September 18, 2009

巨大生物がアツい!<Kyoto, Japan>

先ほど、やっと、最近ずっと取り組んでいた本の原稿が一応あがり、いまなかなかの解放感に浸っています~。すっかり、仕事で書くのは理系本が増えてきていて、春に深海魚本を書いた後は、数人で進化論について『「進化」の地図帳』(7月刊行)という本を書き、8月は宇宙に関する文庫本(11月刊行予定)、そのあとは、先ほど一応書き終えた巨大生物の本(これも11月刊行予定)を書いていました。とはいえ、「深海魚」以外は、数人で書いているので、量的には一冊の半分とか3分の1といったレベルですが、それでもやっぱりなかなかボリュームがあるので、骨折れます。

そんなわけで最近、理系魂が蘇ってきたというか、宇宙、巨大生物はともに、調べているだけでもなかなか興味深かったです。宇宙については、久々に相対論や量子論、宇宙論の簡単なものを読み漁り、やっぱり宇宙は面白いな、と改めて思いました......ってことは前にすでに書いたけれど、巨大生物も、これがなかなか面白いんです。

たとえば、6mとか、7mの超デカいニシキヘビは、イノシシを丸ごと飲み込んだりするし、アフリカの人は、そのニシキヘビを、自分の足をエサとして捕まえているし(映像あり)、ドイツの巨大なウサギが、北朝鮮の食糧問題を解決に役立てるためだとかで、種ウサギ(?)として北朝鮮に売られたものの、そしたら種ウサギ自体が食べられてしまったのではないかと、ドイツのブリーダーがプンプンしてたり、アフリカには足伸ばしたら80㎝とかになるカエルがいたり(ゴライアスガエル。写真←これは広角効果もあるけれど)。

また、これは面白いとか言ってはいけませんが、オーストラリアでは毎年巨大なイリエワニに人が食べられてしまっていて、丸呑みにされてしまった人も。アメリカでは、水辺をジョギング中の女性が、ワニ(アメリカアリゲーター)に水の中に引きずりこまれて食われてしまうとか、マジで背筋の凍る事件が、結構最近、何件か起きていたりもします。

こんなのがいろいろあって、それらを50種ぐらい調べて書いてるうちに、軽く巨大生物マニアになってしまった感ありです。

ちなみにこれは、前回の深海魚本の続編的な感じで考えられた企画です。ほとんど同じ雰囲気なので、深海魚の方を面白がっていただけた人にはこれも面白がってもらえるかもしれません。

というわけで、連休は少しゆっくりできそうで、うれしいです~。

昨日は、まだ終わってもいないのに、すでにひと段落気分で、夜中に、久々に「ロッキー(1)」を見て、「アチイなあ~」と、全てがわかりきったシーンを見て、感激してました。しかし、あの映画に漂う、物悲しさや悲哀はただならぬものがあります。あれはスタローンがまだ何者でもないときだったからこそ出せた味なんじゃないかなと。ボクシングのシーンは、どうもウソっぽくて、いただけない気がしますが。。。

連休明けからは、毎週の『遊牧夫婦』とともに、2月刊行を目指しているもうひとつの旅の本の執筆に集中する予定です。

みなさん、よい連休を!


Posted by ykon at September 18, 2009 12:47 AM | トラックバック
コメント

恐竜がいた直後の頃は、飛ぶ恐竜も相当でかかったみたいです。大気中の酸素濃度が影響しているというのは本当ですか?とても興味あります。どうして恐竜たちはあんなにでかくなったんだろうと、信じられないので。

Posted by: よっしー at September 18, 2009 12:36 PM

もう、その巨大生物本が気になって、気になって。。。
刊行が楽しみです。
しかし、その世界(?)も奥が深いんですねぇ。

Posted by: きょうちゃん at September 19, 2009 1:00 AM

>よっしーさん

どうも!その後いかがですか?
言い訳ですが、今回、恐竜についてはぼくは書いてなくて(ふたりで書いているため)、酸素濃度との関係は、わからずです。。ただ、恐竜も含めてこれまで地球上に現れた生物の中でもっとも大きい(たしか体長)のは、現存するシロナガスクジラだということらしく、そう考えると、恐竜の巨大さというのも、結構理解可能な範囲のものに思える気も、、と、今回書きながら感じました。

>きょうちゃん

はははー、またまたうれしい冗談を。でも、また読んでもらえたらうれしいです~。巨大生物に焦点を当てて一冊にまとめた本ってじつは全然ないことがわかったので、そういう意味ではちょっとは存在価値もあるかなって思ったり。

Posted by: ゆうき at September 20, 2009 11:54 PM

近藤君

理系魂が蘇ってきた、との文言に、微妙な嬉しさを感じております。

ところで、イタリアから帰ってきたところです。

で、10月16日から、流体研で(またもや)働くことになりました。今のマヌケなバカ会社とはおさらばです。

というわけで、近藤君にはぜひチャリを引き継いでもらいたいと思っているのだが。

Posted by: かけぴょん at September 27, 2009 12:40 AM

>かけぴょんさん

イタリアはどうでしたか?!きっと素晴らしい式になったことと思います!また写真でも見せてくださいね~。
というか、会社やめちゃうんですか!その罵倒っぷりから、のっぴきならないハプニングがあったんだろうと想像してますが・・・(笑)。
チャリ。。大阪からこいで帰る事を考えたら、やっぱりきついかな、、、と思ったり。。電車乗せられないかな?

Posted by: ゆうき at September 30, 2009 9:45 AM
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