(ふと思い立って、ブログに載せてなかった写真を2003年から遡って載せてみようかな...と。これは旅立った初日、この5年半の第一日目、シドニーのサーキュラーキーあたり。2003年6月23日)
(以下、文章は現在のことです)
11月28日からぼくもいよいよ京都に移住しました。
綺麗らしい紅葉はまだこっちではあまり見てはいないものの(というかもう終わってしまったのかな?)、これからしばらくこの街に住むのか、と思うと、昆明や上海に着いたときのような気分です。素子はすでに京都にいて、いまは二人で、素子の実家にお世話になっています。
新居探しは、京都で素子ががんばってくれて、11月前半にはすでにほぼ決まりかけていた場所がありました。下鴨神社の近く、鴨川から歩いて数分ぐらいの非常にいい立地の小さな新築ハイツ。いま現在ほとんど収入のないぼくらには全く身分不相応なんじゃないか、と思いつつも、二人ともなかなか気に入って、もうそこに住む気になっていたのですが、なんと契約書へサインする段階になってびっくり。広告では「鉄骨マンション」というように書かれていたのに、契約書は「木造アパート」となってるんです!すぐ、「どういうことですか!?」と不動産屋に問い合わせたところ「こっちのミスで、広告書き違えちゃったんですが、木造でもそんなに変わりませんよ」というような回答。最初はぼくも、そんなもんかな、なんて思っていたのですが、東京で不動産仲介業をやってる友人二人に状況を話すと、一人は「そんな話はきいたことがねえ、全くひどい、詐欺だから、すぐ京都府庁に電話しろ!」という反応で、もう一人は、むしろ彼の上司がその話に興奮し、「ありえないひどい話だ、仲介料はタダでやってもらいなさい」みたいな具合でした。
もう一人別の友人は「小さい不動産屋だとそういうミスってのは実際にあるんだよね」という比較的穏やかな寛大な意見で、確かにそうかもなー、と思ったりもしたものの、担当者と電話でやり取りをしているうちに、全然申し訳なさそうじゃないし、妙に開き直った様子に感じられたので、だんだんぼくもボルテージが上がってきて、交渉、交渉の連続。その結果、仲介料半額、契約期限を1週間延期、というところまでは持っていけたものの、だんだん、腑に落ちなくなってきて、もうあそこはやめようという空気が高まり、素子がまた再度探し始めてくれました。そして、一昨日ついに二人とも納得の物件が見つかって(値段も前のよりぐっと安いし、鉄筋だし)、そこに決めました。やっと家が決まり、まずはほっと一息。
(2003年6月22日。ソウルの空港でトランジットのとき。まだ27歳)
さて、さらに生活の要となる仕事の方は、いろいろとやっているものの、なかなかまだ具体的には話が決まらず。ぼくはライター業に加えて、すでに枯れかけている大学院時代のわずかな経験に無理やり水をやって花を咲かせられないかという望みを抱き始め、コンピュータプログラミングの勉強を開始しています。プログラミングといっても全く何から手をつけていいか分からなかったものの、幸運にも人との出会いに恵まれ、いい具合にニッチで将来性も有望なプログラミング言語を知ることができ、どうそれが仕事につながるかはまだ全く未定なものの、とりあえずできるだけ早く基礎を叩き込むべく、必死に勉強しています。それとともに、目の前の日銭のためにと、今あるスキルで出来る仕事を見つけるべく派遣に登録したりしているのですが。。。
でも今日、四条河原町の本屋で、この雑誌大不況の嵐に飲まれて休刊になってしまう「月刊PLAYBOY」を手にし、この雑誌にノンフィクションや写真などを載せてきた作家・写真家たちのそうそうたる顔ぶれと、その魅力的な仕事や情熱的な生き方の一端を目にして、やはり自分もできればこういう世界にかかわりながら仕事を続けたいという思いが強くあるんだなということを改めて感じました。そのためには、やはり書くことに集中すべきなんだろうか。。。
なかなか行く先が明確にならずですが、日々お金がいるし。。。しかし、いまとりあえずといって適当な方向に進んでしまうと、そのまま人生が大きく決まってしまいそうで。。。
32歳でこんなことを言っているのは全く青臭いだけなのかもしれませんが、とりあえず今やるべきことをやるしかないな、と思って過ごしています。
ちなみに、素子もまだ求職中。二人とも収入ないのに、一応それらしい形で家を借りることができる裏ワザを不動産屋が提供してくれ、日本もきっちりしているようで、結構いろいろとやりようはあるんだなとちょっとうれしくなりました。
(シドニーのセントラルステーション。まだ全然旅慣れていなかったけど、シドニーだけはそれまでに何度も行っていたのですでにそれなりに土地勘もあったような。。。 こんな感じで、これから昔の写真をアップしていくつもりです)
Sorry that we haven't written English version for this entry.. I know that I really have to write and also speak English in order to keep our level, but I just don't have time and energy... I'll try next time! By the way, photos here are all old ones which were taken during this 5-year-trip.
We are planning to put the old ones which we haven't used here yet starting from 2003.
びっくりですね、中国じゃないんだから!って感じです。
でも今のそのことがわかってよかったじゃないですか~。
「座禅組むより、こやし汲め」って私はいつも自分に言っています。動いているうちにきっと何かが見つかり、出来上がっていくかなあと。
私も28歳の上司ができて、まるで息子みたいで、、、、。でもそうはいっておれず、、、日々格闘???しています。
がんばってね!!近ちゃん、もっちゃん。
Good to hear you guys have found the "right" one.
Yes, it has been quite a while since you guys first left Japan in 2003. Well, if we were to regard five years as "quite a while," life apparently seems to be fairly long, doesn't it?
Posted by: Naoki at December 4, 2008 3:47 PM>ishijimaさん
ありがとうございます!
ほんとに、あけてみると、日本も中国も関係なく、世の中いい加減なもんですよね(笑)。でも、日本も案外適当だとすると、自分としてはなんかほっとします。
「座禅組むより、こやし汲め」って、恥ずかしながら初めて聞いたのですが、なかなか自分の感覚にもあった言葉だなって思いました。大幅に年下の上司というのは、気楽なのか、やりづらいのか?と考えてしまいますが、悟子さんなら、うまく仲良くやってそうですね~。楽しくがんばってください!ぼくらもだんだん基盤ができつつありますが、、、ぼくの仕事が相変わらず不透明で……。がんばります!
>Naokiさん
新しい家、結構いいよ~。来週からいよいよ入居できるようなので楽しみ。5年って、長いような短いような。ワシントン生活ももうあと少なくなってきたけど、悔いのないように充実させてくれ!
hi yuki and motoko how are you?? now im 6 days siting and watching TV and news about
palestine and gaza attacks...and im crying for them..so what we can do? we can just
pray and cry and protest for them..did you saw deadly attacks of israel on gaza??
i know Gaza people will win. they resistance until last breath...like hezbollah.
if i was in gaza i went for become a martyr(attack to israelian for defence of
my people,muslims and human)and i love to die on this way...
israelian are not human they are wild animals....
see you later.
goodbye!
Posted by: hamid at January 3, 2009 12:39 PM