長かった遊牧夫婦の続編の執筆がいよいよ終了し、発売が間近に迫ってきました。いまのところ10月20日ごろには、書店に並ぶのではないかと思います。
書籍執筆のためにウェブ連載を終了してから書き直しに5ヶ月近くかかってしまいました。相当手を加えました。ウェブとはほとんど別物になりましたが、一冊の本として、自分としてできることはやったと思えるところまでとことん試行錯誤できた気がしてます。
そして、タイトルも決まりました。え?っていう声も聞こえそうですが(笑)、以下になりました。
『中国でお尻を手術。 ―遊牧夫婦 アジアを行く―』
編集者のミシマ社・三島さんにつけてもらったタイトルで、自分としては最初はちょっとびっくり&反対だったのですが、考えに考え抜いた末、これで勝負することに決めました。そして最後まで書き上げてみると、自分としてもこのタイトルがしっくりくるようになりました。
ちょっと軽そうな本に聞こえるかもしれませんが、これはむしろ、全部をさらけ出す覚悟の現れとご理解ください!文体も内容も、前作よりもしまった感じに仕上げたつもりです。密度も濃く、しっかり楽しんでいただけることを願って書き上げました。
前作が、楽しげな旅の始まりの雰囲気を全面的に出したのに対して、本作は、旅が中盤に入り、ただ楽しいというだけではなくなったそのころの悩みや葛藤をじっくりと書きました。自分にとってこの旅はなんだったのか、自分にどんな影響を与えてきたのか、そんなことを思い起こしながらの執筆でした。そして、タイトルの通り、舞台の中心は中国となります。中国のハチャメチャな、でも楽しい風景の中での、ぼくらの右往左往を体感していただければうれしいです。
表紙も前作と同様、寄藤文平さんに手がけていただき、とても素敵なものに仕上げていただきました。自分としても実物を見るのがとても楽しみです。
前作を読んでいただいてない方もすんなり入れるように書いたつもりですので、是非、書店で見かけたら手にとっていただけるとうれしいです。そして、気に入っていただけたら、是非前作もよろしくです!
イベントも複数決まっています。
●まずは10月21日(金)に、東京・西荻窪の「旅の本屋のまど」さんにて、発刊記念トークイベントです。http://www.nomad-books.co.jp/event/event.htm
●10月27日(木)は大阪・ナカノシマ大学の講座として中之島のミュージアムにて、「ナカノシマから旅に出よう!」という対談イベント。お相手は、デザイナーで街道筋に造詣の深い竹岡寛文さん。
http://www.nakanoshima-univ.com/site/seminar/article/50
以下の二つはまだ詳細が未定ですが、
●11月19日(土)に、新宿ネイキッドロフトにて、「旅人の夜」出演予定。
●11月26日(土)に、京都の大垣書店四条店にて、トークイベント&交流会
などなどです。
では、どうぞよろしくお願い致します!
続編出版間近おめでとうございます♪
タイトルいいなって思ったよ~。やっぱり本は手にとって見たいかどうかが大切かなあって、まずは手にとってもらわないとどんなにすごい中身でも読者がいなければ自己満足のためだけになっちゃうもんね!だから「おっ」と思わせるタイトルであとは手に取ってから内容で勝負ってのがいいなーって勝手にタイトルを見たとき思いました☆☆☆ 楽しみにしています!姉妹図書で私は「中国で○指立てる ぶっとび教師編」ての出そうか、、、なんて♪
>maikoちゃん
ありがとう!タイトル、そう言ってもらえてうれしいなあ~。そう、ほんとにその通り。手にとってもらえるかどうか、そしてあとは中身で勝負!どんな反応が来るか、どきどきだけど、まあ、できることはやったって感じがあるので、すっきりです。「ぶっとび教師編」もすごそうだなあ笑。ほんとに、すごいディープな中国経験ありそうだし、まいこちゃんは。では、楽しみにしといてもらえるとうれしいです!
Posted by: ゆうき at October 6, 2011 1:57 AM「中国」!「お尻」!?「手術」!?!? いや~ずるい、ずるいタイトルだな~、、、楽しみ!!
Posted by: 牛山さん at October 17, 2011 8:32 AM