2003年06月13日


ダミアン君によろしく。

お久しぶりです。
katouです。
そういえばグレゴリー・ペックさんが死んだそうです。

名画「ローマの休日」のハンサムな新聞記者役で世界中の映画ファンらを魅了した
米実力派俳優グレゴリー・ペックさんが12日未明、ロサンゼルスの自宅で死去した。
87歳。同氏のスポークスマンによると、死因は老衰という。AP通信が報じた。

はっきり言って残念です。
katou的にも結構好きな俳優なんで。


とはいっても、「ローマの休日」はそんなに好きではないんだな。
やっぱグレゴリー・ペックっていえば、「オーメン」やろう。

なんていうのか、
「執念深い男」
を演じるのが非常に上手かった俳優さんでした。
お悔やみ申し上げます。
あ。ダミアン君によろしく。



2003年04月15日


暇とB-mivieの関係。

最近、社会人になって
急に単調な毎日になったせいか、blogに書く内容が
とんと
減りました。

そのくせ

映画とか
映画とか
映画とか

見てないので
イッキにpubでき無くなってしまいました。

しかも借りてきたビデオは

おもろぅない!!!

のばっかりで凹んでます。

peco。

まぁそんな感じで
相変わらずネタ不足なので
今日は最高の

クソ!!!

映画について書きます。

その映画とは。。。

big.jpg

ゴースト・オブ・マーズ


宣伝文句も

「殺生100万人。」
「近未来地球人 VS 火星先住民」

久々に
完璧なB級映画を見た。
という感じでした。

ってか、めちゃおもろいでぇ〜〜!!



2003年04月03日


いえいえ、今日死んでください。

続けてPC私用、第二段。

というわけで、
ダンボールに囲まれながら書いてるのですが。
前回に引き続き、
飛行機の中で観た映画
「第二段」
です。

Die Another Day」。

今回の観た中では一番のメジャー作品だと思うんですが。
いやぁ、中々凄かったです。

実名、バンバン出てくるわ...
北朝鮮って名指しにするわ...
最高に「下品」な映画です。

そう思ってよぉく調べてみたら、実はアメリカが製作してたんやね。
この映画。

と思って納得してしまいました。

まぁ飛行機だから観たものの、金払ってみるもんじゃあないな。



2003年03月26日


ボタン、とめんな。

すません。

片付けしなきゃいけないんですが、
やる気が起こんないので、
もう一つpubします。

katouの旅行の楽しみとして、
飛行機の中の映画
ってのがあるんです。

katouはあんまり寝るのが上手でなく、
一晩中映画を観てたりするんですが、
今回も帰りの飛行機の中、
5本もぶっつづけに映画観て
頭、痛くしました。

そんな中から一本。

The Transporter」。

日本でも公開したんで、
知ってる人、観た人は多いと思うんですが。

久々に性根の座った
B-Movie!!
で、むしろ笑えました。

この映画、
着陸寸前ギリギリ
まで観てて
ヘッドホン、取り上げられても観てたんですが、
最後の方。

無くても、内容分かりました。
というわけで、分かりやすさです。笑。

↓ちなみに主人公のこの人。

スーツ着てるとカッコイイんですが。
途中でポロシャツ、ボタン上までとめて
異様にカッコ悪いです。

しかも無駄に服、脱ぐし。
勘弁してくれ。



2003年03月04日


満席。

そういえば、観ました。
「THE PIANIST」。

物凄くいい映画でしたが、
劇中で主人公がピアノを弾くことは
殆んどありません。

ピアノ曲の好きな人は、覚悟して観に行って下さい。

Pianist.jpg

また物凄くいい映画でしたが、
オスカーをとることは
おそらくありません。

これはkatouのカンです。
まぁアメリカの話ではないので、しょうがないでしょう。
ちなみに異論反論はお待ちしておりません。
ので悪しからず。

なおkatouは実は試写会で観たんですが、
その時はほぼ満席で
座る場所を探すのに一苦労しました。

試写会で満席状態で立ち見になると
何となく泣きたくなります。

どうでもいい話ですが。



2003年02月26日


驚きました。

立て続けに、ニュースネタです。

東宝<9602.T>は、映画館を展開するヴァージン・シネマズ・ジャパン(東京都港区)の全株式を100億円で取得すると発表した。

katouは修論を
映画の興行について書いていたので、
個人的には、
かなり驚きました。

まぁ確かに
日本の三大メジャーで元気一杯やったのは
東宝だけやったけど、
まさかここまで、元気もりもり、やったとは...

しかも個人的に
「最も設備が整っている外資シネコンはバージン」
だと思っていたので、
なおさら驚きです。

しかも、おそらくこれで
東宝経営のシネコンは二倍以上になったはずだから、
一層驚きです。

さすがに、もう
ブロック・ブッキングに戻ることはありえない
とは思うものの、
メジャー経営の映画館での争いは熾烈になりそうですな。

今度は
松竹がどういった動きに出るか、
見ものです。




2003年02月18日


変な顔。

暇なんで、
ビデオ借りてきて観た。

タイトルは
Zoolander」。

いやぁ〜
おもろかった!!
久しぶりにおもろい映画観たって感じです。

男のモデルの話なんで、結構作りも凝っててかなりいい感じです。

それにしても
主演のBen Stillerがめちゃめちゃ変な顔、してます。

zoolander.jpg

脇のOwen Wilsonもめちゃめちゃ「濃いい」演技してます。

興味のある人も、ない人も観てください。

そいえばこの二人、「The Royal Tenenbaums」でも共演してて、いい感じでした。


しかし、
才能あるのにあんまり出てこないよなぁ、Ben Stiller 。

Reality Bitesも
The Cable Guyも
監督したのに。



2003年02月12日


BET Bet bet !!

いよいよ、発表されました。
米国アカデミー候補作

というわけで皆さん、
bet!!
と行きましょう♪

そういえば、「千と千尋」もチャンとノミネートされています。
そういえば英訳名は「SPIRITED AWAY 」というんですね。
どうでもいいですが...

SpiritedAway.jpg

やはり日本国内でもその動向が気になるみたいです。

ロサンゼルスで11日、第75回アカデミー賞候補作が発表され、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」が長編アニメ賞の候補に選ばれた。宮崎監督の作品が候補になるのは初めて。

 長編アニメ賞は前回に新設され、今回で2回目。昨年はコンピューターアニメの傑作「シュレック」が受賞した。アカデミー各賞の発表・授賞式は3月23日(日本時間同24日)、ハリウッドのコダック劇場で行われる。

というわけで当分の間、
katouのblogではネタがないときアカデミーの話になります。
よろしく。

まぁ次回はさしずめ、
作品賞について
かな。

BEST PICTURE

CHICAGO
GANGS OF NEW YORK
THE HOURS
THE LORD OF THE RINGS: THE TWO TOWERS
THE PIANIST




2003年02月11日


最低。

米最低映画賞、ゴールデン・ラズベリー賞(愛称ラジー賞)の候補者・作品が発表され、最低主演女優部門にはマドンナ(「Swept Away」)、ジェニファー・ロペス(「イナフ」「Maid in Manhattan」)らがノミネートされた。
 このほか、ブリトニー・スピアーズ(「ノット・ア・ガール」)、ウィノナ・ライダー(「Mr.ディーズ」)、アンジェリーナ・ジョリー(「ライフ/未来への想い」)がノミネート。
 最低作品部門では、エディ・マーフィー主演の「プルート・ナッシュ」、マドンナ主演の「Swept Away」、スピアーズの銀幕デビュー作「ノット・ア・ガール」、ロベルト・ベニーニ主演の「ピノキオ」、ジョージ・ルーカス監督による人気シリーズ最新作「スター・ウォーズ2 クローンの攻撃」が堂々のノミネート入り。
 最低主演男優部門では、マーフィーとベニーニのほか、アドリアーノ・ジャンニ(「Swept Away」)、スティーブン・セガール(「Half Past Dead」)、受賞歴のあるアダム・サンドラー(「Adam Sandler's 8 Crazy Nights」「Mr.ディーズ」)の名前が挙がった。

確かにどれも最低そうな感じですな。

↑特にこの人。
まさに、堂々とした「最低」っぷり!



2003年02月03日


千と…

やっぱ、凄いのう!!

「アニメ界のアカデミー賞」といわれるアニー賞(国際アニメ映画協会主催)の発表・授賞式が米ロサンゼルスで1日開かれ、宮崎駿監督の映画「千と千尋の神隠し」がノミネートされた長編アニメ映画と監督、脚本、音楽の全4部門を制覇した。

無敵の快進撃って感じです。

sen_to_chihiro_3.jpg

オスカー、とって欲しいですなぁ。




シネコン。

一応修論関係なんで。

本映画製作者連盟(松岡功会長)は30日、02年の映画概況を発表した。昨年の映画館入場者数は1億6076万7000人で、01年の98.5%。また総興行収入は1967億8000万円と前年の98.3%。一昨年は「千と千尋の神隠し」が300億円を超す大ヒットとなって数字を押し上げたが、昨年も「ハリー・ポッターと賢者の石」(01年12月公開)が203億円、「秘密の部屋」(02年11月公開)が180億円の興収を上げ、微減にとどまった。スクリーン数は2635となり、複合型映画館(シネマコンプレックス)の増加で前年より50増えている。

やっぱシネコンってすごいのう。



2003年02月02日


絶賛。

いよいよ上陸しました。
MORVERN CALLAR」。

01.jpg

あのKATHRINE HAMNETTも協賛しています。
内容的にも。
ファッション的にも。

いろんな意味でも楽しみな映画ですな。

ちなみに原作の方は
二年以上前からBOOK PLUSのほうで出てます。
↓ほら。

4048973045.09.LZZZZZZZ

サクッと読める感じなんで、暇な方はどうぞ。

モーヴァン BOOK PLUS
自殺した「彼」を見つけた「あたし」は、その死体をロフトに置いたまま日常生活を続ける……。描かれている出来事は奇妙で不可解なのだが、「起こりうるかも」という妙な現実感が伴う。英国サマセット・モーム賞受賞作家の処女作、本邦初翻訳。

アーヴィン ウェルシュも
アレックス ガーランドも
絶賛してるんですが、
正直
「そこまでかぁ〜?」
とか、思ってしまいました。

でもまぁ、不思議な感じの文体で訳も悪くない感じなんで、
読んでもいいと思います。



2003年01月30日


博士。

またまた帰ってくるそうです。
↓この人。

RD28841.jpg

誰って??
決まってるやん!!
レクター博士

そう、かの有名な
Dr. ハンニバル・レクター。

ノーマン・ベイツ、ダース・ベイダーと肩を並べる
「世界のvillain」!!

タイトルも「Red Dragon」として帰って来るそうです。


Universal brings the prequel to The Silence of the Lambs into theaters…again. Based on Thomas Harris' 1981 novel, Red Dragon focuses on F.B.I. agent Will Graham, a near victim of Lecter who must seek his help to catch a serial killer on the loose. Anthony Hopkins reprises his Oscar-winning role for the film.

日本語サイトはココ

本当に楽しみですな。
何か、めちゃめちゃ怖そうです。
↓ホラ。

RD28811.jpg

本当に、本当に。
Hannibal 」以来ですな。
って、ついこの間のような気もしますが...



2003年01月29日


メガネ関連ってことで...

この前、「Ghost World」観ました。
あのThora Birch主演のやつ。
↓この映画。

GWRLD_bb.gif

以前観てたんですが、機会があったんでもう一回観ました。
相変わらず、Thora Birch演じるENIDちゃんが
ぼてぼて
した歩き方、してました。

この映画観たことのある人は、もう話の流れ的に
分かった!!
と思いますが、
ENIDちゃん、めちゃめちゃメガネ持ってます。
しかも全部黒ブチ。
↓ホラ。

e05.jpg

途中までは個数を数えてたんですが...
知ってる人、いたら教えて下さい。
どれも微妙に似てて、違う感じで、わかんなくなっちゃいました。

よろしく!!

それにしても...
何であんなに沢山メガネ持ってるのか、分かりません。
しかもENID、高校卒業したばっかだろ!?

それともアメリカって、メガネ安いの??
だったら、めちゃめちゃいい国やん♪



2003年01月26日


映画DB。

映画のデータベースに
キネマ旬報全映画作品データベース
ってのがあります。

↓コレです。

kinema1.jpg

暇なら試してみて下さい。
「キネ旬」って付いてる位だから、相当なものと思います。



2003年01月21日


2003年の作品賞。

この前、やっとこ「GANGS OF NEW YORK」を観ました。

公開から一ヶ月近くずぅ〜〜っとホッたらかしていた訳ですが、
本当に観に行ったかいがありました。
オスカー候補は2月11日に発表ですが、まぁノミネートは確定でしょう。
ぶっちゃけ2003年の作品賞、受賞しちゃったかな。

ちなみに少し解説すると...

映画の主人公は人ではなく、NY Cityそのもの。
当時のNY Cityの様相を、ギャングたちの抗争などを通して描いた、という感じです。
タイトルも「THE GANG〜〜」じゃなくて、「GANGS〜〜」だし。
というわけでデカプリオ君が主人公ではありません。
人間の主人公は、あえて言うならば...

↓コノ人かな。

gangs04.jpg

写真上げたついでに書いとくと。

めちゃめちゃ凄い演技をしてます、
Daniel Day-Lewis
この迫真の演技を、スクリーン上で拝むだけでも価値があります。
主演男優賞、いっちゃうかも。
それにしても今後彼の姿は、スクリーンでは二度と観れないみたいで...
かなり残念ですな。

それにしても、
Martin Scorsese監督は本当にNEW YORKが好きなんですなぁ。
ちなみにこの映画、エンドロールの終わりに
「NY Cityの雑踏の音」
が流れてきます。
多分、これも彼のメッセージの一つだと思います。
テロを経験した市民はこんなの聞いたら、きっと涙しちゃうでしょう。

彼のNYに対する愛情がヒシヒシと伝わってくる、そんな映画でした。



2003年01月18日


新・成人。

先日、久しぶりに試写会に行ってきました。
観たタイトルは、「1票のラブレター」。
個人的には久しぶりのイランの映画です。
運動靴と赤い金魚」以来かな、たぶん。

この映画、非常にオーソドックスなロードムービーという感じなんですが、
テンポがめちゃめちゃゆっくりです。
解説の人は最近はやりの「スロー」に例えて、
「スロームービー」(何か物凄く、嫌な言葉ですが...)
なんて言ってましたが、そんな感じです。

とまぁ日常を淡々と描いた感じの映画なんですが、
ラストではいきなり飛行機が画面に突っ込んできます。
はっきりいって、物凄い終わり方にやられたって感じです。
皆さん、ご覧あれ。

image01.jpg

ちなみに今回の試写会、
「新・成人試写会」
とかいう試写会で、
会場では係りの人が新・成人に話を聞いたりしてたんですが、
なんと!!
新・成人に間違われ、いろいろ話を聞かれました♪

というわけで...
いやぁ〜〜、私もまだまだ現役ですな!!!

とまぁ、今回はこれが言いたかったわけ。
お分かり??



2003年01月09日


はよ観たい。 〜2〜

これもはよ観たい、です。

link.jpg

24 hour party people」。
コイツも観た人、コメント下さい。

やっぱり一番気になるのは...
↓どうだった、この人の演技。




はよ観たい。

はよ観たい、です。

us_plakat.gif

8 Mile」。
正月海外で観た人、いる??
いたらコメント下さい。



2003年01月06日


ポッター圧勝!!

そういえば、2002年の興行収入成績が発表されてました。

2002年の年間興行収入のベスト10が固まった。「千と千尋の神隠し」「タイタニック」に次ぐ歴代3位となる205億円の興行収入を記録した「ハリー・ポッターと賢者の石」が、ダントツの1位。ディズニー=ピクサーによるCGアニメで、日本では、初めて大ヒットとなった「モンスターズ・インク」が、「スター・ウォーズ〜」と並んで、2位。日本映画は、ベスト10に「猫の恩返し」「ギブリーズ episode2」の2本立てのみという結果になった。

■2002年興行収入ランキング
(興行収入は概算。見込みも含む。同率の場合は、公開日順で表記)

1位 「ハリー・ポッターと賢者の石」203億円
2位 「モンスターズ・インク」93.5億円
2位 「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」93.5億円
4位 「ロード・オブ・ザ・リング」91億円
5位 「スパイダーマン」71億円
6位 「オーシャンズ11」70億円
7位 「猫の恩返し」「ギブリーズ episode2」64億円
8位 「バニラ・スカイ」35億円
8位 「サイン」35億円
10位 「アイ・アム・サム」34.8億円

というわけで、この子がトップ。
↓何ていうか「余裕面」、してます。

sty_ccc_1.gif

それにしてもCGIがメインでない映画が6位まで出てこないのは、
淋しいもんですな。
いい映画かどうかは別にして...





観たよ、「Minority Report」!!

観たよ、「Minority Report」!!

MREPO_bb.gif


なんか今までいろいろ引っ張ってきたんで、
「こんだけ引っ張って観なきゃぁ、サギだろう。」
ということで観たくないのを頑張って観ました。

で、まぁその感想なんだけど...
長い!!!
の一言に尽きるかと。
ネタどうこうの問題以前に、テンポが今一つ。
まぁ110分くらいでいい、映画です。

内容も。
「未来のガジェットムービー」って感じで...
そうそう、一つ観て分かったことは
「2054年アメリカでは、貧富の差が今より激しいってこと」
ってことです。
今からそうならないようにブッシュさん、頑張ってください。

とか、とりあえずグダグダ言うのはやめて、
Catch Me If You Can
に期待することにします。

そういえば...
殺人が無くなった世界で「殺し屋」はどうやって飯食ってたんやろ。
6年間何もしてなくて、その後金を積まれて捕まると分かっていて人殺しをする...
そんなバカな話ないやろ〜〜!!
でもまぁ、そっちを主人公にした方が、ストーリー的にはきっとオモロイかもよ。
↓この人を主人公にするより。

mo1623.jpg



2003年01月03日


ストーリー、8人分。

謹賀新年、お正月です。
というわけで正月早々、映画観ました。
フランス映画の「8人の女たち」。

とりあえず、題名の通り8人のフランス人女優が出演する映画。
その8人とは...

カトリーヌ・ドヌーヴ、エマニュエル・ベ ア−ル、イザベル・ユペ−ル、ファニ−・アルダン、ヴィルジニー・ルドワイヤン、リュディヴィーヌ ・サニエ、ダニエル・ダリュー、フィルミーヌ・リシャール、の八人。
↓ほら、この通り。

ph02.jpg

フランス映画はあんまり詳しくないのでよく分からないのだが、
とりあえず物凄い映画らしい...

いきなり『アメリ』を抜くオープニング記録を樹立し、批評家のみならず観客からも熱狂的に迎えられたのは、8人のフランス大女優が歌って踊る夢の競演作。続いて公開されたドイツでも、フランス映画史上歴代第1位のヒットを記 録するという快挙を成し遂げたほか、ベルリン国際映画祭では<女優たちのアンサンブルの芸術的成果>に心打たれた審査員から、8人全員に銀熊賞<最優秀芸術貢献賞>が授与されるという前代未聞のエピソードまで加えられ、名実ともに伝説的話題作となった。

感想としては...「ミュージカル」というより「演劇」っぽい映画。
場所は基本的に家の踊り場で起こるという意味から、特に。
まぁ8人の女優の演技合戦は観る価値あり、ご覧あれ。

ただ主役が8人いると、ストーリーも8人分。
ついでに「爆弾発言」も8人分。
注意しないと平気で「おいてきぼり」を食らう恐れあり。



2002年12月26日


斎藤さん。

先日「壬生義士伝」の試写会に行ってきた。
第15回東京国際映画祭のクロージング上映作品に選ばれた映画。
新撰組の中で金のために戦った吉村貫一朗さんのストーリー。

原作は浅田次郎だとか。
音楽は久石譲だとか。
監督は滝田洋二郎だとか。

なお本編中、主人公はいろんな人と話すのだが、特にこの人との絡みが多い。
この人↓

saito.jpg

新撰組三番隊組長、斎藤一さん。
しかしあんまりよく知らないんですが、えらい強かったらしいです。
名前もころころ変えてたみたいだし、今一ナゾだね。
ちなみにストーリー自体はこの人の話によって語られます。
斎藤さん、結構おしゃべりだね!

しかしどうしても新撰組の話は主人公が別であっても、注目先は新撰組になってしまう。
そこの所を良くも悪くも上手にかわしている映画、って感じでした。
多少対象年齢層は上だけど...
この辺は日本映画のパワーの無さから来ているんで、しょうがないでしょう。

そいえばこの映画中で、沖田さんが首をいつも15度くらい傾けている。
めちゃめちゃいい感じです、はい。
↓沖田さんはこの人。一番隊組長だって。

okita.gif

そういえば新撰組は何で「隊」なのに「組長」なのかな...
誰か教えて下さい。



2002年12月18日


「お化け映画」。

「最近blogの映画ネタがマニアックで分からん!!」

との指摘をうけ、今日は万人受けする話を。
というわけで、「千と千尋の神隠し」。
そう、あの興行収入300億円のスタジオ・ジブリの「お化け映画」。
(↓有名なシーンはコイツ。)

p-04.jpg

どうやら知らないうちに、また賞をとったらしい...
これで三冠ですな。
しかもひょっとしたらアカデミーとるぐらいの勢いらしい...
めちゃめちゃ、すごいですな。

しかし賞をあげる側は、何故にあげたんだろうか。

まぁいい映画であることは確かだが...
個人的には
「まぁ、面白い映画だったけど...」
という印象しか残ってないんだがなぁ。
前半と後半で話がパックリ分かれているような気もしたし...

特に後半、電車に乗るシーンは
銀河鉄道の夜
そのままのイメージで、ビックリしたぐらいだからなぁ。

とりあえずアカデミー賞、とったらもう一度見直してみるか。
とらなかったら...
がんばってもう一度見直してみるか。

MORE ???


2002年12月16日


Noam Chomsky in a film

movie_img4.jpg観たよ、「Minority Report」!!

っていうのはまたまたウソ。ごめんなさい。

代わりに観たのは「チョムスキー 9.11 power and terror」という映画。
題名からも分かるように、9.11以降のチョムスキーの世界情勢に関する活動のドキュメンタリー。
彼のアメリカに対する真摯な気持ちが汲み取れる、すばらしい作品です。

ちなみにこの映画、企画、製作はなんと日本発。
というわけで、スタッフの多くも日本人が係わっている。
実際、音楽も忌野清志郎が担当やし。

しかも面白いことに、この作品まだアメリカでは公開してないみたい。
おい、それはちょっと遅すぎやしないか!?
でもまぁ公開すると決まっただけでも凄いことなのかも。
実際、彼のいう「アメリカの文明化」以前ならきっとアメリカではお蔵入りしていていただろうし。

良かったら皆さんも一緒に観て、一緒に考えてください。

MORE ???


2002年12月15日


interviewerの実力。

mo1687.jpg観たよ、「Minority Report」!!

っていうのはまたウソで、観たのは「SCARTCH」という映画。

内容はそのまま、「SCARTCH」。
出てくる人もそのまま、「SCARTCH」。
撮り方もそのまま、「SCARTCH」。

というわけで、ヒップホップDJの有名どころがわんさか出てくるので、好きな方はどうぞ。

実は個人的には
「ヒップホップよりもドキュメンタリー」
という面に惹かれて観たんだけども、
音楽面は言うに及ばす、映画としてもキチンと仕上がっている。
特にVJっぽい撮り方や、微妙な曲のかぶせ方もいいけど、
やっぱりinterviewerの実力を感じる...

みんないい表情してるからなぁ〜〜!!

というわけで、

「いつのまにかDJって多くなったよなぁ〜。」
って思った人、必見です。
観れば、現在までのDJの流れが理解できます。

「え、そんなにDJって多い?見たことないで!」
っていう人、必見です。
行けば、劇場にはDJっぽい人が沢山来てます。



2002年12月14日


クレジット必須。

CQ_bb.gif観たよ、「Minority Report」!!

ってのはウソで、ホンとに観たのは「CQ」という映画。

「何や、CQって!聞いたことないで。どーせ「C級」なんやろ!!」

とか思った人。一辺観てみ。
内容的にはそれほど大したことなく、ネタをばらすと、

「I am you and you are me!」

ってことなんだけど、まぁこれではわからんわな。
とりあえず、ヴィジュアルもサントラも、かなりレトロでかなりイイ!!感じ。
一言でいえば、観てて「気持ちいい」映画かもしれない。
「映画はストーリーだけじゃい!」ってのは、まさにこのこと。

ちなみに監督はRoman Coppola
そうCoppolaファミリーの御曹司(一人っ子かどうかは知らんが...)のデビュー作。
しかし何てたって凄いのは、Coppolaファミリーの結束力。
produceにはなんと!!!

Francis Ford Coppola
だけでなく
Sofia Coppola
ついでにダンナの
Spike Jonze
まで、係わってるんだな、これが。

というわけで、この映画はチャンと終わりのクレジットまで観ること。
これ必須。




2002年12月07日


LA HAINE

B00005MIHW.09.MZZZZZZZ.jpg
フランス映画である。邦題、『憎しみ』。

この題名のせいで長い間なかなか手が出なかったのであるが、先日借りてみた。

内容的には...非常に暗い。

フランスにおける移民問題や低所得者問題を描いているが、自分的にはかなりショックであった。
製作されたのが1995年であり、もう8年もの昔になってしまったが、
少なくともこのような問題がフランスに存在していた、というのは非常に驚きであったからである。

では実際の状況はどうなのであろうか。
映画のシチュエーションが丸っきりそのまま当てはまる、わけではなかろうが、
こういった映画が製作される、ということは
結構シャレになんない状況であった、ということが伺える。

とはいっても私自身、90分間本作品を「エンタテイメント」として楽しんでいたのであるが。
作品ごとにおいて鑑賞態度のバランスを変えるのは、やはり難しいと痛感させられた。

なお監督は『クリムゾン・リバー』のマチュー・カソヴィッツ監督。

自分的には「クリムゾンよりはるかにできがいい」と思っているのだが、
人に紹介する場合はどうしてもこうなってしまう。
やはり知名度を上げるのは作品よりも興行収入、ということか。



2002年11月24日


観たよ。

HPOT2_bb.gif
観ました、Harry Potter and the Chamber of Secrets。第一の感想としては...長かったです。「三時間もの間、Harry君お疲れ!」ってな感じです。相変わらずメガネかけてます。アレは近視なんでしょうか。そいえば三作目どころか、四作目が作られるそうです。ということはこれから成長するに従って、メガネが分厚くなっていって最終的には「牛乳ビンの底」みたいになるのかもしれません。

それはそうと、やっぱりシリーズものの二作目は一作目に比べてどうも見劣りしてしまう。やはり前の続きと思って観てしまうからかもしれない。まぁ映画自体がリスキーなビジネスだから仕方がないといえば仕方がないのだが。
実際に今日のトレーラーを見ていてシリーズ物が目に付く。

Charlie's Angels: Full Throttle
The Matrix Reloaded
The Matrix Revolutions
The Lord of the Rings: The Two Towers

ほうら、もう四つも集まった。

しかしこれだけシリーズ化が当たり前になってるのに、何故この作品だけはシリーズ化されないのだろうか。

そう、「ET」。

もし「ET2]を作れば、素人目に見ても「絶対に当たる」と確信ができるだろう。
ここまでいくと、「ET2」が作られないのは世界の七不思議のひとつといっても過言ではなかろう。

さしずめ結論としては「なんだかんだいってもSteven Spielbergが偉大」ということなのかもしれないが。



2002年11月17日


XXXXXX

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暇なのでついつい観てしまった、XXX。少なくともこの映画、別に「観よう、観よう」と前から思っていたわけではなかった。けど観てしまった。まぁたまにこういうことはある。そしてこういった場合、結構満足して帰ることが多い。実際、CGとはいえ5分間くらいのスノボーのシーンには少し驚いた。
とまぁそれはいいとして、一つ気になったことがある。何故か劇中に「VAIO」がでてきた。それも敵方ゲリラのPCとして。しかも新品同然なのか、やたらとツルツルしている。ハッキリ言って腑に落ちない。まぁ製作会社がSPEなのだからしょうがないのだろう。それにゲリラといっても訳の分からんミサイルを作るくらい金持ちだから、ついついsonyブランドを頼ってVAIOを買ってしまうのかもしれない。とはいっても、PCを買った初日にいきなりぶっ壊れてカスタマーサポートセンターと格闘している、というのも想像できない。少なくともVAIOではなんというか、ゲリラとしての苦労が伝わってこない。ではどのPCがゲリラには適当か。個人的にはIBM。それも4,5年前のやたらとゴツイ、一見宝石箱みたいなやつ。これならいかにも「悪いこと」にPCを使ってそうな感じが出てて迫力満点、Vin Dieselに負けて「無念なり」といえよう。
まぁそれにしても、たった一つの小道具によって印象がガラリと変わってしまうというのも恐ろしいものである。

そういえばこの作品、シリーズ化されるみたいである。残念ながらタイトルは上のようにはならないらしい。次回作ではさしずめ、「Cyber-shot」に「PlayStation」といったところか。



2002年11月11日


7 days

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昨日映画を見る。タイトルは確か「7days」。呪いのビデオを見てしまった親子が何とかその呪いを解こうと奮闘するストーリー。彼女らに残された時間はたった一週間。そう7日。だから確かこのタイトルだと思ったのだが...劇中では子どもがしきりと井戸の絵らしきものを描いているのが印象的だった。
それにしてもこの映画、アメリカ映画としては非常に特徴的である。そもそもbad guyが女、というのがひっかかる。大抵アメリカのホラーでは悪いのは男というイメージなのだが。実際、Darth Vaderしかり、Norman Batesしかり、Dr.Hannnibal Lectorしかりである。
しかしそれにも増して特徴的なのは、やたらと映画が怨念くさい。日本の横溝正史を彷彿とさせる印象を持つ。田舎の離島という風景や、古井戸で事件が起こるというのも然りである。まぁ何にせよ、この映画日本でリメイク権を買った方がよいと思うのだが。



2002年11月01日


まじめな話。

最近少し遊びすぎでまともにblogを書いていなかったので少し反省。今日はちゃんと書こう。

今日は「凶気の桜」を観た。ここまでは連れ立って行ったM君が書いているので省略。私はこの後を書こう。(なんか交換日記みたいだな...)
まぁ詳しい内容は各人が勝手に観るとして、概要を。
とりあえず映画の中では窪塚君が殴る、殴る殴る、日本をダメにしている人間を。
実際に本人も「日本(にっぽん)をダメにするなぁ!」と叫んでいる。「ひょっとして自分も殴られる側の人間かも...」とか思ってしまった。何もやましいところが無いのにいかん、いかん。
そういえばこんなシーンもあった。
窪塚君が車で彼女と夜帰るシーン。「なんでこの道いっつも工事してんだぁ!」アレックス・カーの「犬と鬼」に影響されてしまったせいか、無駄な工事の計画も窪塚君に殴って欲しかった。
まぁ殴る、殴らないは別問題にして、この映画「日本がダメになってる」というのを前提として作られている。そして観客の側も殴る、殴らないは別問題にして「日本がダメになってる」という前提を受け入れているような気がした(まあ自分も然りだが)。簡単に作り手と観客に共有されてしまうほど、やっぱりダメになってしまっているのかなぁ、日本は。



2002年10月25日


sex & violence

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今日昼から映画の試写会に。タイトルはThe Rookie
まぁ原作本がもともと存在し、しかも実話に基づいている話ではあるのでそれなりの出来ではあった。がさすがはWalt Disney
喧嘩もなければ女のハダカもない。唯一ヤバそうな雰囲気をかもし出していたのは、くちゃくちゃガムを噛んでいた悪ガキ達。まぁ別にそこまでファイトやハダカを観たい訳ではないのだが、何となく不自然に感じる。世間でよく言われるようにメディアのsex & violenceに毒されているのかもしれないが、世の中メディア抜きでも3割がたはsex & violenceで成り立っているような気もする...
そういえばJean-Luc Godardが日本の世界文化賞をとったらしい。彼の勝手にしやがれでJean-Paul Belmondoが逃走中「スカートをめくってくる」とだけいって次のシーンで本当にめくっているのは印象的だった。
ちなみにこの話は武邑先生のblogで読みました。先生、誕生日おめでとうございます!!こうして些細な意見を発表できるのも先生のおかげです。まさに感謝です!



God Bless you!!