タバチンガになしをしに来たか。
アマゾンを満喫したい。
フィールソーグッドになりたいわけです。
で、街で声掛けられたおじ様と交渉。
ジャングル行きたいんだけれど、あなたは何ができるっていう具合に。
何ができるか、釣りやら飯やら、ロッジ生活やら。
星やら月やら太陽やら。それくらいか。
あんましないな。
2泊3日の日程で、おいくらかを聞く。
まあこれが結構高い。
今のシーズンはハイなのだかローなのだかわからないし、
そもそもここはそういえば、コロンビアであって、価格感もついたばっかしでよくわからない。
負け戦要素ばっちり入っているのです。
時間もない私たち・・・。
US$170で合意。
ムカシハ交渉もがりがりと、
サッカーでスライディングタックルを間違えて足にやってしまうほどやっていたのが、
いつのころからか、
旅に慣れてきてしまったころからか、
交渉の激しさをあきらめたり、
まあまあと自分をなだめたり(日本の生活を思い浮かべながら、俺にはまだ余裕があるからなんて考え)、
ちょっとその辺はごまかす傾向にあるんだわな。
ツアー内容は、おいおい書いていきます。
Lancha(ボート)で、ジャングルへ!
トランジット時間のような短い時間だったけれど、サンパウロから出発する時間が来た。
地下鉄に乗って、レプブリカ広場へ。
エアポートバス乗り場で、バスを待つも、かなりの遅延状態。
飛行機の出発時間が来ているにもかかわらず、なかなか来ない。
痺れを切らして、待合室にいるバックパッカーに声をかけた。
こういう瞬間は、気ままなたびをしていて最も楽しい。
みんなのいろいろな思いがひとときだけ重なる、ネゴだ。
確かフランス人だったと思う、イヤアルジェンティノだったか、
タクシーを相乗りすることになった。
これでないと、きっと間に合わなかったと思う。
ナイス判断。
タクシーの中では、旅での女話で盛り上がる。
かっこいいやつで、納得できるけれど、それはそれはうらやましい話をしていた。
そんなつかの間のすげー話を聞き、空港に着く。
あっという間の出会いと別れ、またいつか。
無事にチェックイン。
次の目的地はどこか!?
そう、「ブラジルといえば、・・・」の場所、アマゾンだ!
20時間を越すフライトのすえ、ついにブラジルについた。
ついたところはサンパウロ。
ちょうど、トランジットで今度のフライトまではまだ時間がある。
街に出よう。
なんとなくここでもうラテンな感じ。
空港のエントランス付近はメキシコのメトロのようなトップライト。
一年半前にアメリカ経由でメキシコにいったが、この旅もまた、アメリカ経由となった。
トランジットは、ニューアーク国際空港。
5時間あまりのトランジット時間を何をして過ごそうかと、マンハッタンへ行くかと、
アムトラックステーションへ向ったのだが、
そこまでに、圧倒的なアメリカのハイウェイと駐車場に出会って、期待が薄れてしまったことと、
なんだか中途半端なのこり時間で、一体何処にいったよいのかも変わらなかったことと
そして、なにより、それまでの日本の生活がとても忙しくてあまり寝ていなかったことが
結局、空港に僕を留まらせた。
暇だった。
アイラブニューヨーク Tシャツを買いそうになったり、
マグカップを買いそうになったり、
美術品を買いそうになったり、
あまりに暇だと行動かおかしくなる。
かなり空港内の商品のラインナップについて、詳しくなってしまった。
パンナムビルのすぐ南。
グランドセントラルターミナルがある。
1913年に竣工の駅である。
1999年にはリノヴェーションがおこなわれ、内部の修復が完了した。
マンハッタン島の確かに真中にあるのだが、個人的にはセントラルを感じることのないものだった。
確かに、人も沢山いて、ここからamtrakが全国各地に広がって行けるわけだが、
それよりも、遠いところは飛行機、近いところは地下鉄、金持ちは車という都市という印象が強い。
私自身も、地下鉄でこまごま移動していたので、中心という感じがしなかった。
ニューヨーク市民はどうなのかは知らないが・・・。
旅行者や訪問者が都市の玄関口として迎え入れられるターミナルが、
いまやその役目を空港にとって変わられ、
さらに、そこから実際に都市に入っていくのは地下鉄や車という、
なんとも正面性のない空間になってきた。
メキシコにいったときも、鉄道のほとんどが廃線となっていて、
その役目がバスにとって代わられている。
また地下鉄も何処の国も盛んに使われている。
次の日、ボストンを出た。
朝早めに友人と別れて、バス乗り場まで行く。
チャイナタウンから出発するバスはやすい。
最安値でボストンニューヨーク間を往復20ドルで走る。
初めてのチャイナタウンなだけに相当迷った。
何処にバスがあるのかまったく分からなかったし、
そこら中が工事で乗り場を変更しているかもしれなかった。
日本人は漢字が読めるからいい。
それでも人に聞いて、チケットを買い、バスに乗った。
安心。
乗っているのはチャイナ系。
白人はなかなか利用しない。
チケットはパン屋の脇で売っていた。
他にもあったのだろうけれど、見つけられたのはここひとつだけ。
ついでに、朝飯のパンを買った。
友達に会えた。
彼に出会って、初めて本当に彼がボストンにいるのだと実感した。
なんか不思議な感じ。
つい一ヶ月前くらいには、日本の新百合を拠点としていたのだから・・・。
で、無事に出会えてからは、もう相当に受身で、つれられるがままに従った。
先進国の大都会は何がいいって、空港から町へ出るのに基本的には交通手段が選べるということ。
自分にとって初めての土地は必ず自分がパイオニアにならざるを得ないから、
そういう状況でどう、その国に対応していくかが、飛行機を降りて空港を出たところで問われる。
地下鉄に乗る。たいてい一番安い。
そして乗降車がとてもわかりやすい。
ボストンの地下鉄はもう真っ暗だったのが、それを想起させたのかもしれないけれど、
ロンドンのチューブにとっても雰囲気が似ていた。
何かの感じが日本の地下鉄とは違うのだけれどうまく表現できない。
より多くの外部(地上)を地下鉄で両方体験できるということかな?
彼の住まいへ
もうたいていの店は閉まっていたから、スーパーへ行く。
スーパーってのは本当に楽しい。
馬鹿みたいに大きなサイズの規格がそろってた。
レジか感動したんだよね。
自分でレジができるのね。
カード化は進んでて。
そう、意外ともうこの時点で自分もアメリカに住めるかもと、
あれほどのアメリカアレルギーが消えていた。
ボストンはローガン空港。
初めて、アメリカの大地に降り立つんだ。
意気込んでいたけれど、なんかチョット違った。
友達に迎えに来てもらうことを約束し、アメリカにきた。
搭乗便を伝えるだけで、出口ゲートが分かって、きっとすぐ出会えると思っていた。
ここらでは飛行機の利用がどうやらもっと日常なのだと思った。
国内線ではゲートはなく、搭乗ゲートまで一般人でも入れるようになっている。
国内線で到着した後は、なんだかずるずると空港の外につながる感じがする。
お迎えはいつ何処でするのだろう。
そんな出会う場所の設定を理解できず、また、
ちょうどターミナル拡張中で工事中。
なんだか複雑で、
見渡しがきかない夜。
友達は何処?
あなたはどこ?
私は見知らぬ土地で彷徨っているのに・・・。
はやくわたしをみつけて・・・。
そんな気分で、焦って捜し歩きまわって、30分。
上海浦東国際空港から約3時間。
離陸した飛行機が成田に着陸した。
本当に近い場所だ。
最後の最後またスターバックスのコーヒーをすする。
スタバのコーヒーから逃れられない日常を上海でも実感した。
くつろげる場所がスタバか・・・。
とにかく、これで上海のたびは終わり。
みなさま、長い間アリガトウ。
Mr.JT, merci beaucoup!
中国、上海、多謝!
たったの3時間だけれど、やっぱり飽きる。
ちょっと映像を取った。
タイトル 「飛行機のなかで」
とくとごらんあれ!