11:11 PM | パーマリンク | コメント (7) | トラックバック (0)

October 12, 2009

15年ぶりの運動会<Kyoto, Japan>

前の前の土曜日、モトコの父から電話で、「明日、運動会のリレーにでてくれんか?」といわれて、急遽、「運動会」に出場することになりました。

なんの運動会かといえば、小学校の学区ごとにあるという町対抗の運動会。「何々町」という町ごとにチームとなって、大人から子どもまでが混ざって行なわれるものです。

モトコの実家のある南一条町チームでは、100m×5のリレーのメンバーが一人足りないのででてくれないか、とのことでした。リレーは、第1走者から第5走者まで、順に、小学生、女性、中学~29歳、30代、40代以上、という区分が決まっていて、南一条町チームは、「中学~29歳」の枠で走る人がいないので、少々年はオーバーしているものの、なんとかがんばって走ってくれ、という展開になったわけです。

それほど気合の入った運動会ではなさそうだったし、走ること自体は特にいやではなかったのですが、膝のじん帯が大学時代に1つ切れたままで、油断すると膝がずれたりしてしまうことがあるのが心配のたね。でも、まあ走れる範囲でやってみようということで参加しました。場所は小学校の校庭で、トラック1周が100mという、あれです。

運動会なんて高校時代ぶりだから、それこそ15年とかやってないわけですが、久々のあの、理屈なしの陽気な雰囲気にうれしく興奮。

高校のバスケ時代で肉離れがクセになっていたモモの裏も気になり、入念なアップをして臨んだものの、一緒に走るのは、現役でサッカーでもやってそうな高校生と中学生(1レース3組対抗)。きっと彼らには「このオッサン、20代じゃねーだろ?」などと思われていたのではないかと推測しますが、その通りで、ぼくは目標を「怪我しないこと」に定めて、オヤジの走りをあますところなく披露してしまいました。

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ただ、ぼくらのチームの第1走者の小学生は、確か3年生だったかの女の子だったため、同じく第1走者だった他のチームの5,6年らしきお兄さん、お姉さんにとてもかなわず、すでに大きく差をつけられていたので、第3走者のぼくは、速い中高生の間で遅さが目立つということもなく、のんびりと走らせてもらいました。

モトコは、「思ったよりもどんくさかった」と笑っていましたが、余計なお世話です。遅いなりに、久々のレースの雰囲気にちょっと燃えました。途中で、この校庭を必死に走ってる自分がおかしくなって、走りながら笑ってしまいましたが。

その日は仕事があったので、それだけ出場してすぐに帰るつもりだったのですが、午後に綱引きがあることを知ると、面白そうで、今度は頼まれてもいないのに志願して参加。ぼくは、一番デカいということで、ツナの最後部を引くしんがりみたいな役に。奮闘したものの、これも負け。しかも、見守っていてくれてモトコの家族によれば、ぼくだけ、妙にハッスルしてたようで。。。

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(後ろのヘルメットがぼく。力が全然効果的に伝達されてなく、綱引きはテクの研究が大事だなと実感)

そしてぼくはその日から、3、4日、激しい筋肉痛の日々に。。。

しかし、燃えました。悔しかったです。

東京では、こんな町内の運動会の存在など聞いたこともなかったので、とても新鮮なイベントでした。10月のこの時期、京都ではどこの町内でも運動会が行なわれているようで、昨日は、うちの近所を歩いたら、細い道の何ヶ所かで、ガレージを開放して運動会の打ち上げの準備をしていました。塾の生徒に聞いても、結構な数の子が、「毎年参加してるよ!」と言っていて、その意外な地域の結びつきにびっくり。いやあ、こういうのがずっと続いているというのは、やっぱりいいなあと思いました。ちなみに、マンションの人間は誘われないのか、ぼくらの住む地区では、運動会の誘いはきませんでしたが。

来年は、綱引き必ず勝ちたいです。

Posted by ykon at October 12, 2009 1:17 AM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

September 18, 2009

巨大生物がアツい!<Kyoto, Japan>

先ほど、やっと、最近ずっと取り組んでいた本の原稿が一応あがり、いまなかなかの解放感に浸っています~。すっかり、仕事で書くのは理系本が増えてきていて、春に深海魚本を書いた後は、数人で進化論について『「進化」の地図帳』(7月刊行)という本を書き、8月は宇宙に関する文庫本(11月刊行予定)、そのあとは、先ほど一応書き終えた巨大生物の本(これも11月刊行予定)を書いていました。とはいえ、「深海魚」以外は、数人で書いているので、量的には一冊の半分とか3分の1といったレベルですが、それでもやっぱりなかなかボリュームがあるので、骨折れます。

そんなわけで最近、理系魂が蘇ってきたというか、宇宙、巨大生物はともに、調べているだけでもなかなか興味深かったです。宇宙については、久々に相対論や量子論、宇宙論の簡単なものを読み漁り、やっぱり宇宙は面白いな、と改めて思いました......ってことは前にすでに書いたけれど、巨大生物も、これがなかなか面白いんです。

たとえば、6mとか、7mの超デカいニシキヘビは、イノシシを丸ごと飲み込んだりするし、アフリカの人は、そのニシキヘビを、自分の足をエサとして捕まえているし(映像あり)、ドイツの巨大なウサギが、北朝鮮の食糧問題を解決に役立てるためだとかで、種ウサギ(?)として北朝鮮に売られたものの、そしたら種ウサギ自体が食べられてしまったのではないかと、ドイツのブリーダーがプンプンしてたり、アフリカには足伸ばしたら80㎝とかになるカエルがいたり(ゴライアスガエル。写真←これは広角効果もあるけれど)。

また、これは面白いとか言ってはいけませんが、オーストラリアでは毎年巨大なイリエワニに人が食べられてしまっていて、丸呑みにされてしまった人も。アメリカでは、水辺をジョギング中の女性が、ワニ(アメリカアリゲーター)に水の中に引きずりこまれて食われてしまうとか、マジで背筋の凍る事件が、結構最近、何件か起きていたりもします。

こんなのがいろいろあって、それらを50種ぐらい調べて書いてるうちに、軽く巨大生物マニアになってしまった感ありです。

ちなみにこれは、前回の深海魚本の続編的な感じで考えられた企画です。ほとんど同じ雰囲気なので、深海魚の方を面白がっていただけた人にはこれも面白がってもらえるかもしれません。

というわけで、連休は少しゆっくりできそうで、うれしいです~。

昨日は、まだ終わってもいないのに、すでにひと段落気分で、夜中に、久々に「ロッキー(1)」を見て、「アチイなあ~」と、全てがわかりきったシーンを見て、感激してました。しかし、あの映画に漂う、物悲しさや悲哀はただならぬものがあります。あれはスタローンがまだ何者でもないときだったからこそ出せた味なんじゃないかなと。ボクシングのシーンは、どうもウソっぽくて、いただけない気がしますが。。。

連休明けからは、毎週の『遊牧夫婦』とともに、2月刊行を目指しているもうひとつの旅の本の執筆に集中する予定です。

みなさん、よい連休を!

Posted by ykon at September 18, 2009 12:47 AM | パーマリンク | コメント (5) | トラックバック (0)

September 10, 2009

縁が縁を・・・<Kyoto, Japan>

先週、久々に、高校時代の友人の結婚パーティー&仕事を絡めて東京へ。

本の仕事が決まってからは、とにかくあとは書くだけ、という感じになったので、めっきり東京に行く用事も減ってしまい、気付いたら4ヶ月ぶり。高校や大学の友だちと大人数で久々にゆっくり時間を過ごせて、気持ちが非常にリフレッシュ。大学時代と変わらず、決まった友人の家にみなで集まって、朝までダラダラ、ってのはやっぱりいいですね~。

ただ、ほんとはもっといろいろと会いたい人がいっぱいで、いろんな人に連絡したいのですが、どうしても数日だと、そうもいかず、多くの方にご無沙汰してしまっています......。

さて今回、東京では、『遊牧夫婦』を連載させてもらっているミシマ社と、他2社へ。ミシマ社は、日本家屋が社屋となっているのどかで温かな雰囲気の会社で、いろいろと仕事についての話をしたあとに、会社のみなさんと畳の上のちゃぶ台でお弁当。みな同世代(というと語弊があるかな?)なので、なんだか友だちの家に遊びに来た感覚で、すっかり3時間ぐらい笑いながらくつろいだ時間を過ごさせてもらいました。本当に、一緒に仕事をしたい、と思わせてくれる雰囲気をもった人たちなんです。その雰囲気や、本作りへの情熱が、ミシマ社の本一冊一冊に滲み出ていて、こうやって出来てきた本は幸せだろうな、という気がします。

さらに、『遊牧夫婦』などがきっかけとなり、他の出版社の編集者からもびっくり&うれしい連絡をいただき、そこでも思わぬ展開が開けそうな感じもあるなど、仕事的にも実りのある東京の日々となりました。

そんな感じで、出会いが出会いを呼んで、縁が縁を作り、この1年弱で、思ってた以上にいろんなつながりができたことをとてもうれしく思っています。

ところで、その出会いの一番の要となっているのが、大阪の編集集団140B(いちよんまるびー)の中島淳さん。京都で生活を始めた当初、いくつかの編集プロダクションに挨拶に回っているときに、この方に出会えたのがほんとに幸運でした。

ミシマ社との出会いも、大阪でのセミナーも、だから、それに付随したいくつもの出会い、たとえば今日の夜の楽しい立ち呑みのひとときも、すべて中島さんとの出会いから始まっているわけで、そう思うと、たった一本の電話をかけるかかけないか、人と会うか会わないかで、物事は大きく変わっていくんだと改めて感じさせられます。

そして迷ったときは、やってみる。それは鉄則だなと思っています。

ちなみに、140Bはいま4年目の若い会社だけど、関西ではたぶん最も面白くエネルギーのある編集集団&出版社。8月にはめでたく書籍第1号を発行。それが、バッキー井上さんの『京都店特撰 たとえあなたが行かなくとも店の明かりは灯ってる

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京都・錦市場の漬物屋さんを営みつつ、「酒場ライター」として書き続けるバッキーさんの、京都の店を巡る超ディープなエッセイ集。独特の軽妙な語り口で、全く情報誌などには載らない、ほとんどバッキーさんの個人的な思いのみで選ばれた店の紹介を読むと、ああ、お店と客の関係ってこういうものなんだな、と感じさせられ、ふと、家のそばの小さな飲み屋に足を運んでみたくなります。

京都には普通の路地の、民家と民家の間などに居酒屋が点在していて、そういう店と、自分だけの個人的な関係性を作り上げていくことは京都に住むひとつの楽しみのような気がします。そういう個人的な偏りをとことん大切にするのが京都っぽいのかな、とか思ったり。

とりあえず、うちの近所のなかなかディープな一角にある焼肉「江畑」に行ってみたい。ちょっと聞いた話では、昔、遊郭だった界隈で、その当時の遊郭の建物そのままの焼肉屋さんで、外観も雰囲気たっぷり。「何年通ってもイバらせてもらえないスナックのような焼肉。」(バッキー井上)

いずれにしても、人と人も、店と人も、そういう個人的なつながりこそが、貴重だし、楽しいものだな、と感じてます。

Posted by ykon at September 10, 2009 11:32 PM | パーマリンク | コメント (4) | トラックバック (0)

September 1, 2009

夏の終わりに・・・<Kyoto, Japan>

甲子園が終わって、大文字焼も終わって、選挙も終わって、2009年の夏もガゼン終わりに近づいてきました。あともうちょっとすると、ぼくらが日本に帰ってきてからもう1年。なんという早さかと驚いてしまいます。

いまなお、「旅を終えて帰ってきたばかり」モードで過ごしているし、最近はもっぱら自分の旅について、書いたり話したりすることが主な仕事になっているものの、その"賞味期限"も、そう長くはないだろうな、と思ってます。もうあと1年ぐらいの間にいろいろとメドを立てないと、「いつまでも昔の旅の話をしているオジサン」というイメージをほしいままにしてしまいそうです。と、いいつつ、1年後、自分がなんと言っているか、、楽しみです。

とりあえず先週、23日に京都の"Green e books"での講座の3回目を終え、無事にこの連続講座を終了しました。結局、毎回、それなりの人数に集まってもらえて、「旅をしながら暮らす」というテーマの可能性をリアルに実感できました。参加してくださったみなさんがそれぞれ、旅へいろんな思いや経験を持っている中、自分の体験ばかりをお話しする状況に恐縮しながらの講座でしたが、自分も話をする中で、この5年間を振り返り、いろいろと新たな発見がありました。

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自分はこのときに一番心を揺り動かされたのだな、とか、この経験がやはり忘れられないな、とか、話をしているうちにこの経験のイメージはどうも膨らんできてしまっているな、とか、牛山さんの話はやたらとウケるな、とか。。。その一方で、人前で話させてもらうたびに、ああもっとこうしておけばよかったと、反省点ばかりです。書くのと違って話すのは、瞬間の勝負だからきついです、って前も書いたような。。

ちなみに、塾の中学生相手にも、余談として、似たような旅話をしてみることがあります。基本的には興味を持って聞いてもらえるものの、なぜか昨日は、激しくはずしてしまい、みな途中から注意散漫になるはなるは。もう問題解きたいのに、ぼくがなんだかわけのわからないことを話しているために集中できないよ、といった雰囲気まで感じてしまう始末で。しかも、結構自分的には面白いと思っている、インドネシア・ラマレラのクジラ・イルカ漁の話だったのに。子どもたちは反応がストレートなので、なかなか厳しいですね。最後は、「で、先生、それで終わり?」っていわれて、「おいおい、もっとおお~とか感激してくれよ!」と寂しげに訴えて、はい、おしまい、でした。

その点、オトナ相手の講座は、みな途中で適度に笑ってくれたりして、やっぱりやさしいな、と。
参加してくださったみなさま、どうもありがとうございました!

ところで、以下は、英語に興味ある人へのお知らせですが、ぼくが講座をやらせてもらっている"洋書のおみせ Green e books"の店長は、通訳などもこなす英語の達人で、いろいろと英語関係のセミナーなどを京都・大阪でやっている女性です。彼女の講座はとても人気で、ぼくも一度見学させてもらったことがあるのですが、その講座は確かに、聞いてるだけで英語がうまくなりそう!という気持ちになるものでした。その店長が、10月に、大阪・梅田のハービスで「英語脳の取り扱い説明講座」というのをやるそうです。英語を学ぶコツを知りたい方、英語学習開始に当たってお尻を叩いてもらいたい方には、とてもためになると思うので、是非、以下の詳細を見てみてください!
英語脳の取り扱い説明講座

Posted by ykon at September 1, 2009 10:00 AM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

August 19, 2009

アマチュア、だからこそ<Kyoto, Japan>

連日、家で仕事をしながら、合間合間にどうしても甲子園が気になって、7回か8回ぐらいから各試合、見てしまってます。。。(夕食の準備やら、事務的な仕事とか、一緒に出来ることを進めながら、ね。と、言い訳してしまったり。いま、これを書きながらも...)しかし、前回も書きましたが、

「甲子園、熱い!!」

高校スポーツの熱さは根本をたどればやっぱり、「金がかかっていない」ことにつきるような気がします。もちろん、一部のエリート選手にとって甲子園は、「就職活動の一環」的側面もあるのは事実ですし、またどの選手にとっても、ここで活躍することの栄誉は確かに大きいので、見返りなしの熱さとは必ずしもいえないだろうものの、それでも、アマチュアならではの、「好きだからやってる、好きだから勝ちたい」というエネルギーの持つ魅力がもっとも爆発する場のひとつが甲子園なんじゃないかという気がします。

何日か前の、関西学院と中京大中京の試合なんて、最後のサヨナラホームランが出てしまったときは、ぼくも思わず泣いてしまいました。そんな自分に、微妙に、なんだろう、おれって気もしましたが。

ぼくは、高校時代にバスケ部で自分なりに燃焼した記憶があり、甲子園を見ているとその時のことがダブります。超弱小だったので、もちろん甲子園と比較するような立場ではないのですが、それなりに、3年の最後のゲームで試合終了となったときのあの、「青春の1ページが終わった・・・」的ななんともいえない甘酸っぱさは、いまも鮮明に覚えていて、そんな記憶が、高校球児の、9回裏2アウトでの1塁への滑り込み→で、もちろん間に合わず→「試合終了~~!」などの、シーンでフラッシュバックするわけです。

そういう記憶を多かれ少なかれ誰もが持っているから、きっと甲子園はいいんでしょうね。

ちなみにぼくは、バスケ部時代キャプテンだったものの、非常にイケてませんでした。1m90を超える選手のダンクシュートを頭に食らい、自分のコーチにも怒られながら笑われたり、あと、キャプテンになっての初試合(練習試合)では、なんと前代未聞の前半9分で、5ファール退場という無様さ。そんな自分でも、それなりに、熱い記憶はあるわけです(笑)。

金のかかっていないアマチュアのよさといえば、「カウチサーフィン」にも通じるものがあると思います。お金を一切介在させず、お互いに友だちのように家に泊めあうというコンセプトなのですが、金がかからないからこそ、互いに気を使い合い、何かお土産を考えたり、感謝を言葉や文章に表したりということが起こるんだと思います。もし少しでも、泊めてもらう側にお金を払うのであれば、お金とサービスの交換ということになり、一気にさめた関係になってしまうことは間違いないと思います。

さて、いまこれを書きながら見ているのは、島根・立正大淞南と群馬・東農大ニのベスト8決めの試合。いま8回で、1点差で勝っていた東農大ニ高のピッチャーが崩れ、3人連続で死球・四球を出してノーアウト満塁となり、犠牲フライで、立正大淞南が同点に!この試合もまた眼が離せません。。。

★今週の日曜は、green e books での講座の第3回目です。海外でのライター活動について詳しく話をさせていただく予定です。興味のある方は、http://www.yukikondo.jp/events をご覧いただければうれしいです。また、『遊牧夫婦』も、今日また更新になりました~。

Posted by ykon at August 19, 2009 3:02 PM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

August 16, 2009

甲子園の熱さと、ウィキペデイアの功罪<Kyoto, Japan>

全然お盆らしい休みモードにもならないまま過ごしていますが、ここ数日はちょっと休日気分で、朝、甲子園を見ながらのんびり幸せな気分で過ごしています。

やっぱり高校生の部活は熱くてひきこまれますね。。。

確か今年の甲子園の(というかBS朝日の?)スローガンは「夏という名の宝物」などとなっていて、これ以外の場面で使われていたら、見ている方が赤面してしまいそうな文句ですが、甲子園だけは、そういう言葉が許されるというか、しっくりくるというか、「そうだよなあ~、夏、宝物だよなあ」と妙に納得してしまいます。

さて、そうしていま甲子園を見てまったりできるのも、数日前に仕事がひと段落したためで、今回は、宇宙についての文庫本を数人で書いていました。もともと自分が宇宙工学とかを専攻していたということで頼まれたのですが、いざ書こうと思うと思っていた以上に知識がないことを実感して、とにかく図書館の本とネットで、調べて調べて書きました。

で、そんな風にネットも多様しながら調べ物をする機会が増えて最近思うのが、ウィキペディアの功罪。調べ物をするのに非常に便利で、とても意義深いものだとは思っているのですが(ちなみに中国にいたころ、ウィキペディアには当時アクセスできずで、その便利さは伝聞でしか知りませんでした)、いろんなウェブサイトにおいて、ちょっと込み入った情報になると、かなりの割合でウィキペディアを情報源としていることを実感し、ちょっと大丈夫かな、、と思ったりしてます。というのは、ウィキペディアには、結構怪しげな情報も結構少なくないからです。

ネットでは非常に広く蔓延している情報でも、専門書を調べてみると全然そんなことは書いてない、というとき、ウィキペディアを見てみると、まさにネットでみなが書いているとおりのことが、そこに書かれていたりして、ああここが情報源だな、わかるのです。

もちろんこれはウィキペディアが便利さの反面もつ、避けられない欠点というだけで、これは使う側が気をつけないといけないこと。個人のブログなどでウィキのとおりに書かれていてもそれは別にかまわないものの、さすがに、新聞社の記事、公的機関のサイトが、ウィキペディアのまま間違った情報を書いているように見える場合は、ちょっとまずいんじゃないかな、と思うわけです。
また、間違っていなくても、露骨にウィキペディアと同じ話が展開されている場合も、まずいだろう、と。

つまり、ウィキペデイアに間違ったことが書かれていると 、それがすごい勢いで世界中にひろまってしまうわけで、これは結構シャレにならないことかもしれないと思ってます。便利すぎて、手軽すぎるがゆえに、注意が必要だな、と・・・。

しかしそれにしても、宇宙はやっぱり面白いなと今回調べながら改めて実感しました。あまりにも規模や次元が違いすぎて、もしかしたら全部フィクションなんじゃないかな、とか思ってしまったりもするほど。

だって、宇宙は137億年間膨張し続けてるわけですが、この全体がもともと宇宙の始まりのときには、超微小な小さな点だったってことになっていて、その点の大きさはなんと、1mの一兆分の1の一兆分の1のそのまた一兆分の1mとか、そういうレベル。しかもそんな点だった宇宙が、1秒のこれまた一兆分の1の一兆分の1のそのまた一兆分の1秒とかいう時間に凄まじい大きさに膨張したそうな(この膨張を割合でいうと、その超短い時間で、小さなウィルスが銀河全体ぐらいの大きさに広がったようなものらしいです)。そのいっぽうで、地球で海が誕生するときはシャレにならない超豪雨が1000年降り続いたとか(→ちなみにこれは、ウィキぺディアとネット中で見つかるものの、ちゃんとした本では見つからない怪しげな情報の例)。。。

そんなこといわれても、、、って感じです。

今夜は大文字焼、あらため、「五山送り火」。葵祭、祇園祭、に続く、京都らしいビッグイベント。素子の実家の上からみなで眺める予定です。

ああ、久々に過ごした日本の夏、せっかく関西にいるので、今年は一度甲子園に行って、あの熱さをライブで体感したいなあと思っていたり。。

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遊牧夫婦』、おかげさまで順調に連載続いています。今後ともよろしくお願いします。

Posted by ykon at August 16, 2009 2:20 PM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

August 4, 2009

やはりディテール。書くのも、話すのも<Kyoto, Japan>

先週の金曜日に大阪の「コモン・カフェ」にて、講座をやってきました。

こういう講座も3回目となり、来てくれる人が興味をもってくれる内容もなんとなくわかってきたので、少しずつ落ち着いて、自分も楽しみながらできるようになってきました。

しかし今回は、1時間半の1回で、京都の3回分(2時間×3回)の内容をコンパクトにまとめて話そうと思ったのですが、話してみると全然時間が足りずで、ちょっと中途半端で散漫な内容になってしまったんじゃないかなと反省。文章もそうですが、話すのもやはり、どうでもよさそうなディテールこそが面白いので(「神はディテールに宿る」という言葉どおり)、概論みたいになってしまうとやっぱりまずいですね。「ここで脱線しようか」と思いつつ、脱線の先にある全貌を考えると、時間がかかりすぎてしまうだろうことが想像できてしまって、「まあ、やめとくか」ってなってしまった場合が多かった気がします。

また、「声に出す」ことはやはり「取り返しがつかない」こと。取り消しはきかないので、ラジオやテレビで話す仕事をする人は本当にすごい緊張感があるのだろうな、と想像します。

と書きつつ、このブログの文章自体が概論的になってしまったような......。

あ、でも、京都のに参加してくださった方が何人か大阪の方にもいらしてくださって、それはとてもうれしかったです。感謝です!

京都は、昨日でやっと梅雨明け。真夏らしい強い日差しが全貌をあらわに。京都の夏は厳しいと聞いてますが、こないだ上海時代の友だちに会って聞くと、上海はすでに40度超え!ぼくらも上海いたとき40度になっていたのを思い出し、そう考えると、上海の方が暑かったのかな、って気がしてきます。しかも上海は、40度を超えると会社を休みにしなければいけないという法律があるために、40度を超えても公式発表は39.5度とかになっていました。これぞ中国って感じのきめ細かい配慮(笑)。

しかし今年は上海も40度超えたことを公式に発表したようす。ということは43度ぐらいいっていて、本当に休まないとヤバイヨってことなのかも。。。

これから本格的な京都の夏がやってくるのかな、と楽しみです。
来週末は「大文字焼」。

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Posted by ykon at August 4, 2009 5:34 PM | パーマリンク | コメント (5) | トラックバック (0)

July 30, 2009

CDをかけてみたら・・・<Kyoto, Japan>

昨日の夜、なぜかふと思い出して、久々に"EAGLES"のCDを。そう、ホテルカリフォルニアのイーグルス。むかーしから持っているベスト盤で、すでに数年間の眠りについていたような気がしますが、懐かしい気持ちでDVDプレーヤーにセットし、テレビから音を出してみると・・・最初の"Take it easy"が流れ出すやいなや、突然、自分が12年前に戻ったような気分になってしまいました。。。

ぼくは音楽はあまり聞かないほうで、これまで好きでよく聞いていた音楽というのは数えるほど。03年のオーストラリア時代以来ずっと聞いているJack Johnson以外、最近、好きなアーティストと言われて思い浮かぶ人はいないという感じですが(友人がメンバーの湘南乃風は応援してますが)、その昔、EAGLESに激しくはまった時期がありました。

それは97年、ちょうどオーストラリアに留学中のモトコに会った20歳のときのこと。

当時の、キャンベラ―東京間の1年の遠距離恋愛時代は、自分にとってもっとも精神的にハードな時期でもありました(笑)。詳細は、次回の『遊牧夫婦』に登場する予定ですが、いずれにしても、そんなときにはまっていたのがEAGLESでした。そういうときにEAGLESにはまるというのが、いかにも!という感じで少々気恥ずかしいですが(笑)、まあ、そうだったわけで、そして予想通り、円満な時代を迎えてからはそれほど聞かなくなっていました。

そんな思い出深いEAGLESの曲が流れ出すと・・・、当時の空気、感傷、ニオイ、精神状態、力の入りすぎ具合、ストーカー気味なしつこさなど、つまり、言葉にならないすべての感覚が、一瞬にしてあまりにも鮮明に突然蘇ってきたので驚きました。突然、すべての舞台が97年に戻り、甘酸っぱい青春気分でシドニーを歩いているような気持ちになってしまいました・・・。

音楽って、そうか、こういう効果があったんだな、といましみじみと感じています。

Posted by ykon at July 30, 2009 2:22 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

July 28, 2009

朝刊を開いたら・・・<Kyoto, Japan>

今朝の京都新聞に、自分の記事を載せてもらいました。今回は、自分が書いたのではなくて、書いてもらった側です。「ひと フォーカス」という欄で、自分自身のこれまでと旅とライター業などについて、大きな写真とともに紹介していただきました。機会のある方はご覧いただければうれしいです。

さて最近、日中あまりにだるいことが多いので、これはあきらかに運動不足だろうと、ほとんど毎晩走り出しました!

夜、家から3分も南に走ると暗い中に、巨大な二条城が見えてきます。その周りをぐるっと一回り、が基本のコース。城の周りを走ってる人はどの時間帯に行っても10~20人程度いて、なんだかレース参戦気分。やる気が出ますが、抜かれまくり。

家から含めて高々3キロぐらいしかありませんが、2、30分、こうして汗を流すだけで、体調が全く変わることを実感中。

夜、走ったあと、疲れてぐったりしてしまうかと思いきや、いやいやどうして、汗だくの状態で、シャワーを浴びると、精神的にも肉体的にもシャキっとして、そのあと2時間ぐらいは冴えた頭で仕事やらなんやらをこなすことができてしまいます。もちろん次の日も、日中ほとんど眠くならずに、妙に元気。

そしてなによりすごいのは、考え方も前向きになること。自分はもともとなかなかマイナス思考ですが、走ったあとはいつも、仕事上の悩みも、「なんとかなるはず、がんばろう!」と、青春ドラマのさわやか青年みたいな気持ちに心底なれてしまう自分に気付き、びっくりします。

前々から感じてはいたものの、こんなに明らかに精神状態まで違うことを実感すると、これは続けるしかありません。とはいえ、まだ初めて一週間。来週で終わらないように、無理のない範囲で様子をみながら、継続を目指します!

二条城以外は、東に5分ほど行って京都御所を巡るコースも。
まだ観光気分は抜けず、京都ってやっぱりすごいな、と走りながらも感じます。

★しつこいですが(笑)、今週金曜31日、大阪の「扇町クリエイティブカレッジ」にて講座を開きます。ご興味のある方は是非!
http://www.talkin-about.com/occ/

Posted by ykon at July 28, 2009 9:22 AM | パーマリンク | コメント (4) | トラックバック (0)

July 21, 2009

外国で金を稼ぐということ<Kyoto, Japan>

一昨日19日は、今年最大の豪雨かな、というぐらいの大雨に見舞われました。夕方にふりだして、ありゃ、こりゃあいにくだな、と思ったけれど、あまりの豪雨なのですぐに止むだろう、、、と期待。しかし、止まず。で、19時に、ほぼそのまま、green e books での旅講座の2回目を迎えてしまいました。18時半ごろに店に行くと、お客さんはまだ少なく、前回も来てくれたロシアに興味のある高校生や、スタッフと話しながら準備をしていると、大事なものを忘れたことが発覚!

ノートパソコンとモニターをつなぐケーブル。これはしまったと、タクシーで急いで家に取りに帰りました。このとき、ちょっとはましだったけれど、まだ結構ハードな雨。タクシーの運転手さんに家の前で待ってもらって、再び川端丸太町のgreen e booksに着くと、19時まであと8分。ギリギリセーフ。

雨のためのキャンセルもあったりと、前回よりは少し人は少なかったのですが、それでも満席近い人数に集まってもらって、今回もなかなか充実した講座になりました!(って、自分で言うのはおかしいですが)

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今回は、「旅をしながらどうやってお金を稼ぐか」というテーマ。実際は、旅をしながらというか、もっと広く、海外で自分で金を稼ぐという話になりましたが、自分たちの例のほかに、これまで旅中に出会った知り合いや友人などの例をもとに、海外にいって、現地で自分でお金を稼ぐいろんな方法について紹介しました(駐在などを抜かしてという意味)。

今回、この講座を準備するに当たって、この人の生き方は独特だな、と思う友人たちに再度連絡を取って、詳細を聞いて回りましたが、改めていろんなお金の稼ぎ方があるもんだな、ということを実感しました。

たとえば、上海とシンガポールで格闘技道場を開いた格闘家の武田さん、生活費を得るために雲南省で語学の塾を開いた吉沢さん、上海で中国茶の講座を開いている茶芸師の荒田さん、ドイツ、インドでの仕事を経てメキシコに渡って輸出業の会社を立ち上げていまはアルゼンチンで暮らす大田さん雲南省でカフェを開き、針灸マッサージ師もする尚子さん、中国で俳優をしていた家森さん、東ティモール、インドネシアで自衛隊の人らにダイビングを教えていたダイビングインストラクター、銀を担いで銀細工を売って歩きながら旅をしていた人・・・などなど、実際いろんな人が独自の方法で、海外でお金を稼いで暮らしていて、その一つひとつを詳しく聞いたり思い出したりしながら、改めて、面白いなあと感じました。

バックグラウンドはみなさまざまだけど、いま考えると、みな、生活するためには自分の腕で稼がないとどうしようもないし、それが当然で、そのために何ができるか、ということを真剣に考えていて、とても自立している人たちのように思います。

その中でも、アルゼンチンの大田さんはこう言っていました。
「たいていの国に日本企業はあるし、通訳でもなんでも、稼ごうと思えば稼げる。日本人である限り空腹で死ぬことはないのは確実。」

もちろん、語学なりの最低限のスキルがあることは前提となるものの、どこの国いっても稼ぐ方法は必ずある、というこの超たくましい意識には、とても勇気付けられます。実際に自分が出会ってきた人のたどってきた道や、また自分もライターとして5年間なんとかなってしまったことを思うと、確かにそうなんだろうな、と思います。たぶん一番高いハードルは、「やるかやらないか」というところ。やってしまえば、ああだこうだでなんとかなってしまうような。。しかも、こうして得たスキルや生活の工夫は何にも変えがたいタフさを生み出すような気がします。

講座に来てくださった方が、そういう風に感じてくださっていれば、とてもうれしいなと思っています。もっと生き方を自由に考えて、やりたいことをやってしまっていいのではないかと・・・。講座の準備をし、話をしながら、自分もやる気が高まりました。

green e booksでの次回は、8月23日。今度は海外でのライター活動の方法について詳しく話させていただこうと思っています。

7月31日は大阪の扇町クリエイティブカレッジにて、京都での3回を凝縮したような講座をやります。こちらの方も、よかったらよろしくお願いします!

また明日は水曜日。『遊牧夫婦』3回目がアップされます。

Posted by ykon at July 21, 2009 4:12 PM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

July 16, 2009

最近また、京都は外国人観光客であふれてる<Kyoto, Japan>

最近京都にはまた外国人観光客がやたらと増えてきた感じがあり、ぼくも昼にカウチサーフィンで人と会う日々が最近、続いています。

6月に一時期ちょっと減ったものの、最近は連日のように誰かからメールが入り、「来週、京都行くんだけど、よかったらメシ食おう!」というような話になります。

ここ最近会ったのは、韓国人♀、ハンガリー人カップル、ルクセンブルグ人カップル、オランダ人カップル、フランス人♂、ドイツ人♂、オーストラリア人カップル、フィンランド人♀、といったところ。他に、スペイン人カップルの宿の予約や、ポルトガル人女性の住居探しを手伝ったり、フランス人のジャーナリストと情報交換し、スウェーデン人にすっぽかされたり(笑)。8月からもすでに会う予定が2,3件。

ぼくらは家には泊めてなくて、ただ一緒に昼ごはんを食べたり、カフェに行ったりといった程度だけれど、これがとてもいい出会いばかり。まあ、数時間会う程度だから、もちろんほんと軽く知り合う程度だけど、あえて現地の日本人に会おうという人たちだから、みな日本に興味があって、文化とか習慣の話で盛り上がれます。

フランス人♂は、ベトナム系の人で、彼は修士論文の研究テーマに「日本の暴走族の女の子」を選んだとのこと、そのリサーチのために京都に3ヶ月の予定で滞在中。実際はまだ研究はそんなに進んでないようで、ぼくらは古い日本家屋の定食屋に入って、「チーマー」(古い?(笑))と「ヤンキー」の違いあたりから説明したりして、ふんふん、と聞いてくれました。彼は、「京都ではまだ暴走族には会えてないから、沖縄に行く、沖縄には多いって聞いたから」、などと非常にざっくりとした情報をもとに行動しているようだったし、意外におくてな感じだったので、つわもののレディースたちと渡り歩いていけるのか、非常に気にかかるところでしたが。

昨日会ったオーストラリア人カップルは、ブリスベンでの仕事仕事の日々に疲れ、仕事をやめ年単位の長期の旅生活に入り、彼女はこれからヨーロッパへ、彼は南米へいって、それぞれ何か仕事をしてしばらく暮らそうか、というプランで、どうやって仕事を見つけようか、どうやって5年間ふらふらしたんだ、なんて話で盛り上がりました。

しかし、いつも、会ってみると、ああ泊めてあげられればよかったなあ、、と思ったりして、ほんとにカウチサーフィン楽しいです。というのも、自分が日中ほとんど一人で仕事をしているため、昼ごはん時にちょっと人に会う機会があったりすると、すごい気分転換になるということもあります。京都にいながら、旅してる気分にもなれるし。

あと、そんな日々なので、月曜、火曜の夜に塾で中学生を教えるのも、楽しいです。でも、来週からは夏休み。ちょっと寂しかったりして。。(笑)

今週は、ずっと祇園祭りで京都は盛り上がっています。

★ 昨日、『遊牧夫婦』第2回目が掲載になりました。
★ 19日に、green e books で講座の2回目を開きます。

Posted by ykon at July 16, 2009 1:50 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

July 8, 2009

『遊牧夫婦』、今日から連載始まります<Kyoto, Japan>

ぼくらのこの5年間の話を、前々から少しずつ書き進めていたのですが、今日から、ミシマ社という出版社の「平日開店 ミシマガジン」というウェブマガジン上で、連載が始まります。ミシマガジンは、毎平日10時半に更新され、ぼくの連載は毎週水曜日(隔週から変更)に載せてもらう予定です。すでに最初の1年分(オーストラリア編)ぐらいは概ね書いてあるのですが、予想以上に長くなっていて、どうなるのかな、と自分でも分からない感じですが、よかったらたまに覗いていただけるとうれしいです。

ミシマ社については前に紹介しましたが、は、とても素敵な人たちによるほのぼのとした温かい出版社なので、応援していただけるとうれしいです!一緒に仕事が出来てうれしい出版社です。

よろしくお願いします!

Posted by ykon at July 8, 2009 9:53 AM | パーマリンク | コメント (4) | トラックバック (0)

July 3, 2009

新しいウェブサイト開設!<Kyoto, Japan>

最近、いい機会に恵まれて、念願の自分のウェブサイトをオープンすることができました。

http://www.yukikondo.jp

とあるパーティで仲良くなったウェブデザイナーと、お互いにできることを"交換"しあうことになり、作ってもらうことができました。いい感じに作ってもらえてうれしいです。

まだまだいろいろ調整中で、コンテンツも中途半端なのですが、とりあえずベースは出来上がったので、お知らせします。このブログはこれまでと変わらず続けますが、仕事やイベントなどについては、上のサイトの方に詳しく載せていく予定です。よかったら、ブックマークしていただけるとうれしいです。どんどん内容を充実させていきたいと思っているので、どうぞよろしくお願いします!

さて、ここ2ヶ月ほどは東京にも行っていなく、大阪にもそんなに行くことがなくて京都にどっぷりつかった日々でした。

で、昨日、お世話になっている編集者のイベントを見に久々に大阪に行ったら、梅田の駅を降りた瞬間、都会らしい風景とにおいと音に、身体が妙な反応をするのを感じました。「お!都会だ!」、とやたらとウキウキしてしまった自分にびっくり。

京都に住みだして、京都くらいの街の規模と、独特で適度な田舎っぽさ、そして視界にいつも山が見え川がある、という世界をすごく心地よいなあ、と感じるようになってきて、都会に行きたいと思うことは最近ほとんどないんですが、昨日、急に都会に、すごい懐かしさを覚える自分を感じて、なんか鳴りを潜めていた都会魂が急に燃え上がったというか、都会育ちであることを実感しました。そういうのってどこかに染み付いてるもんなんですね。

とはいえ、京都は本当にいいところだな、日々感じてます。言われるほど排他的なんてことはないし(笑)。最近、京都出身じゃない京都在住者も、京都出身者も、「京都いいよね」って話になることは多いけれど、唯一、大阪出身の人にだけは、高い確率で「京都は大変でしょう?」と言われるような。ま、ネタ半分なのかもしれないけれど、京都・大阪って全然違うところなんだなあ、とひしひしと感じてます。

Posted by ykon at July 3, 2009 11:03 AM | パーマリンク | コメント (7) | トラックバック (0)

June 28, 2009

マイケルの死と、25年前の自分<Kyoto, Japan>

音楽にあまり精通していないぼくですら、マイケルの死には衝撃を受けて、ニュースを見た瞬間に思わずモトコにメールしてしまいました。「みんな朝からその話題でもちきりだよ」との返事で、世間がすでに激しく沸き立っていることを遅まきながら確認。

最近、よく読んでいるTHE JOURNAL というサイト(新聞やテレビが報道しないこと、できないことなどをいろんな人が書いていて、新聞の報道を読みながら読むと、とても面白い)の中にあったマイケルに関する記事を読んでいて改めて、マイケル・ジャクソンは黒人であることを否定しようとしてきた人だったんだなあ、ということを実感しました。

よく考えると、いまのアメリカの著名人でそういう人って珍しいような気がします。オバマが大統領になったことだけに限らず、黒人が表舞台に出ていることはもうすでに誰にとっても当たり前のことになっているし(貧困層で言えばやはり黒人が多いし、差別が根強く残っていることは間違いありませんが)。

でも、昔はそうではなかったんだ、というのが自分の感覚としてはっきりあります。

ぼくは、親の仕事の関係で、26年前から数年アメリカに住んでいたことがありますが、そのとき、なぜかマイケル・ジャクソンがテレビに出てきてたシーンはよく覚えています。多分「スリラー」あたりが大ヒットしていたときなのだけど、その一方で、「彼は黒人なのにこんなに表に出てきてすごい」っていうような見方がされてたような記憶があります(当時英語が分かっていたとは思えませんが、なぜかそのようなイメージが残っています)。

で、当時を思い出すと、NFL(アメリカのアメフトのプロリーグ)でも、チームの中心となるクオーターバックは、必ず白人というのが当たり前の時代でした。ぼくらがアメフトに釘付けだったそのころに初めての黒人クオーターバックが登場したのですが(ヒューストン・オイラーズのウォーレン・ムーンWarren Moon)、そのときはすごい衝撃を受けたことを覚えています。当時小学2年ぐらいだった自分の気持ちをいまあえて正直に書けば、「黒人にクオーターバックができるのだろうか」と考えていたことを覚えています。でも、それは多分、ぼくだけではなく、多くの人が共有していた感覚で、だからこそあれだけ騒がれたのです。

あと、NBAでも白人のラリー・バードが活躍していて、マジック・ジョンソンがそれに並ぶって感じで、どちらかといえば、NBAの「顔」も白人だったような気がします。

もちろん、モハメド・アリとかは当時すでに伝説的な人物だったけれど、何せクオーターバックが黒人であることに驚く時代だったので、黒人が大統領になるなんて想像できなかったわけで、だから、マイケル・ジャクソンが黒人であることを否定して整形をしまくってどんどん白くなっていく、というのも当時の感覚だと理解が出来たような気がします。(そんな単純ではないいろんな理由や契機もあったのかもしれないけれど)

いずれにしても、あれから25年、本当に時代は変わったなと感じます。マイケルの死について読みながら、昔の自分が持っていた感覚を久々に思い出しました。

Posted by ykon at June 28, 2009 1:11 PM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

June 23, 2009

旅の講座、初回が無事に終了<Kyoto, Japan>

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一昨日の日曜日、京都の洋書店"green e books"での旅の講座の初回を無事に終えました(こちらにもレポートを載せていただきました)。

思っていた以上にたくさんの方に興味を持っていただけて、満席以上の人数に来ていただけたのでとてもうれしかったです。ご参加いただいたみなさま、スタッフのみなさま、どうもありがとうございました!

「旅をどうやって生活にするか、どうやってお金を稼ぎながら持続可能な形で旅を続けていくか」というテーマで、ぼくらの5年半の経験をもとに、まずは旅の全貌についてお話しました。正直なところ、旅の話って興味のある人とない人ですごく分かれるし、また興味のある内容も、人によってかなり違うので、来ていただいたみなさんに満足してもらえるような2時間にできるかどうか、結構はじめは不安でした。初めてだったということもあって。

でもやはり今回は、旅に興味のある人たちが集まってくださったので、みなさんストライクゾーンが広いというか、いろんなテーマのとりとめのない内容のあらゆる話を、笑いを交えながらずっと聴いていてくださったので、ほっとしましたし、とてもうれしかったです。

また、講座終了後にも、複数の方といろんなお話ができ、自分にとってもとても貴重な出会いの場となりました。ライターはじめいろんな仕事の方や、この先の進路を考える大学生や高校生にも参加していただいて、いろんなお話を伺えて、刺激になりました。

参加していただいた方たちと話していて、やっぱり旅っていいエネルギーを生み出すものだなあ、とつくづく思いました。明るく建設的な自由奔放さ、みたいな空気に満ちていたというか。。。

とりあえず一回終えてみて、次からのイメージもぐっと具体的になりましたし、ありがたいことに次回への参加を早くも決めてくださった方もいらっしゃったので、次はさらにリラックスした気分で臨めるのではないか、と思っています。次回(7月19日)は、「旅をしながら、働く、学び、スキルをつける」ということについて、より具体的に話をさせていただく予定です。また、たくさんの方にご参加いただけるとうれしいです!

ちなみに来月は大阪の「扇町クリエイティブカレッジ」でも、今回と同様のテーマで講座をやらせていただきます(7月31日)。

ご参加いただいた方、本当にどうもありがとうございました!
今回の感想、次回への要望、その他なんでも、何かありましたらお気軽にご連絡いただければうれしいです(ここへのコメントでも、メールででも)!

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Posted by ykon at June 23, 2009 9:11 AM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

June 17, 2009

京都は確かにカフェがいい<Kyoto, Japan>

京都はいいカフェが多いと聞いていたけれど、実際、カフェ文化がとてもいい感じに発達していて、カフェ好きの自分はかなり楽しんでいます。誰かと会うときに、新たなカフェを開拓するのがいまは結構楽しみの一つだし、気に入ったカフェに何度もいって、店員さんと知り合いになっていくのもまた楽しいです。なんか、だんだん居場所が増えるっていう感じがして。

あと、京都のカフェはどこも漫画や本がインテリア的にずらりと並んでいるのが面白い。東京では、こんなにどこでも本がってことはなかったような(って、ここ5年以上は東京でカフェの開拓なんてしたことないけれど)。京都のカフェの特徴なのかもしれません。

京都に来ることがある人のために、参考まで最近のお勧めカフェを。

<Cafe Kocsi(カフェ コチ)>
姉小路×富小路をちょっと東に入った白いビルの2階。落ち着いた雰囲気に本いっぱい。パンがいろいろあって、ちょっとコーヒーと一緒につまむのに最適な感じ。アーモンドクリームが、軽くこんがりと焼きあがったふわふわのパンが170円でした、確か。かなりぼく好み。

最初友だちに連れて行ったもらったのだけど、混んでて入れず。で、こないだ一人で再訪問。6人がけのテーブルと、カウンターの一人席とが空いていて「どちらでもいいですよ」って言われるので、「え、この6人がけでもいいんですか?」と聞いたら「はい、どうぞ」。で、遠慮なく6人がけに座ってみたら、次々に2人やら3人やらのグループが入ってきて、でも、ぼくが6人がけに座ってしまったために、「すみません、いまいっぱいで・・・」ということに。ちょっと申し訳ないなと思って、「合い席してもらってもいいですよ」と店員に一声かけたものの、「いえいえ、どうぞごゆっくり」と、さわやかな笑顔。逆に気をつかってしまったけれど、でも店員さんの雰囲気も含めてなんか全部が落ち着いていて、空間としてとてもゆっくりできる魅力な場所でした。高評価。

<ことばのはおと>
http://www.kotobanohaoto.net/
下長者×油小路を下がった西側。

うちから歩いて10分ぐらいのご近所にある町屋カフェ。もともと、カウチサーフィンであった韓国人の女性に、ここに行きたいと言われて一緒に行って以来とてもいい雰囲気だったのに、ちょくちょく行くように。築150年の町屋をとてもきれいに装飾していて、京都っぽさ抜群で、しかも居心地抜群。自分のセミナーのフライヤーをおいてもらったことをきっかけに、経営者ご夫婦とお話して、とても素敵な人たちで、旅好きで話もあいそうで、またゆっくり話したいなと思ったり。こういう家に住みたいなともちょっと思ったものの、冬は隙間風が厳しいようで、夏もまた暑いようで、住むとなるとかなり覚悟がいるのかも。。しかし、京都の築150年とかの家って、もしかすると、その昔この前を勝海舟や坂本竜馬とかが通っていたかもしれないわけで、そう思って眺めると急に歴史も身近になったり。。。


ほかにもいろいろあるのだけれど、書くの疲れてしまったので、とりあえず今回は、いまとくにお気に入りのこの二箇所のみで。でも、あと二つだけ、簡単に。

<かもがわカフェ>(荒神口×河原町を東に入って、一本目を南ちょっといったところ。コーヒーがうまい。天井が高くて気持ちいい)
<さらさ Pausa>(三条×麩屋町上る、の左手。いつもにぎわっていて、人気のカフェ。自分よりちょっと若い世代の勢力が強そうな按配)

元田中方面が未開拓なので、今度そっちも行ってみたいところ。

カフェ文化は間違いなく京都の住み心地のよさの一つだと思います。あと、道の交差点で場所を言うのにもすっかり慣れ、やはり道には名前があった方がいいなと実感。中国も交差点で場所を言う文化でした。

・・・と、初めてガイドみたいなことを書いてしまいました。

Posted by ykon at June 17, 2009 9:39 PM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

June 10, 2009

星空は、「異なる時間」の集合体<Kyoto, Japan>

六本木の国立新美術館でキュレーターをやってる友達から、こんな展覧会のお知らせをもらいました。

「野村仁 変化する相―時・場・身体」
http://www.nact.jp/exhibition_special/2009/03/nomura.html

野村仁さんは、宇宙や天体にインスピレーションを受け、そしてそれを題材とした作品を制作している現代美術家とのこと。概要を読んで特に共感したのは、

「いま地球に届いている銀河の光が実は化石になった植物が生きていた時代に生まれたものであることの不思議さなどに魅了された」

というところ。ぼくも、じつはほとんど似たような点から宇宙に興味が向かったことがありました。たとえば、いま見ている月は1秒前の姿なのに対して、太陽は8分前の姿。つまり、かりに太陽が爆発しても、それが分かるのは8分後ということ。一光年の星だったら、今見える様子は1年前の姿。

と考えると、夜空に見えている無数の星というのは、みな時間が違うわけで、それを中学時代に知ったとき、震えるような感動を覚えた記憶があります。見える時間が違うってどういうこと?と一瞬混乱しそうになったけど、考えるまでもなく現実に夜見えているのが、その答えなんだって思うと、急に宇宙が身近に感じられるようになったような記憶が・・・。その辺から生まれた、宇宙飛行士という夢は、結局夢のままで終わってしまいましたが、ちょっとしたきっかけで思い出すと、いまでもけっこう興奮します。

満天の星空といえば、オーストラリアの何もない高速道路の途中、ギリシャのアモルゴス島、モンゴルの草原、で見たのが非常に印象的でした。

と、野村仁さんの展覧会の説明を読んだだけで、勝手に想像が膨らんでいろんなことを考えてしまいました。最近、東京に行く機会がなくて自分では行けてないのだけど、この展覧会に興味のある方もいるかなと思って、紹介でした。

IMG_5115.jpg
(2008年3月26日。ギリシャ・アモルゴス島で、夜レンタカーで人気のない島の高台まで上がり、シャッターを長く開いて満天の星を撮ろうと思ったものの、なんだかよく分からない写真に)

Posted by ykon at June 10, 2009 12:09 AM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

June 2, 2009

今日の京都新聞夕刊<Kyoto, Japan>

京都新聞の今日の夕刊に、「カウチサーフィン」について記事が載ります。

ぼくが企画を持っていって面白がってもらえたものの、そこだけ外部のライターが書くわけにはいかないということで、記者の方に取材をしてもらい記事にしてもらいました。カウチサーフィンが少しでも京都で広がるきっかけになれば、と思ってます。ちなみに、記事にはぼくも登場するようです。どんな記事になっているのか楽しみです。

京都新聞読者の方は、よかったらご覧ください。

(以下、あとから追加)

一面に大きく載せてもらえてました。効果が楽しみなところ。ネットでも見ることができます。
カウチサーフィン 世界の旅結ぶ ネット窓口、京でも広がり


Posted by ykon at June 2, 2009 11:54 AM | パーマリンク | コメント (3) | トラックバック (0)

May 30, 2009

重版!<Kyoto, Japan>

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(2004年4月14日。最終目的地ダーウィンに着く直前。確かここはカカドゥ国立公園。四国と同じくらいの大きさだったはずで、公園の入り口からVisitor Centerまで80キロ!という驚きのサイズ。)

こないだ紹介した『深海の生きもの衝撃ファイル』、いったん発売になると、ちゃんと売れてるのかなとなかなか気になるもので、Amazonの順位をちょくちょくチェックしたりしていました。それを見て、それなりに健闘しているのかな、とか、ああ、もうこのまま直滑降かな、とか、いろいろと考えてしまいます。

いっぽう、京都の大きな本屋では半平積み状態で目立つようにおいてくれていたので、結構売れてるのかな、と前向きな気分になったり、また、編プロの人もなかなかいい売れ行きらしいよと言っていたりして、その動向を楽しみにしていたのですが、

なんと昨日、早くも重版がかかったとの連絡をもらいました!

まだ発売から3週間も経っていないので、この展開にはびっくりしました。どうも結構いろんな人に面白がってもらえているようです。買ってくださった方、どうもありがとうございます!いやあ、ほんとに深海魚好きな人って多いんですね~。

しかし、本は雑誌と違って売れ行きがすぐ分かるのが面白いです。次の書籍に向けてもなかなか気合が入ります。

と、半分宣伝になってしまいましたが、報告でした。

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(2004年4月29日。ぼくらのバンを買ってくれたイギリス人カップル。ここでバンとはお別れ!ぼくの旅もついにオーストラリアから東南アジアへ)

Posted by ykon at May 30, 2009 12:50 PM | パーマリンク | コメント (4) | トラックバック (0)

May 25, 2009

カウチサーフィン再開<Kyoto, Japan>

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(2004年4月24日。オーストラリア大陸縦断を終え、北端の都市ダーウィンでバンを売るために悪戦苦闘中)

いまとりあえず、まとまった量の原稿を出し終え、ほっと一息。これも書籍(上の写真とは関係ないけれど、これはたまたまダーウィンの本。こちらは、人の方のダーウィン)。

ちなみに、前回の深海魚の本は、売れているのかどうかはよく分からないものの、とりあえずたまにネットで調べるとブログや掲示板でいろいろと意見を書いてくれている人がいて興味深いです。買うべくして買ってくださった人や、意外な展開で手にしてくださった人など、あの本にもいろんな出会いが生じているようで、そういうのを知ると、やっぱりうれしいです。

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(2004年4月13日。ダーウィンに着く前日だったかな?夜、売る準備のための広告作り。900ドルで買ったバンを無謀にも2800ドルで売ろうと試みました)
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(4月16日。ボロボロのバンを少しでもよく見せるために、ダーウィンに着いてから塗料専門の店にいってこのおんなじ緑色の塗料をゲットし、スプレー中。しかし、この凹みやガラスのヒビはどうにもならず)

ところで、最近再び「カウチサーフィン」を通じて、いろんな国の旅行者とよく会うようになりました。

カウチサーフィンというのは、ぼくらがヨーロッパにいたころにちょくちょく使っていた、旅人同士お互いに無料で泊めあうというネット上のコミュニティ。これがいま、世界で毎週1万人以上の勢いでメンバーが増えていて、すでに100万人を超えて、すごいことになっています。

日本に帰ってきてからはしばらく忘れていたものの、先月から再びアクティブ化しました。とはいえ、ああだこうだでまだ人を泊めることはしてなく、その代わりに「一緒にお茶かご飯でも」という表示にしているのですが、それでもすごい連絡が来るので驚いています。

4月には韓国人の女性に会い、5月に入ってからはハンガリー人、オランダ人、ルクセンブルグ人の3カップルに会いました。誰と会っても、いつもとっても楽しいです。たいてい、カフェで食事して、あとは一緒にどこかを歩き回ったり。とくに、こうしてわざわざ会いたいといってくる人は日本の文化などに興味のある人が多いから、いろいろと話題も尽きなかったりして。

また、カウチサーフィンで人に会っていると、自分まで旅気分を味わえるのがうれしいです。会うたびに、自分たちの旅時代を思い出せるので、しばらくはこうして人に会っているだけで満足できそうな気がしてます。

ちなみに、東京にいる友だち夫婦は、5ヶ月前にカウチサーフィンを始めて、「泊まっていいよ」という表示を出したら、なんと5ヶ月で800件ほどの連絡があったというからびっくりでした。

そんなわけでとにかく需要は多いしとても楽しいので、たまに旅行者と交流したい人には、本当に素晴らしいシステムです。

カウチサーフィンは、TIMEやBBCなどといった欧米の大手メディアには出ているものの、日本のメディアでは取り上げられていないため、なんとかもっと紹介したいなと思っています。つい最近、自分がよく書いている雑誌にも記事を書かせてもらい、今度は京都の新聞でも取り上げてもらうことになりました。京都でカウチサーフィンがもっと広がったら、旅行者と京都の関係ももっと変わるんじゃないかな?と期待してます。

ちなみに、いまこれを書いていたら、結構前に書いた書評の掲載の連絡が来ました。
『最後の冒険家』石川直樹。これ、ホントに面白かったです。
冒険、旅系に興味があれば、是非お勧めです。
書評はここ

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(4月29日。ダーウィンに着いてから2週間かかったものの、バンが無事に売れ、この日、新しいオーナーとなるイギリス人カップルに引き渡すことに。1ヶ月半、7000キロの旅で、このバンにはとても愛着が沸き、別れるとなると結構寂しいものがありました。その後このバンは再び、はるかメルボルンを目指して南下を開始したようですが、さて、どうなったことか。。。結局販売価格は1500ドル。予定の半額ぐらいだったけれど、買値の1.5倍以上!)

Posted by ykon at May 25, 2009 10:43 AM | パーマリンク | コメント (5) | トラックバック (0)

May 12, 2009

本が発売<Kyoto, Japan>

とはいっても、もちろんいま取り組んでる自分の旅関係の本ではないのですが、1月から2月にかけて集中的に取り組んでいた『深海の生きもの衝撃ファイル』(宝島社)が昨日発売になりました。

全然自分の専門分野ではないものの、とりあえず理系だったということで依頼を受け、しばらく深海魚のことばかり考えながら過ごして書き上げました。結局、理系というのはほとんど関係なかった気もします(笑)。ま、基本的には軽いノリのそこそこギャグありの本です。あ、とはいってももちろん内容自体は専門家のチェックを受けていて、ちゃんとしてますよ~、念のため。

こんな本です。↓

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(『深海の生きもの衝撃ファイル』  宝島社  クリエイティブ・スイート編著)

コンビニなどにおいてありそうなペーパーバックで、いかにもそれっぽいおどろおどろしい風貌です。(ちなみに、まえがき以外は全てひとりで書いたものの、ぼくが著者として表に出ている本ではありません。あくまでライターとして後ろにさりげなく出ている程度です。)

自分は正直なところコンビニでこういう系の書籍を買ったり読んだりということはなく、コンビニ本事情は全然知らなかったので、まさか自分が一冊書くことになるとは思っても見ませんでした。が、コンビニ本はじつは結構売れるらしいんです。でも、買ってる層が誰なのかとかそういうことは出版社側もあまり把握してないらしく、「なんだかよく分からないけど、案外売れる」というジャンルらしいです。

自分としても、ふらっとコンビニに入っていきなり深海魚について知りたくなる人ってどんな人なのかな、って思いながら書いていましたが(笑)、そういう人が案外いるという想定のもとでこの本は完成したということです。ま、逆にいえば、この本が、そういう人を生み出せるかどうかが勝負なのでしょう。

この本は半分はイラストで、その衝撃イラストの方がメインなんですが、いずれにしても自分にとっては本を丸々一冊書く、という作業は初めてだったので、いろいろと勉強になりました。大体、分量的な感覚も分かったし、本ができる行程も少し実感できたし。この仕事をしたことで、自分のこれから書く本へのモチベーションも具体化した気がします。

この本、深海魚に興味のある人にもない人にも、それなりに楽しめる内容だと思うので、見かけたら手にとって見てもらえるとうれしいです~。よく考えたら、本屋にも普通においてありそうな気がしてきました。

深海の生きものって、ホントに驚くべきやつばかりです。また、しらべているうちに、こういう話が好きな人っては結構多いんだな、とも感じました。マニアの層が結構厚そうなジャンルだな、と。

ちなみに、いまはまた別のペーパーバックもやっています。今度は数人のライターで手分けして、ダーウィンの進化論について書いてます。今年は『種の起源』発表150年、ダーウィン生誕200年、ということでダーウィンが盛り上がるはずだ!ということで出た企画のようですが、いまのところ全く盛り上がっている様子はないですね(笑)。でも、本は着実に出来上がりつつあります。

Posted by ykon at May 12, 2009 12:24 PM | パーマリンク | コメント (7) | トラックバック (0)

May 4, 2009

ぷらっとこだまで<Kyoto, Japan>

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(2004年3月22日。オーストラリア大陸西部をこの緑のバンで北上中。こんな道を1ヶ月半で7000キロほど走行)

先日東京に行き、3日間で出来る限りの営業活動をしてきました。

もともとは、いま関西で最もお世話になっている編集者の方(この方と出会えたおかげで関西人脈がかなり広がり、大感謝です)の紹介で東京の出版系の会合に誘っていただき、その上、魅力的な出版社にも紹介してもらえることになったので、東京に行くことに。それにあわせて、ほかの仕事も凝縮させて、出発。

片道3000円浮かすために「ぷらっとこだま」(東京―京都9800円飲み物つき)で、3時間半かけて東京へ(1時間半ほど長いとはいえ、3000円浮くのはなかなかナイス~)。仕事の約束までちょっと時間があったので、渋谷でNHKに勤める友人に「いまから1時間ぐらいお茶しないか?」と電話すると、すぐに出てきてくれてFreshness burgerで近況アップデート。平日の昼間、仕事中にも関わらずいきなり電話してちょっとお茶できる友だちってのは、いまとなると非常にうれしい存在。そのあと渋谷でお世話になっている編集者と会ったあとに、自由が丘に行って、上記の編集者から紹介してもらったミシマ社へ。ここはいまかなり注目されている新しい出版社で、人も雰囲気も、いわゆる出版業界らしからぬ新しい魅力満載。学生の下宿だったらしい古い家屋が会社で、畳の部屋にちゃぶ台があってそこで会議をしているらしく、そういうほのぼのしたムードが充満した雰囲気で、好感度大。非常に一緒に仕事をさせてもらいたいと思わせてくれる会社でした。

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(キャンプサイトに泊まるとき。バンの天井を上げると、中で立てるようになり、通気性もアップ。それでもエアコンとかないからむちゃくちゃ暑いのだけれど)

そのあとは、また渋谷に戻って大学時代の友人ら&友人の編集者と飲みに。割引券があった「東方見聞録」に行ったものの、途中でその雑居ビルの非常ベルが故障したのかいたずらか、「リリりりりりりりりりりりりりりりりーーー」と15分ぐらいなりっぱなしになり、うるさくて会話もしづらい環境に。穏やかだが多少切れやすいという評価も得ている友人が、「これ止まらないだったら、帰るぞ!」と、マニュアルくんっぽい店員にすごむが、あまり効果なし。その突然ベルは止まり、友人の怒りも遅れて停止。「これを理由に安くしてもらおうかー」などとぼくももくろんでみたものの、結局止まってしまったら、喉元過ぎればということで、ただ、だらだらと飲んで、その日は終了。

と、充実した初日を送った翌日も、朝、昼と編集者に会い、そのあと父親の勤める会社をちょっと覗きに寄ってから、夜は長年お世話になっていた方にご挨拶に、そしてそのまま豪華な社屋でバーべキューを頬張る優雅な夜に。

さらに翌日は、朝、近くに住む友人夫婦と地元デニーズでブランチをしてから、ミシマ社のイベントに参加したあと、上記の出版系の会合へ。そこでまた多くの編集者や同業者と知り合わせてもらったあとに、ちょっと予定を変更して、また朝会った友人夫婦と成城で夕食。これまた朝と同じデニーズへ。「この辺、デニーズ以外ないんだよねー」などと3人ともに言い訳風なことを言いながらも、「結構デニーズうめーよな」などと何気に好きだったりすることを相互告白。ちなみにこの夫婦は、相当の常連。

そして翌日は、家で過ごして妹&甥にもあって、午後、京都へ――。という、自分にしてはなかなか密度の濃い東京滞在でした。今回、本出版に向けて複数の出版社でいよいよ話が動き出し、気合も入ってきました。今年中になんとか2冊メドを立てるのが目標です。

ほんとは違うことを書くための導入として、今回の東京のことを軽く書こうと思ったら、長くなってしまったので、本題は次回に。ちなみに、本題というのは、この5年半の旅生活の資金について。5年半もそんな生活する資金はどうしていたの?という結構よく聞かれるのですが、それについてある程度書いておきたいなと思って。特にモトコについては、ぼくがライター業でモトコの分まで稼いでいたと思っている人も結構いるみたいなので(じつはほぼ完全別会計だったんですが)、その辺をちゃんと書いておこうかなと。

ちなみに、この5年半の体験を元に、お金を稼ぎながら旅をし続ける「持続可能な旅」というようなテーマで、京都、大阪で来月あたりから旅関係の講座、セミナーをやることになりました。もし関西におられる方で興味のある方がいらっしゃれば、是非!

○京都の洋書店"Green e books"でのセミナー↓
http://seminar.greenebooks.net/?eid=958733
この書店は、現在京都で唯一の洋書専門店。店長を中心にさまざまなセミナーも行っていたりと、独自の面白書店文化を構築中の店。

○大阪「扇町クリエイティブカレッジ」での講座↓
http://www.talkin-about.com/occ/
いろんな分野の人、20人がそれぞれの講座を展開。

どうぞよろしくおねがいします~。

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(荷物はこんな感じで満載。写真の右が後方。右上段がベッド。その下が荷物置き場。ガソリンの予備タンク、調理用のガスボンベ、アイスボックス、食器、本、服、など全財産がここに。途中で、中にネズミが紛れ込み、食料を食われたりと面倒な展開に)

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(食事はこんな感じで。テーブルやイスは友だちにもらったりしたもの。テーブルの下にあるのが調理用のガスボンベ)

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(車内後方のベッド。とにかく暑い......カーテンなどは自作)

Posted by ykon at May 4, 2009 11:53 PM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

April 22, 2009

大麻と捕鯨<Kyoto, Japan>

最近、とても不可解に思うのが「大麻汚染」がらみの報道。

昨日の毎日新聞の報道でも
「現場発:サーファーに広がる大麻汚染 「たばこより無害」のうそ /宮崎」

なんてなっていたけれど、大麻が本当に悪いのかどうか、という議論がどうしてメディアには全然出てこないのだろう、というのを前から疑問に思っています。
上の記事には、

<「大麻が禁止されていない国もあるのに、なぜ日本では違法なのか」と罪の意識は希薄で、害に無頓着な者もいた。>

とか書いてあるけれど、これじゃあ、「違法じゃない国は、どうして違法じゃないのか」ってことを問おうとしているサーファーに、「うるせー!だめなものはだめなんだ!反省しろ!」っていう理不尽オヤジ的返答です。この記事に出てくる医者の一人も
「自分にとって好ましい変化が生じれば、使用頻度は増え、依存に陥ることは十分にある」
といっているに過ぎないし、記事に出てくる後遺症で悩む人の半分ぐらいは覚せい剤の話......。

最近では、中村雅俊さんの息子も捕まって芸能界をやめさせるみたいな話になったけれど、ほんとにそこまでいけないことなのか、ってのは、けっこう多くの人が思っているのでは?という気がします。メディアでは、「ほんとに今の大学の状況は怖いですね、なんとか対策を打たないといけません」みたいなコメントばかりが流されるけれど、大麻が蔓延する最大の原因は「どうして大麻が悪いのか」ということを誰も説得力を持って説明できていないからなんじゃないかと思っています。

先進諸国、どこを見ても、大麻がこんな扱いをされている国はないはずです。オランダはいうまでもなく、スイスも聞いたところでは、持っているところを警察に見つかったら3回目は罰があるという程度のようだし、オーストラリアも、他の欧州諸国もほとんどは、売買はだめだけれど、自分で栽培して自分で吸う分にはOK,ということだったはずです。

オランダでは、大麻を合法化することによって、覚せい剤を密売する組織から若者を切り離すっていうやり方がある程度成果を出しているみたいだし、オランダ人の友だちによれば、オランダでは大麻は若いときにみんなちょっとやってみるだけで、合法化されているとそこまで興味を持たなくなるっていっていたけど、確かにそんな印象を受けました。

とはいえ、だから日本も欧州にならってすぐに合法化すべきだ、といいたいわけではありません。というのはそれぞれ国ごとに文化や歴史があるわけだし、十分に議論が積み重なったあとで、日本にはあわないから違法にする、というのであればそれはそれで一つのあり方だと思います。医療の問題などと同様に。

オランダでも、大麻を違法化すべしという主張は保守層を中心にずっとあるし、ぼくらがオランダにいたころも、大麻販売を許可されている「コーヒーショップ」が、さまざまな理由によって次々に営業停止においこまれているという状況でした。

ちなみにオランダの大麻政策でおかしいとされているのは、コーヒーショップが一定量の大麻を売ることは合法化しているのに、(店が)買うことは合法化されていないということ。もちろんコーヒーショップは大麻をどこかから仕入れているので(自分で全部栽培するわけにもいかないので)、買わないといけないわけなので、「売ってはいいけど、買ってはいけない」ということは無理な話なわけです。その辺がなんだかうやむやになっていて、だから、そこにいろんな闇組織が絡んだりとか、外国から密輸されたり、ということになってしまってるようです。

モロッコで、ぼくらが最初に船が着いた港町の宿のおじさんが、この一帯は大麻の輸出が大きな産業だと言っていたけれど、おそらくその大部分がオランダに密輸され、モロッコの一部の人が儲けて、子どもが労働させられて・・・見たいな構造があるのではないかと予想されます。

たとえばそんな感じで、闇組織の資金源になるからよくないとか、途上国での搾取を促すからだめだとか、(あとは、EUは事実上国境がないから、フランスやベルギーの若者がオランダにやってきて、大麻を吸いながら自国に戻ったりするから、近隣諸国が嫌がってるからとか)、そういうことがちゃんと表明されれば、大麻が非合法とされても一定の説得力があると思います。非合法にしなければいけないほど健康によくないとか、反社会的だとか、精神を侵す、という主張が全く世界の趨勢ではないことはもはや明らかなはずなので。

が、日本の現状をみると、「とにかく大麻はよくない、反社会的だ、身を滅ぼす」みたいなことばかりを理由なく喧伝しているだけなので、その路線を突き進めばむしろ反発を招くだけなのでは?と思ってしまいます。結局いま、一般に共有されている大麻の怖さは「逮捕されるから、社会から追放されるから」ってことだけになっているような。それじゃ全く本末転倒です。

ここまで反対意見が公に出てこないところをみると、もはや大麻擁護をしたら、いっせいに叩かれるだろうから、だれも口に出せないってことのような気もします。何かをきっかけにちゃんとした議論が始まれば、建設的な方向に向かう気がするのですが。。。

その辺が、欧米と日本の間にある捕鯨問題を思い出させます。欧米人の反捕鯨の主張が全然日本人を説得できないのは、結局、どうして捕鯨が悪いかを全く説得力を持って説明できないから、という点で。

大麻問題、日に日に腑に落ちなくなってきて、久々にブログでもこういう問題について書いてみました。


Posted by ykon at April 22, 2009 11:07 AM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

April 13, 2009

炎が上がるって?!<Kyoto, Japan>

今日からモトコが大阪に2日間泊まりの出張。京都にいるのに大阪に泊まる必要はないのでは?と思ってしまうのだけど、連日の会議の準備などが朝からあるため、ホテルに泊まって朝から仕事、ということらしいです。

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(2004年2月1日。本文と全く関係ありませんが、写真編はいよいよバンバリー時代終了へ。お別れの時期です)

というわけで、ぼくはここ2日ほどひとり。新居に来てから、まだ二回目かなひとりなのは。
最近はいろいろあってぼくがご飯を作ることが多く、だんだん和食の腕も上がってきたかな?と自画自賛しているのですが、一人だと作る気もせずで、今日、明日は近くで外食しようかなと。

ただ、家ではかつお節からダシをとったり、砂糖は一切使わないようにしたり(甘みはすべてミリンでOK)なんてしているうちに、自分たちでつくるさっぱりした味に慣れてきて、たまに外食するとなんか味濃くて、しっくりこないことが多くなってきたような。でも、今日は夜に塾の仕事があることもあって、ディナー予定時間も遅いので、どこかでラーメンでも食べようかと。近くにうまいところ、ないかな~と考えているものの、まだ全然未開拓。炎が上がることで有名らしいラーメン屋が徒歩数分のところにあるのだけど、そこは「炎が上がってびっくりするだけで、大してうまくない」という友人の評価が気になるところ。

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(これも2004年2月1日。絵になるスイス人カップル。彼らともお別れ前。去年スイスで一緒に別荘に行った二人です)

しかし、京都は、あらゆる路地や小道に、やたらと小さい飲み屋や小料理があるのがすごいです。ぼくらのうちのある通りも基本的には住宅街っぽいのに、家を出て左右200メートルぐらいの間に飲み屋、食事処が4,5軒あるような感じです。そしてそういうめしやだけでなく、京都の路地には普通の家のなりをした伝統産業の会社もとても多いです(雛人形屋とか、刺繍屋とか)。よそ者から見ると、すごいディープな産業が多い気がして、商売なりたってるのかな、と思ってしまうものの、でもああいう小さな会社が、京都の伝統工芸と文化を支えているんだろうな、と感じます。

再来週は、複数の編集者に会いに東京へ。本出版に向けて、少しずつ話が進んできてます。一つは、概ね決まっていて(のはず......)、そのほかに2つ、今度の東京でなんとか前進させたいところ。関西来てからとてもいい編集者との出会いがあり、その方には本当にいろんな人を紹介してもらって人脈が広がりつつあります。そこから少しずついろんなものを形にすべく、いまいろいろと悪戦苦闘しています。フリーは本当に人とのつながりが大事だなって実感する日々です。

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(2004年2月15日。バンバリー出発に当たって、大陸縦断するために買ったぼくらのバン。これまでの人生で唯一の、マイカー。1979年の「ニッサンE20」。なんと70000円で購入。機械はむき出し(下の写真)で、ラジオ、エアコンなどの文明機器は全部機能せず。割れた窓はガムテープで補修され、フロントグラスには銃弾か?という痕とヒビあり。後部上段にベッドを作り、下段に荷物、調理器具、ガスタンク、予備燃料などぼくらの全家財道具を積み込み出発しました。)
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Posted by ykon at April 13, 2009 3:35 PM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

April 6, 2009

ブームは、当の昔に過ぎ去った<Kyoto, Japan>

昨日、天気もよかったので買い物をしに久々に四条河原町へ。京都一の繁華街。

日本に帰ってきてから、旅の装いを脱してもう少し洋服でもほしいなという欲が芽生え始めたものの、冬のアウターとかは高いからなかなか手が出ずで、今年の冬はほとんどユニクロのパーカーで越してしまいました。結構それで越えられてしまったのは、去年のキルギスやカイラスの極寒の記憶が身体に残っていたからかな?

しかし春になったらもうちょっと安くでいろいろ買えるし、などと思って、久々にセレクトショップや古着屋へ。

寺町の古着屋に入ると、自分が高校時代に結構はまった、ヴィンテージの軍物フライトジャケットを複数発見。当時ぼくは、大の古着フリークで、夏休みとかのわずかなバイト代を貯めて、さらに半年ぐらい、シモキタ、渋谷、原宿、高円寺、などのあらゆる古着屋を回って、一つひとつ品定めしながら、確か7万円ぐらいの大奮発で60年代のMA-1(後期型)を購入したことがあります。何しろ高校生なわけだから、7万円なんて、まさにいまロレックスを買うぐらいの超気合の入った買い物で、丹念に見て回りました。

その結果、風合い、年季の入り具合がとてもかっこよくて、これは一生ものだ!と思えるものを喜んで買ったものの、なぜか帰ってきてみると、どうもサイズが大きい。あんなに慎重に見て回ったはずなのに、なぜサイズが合ってないものを買ってしまったのか、いまでも非常に謎(笑)。家に帰って着てみて、「あれ、なんかデカいな......」とちょっと顔面蒼白になり、そして微妙に悲しくなりつつも、無理やり「いやこれでよかったんだ」と納得しようとしていたあのときの自分を思い出すと、10代の自分の姿に少々切なくなります(笑)。

いずれにしても、一生もののはずのあれも、すでにどこに行ったのか全く不明。ほんとにどこにいったのだろう。。。しかも、結局数年しか着なかったなあ......と、久々に懐かしい日々のことが頭にちらほら。

で、昨日、その店の中で、フライトジャケットのいわゆる"初期型"と言われる50年代のお宝のものっぽいもあったので、おお!と思って、値段を確認すると、31800円。え?こんなに安いの?とびっくり。これ、多分15年前なら20万は下らなかったはず。近くにいた、腕にギブスをはめつつもさわやかな笑顔の店員に聞いてみると「もう、ブームは終わりましたからね」と。そりゃそうだよね、ブームは10年ぐらい前に終わりましたよね、多分。しかし自分はあのころ、まさにブーム真っ只中の超高騰期に買ったことを実感。あれ以降、いまだに7万円超える服なんて買ったことないし。。。

などと、昔の日々に浸りながら、大量の観光客に紛れてモトコとふらふら。しかし、この時期の京都の観光客は本当に多くてびっくり。四条河原町は新宿ばりの混みよう。昨日は鴨川沿いの桜がとてもきれいで、だから特に人が多かったはず。あの様子、写真撮れなかったのが残念。

鴨川沿いを自転車で走ってると、いつも、ああ、京都、いい町だなって、思います。

ちなみに、おかげさまで、腎臓の方は、とりあえずよくなったっぽいです。痛みも完全になくなり、土曜に病院にいって、再度検査をしたら、腎臓の腫れもすっかりひいた様子。「もしかしたら石がとても小さくて、すでにでちゃったのかもね」とお医者さんも言ってましたが、いずれにしても七転八倒することなく、石が出てしまったとしたら、超ラッキー。まだどこかに潜んでる可能性も捨てられないけれど.....。

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(今日は、北朝鮮の「ミサイル」問題に絡んでいろいろと感じていた報道に不可解さについて書こうと思っていながら、結局全く触れずに話がまとまってしまいました。いま、アメリカの記者が北朝鮮に拘束されているけれど、ぼくらがこの写真を撮り、中国と北朝鮮の国境の橋を渡ったときのことを思い出すと、本当にヒヤリとします。ちなみにこれは、06年の北朝鮮の核実験やるよ宣言の翌日のこと。この写真を撮ったときは核実験のことなど全く知らずでした。。。向こうに見えるのが北朝鮮。このあと北朝鮮の大地へ)

Posted by ykon at April 6, 2009 8:43 AM | パーマリンク | コメント (5) | トラックバック (0)

March 30, 2009

腰ではなく・・・<Kyoto, Japan>

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(2003年12月25日。オーストラリア・バンバリーのクリスマス)

前回、腰の痛みについて書きましたが、あの翌日ぐらいから急展開。

痛みが完全に背中の左側の低い辺りに落ち着き、どうも腰のじゃないし、痛み的にも姿勢のせいとはちょっと違うような気がし始めたのですが、19日木曜に、とりあえず近くの整形外科へ。すると、血尿が出ていることが分かり、痛みの場所も、「こりゃ、ちょうど腎臓のあたりだね」と感じのいい年配医のお言葉。レントゲンを撮って骨などに異常はないことを確認し、まず腎臓だろう、石があるんじゃないか、という診断になり、血の検査を待ちながら、痛み止めで数日様子を見ることに。

しかし、痛みが日に日に増し、痛み止めの薬も全然効かずで、金曜に東京から友達が泊まりに来たものの、土曜の早朝、痛みが我慢できなくなって、時間外で泌尿器科の先生がいるという近くの大学病院へ。

時間外受付に行って「すみません、先ほど電話したものですが~」と行くと、寝ぼけまなこで顔にくっきりと布団のラインが残った学生風の若者が「あ、どうも・・・(ボリボリ)」という感じで登場。「おいおい大丈夫か、ここは・・・」と思ったのですが、たぶん、超多忙なんでしょう。診察の段階になると、先生もやっぱり学生風な雰囲気で、「今日は土曜日なので、検査の機械とかが動かせないんですよー」とのこと。

事情を話して、エコーで患部を見てもらうと、「左の腎臓が腫れてますね、ちゃんと検査しないとわかりませんが、まず結石だと思いますよ。今日ちゃんと検査をしてもらえる個人の病院に行くのがいいですね」。

どこの病院がいいのかは分からないというので、電話で素子にネットで近くの病院の電話番号を調べてもらって、よさげなところにかけてみると、「今日、泌尿器科の先生がいるので、いまから来てください」とのこと。お、これはラッキーと自転車をチャリチャリ漕いでその病院へ。「先ほど電話したものですが......」と聞くと、なんと、「すみません、こちらの手違いで、実は泌尿器科の先生は今日は休みでした」というショッキングな答え。文句いっても、いないものはいないので、他の病院を教えてもらい、3ヶ所ぐらい電話して、やっと泌尿器科の専門の先生にすぐに見てもらえる病院を発見。そしてさらにチャリチャリ移動。全く、土曜日に腎臓(結構マイナー臓器なのかな?)を痛めるとこんなにきついのかと驚かされます。病院たらいまわしにされて死んでしまった妊婦さんの状況が、何気にそんなに珍しいことではないのかもしれない、ということを初めて実感してしまいました。

結局、最後に行った病院の先生がとても丁寧な診察をしてくれて、レントゲンで石は確認できなかったものの、一応まず間違いなく結石だろう、ということにまとまり、痛み止めの坐薬と石を流しやすくする薬をゲットして、あとは石が出てくるのを待つしかない、ということに。

しかし、何を読んでも、結石というと「転げまわるほど痛い」「七転八倒する」「出産ぐらい痛い」「脂汗が・・・」という言葉ばかり。。。

これだけは絶対にやりたくないなと思っていた病気だったので、参ってしまいました。しかも、ちょうどそのときに遊びに来ていた友達も、実は前に結石が出来た経験があることが判明。どうだったか詳細を聞くと、なんと屈強なラガーマンだった彼が、真っ赤な小便を出しながら、「痛みで泣いてしまった」とのこと。その言葉を聞いて、早くも脂汗が出そうになりました(笑)。また、結石、再発率50%とかいうのだから、いやになってしまいます。

でも、それから毎日、坐薬とバファリンで完全防備したら、痛みの完全シャットアウトに成功。そうこうしているうちに、薬なしでも痛みが全くなくなってしまいました。石流しの薬が効いたのか?しかし、痛み止めで完全に制御できるような痛みだったら、あんなにみなが七転八倒脂汗落涙経験を語らないと思うので、たぶん、ぼくの石はまだ出てなくどこかにうまい具合にはまり込んでしまったのか、それともそもそも石じゃなくて、別な原因だったのか?などと考えています。

しかし、病気をすると仕事が急に滞り、いきなり収入に影響してくるので、フリーのきつさを感じます。。。

新しい書評がアップされてます。あと、今週金曜日発売の「週刊金曜日」にスイスのチベット人についての文章と写真が載ります。

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(右は去年スイスでお世話になったニコル。後ろは同じく去年ドイツ・ドレスデンで再会したカップル)

Posted by ykon at March 30, 2009 10:46 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

March 17, 2009

腰が痛い・・・<Kyoto, Japan>

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(2003年8月19日。友達と小旅行中に、西オーストラリア・ヤリンガップの海で)

なんだか昨日の午後から徐々に、腰から背中にかけて痛くなってきて、いまなお痛みがとれずに、やる気が出ずです。筋肉っぽい痛みで、たま~にあるのだけど、姿勢が悪いのかな?最近気にして姿勢よくしているつもりなのだけど。。。

昨日、塾で授業をしている途中に(中学生に週1,2度、数学教えてます。先週スタート)、立ってるのがちょっと辛くなって微妙に教壇にもたれかかったりして、その後家帰っても痛い。まあ、風呂入って、シップ貼って、寝れば治るかなと昨日は早々と寝てみたものの、早朝、眼が覚めるとまだいやな痛みが。鈍痛。横に鳴ってても落ち着かないので、さっさと起きて仕事開始。でも、やっぱりまだ痛いです。っていっても、全然大したことはないので、ご心配なく(笑)。

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(2003年8月25日、バンバリー。座礁したイルカをどうやって助ける方法を、町の子どもたちに教えている。モトコがイルカ役)

最近、仕事するとき座ってることが多いので、座ってるのがたまにとても億劫になって、思わず立って本を読んだりすることがあります。座るのがいやで、自転車よりも歩くことを選んだり、と、これほど、座ることに疲れるようになるなんて思っても見なかったけれど、やっぱり体は動かさないとだめなんですね。旅をしている間は、特に運動はしていないとはいえ、毎日重いリュックを背負って、歩き回っているという日常だったので、あれだけでも随分な運動になっていたんだろうなと感じます。実際こうして、毎日毎日朝から晩まで仕事をするというのも、はずかしながらぼくはいま初めての経験に近いので、体が慣れてないのかもしれません。柳葉敏郎が辛い顔して出てくる「肩、腰、目にきたらこれ!」みたいな栄養剤のCMやってるけど、ああいうのを飲んで、一時的に笑顔取り戻してハードにやってたら、全然根本的な解決にはなってないんだろうな、と思ったり。。。

なんてことを考えてると、考えることが去年と全然違うことをちょくちょく実感して、自分で驚いてます。だんだん旅の日々が遠ざかっていくなあ......。

ところで、最近ネットの書評サイトBook Japanで書評を書き始めました。知り合いの編集者から紹介してもらい、先週ぐらいからはじめたのですが、もともと本は割と読むので、それを読んで書評を書いたり仕事になるというのはとても魅力的で、喜んで引き受けました。たぶん、これから月に2,3度書くことになると思います。ぼくは自分のこれまでの経験と、今後の仕事につなげるためにも、紀行作品を中心に紹介していこうと思っていることもあり、編集長と相談の結果、第一回目は、沢木耕太郎『旅する力 深夜特急ノート』に。興味ある方は、読んでもらえるとうれしいです。(ここをクリック)

京都もだいぶあったかくなって、桜の季節もまもなくという感じ。

先週ぼくらは結婚6周年を迎えました。03年に上賀茂神社で結婚式を行ったときも、ちょうど桜まであと1,2週間!というところでした。思い出します。もう6年前。それ以来、この桜の時期を日本で迎えるのは、初めてです。

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(2003年9月6日、バンバリー。ぼくらが7ヶ月間暮らしたバックパッカーの受付)

Posted by ykon at March 17, 2009 10:23 AM | パーマリンク | コメント (10) | トラックバック (0)

February 24, 2009

京都の銭湯は刺青OKっぽい<Kyoto, Japan>

また、前回更新してから一ヶ月が経ってしまいました。日本に帰ってきてからはもう4ヵ月半。姪や甥は帰国時に初めて会ったときから随分と成長しているし、自分たちも、もうすっかり日本で生活していることが当たり前の日々になってきてます。モトコもぼくも結構すんなり順応できているというか、順調にやってます。

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(2003年8月。バンバリーにて、ボランティアを始めたばかりのころ。まだ真冬で水も冷たく、観光客もいないとき。さらに、まだぼくにもイルカが新鮮に感じられた時期)

一昨日で大きな仕事がひと段落し、今週は少し気持ち的にもちょっとゆっくりしてます。その原稿書きがここ1ヶ月ほどの仕事の半分ぐらいを占めていたので、大きな解放感がありますが、でもその分、次の仕事のことを心配しなければならずで、いまは新たな営業活動を次々に進め、その返事をやきもきしながら待つような数日。

しかし、フリーやっていこうとすると、ほんとに仕事の半分が営業活動のような気がしてきます。旅してたときは、営業なんて基本的にメールでしかできなかったし、興味のあることと決まった連載の企画だけ書いていればまあなんとかなっていたので、あまり意識しませんでしたが。。。ま、でも、とりあえずこの1ヶ月半ぐらいだけを考えると、出だしとしてはまあまあなスタートが切れている気がするので、少しずつペースを上げてがんばりたいところです。

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(ぼくらが半年間住んだバンバリーのバックパッカーの部屋の前。寝る場所があるのみの小さな部屋で、ドアを出たらいきなり外(この写真)。2003年8月16日)

昨日は、時間のあるうちにと思って、確定申告に上京税務署へ。旅中に書いた記事の原稿料収入のみでとてもシンプルなのですが、終えるとそれなりの達成感ありでした。経費を証明できる書類が何もなく、まあどうせわけわかんないから経費はいいやと思っていたものの、手伝ってくれた職員の方に「交通費とかいろいろかかってますよね。そういうのは、領収書とかなくても、考えて書いてもらってかまいませんよ」と言われ、まあ、自分の場合、そういわれれば、いろいろ金がかかってるのは間違いないのでと思い、適当に記入。案外ゆるい雰囲気で、意外でした。

取材やら何やら、京都市内はほとんどチャリで回ってますが、興味を持ち出すと京都は本当に面白いところだなと改めて実感してます。こっちの情報誌で、紫式部やら野口みずきやら佐藤優やらと、京都に縁のある人の足跡をたどるという特集を担当して、関係者に会ったり、関係スポットを探して行ったり、というのをほとんどチャリで回ってましたが、新しい路地を通るたびに新しい発見があり、思わず立ち止まってしまいます。

たとえば、京都御所の前の道を走りながら看板を見ると、ここが藤原道長の家の跡で、ここでのあの「この世をば・・・」の句を読んだらしい、とか、鴨川沿いに走ってると、勝海舟が京都に来ると泊まっていたという寺があり、よく通る三条大橋には池田屋事件のときの刀の跡らしき傷跡が橋に残っていたり、聞けばそのあたりが、石川五右衛門が釜茹でにされた場所らしいとか。。。いや、さすが京都はこういうネタが無数にあって、驚かされます。

あと、京都は銭湯がやたらと多く、うちから200mぐらいのところにもあるので結構ちょくちょく行ってます。小さな道にもばかばかあるのは、どうも昔の風呂のない長屋造りの家の時代の名残だとか。で、驚いたのは、みるからに「そのスジ」の全身刺青の人が銭湯にちょくちょくいること。こないだは、2台しか入らない風呂屋の小さな駐車場に、スモークかかった白のメルセデスがどかーんと停まっているので、お、と思ったら案の定。東京だとたいてい「刺青の人お断り」って書いてあった気がするのに、京都はさすがにやくざの方々も多いから普通になじんでいるのか、派手な背中のまま、さわやかに談笑しながら背中こすってたりして、なんか新鮮です。

それから話は変わりますが、昆明で仲良かった日本人・アメリカ人夫婦らが経営するカフェ「サルバドール」で、年末に爆破事件があったと聞いて、とてもびっくりしました。爆破したのは、その1年前ぐらいだったかに、昆明でバス爆破事件に関わったらしい人物で、彼がサルバドール内で自爆。。。自分たちも入り浸っていたとても思い出あるカフェでの出来事だったから、そんなことで世界中のニュースになってしまいかなりびっくり&ショッキングでした。でも幸い、爆破した人物以外にけが人などはなし。ただ、復活がとても大変そうだったので心配していましたが、2月に無事に再スタートを切り、再び順調にやっているみたいなので、ほっとしました。サルバドールはすでに昆明を語るにはなくてはならない存在で、在住外国人やらに愛されるすごくいいカフェなので、昆明に行く際には是非寄ってみてください。

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(2003年7月。まだバンバリーに着く前、大陸横断鉄道で東のメルボルンから西のパースまで向かう途中で降りたアデレード。ぼくの27歳の誕生日にちょっと高級なレストランで。若すぎて恥ずかしいけれど、ネタとして(笑))

ああ、英語版も書かないとと思いながら、億劫度は増すばかり。。。
このまま終わっちゃいそうでやばいです。


Posted by ykon at February 24, 2009 5:23 PM | パーマリンク | コメント (6) | トラックバック (0)

January 23, 2009

フリーで行きます<Kyoto, Japan>

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(2003年7月14日。早朝、キャンベラからメルボルン行きのバスに乗るとき。)

すっかり更新が滞ってしまってます。。。
生活がまだまだ落ち着いていないせいか、どうもブログを更新するところまでエネルギーが回らないような日々を送っていました。

ところで、遅ればせながら、今年もよろしくお願いいたします。

京都で新居に暮らしだしてからちょうど一ヶ月ぐらいですが、やっと生活にもリズムができてきたところです。素子は、大学で外国人研究者のサポートをするという仕事が早々に見つかり、数週間前から普通に働いています。やりたがっていたことに近かったために、楽しく仕事をやっているようです。ストレスもあまりなさそうだし、いい感じにやってます。

その一方でぼくの方は、なかなか難航していました。前回ブログをアップしたときはIT系で職を得ながら、本を執筆......などと考えていたものの、世の中そんなに甘くないことを先月激しく実感させられました。5年ふらふら、未経験、32歳というデータ的にも、またこれまでの自分の経験からしても、会社側もどうにも手の施しようがないというのか、全く興味がないというのか、とにかく派遣会社経由で面接に行こうにも、面接すらさせてもらえない状況が続きました。そんなことが度重なり、友人らにも「この5年を活かすべきだ!」という声を多数もらったりしているうちに、自分はやはりフリーでこれまでやってきたこと、できることを続けていった方が、今後につながりそうで、しかも案外稼げそうな気がしてきたり、しかも、その方がやりたい路線なので、ってことで、フリーでやっていく覚悟を年明けごろには決めていました。

そして、正月休みが終わってからは、ライター・翻訳業をフリーでやっていくべく、本格的に動き出しました。書籍や雑誌の企画を複数考えつつ、手元にある執筆業を一つ一つやっていく。あとは中国の友人経由で翻訳(英→日)の仕事をまわしてもらい、そのほかに関西の編集プロダクションにいくつか挨拶に伺って仕事をもらう。というような活動をやっていくうちに、少しずつ道が開けてきた感があります。あとは、生活費を底上げするために、塾講師も近々始めることになりそうです(いままだ選考過程)。

今日も先ほど、翻訳を一つ終えて提出し、書籍執筆の基礎作りを編集者と進め、午後は、できれば雑誌の企画を一つ提出したのちに、京都の新たな編集プロダクションに挨拶に行って、あとは
塾の模擬授業(選考の一環)の授業構成作りを・・・。

といった感じで、かき集めると、ま、なんとかそれなりには稼げそうな気はしてきて、少しは気持ち的にも落ち着いてきたかな、というところです。頭の切り替えがなかなか大変だったりもしますが。

ちなみに、いままだ売ってるはずの「中央公論」2月号に、1ページだけだけど、グラビアページに写真を載せています。スイスのチベタンのことです。

また、これまで何年にもわたって連載してきた「自然と人間」の「人びとの海」と、「SQUARE」の進学塾の中学生に向けた旅エッセイは、ともに今月で連載終了。なかなか感慨深いものがあります。

書いていくにしても、自分の専門分野はなんだろうと考えたとき、やはりいまのところ「旅」でいくのが一番いいんだろうな、という気はしています。というわけで、引き続き、これまでの5年間のことを掘り起こして書きながら、京都で新しい分野にいろいろと挑戦しようと思っています。

こんなところでなんですが、何かそんな関係の執筆などのお仕事をさせてくださる方がいらっしゃれば、是非声をかけてください!どうぞよろしくお願いいたします。

京都生活のことを書く余裕はまだぜんぜんなくて、また次回に...。

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(2003年7月19日。メルボルンで、素子の留学時代(97年)の友達メイリン(&彼氏マーク)との久々の再会)

Posted by ykon at January 23, 2009 11:35 AM | パーマリンク | コメント (13) | トラックバック (0)

December 3, 2008

「鉄骨」のはずが「木造」だった!でも最後は「鉄筋」へ<Kyoto, Japan>

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(ふと思い立って、ブログに載せてなかった写真を2003年から遡って載せてみようかな...と。これは旅立った初日、この5年半の第一日目、シドニーのサーキュラーキーあたり。2003年6月23日)

(以下、文章は現在のことです)

11月28日からぼくもいよいよ京都に移住しました。

綺麗らしい紅葉はまだこっちではあまり見てはいないものの(というかもう終わってしまったのかな?)、これからしばらくこの街に住むのか、と思うと、昆明や上海に着いたときのような気分です。素子はすでに京都にいて、いまは二人で、素子の実家にお世話になっています。

新居探しは、京都で素子ががんばってくれて、11月前半にはすでにほぼ決まりかけていた場所がありました。下鴨神社の近く、鴨川から歩いて数分ぐらいの非常にいい立地の小さな新築ハイツ。いま現在ほとんど収入のないぼくらには全く身分不相応なんじゃないか、と思いつつも、二人ともなかなか気に入って、もうそこに住む気になっていたのですが、なんと契約書へサインする段階になってびっくり。広告では「鉄骨マンション」というように書かれていたのに、契約書は「木造アパート」となってるんです!すぐ、「どういうことですか!?」と不動産屋に問い合わせたところ「こっちのミスで、広告書き違えちゃったんですが、木造でもそんなに変わりませんよ」というような回答。最初はぼくも、そんなもんかな、なんて思っていたのですが、東京で不動産仲介業をやってる友人二人に状況を話すと、一人は「そんな話はきいたことがねえ、全くひどい、詐欺だから、すぐ京都府庁に電話しろ!」という反応で、もう一人は、むしろ彼の上司がその話に興奮し、「ありえないひどい話だ、仲介料はタダでやってもらいなさい」みたいな具合でした。

もう一人別の友人は「小さい不動産屋だとそういうミスってのは実際にあるんだよね」という比較的穏やかな寛大な意見で、確かにそうかもなー、と思ったりもしたものの、担当者と電話でやり取りをしているうちに、全然申し訳なさそうじゃないし、妙に開き直った様子に感じられたので、だんだんぼくもボルテージが上がってきて、交渉、交渉の連続。その結果、仲介料半額、契約期限を1週間延期、というところまでは持っていけたものの、だんだん、腑に落ちなくなってきて、もうあそこはやめようという空気が高まり、素子がまた再度探し始めてくれました。そして、一昨日ついに二人とも納得の物件が見つかって(値段も前のよりぐっと安いし、鉄筋だし)、そこに決めました。やっと家が決まり、まずはほっと一息。

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(2003年6月22日。ソウルの空港でトランジットのとき。まだ27歳)

さて、さらに生活の要となる仕事の方は、いろいろとやっているものの、なかなかまだ具体的には話が決まらず。ぼくはライター業に加えて、すでに枯れかけている大学院時代のわずかな経験に無理やり水をやって花を咲かせられないかという望みを抱き始め、コンピュータプログラミングの勉強を開始しています。プログラミングといっても全く何から手をつけていいか分からなかったものの、幸運にも人との出会いに恵まれ、いい具合にニッチで将来性も有望なプログラミング言語を知ることができ、どうそれが仕事につながるかはまだ全く未定なものの、とりあえずできるだけ早く基礎を叩き込むべく、必死に勉強しています。それとともに、目の前の日銭のためにと、今あるスキルで出来る仕事を見つけるべく派遣に登録したりしているのですが。。。

でも今日、四条河原町の本屋で、この雑誌大不況の嵐に飲まれて休刊になってしまう「月刊PLAYBOY」を手にし、この雑誌にノンフィクションや写真などを載せてきた作家・写真家たちのそうそうたる顔ぶれと、その魅力的な仕事や情熱的な生き方の一端を目にして、やはり自分もできればこういう世界にかかわりながら仕事を続けたいという思いが強くあるんだなということを改めて感じました。そのためには、やはり書くことに集中すべきなんだろうか。。。

なかなか行く先が明確にならずですが、日々お金がいるし。。。しかし、いまとりあえずといって適当な方向に進んでしまうと、そのまま人生が大きく決まってしまいそうで。。。

32歳でこんなことを言っているのは全く青臭いだけなのかもしれませんが、とりあえず今やるべきことをやるしかないな、と思って過ごしています。

ちなみに、素子もまだ求職中。二人とも収入ないのに、一応それらしい形で家を借りることができる裏ワザを不動産屋が提供してくれ、日本もきっちりしているようで、結構いろいろとやりようはあるんだなとちょっとうれしくなりました。

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(シドニーのセントラルステーション。まだ全然旅慣れていなかったけど、シドニーだけはそれまでに何度も行っていたのですでにそれなりに土地勘もあったような。。。 こんな感じで、これから昔の写真をアップしていくつもりです)

Sorry that we haven't written English version for this entry.. I know that I really have to write and also speak English in order to keep our level, but I just don't have time and energy... I'll try next time! By the way, photos here are all old ones which were taken during this 5-year-trip.
We are planning to put the old ones which we haven't used here yet starting from 2003.

Posted by ykon at December 3, 2008 5:44 PM | パーマリンク | コメント (4) | トラックバック (0)

November 7, 2008

さて、働く気は満々だけど......<Tokyo, Japan>

日本に帰ってきて明日ですでに1ヶ月になってしまいました。ブログを更新しようと思いつつも、いろんなことに追われ(時間的にというより気持ち的に)、ついつい先延ばしにしているうちに早くも一ヶ月が、、という感じです。

10月6日に関空に降り立ち、14ヶ月ぶりの日本らしい整然さと静寂を見ながら感覚をアップデート。思ったよりすんなりとなじめて、ああやっぱり母国は他の国とは違うなあと実感しました。もちろん、いろいろと違和感を覚えることはあるにしても。ぼくは5日ほど京都に滞在したあとに東京へ。素子はその後も京都にいて、いまは東京に10日間ほど滞在中。

京都の素子の実家では、1年前に生まれた素子の妹の娘が、ちょうどぼくらが帰国した日に1歳の誕生日を迎えていました。初めて会う姪っ子は、すでにすっかり大きくなっていて、元気いっぱい。その姿に、自分たちが留守にしていた時間の長さを確かめることができました。

東京でも、ぼくの妹の息子がぼくらの帰国3週間ほど前に誕生し、実家に戻ると、母になった妹と、祖父母になった父母に迎えられ、うちも一つ時代が先に進んでいました。いよいよ、家族構成がどんどん変わっていく時期にうちも差し掛かっています。

しかしやっぱり甥や姪というのは、ひときわかわいく感じるものですね。1時間ぐらい抱いて、からかって、見ているだけでも飽きない自分にけっこうびっくりというか。

いろいろと考えた結果、これから京都に住むことに決めました。部屋探し大好きの素子が、ぼくが東京に戻ったあとに精力的に探してくれた結果、ようやく決定。上海や昆明で安く広いところに住んでいた感覚が抜けないせいか、ぼくたちにとってはやや家賃高めのところに決めてしまった感がありますが、ま、仕事がちゃんと落ち着けば、それにあわせて生活スタイルもできていくのだろう、と楽観的に考えています。ぼくにとっては、新たな都市での新生活なので、中国に住みだしたときと同様に結構わくわくしています。

ぼくは、東京なら雑誌の編集などの仕事を探そうと思っていたけれど、関西だと選択肢がぐっと狭まるため(聞いてはいたけれど、実際に調べだしてみると、ここまでとは......、という状況でした)、それならいっそのこと、他の仕事をしながらその傍らで本当に書きたいことを書いていった方が自分にはあっているかもしれないと思っています。とりあえずそのために、まずはこの5年間の話を本にまとめようと、すでに執筆を開始しています。これを半年以内ぐらいになんとか形にして、出版に漕ぎ着ければ、今後ライターとして生きる道も広がっていくのではないかと......。もちろん、その間も生活のためにちゃんと働くつもりで、いまはその仕事を探しています。ぼくは就職もしたことないし、こんな感じで5年も送って30代に突入してしまうと、もう真っ当な就職の道はあまり残されてなさそうなので、これまで培ってきたスキルを活かしてやっていかないとな、と思っています(大したスキルはないんですが)。ちなみに、ぼく個人的には、すでに働く気満々で、明日からでも始動OKと毎日思っているぐらいなので、いずれにしても、なんとかなるはずと前向きに考えています。

二人ともそんなこんなで、日本社会復帰はそう簡単ではなさそうですが、いまのところは、半年先も見えない新たな日々の始まりを楽しんでいます。

旅生活としてのFrom2003は、とりあえずはこれで概ね終わりということになりそうですが、また日本生活についても徐々にアップして行きたいとは思っているので、その際はまた読んでいただけるとうれしいです!

もっとまとめっぽい言葉を入れると本当に終わりになってしまいそうなので、それはなしで、またこれからそこそこの頻度でのアップを目指します!

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(妹夫婦と生まれたばかりの甥。明治神宮へのお宮参りにぼくも着いていって、日本っぽい風景を堪能しました。My sister and her husband with their new born baby boy. On this day, our family went to Meiji-jinguu(Meiji shrine), one of the biggest shrine in Tokyo, for "Omiya-mairi (shrine visit)", a traditional Japanese ceremony, to pray for baby's well-being. )

We've been back in Japan for a month already.

Although we tried to update earlier about our new life in Japan, it has been quite hard to motivate myself to write a new entry here... Don't know why, but maybe we might have been using quite a lot of energy than we actually feel to get prepared for our coming life here.

We decided to settle in Kyoto, Motoko's home town, at least for couple of years.We've already found a nice new flat there, which we can move in from mid December. Kyoto is one of the most traditional and historical city with bunch of tourists wandering around. Though it's Motoko's hometown, it's totally a new place for me to live, so I'm quite excited to start a new life there.

We are both still at job-hunting stage, and are starting to realize it is not so easy, because of our age, of our too-long-travelling-career without working much, etc... Nevertheless, I'm quite optimistic and rather enjoying this unstable start. We'll manage to live anyway...

By the way, I have started writing a book about this 5 years in my extra time. and am trying to make this book good enough to get more job as a freelance writer. Hope I can finish it within half a year or so.

We'll try to keep updating this blog, if not as often as we did while on road, so we would be glad if you can come and check once in a while!

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Posted by ykon at November 7, 2008 7:42 PM | パーマリンク | コメント (15) | トラックバック (0)