2002年12月07日


LA HAINE

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フランス映画である。邦題、『憎しみ』。

この題名のせいで長い間なかなか手が出なかったのであるが、先日借りてみた。

内容的には...非常に暗い。

フランスにおける移民問題や低所得者問題を描いているが、自分的にはかなりショックであった。
製作されたのが1995年であり、もう8年もの昔になってしまったが、
少なくともこのような問題がフランスに存在していた、というのは非常に驚きであったからである。

では実際の状況はどうなのであろうか。
映画のシチュエーションが丸っきりそのまま当てはまる、わけではなかろうが、
こういった映画が製作される、ということは
結構シャレになんない状況であった、ということが伺える。

とはいっても私自身、90分間本作品を「エンタテイメント」として楽しんでいたのであるが。
作品ごとにおいて鑑賞態度のバランスを変えるのは、やはり難しいと痛感させられた。

なお監督は『クリムゾン・リバー』のマチュー・カソヴィッツ監督。

自分的には「クリムゾンよりはるかにできがいい」と思っているのだが、
人に紹介する場合はどうしてもこうなってしまう。
やはり知名度を上げるのは作品よりも興行収入、ということか。

BY h.katou @ 2002年12月07日 15:20 | TrackBack

Comments

マイノリティリポート見たら感想を教えてねー!

Posted by: marie on 2002年12月12日 20:33

そのうち観るよ。

Posted by: h.katou on 2002年12月10日 15:03

コテコテそうな
マイノリティ・リポート観ろ!

Posted by: coke小僧 on 2002年12月10日 03:41