日本はいよいよGWですね。中国も来週は五・一節(ウー・イー・ジエ、労働節)で、みな休み。というわけで、上海はめちゃくちゃ人で溢れそうです。
従姉も今日からこっちにやってきます。ぼくらも休み気分で過ごせそうで楽しみ。さあ、今日はどこに行こうか…。
ところで、上海在住のみなさま、先週20日に発行された上海の日本語のフリーマガジン「hu-ism(上海風)」にエッセイを書いていますので、機会があればご覧ください。(「hu-ism」は上海の日本語媒体の中でおそらく唯一、情報誌ではなく読み物・写真中心のメディアで、なかなか雰囲気のよい月刊誌です)
最近、こっちのニセブランド品やコピーDVDについていろいろ調べ始めました。ニセブランド品はともかくDVDは中国の一般市民にとってかなり重要な位置をしめてるんじゃないかと思うのですが、それが昨今、外国から強い圧力がかかりだして、いよいよ中国も本気で取締りを始めているそうな。オリンピックも近いし、2010年には上海で万博もあるしってことで、さすがにこの知的財産権の事実上野放し状態はほってはおけないようです。
で、上海にある、中国で一、二を争う巨大な「ニセモノ市場」(もちろん正式名称ではありませんよ)みたいなところ(結構有名な観光地っぽくなってるところです)も、近々閉鎖されることが決まったとかで、今中国のニセモノ界も結構大きな転機をむかえているようです。
その市場、こないだ初めていってみたのですが、人の寄ってきかたが、かなり東南アジアっぽくて懐かしく面白かったです。ぼくなんかすぐに日本人って分かるらしく、一歩足を踏み入れた瞬間4,5人が「トケイ、トケイ、カバン、カバン、ミルダケ、ミルダケ」って寄ってきて、ずっとついてきます(中国ではこれまであまりこういうことはなかったように記憶してます)。その市場にはニセのラルフローレン、ナイキ、ノースフェイスなどを売る店がびっしり並んでいるのに、時計やバッグはないんで、そういうのはどこに売ってるんだろうと、その男たちについていってみると、ちょっと怪しげな裏手のアパートみたいなところに連れて行かれ、初めは「あれ、大丈夫かな、ついていって……?」という気もしたのですが、この市場の雰囲気などをいろいろ考えて、ま、大丈夫だろうと、入っていってみると、アパートの部屋の中にはぎっしりとヴィトンのバッグやロレックスが……。ちなみに、ヴィトンはぼくが見た限り一見かなりよく出来てて、小さめなやつの値段を聞くと300元(4500円)といわれる。ま、でもこれはおそらく交渉で少なくとも5分の1もしくはもっと下がるじゃないかと思われます。で、彼らも決してこれを本物として売っているわけではなく、「これニセモノでしょ?」って聞くと、「誰も見分けがつかないよ、とてもよく出来てる」と正直に答えてくれました。
それからそのおじさんらと仲良く話すようになり、そのうちに、仕事はなにって聞かれたので、「ライター(中国語では『記者』)」だといったら、「え??調べにきたのか?」って苦笑い。さらに「かばんにテープレコーダー入ってるんじゃないか」ってぼくのバッグを触られたり。「これやっぱり、警察に見つかったらまずいの?」と聞くと、「そりゃそうだよ!おれたちにインタビューなんてだめだよ!」と。
さあ、どうやって取材しようか、というところですが、気さくな雰囲気の人が多くて、仲良くなったらいろいろ教えてくれそうな気がしてます。今日これからまた行ってみる予定です。
雄生
(以下の写真は、上記の「ニセモノ市場」ではなく、前に行った骨董市場。)
この週末は特に何もしませんでした。「純情きらり」を見て、近所のデパートに買い物に行って、ドラマ「王様のレストラン」を見て(おもしろくな~い!)、ご飯作って終わりです。
なんでこんな質素なのかというと、人民元の現金があと300元(約4500円)しか残ってないからです。シティバンクの日本円はあるのですが、そこからお金をおろすと、レートが良くないのです。
今週は雄生の収入予定は不明で、私のお給料が振り込まれるのが今月末。それまで、なんとか手持ちの300元で一週間を過ごそう、というのが私達二人の暗黙の了解。レート分をけちったからといって、いくらになるというわけでもないのですが、なんとなくそれが目標になってしまう…。二人ともいくら稼いでも(というほど稼いでないけど)、貧乏習慣がなかなか抜けきらないなと思う今日この頃です。
いろいろと肩についてのアドバイスありがとうございました。おかげさまで昨日、今日あたりと少しマシになりました。
肩を動かす体操をする、姿勢を正す、肩の力を抜く、右腕を不自然に持ち上げずにマウスを操作できるように低い台の上にマウスを置く(ってとりあえず下の写真のような状態)、ということを始めました。あと、ご指摘をもらった眼精疲労を軽減するため(?)、ちゃんとメガネをかけてパソコンをするようにしたのも効果があるのかもしれません。
とにかく、おかげさまでちょっと楽になってうれしいです。
(適当にあまってる箱を積み上げてその上に本載せて微調整しただけ。今度何か台を買わないと)
もう週末。今週はほんとに早かった。。。とりあえず一つ仕事が片付いたために、次に向けてウダウダと考え、あまり何も進まないうちに終わってしまったような感じです。午前中、BS1でやってる大リーグ中継をちょこちょこ見る機会も増えてしまい、すっかりマリナーズに親近感が沸いてきているこのごろです。
もっとペースをあげていかないといけませんね。
雄生
(家のそばの大きなデパートの中で日本の「ビアードパパ?」のシュークリームを発見!味も日本と一緒で、とてもおいしかった。しかも、そのそばには「たこ昌」のたこ焼きもあり(関西では有名?)、それもなかなかの味。さすが上海。価格は日本に近い)
最近、パソコンに1時間ぐらい向かってると、右肩にズキズキするような痛みが走るようになって、困ってます。前からその傾向はあったものの、このごろどうもひどくなってきて、PCに長く向かってることが億劫になってきちゃってます。右腕はマウス操作のためにちょっと不自然に宙に浮いたりしてるからかな、とも思うのですが、それにしては結構ひどくて。。。といってもパソコンなしでは仕事にならないので、揉んだり、シップ貼ったり、体操したり工夫してますが、なかなかうまい方法は見つからずです。いい解決法を知ってる方がいらしたら是非教えてください!
先週末はまたペット屋めぐり。日本人のやってるペット屋はやはり高くて手がでなそう。でも、一軒、結構しっかりした地元のペット屋を発見。値段は日本人のところの4分の1ぐらい。そこになかなかかわいいチワワとパグがいて、何歩か前進、という感じです。パグはかわいいものの、顔が基本的に気難しくブルーな感じなので、飼ったら自分もブルーな世界に引き込まれそうでちょっと怖い。。。やっぱりチワワになるのかな??
(パグ。中国の犬?よく分からないけど、多分しっぽ振って大喜びしててもこの顔。)
ゆうき
明後日の月曜日(17日)に発売される「読売ウィークリー」に、ここ最近取材を続けていた上海の路上生活者についてのフォト・ルポが掲載されることになりました。題名は「フォト・ルポ上海 近未来ビルの直下で物乞いして生きる人々」というストレートなもの。今回初めて、写真を文章の付属品として以上に扱ってもらえたこともあって、ちょっとうれしいです。写真が撮れないと週刊誌などの仕事の場はどうしても限られてしまうため、これを機に写真も本格的にはじめられればなと思ってます(ちなみに、このブログに載ってる写真で、友人に「結構イイ」と思われていたものの多くが素子撮影であることがこないだ日本に帰ったときに発覚……)。機会があれば、是非見ていただければと思います。
こないだ繁華街でこの撮影をしていたとき、なんと一日に二度も逆ナンされてしまいました!二人組の女子大生と、美容師さんに(みな中国人)。逆ナンなどいまだかつて多分された経験はなかったので、びっくり、ととともに、まだまだちょっとは大学生の視界にもかすることがあるのかな、と少々自画自賛してたのですが(笑→もちろん、誘いには断り、その後素子には"調子にのるな"と諭されましたが)、最近女2人組みで近づいてくるスリ・詐欺がいるとかということをどこかで読んで、ジャンル的にはそっちだったかもな……と思い直しました。
最近一週間が妙に早いです。というか一日がやたらと早い。もう週末です。
さて、週末は買い物に行くか、犬を見に行くか。。。犬はどうなることやら・・・。
(観光客の多い通りで芸をやってお金を稼ぐ子ども(たち)。後ろに見えるのはテレビ塔)
昨日で仕事がひと段落し、今日は午前中からちょっとゆっくりメールを書いたり、洗濯したりしています。しかも、今住んでる場所の一部はホテル的な使われ方をしているため、掃除してくれる人がいて、ぼくらの部屋も月に二回は無料でやってくれます。で、それをお願いもして。
あと、最近中国語で取材をしたりしているのですが、語彙不足、ヒアリング不足、会話力不足(結局全部なのですが)を痛感し、これはこつこつと勉強しないとなと思ってます。昆明のときは学生生活って感じだったのでいろんな意味で実際に使う機会、きちっと勉強する機会が多かったのですが、上海に来てからめっきりで(テレビもNHKついちゃうし……)、もうこのままだと全く進歩がなさそうだなって感じてます。なので、今日の朝、テレビを見ながら辞書を片手に勉強を始めました。一日30分ぐらいずつでもくせにできればいいのですが、今日でおわらないように気をつけます。。。
そして夜は家庭教師。
素子は無錫(むしゃく、ウーシー)へ、営業。
雄生
気づいたら一週間ぶりの更新に。。。
最近上海は結構暑い日も出てきて、しかも湿度も上がり気味。こないだ特に暑かった日は28度ぐらいまで上がったそうで、日中は大体シャツ一枚で十分。今からこれじゃ、夏が思いやられます。
先週末は週末らしい日々を過ごしました。金曜はこっちで働く日本人の面々と中国人の友人とともに飲みに出かけ、土曜はホームパーティに呼ばれてakubichan宅へ。日曜は家庭教師に行ったあと、二人で買い物、そして按摩へ。素子が最近按摩にはまっているため、ぼくも一緒に行ってみたのですが、気持ちいいどころか、痛くてまいりました。
按摩(マッサージ)は、東ティモール(ディリ)、インドネシア(ジャカルタ)、昆明でやってみましたが、どこでやってもいまいちしっくりこなくて興味を失いつつあり、上海で再度やってみて、その気持ちを改めて確認。東ティモールでは、国のサッカー代表監督(でプロのマッサージ師)にやってもらったのですが、それがほんとに痛くてびっくりしたのですが、今回久々にそのときの感覚を思い出してしまいました。もちろん気持ちよくやってくれるところもあるはずなのですが、、、ケチるからかな。。。上海でどこかお薦めの店を知ってる人は教えてもらえるとうれしいです(もちろん小姐系ではなくて(笑))。
素子は今日から本格的に営業を開始するようなことをいって会社へ。ぼくは、この二、三週間取り組んでいたルポが先ほど出来上がっていま送信。これから、こっちの日本語月刊誌に書く予定の記事のリサーチをしようと思いつつ、昆明の友人が今日上海にくるという連絡を昨日もらって、今日日中にでも会ってこようか、と思っているところです。
按摩で体中が痛いです。
雄生
(夜のテレビ塔)
(昼のテレビ塔)
(花鳥市場の向かいの骨董市場)
週末にまた犬を見てきました。今度は上海のもっと中心部にある花鳥市場(中国各地にある生物の市場)で、大きさはそれほどではないものの、犬の数はなかなかのもの。花鳥市場のは、前にも書いたように、安いけど、管理が適当なようで、病気を持ってたり、すぐ死んでしまったりということがあるらしいです。今回も、生後2、3ヶ月のチワワとかをいろいろと見せてもらったのですが、どうも病弱そうなのが多い印象。こういうのをちゃんと育てるとしたら、もっと知識がないとだめかな……という気もしてしまいますね、やっぱり。ほんとに飼うとなると、いろいろと考えることも多く、なかなか決断できないものです。
(犬の種類は不明。雑種かな?)
(生後2,3ヶ月のチワワ。とても弱々しい感じでした)
(チャイニーズ・シャーピー(?)という中国の犬。全身脳みそみたい。でもなかなかかわいい)
(並べられた鳥かご。各々中に小鳥が)
(これがいろんなところで売ってるので、なんだろう、と思ってよく見ると、なんと一つ一つが動いている!!実は中には↓の虫が!)
(で、↑の木のくずみたいなのから出てきたこの虫が鳥のえさだとのこと。こっちはもうすべて死んでいる様子)
前回アップしてからまたつながらなくなったものの、今度こそ本格復旧したようです。(私信:スノウチ、ありがとう!)
さて、ところで、今日発売しているはずの総合月刊誌「望星」5月号(東海大学出版会)に久々にそこそこ長さのあるルポが掲載されました。内容はインドネシア・ラマレラでのクジラ・イルカ漁のこと。この数年でもっとも印象深い体験の一つであり、今回は文章的にも結構気に入っているので(笑)、機会がある方是非見てもらえるとうれしいです。
ちなみに、これが初めて掲載される紀行文(ルポっぽいけど)。紀行文の分野ももうちょっと開拓したいのですが、なかなか掲載までこぎつけず苦戦中。がんばります。
また、いつもの「自然と人間」も今日発売のはず。特にこっちは売ってる場所が限られてそうですが。上海で初めて取材した内容のものです。
今回は宣伝のみになりますが。。。
ゆうき
あ、そういえば、今日で「風のハルカ」が終了。少し寂しい。あと、DVDで「白い巨塔」なんて見てたり。