to Nako from Yangthang, India on 10/Oct/1999
Posted by snotch at August 7, 2006 9:44 PM
ナコに至るあぜ道を一時間半ほど登ると,小さな実を付けたリンゴの木がそこかしこに植えられていて,木々や岩の陰から人の気配を感ずるようになる.息を切らして黙々と斜面を登っていた折,ふと顔を上げると村の女の子が2人,こちらに向かってやってくる.もちろん言葉は通じないが,お互い挨拶をして一緒に遠くの山を眺めるという贅沢な時間が流れる.厳しい自然環境である故かもしれないが,人と人が出会うということはこんなにも有意義なことなのかと改めて実感した.