at インド バタル付近 (near Batal, India) on 05/Oct/1999
TATAのオンボロ公営バスは,時折気にする事なくそのカボチャ石を踏むので,固いサスペンションに支えられた車体はガタガタと大きく軋む.一応指定席のチケットなので,本当なら乗り心地の良い前方の席が自分にあてがわれていたはずなのだけど,何故かそこに西洋人のペアが座っているので,仕方なく後部の座席から彼らの後ろ姿を拝んでいる.
Chandra Valley
View from Ki village
今日もまた,陽が昇る.
崖からキ村を見おろすキ・ゴンパ
Sunset at Tabo village
Air view of Tabo village
Tabo Gompa
at Tabo village, india
Air view of Tabo village in the morning
Enter the village
Nako, fossilized village
Nako village with water pool. Poplars have turned a brilliant yellow.
村の路地を散策してみる.地面にはふかふかの土が敷き詰められ,躰の両脇は黒い石垣で固められている.
時折,家畜のヌルい匂いが冷たい風にのって路地をぬける.
これはひょっとすると,路の触感を味わうということかも知れない.
お互い,未知の生命と遭遇したかのようだった
ナコ村の夕暮れ (dusk at nako village)
Blood-red Kinnaur Kailash
Walking in Kalpa village.
Brothers in Kalpa village.
Kalpa village at the base of Kinnaur Kailash
--- Mandala at the boundary of Kalpa village ---
- 寺の境内でプジャは未だかと待つ人々 -
- The temple at the center of Kalpa, Narayan Nagini temple -
どこか既視感のある入母屋.切り妻部分には,魔除けと思われるスレート片が幾つも吊られている.
- The ancient town of Kamru -
- Gateway to the ancient town -
急な斜面に住宅が密生していて,ようやく余った空間を路地が走っている.超立体的な空間として造られた古代都市だ.
- The palace at Kamru -
- The bastide on the mount in the mountains -
- Sangla village -
- The carpenter renovating Bhimakali Temple -
- Lotus temple (Bahá'í temple) -
- Railside life -
散歩をするにしても常に好奇の視線を投げかけられるので、こちらとしては完全に周囲のペースに飲み込まれてしまって、まったく落ち着く暇もない。彼らの好奇心が多分とても純粋なものであることがヒシヒシと伝わってくるので、物売りを避けるように無下な振る舞いで接することもできず、案外困る。
バングラデシュでの街歩きに慣れないまま、深夜バスでダッカへ。インドのバスよりも遥かに乗り心地が良く、道沿いの街灯が飛ぶように後方へ流れていく。真夜中なので外の様子は推測するほかなかったが、どうやら途中でフェリーに乗船、一時間ほどかけて大きな河口を渡ったようだ。目が覚めると既にダッカ市内。空一面スモッグに覆われ、朝日で薄ピンク色に染まっている。
- Dhaka : Suhrawardi Park -