ブロードウェイと5thアヴェニューの交差でできる三角の敷地に立つビル。
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notes
building name : Flatiron Building , NYC
completed year : 1902
architect : Daniel Burnham
今では、ワールドトレイドセンターが崩壊し、皮肉にもニューヨーク一の高さを持つビルの座を奪回することになった。
エンパイアステイトビル。
雨フル夜、塔部は光をまとって、いまだその権威を示している。
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notes
building name : Empire state Building , NYC
completed year : 1931
architect : Shreve, Lamb & Harmon
Height : 1250 feet (381 meters、102 floors)
いわずと知れたクライスラービル。
1930年竣工。
クライスラー社はもうこのビルには入っていない。
建築のことはアールデコの超有名建築であり、
それは鉱物的ファサードを擁し、けばけばしさ、ゴージャスさが感じられる。
そして世界一の高さをめざして建設され、一度は頭頂部の細工などにより、世界一の座に着いたが、
翌年のエンパイヤステイとビルの竣工により、その座を奪われることとなった。
なんともかるーい意地の張り合いのような、人間の本性を垣間見るような、
ただただ力に物言わせているという、争いしかメディアには見えてこない。
設計者の立場はどうだったのだろうと思う。
その悲しさゆえに、皮肉なそのときの流行であるアールデコをあえて、思い切り表現してしまったのではないか。
現代の感性ならば、そのように受け取れる。
もしくは、設計者ともども、本気で世界一の高さで、世界一かっこいいビルだと思いながら、設計したのだろうか。
しかし、設計者のアシスタントの気持ちを考えるなら、やはり世界一を目指してがんばったのであろう。
いろいろを含めて、そのときの話が受け継がれているわけだし、
いまだに、現代の使われ方、会社との関係などは聞かないことを思うと、建築冥利に尽きるともいえる。
建築家冥利ではないが・・・。
(NYで2位、世界で17位の高さ)
このビルのもともとのオーナーであった、クライスラー自動車にあまり関心がなかったが、
最近の統廃合など気になっていたので、その歴史を少し見てみた。
今は1998年の合併でダイムラー・クライスラー社のwebをどうぞ。
でもやはり気になるのはもはや、中国への参加である。
中国三大自動車メーカーは第一汽車、東風汽車、上海汽車である。
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notes
building name : Chrysler Building , NYC
completed year : 1928-1930
architect : William Van Alen
Height : 1047 feet (319 meters、77 floors)
パンナムビルのすぐ南。
グランドセントラルターミナルがある。
1913年に竣工の駅である。
1999年にはリノヴェーションがおこなわれ、内部の修復が完了した。
マンハッタン島の確かに真中にあるのだが、個人的にはセントラルを感じることのないものだった。
確かに、人も沢山いて、ここからamtrakが全国各地に広がって行けるわけだが、
それよりも、遠いところは飛行機、近いところは地下鉄、金持ちは車という都市という印象が強い。
私自身も、地下鉄でこまごま移動していたので、中心という感じがしなかった。
ニューヨーク市民はどうなのかは知らないが・・・。
旅行者や訪問者が都市の玄関口として迎え入れられるターミナルが、
いまやその役目を空港にとって変わられ、
さらに、そこから実際に都市に入っていくのは地下鉄や車という、
なんとも正面性のない空間になってきた。
メキシコにいったときも、鉄道のほとんどが廃線となっていて、
その役目がバスにとって代わられている。
また地下鉄も何処の国も盛んに使われている。
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notes
building name : grand central terminal , NYC
completed year : 1903 to 1913
architect : Reed & Stem, Warren & Wetmore
唯一ニューヨークにあるミース設計の建築。
この中にある、the four seasons hotelとbrasserie(レストラン)の内装をフィリップ・ジョンソンが設計。
この建築もパークアヴェニュー沿いにある。
1995年にはbrasserieのほうを Diller + Scofidioが改装している。
友人にもこのレストランによるべしといわれていたが、時間がなく、寄らなかった。
残念・・・。
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notes
building name : Seagram bld. , NYC
completed year : 1954 to 1958
architect : Ludwig Mies van der Rohe with Philip Johnson (interiors)
Height : 525 feet (160 meters)
未だ雨やまず。
摩天楼、スカイスクレイパー超高層ビルツアーの始まり。
まずは、ミッドタウン(midtown)のパークアヴェニュー(park.ave)から。
ここパークアヴェニューが二股に分かれるところに現メットライフ・ビル(MetLife bld.)がある。
以前は、パンナム・ビル(Pan am bld.)。
1981年に400万ドルで売却された。
マンハッタン島(Manhattan island)が南北に長いとして、このビルは東西に長く、
パークアヴェニューと直行する配置になっている。
形は八角形平面。
それとともにトップのビル名のロゴがとても印象的なビルだ。
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notes
building name : Met Life bld.(Pan am bld.) , NYC
completed year : 1963
architect : Emery Roth & Sons, Pietro Belluschi, Walter Gropius
Height : 808 ft (246 m)
まず、グッゲンハイム美術館に行くことにした。
どうやら、グッゲンハイム美術館というのは世界に5館あるらしい。
もっとあるイメージだったが、その少なさに驚きだ。
ニューヨーク、ビルバオ、ベネチア、ベルリン、ラスヴェガス。
そして、ここニューヨークのそれは世界3大巨匠の一人フランクロイドライトの設計によるもの。
フランクロイドライトの建築っていうのは、初めての体験だから、楽しみだった。
こんなに大きな螺旋階段もはじめて。
この美術館螺旋階段が、順路をになっている。
とともに、縦方向に一気に空間を継ぐ、美術館のイメージとなる。
息苦しさとの調和的スペースにもなる。
一度はみんな覗き込む。
一度はみんな見上げる。
この建築は彼の晩年の作品である。
そして、コルビジェのラトゥーレット修道院の竣工年とも一致する。
人生の最後のほうで、自分だったら、どんな感じに生きているのだろう。
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notes
building name : Guggenheim Museum , NYC
completed year : 1959
architect : frank lloyd wright