at インド タボ (Tabo) on 09/Oct/1999
Posted by snotch at May 16, 2006 7:30 PM
屋根上まで超満員のタボ( Tabo )行きバスは,朝9時まえにカザを出発.スピティ川( Spiti )沿いに,崖を削った一本道が続く.怪しく濁ったエメラルドグリーン色の水が奔流となって,時折白波をたてながら静かに流れている.
変化に乏しい道を数時間進んだところで突然バスが止まり,エンジン音がやむ.巨大な落石が道の真ん中に陣取っており,道の両側はどちらも崖なので,双方からやってきた車両が立ち往生している.人力では為す術無く,川の流れる音だけが,虚しく渓谷にこだましている.バスの乗客もやれやれといった表情で,落石の周りで井戸端会議を始めている.
よく訊くと,タボまではあと4,5kmとのこと.いつ応援の重機械がやってくるか全く知れないので,ピクニックと思って歩くことにした.
変化に乏しい道を数時間進んだところで突然バスが止まり,エンジン音がやむ.巨大な落石が道の真ん中に陣取っており,道の両側はどちらも崖なので,双方からやってきた車両が立ち往生している.人力では為す術無く,川の流れる音だけが,虚しく渓谷にこだましている.バスの乗客もやれやれといった表情で,落石の周りで井戸端会議を始めている.
よく訊くと,タボまではあと4,5kmとのこと.いつ応援の重機械がやってくるか全く知れないので,ピクニックと思って歩くことにした.