フランス映画である。邦題、『憎しみ』。
この題名のせいで長い間なかなか手が出なかったのであるが、先日借りてみた。
内容的には...非常に暗い。
フランスにおける移民問題や低所得者問題を描いているが、自分的にはかなりショックであった。
製作されたのが1995年であり、もう8年もの昔になってしまったが、
少なくともこのような問題がフランスに存在していた、というのは非常に驚きであったからである。
では実際の状況はどうなのであろうか。
映画のシチュエーションが丸っきりそのまま当てはまる、わけではなかろうが、
こういった映画が製作される、ということは
結構シャレになんない状況であった、ということが伺える。
とはいっても私自身、90分間本作品を「エンタテイメント」として楽しんでいたのであるが。
作品ごとにおいて鑑賞態度のバランスを変えるのは、やはり難しいと痛感させられた。
なお監督は『クリムゾン・リバー』のマチュー・カソヴィッツ監督。
自分的には「クリムゾンよりはるかにできがいい」と思っているのだが、
人に紹介する場合はどうしてもこうなってしまう。
やはり知名度を上げるのは作品よりも興行収入、ということか。
マイノリティリポート見たら感想を教えてねー!
Posted by: marie on 2002年12月12日 20:33そのうち観るよ。
Posted by: h.katou on 2002年12月10日 15:03コテコテそうな
マイノリティ・リポート観ろ!