March 30, 2003

屋根のある空


先日キットカットのCMと連動したwebムービー『花とアリス』を紹介しましたが、グロンサンも同じような企画をやってます。タイトルは『屋根のある空』。主演は袴田吉彦と筒井道隆。
こちらはムービーというよりもドラマって感じですし、TVドラマと比べるとちょっと手抜き感が漂ってます。

てか、久しぶりに筒井道隆を見ました。

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March 28, 2003

花とアリス


キットカットのCMが一風変わってます。CMが『花とアリス』という映画の告知になっているんです。岩井俊二監督、鈴木杏主演のこの映画はネット上(www.breaktown.com)で公開されています。ブロードバンド社会がいよいよ到来したことを実感しました。
CMと動画配信を組み合わせた試み自体おもしろいのですが、これだけの質のものが提供されるようになったことが驚きです。3分くらいの作品かと思ったら15分ほどありました。TVを見てたらCMが気になって、ネットで検索して映画を見始めたら、最初に見てたTVのことはすっかり忘れていました。TV的には大丈夫なんでしょうか?
5月にはメイキングDVD付きのキットカットが発売(300円!!)されるんですが、絶対に買っちゃうんだろうな。

映画の中身は岩井監督らしい作品です。彼の作品に出てくる女の子はいつも輝いています。なかでも、蒼井優がよかったです。『高校教師』での存在感が気になってたところだったのに、これを見たおかげでクラクラしてきました。

3ヶ月ごとに公開される第二章、第三章にも期待しましょう。

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March 16, 2003

catch me if you can


先行ナイトで『catch me if you can』を見てきました。
レオ様、トム・ハンクス、スピルバーグという豪華3点セットにしてはイマイチ話題になってませんが、それも納得の内容でした。
この顔ぶれだけ見るとものすごく考えさせられるようなテーマなんじゃないかと思ってしまいますが、見終わった後には何の疑問も残らないような軽い映画です。
決してつまらないわけではありません。楽しめるかどうか、という点ではよく出来た映画です。

問題はウェブサイト。メニューをクリックしてから表示されるまでにフラッシュ見せすぎで、時間かかりすぎ。しかも、上映館すら載ってません。やる気ないのでしょうか。

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March 10, 2003

たそがれ清兵衛


やっと見に行きました。

友達と『豪姫』を見に行って、見終わった後に無言になったのが今となっては懐かしいです。宮沢りえ万歳。

日本の文化に誇りを持つことができ、日本に生まれたことを幸せに感じました。

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February 17, 2003

船を降りたら彼女の島


船を降りたら彼女の島を見てきました。
愛媛県は愛媛の魅力を全国に発信していくためにえひめ映画製作委員会を組織し、県が一部出資してこの映画を作りました。監督は同じく愛媛を舞台にした田中麗奈の初主演映画「がんばっていきまっしょい」と同じ磯村一路です。

愛媛の魅力を発信しなければいけないので、みかん、しまなみ海道、水軍(瀬戸内海の海賊)が出てきます。ローカルムービーという点で「ナビィの恋」と比べながら見ていたのですが、比べれば比べるほどナビィのレベルの高さに気付いてしまいました。

全体的に中途半端でした。作品自体というよりも、愛媛という場所が中途半端なのかもしれません。沖縄ほど特殊な文化を持っていません。水軍をストーリーに組み込みたくても、現在の愛媛の人々の生活にはその名残りもなく、違和感をなく見せるのは不可能なわけです。愛媛の魅力を発信してくださいと言われた監督は、三線を持っていつの間にか唄い始めるような沖縄がうらやましかったはずです。

そうは言っても、ボクは中学時代を愛媛で過ごしたのでまぁまぁ感慨はありました。遠足や修学旅行はたいてい船だったので、船のある生活も何となくわかります。よく乗った電車もでてきたし。(車両が新しくなってたのにはびっくり。)ただ、愛媛っぽさという点からでは、「がんばっていきまっしょい」を見た上で見るのがベストでしょう。

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January 28, 2003

Chicago

最近研究に没頭していたら(?)、いつの間にかゴールデングローブ賞が発表され、大ヒットミュージカルを映画化した『シカゴ』がミュージカル・コメディ部門を独占していました。

ボクがはじめて見たミュージカルがブロードウェイでの『シカゴ』だったのですが、それまでタモリと同じく食わず嫌いだったミュージカルに対する印象を180度変えられました。次にNYに行ったらヤンキースの試合とミュージカルには必ず行きます。

4月19日からの公開が待ち遠しいです。

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December 29, 2002

jam films

池袋のシネ・リーブルjam filmsを観てきました。現在の日本映画界を代表する7人の監督が撮った7本のショートムービーからなるオムニバス形式の作品です。
7本の中で行定勲監督、妻夫木聡主演の「justice」が一番よかったです。1本あたり15分前後という時間だったのですが、この15分というのは微妙な時間です。2時間の作品にできるものを15分でやっちゃうと消化不良になってしまうし、5分でできるものを15分にすると、手抜きに見えちゃうし。他の作品に比べ、この「justice」は内容が15分にぴったりだったので、観終わってすっきり感がありました。
岩井俊二監督、広末涼子主演の「ARITA」もいい感じでした。久しぶりに満足できた広末作品でした。

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December 28, 2002

ギャングオブニューヨーク

先日品川プリンスでギャングオブニューヨークを見てきました。冬休みだというのに、観客は10人ほどでした。
マイノリティ・リポートの方をおすすめします。
以上。

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December 01, 2002

minority report

minorityreport.jpg
昨日、『マイノリティリポート』を先行ナイトで見てきました。enoさんの試写会の感想を読んでからずっと楽しみにしていたのですが、期待通りの作品でした。内容を書いてもしょうがないので書きませんが、2054年の広告のあり方ひとつとっても興味深かったです。『A.I.』で急落していたボクの中でのスピルバーグ株は復活しました。見るべきです。

先々行や先行で見るとカレンダーつきポスターがプレゼントされたのですが、このカレンダーが映画の舞台となった2054年のもの。しかも、ついでにつけちゃえって感じアリアリで、ポスターとデザインがあってません。2054年まで保管してプレミアでもつけなさいってことでしょうか。公開されたての映画のポスターを1年も貼り続ける人はいないでしょうから、2003年のカレンダーにする必要もないのですが、あえてつけないという勇気が必要だったと思います。(タダでもらったものに文句を言ってるボクもあつかましいとは思います。)
昨日は上映時間を10分遅れて劇場に入りました。遅れて行くなんて、映画ファンとしてあるまじき行為ではありますが、10分くらいだと通常では予告編の真っ最中だと踏んでいました。しかし、あろうことか昨日に限って既に本編が始まってました。しかも、昨日に限って全席指定のシネコンに行ったのでした。次の回を見るわけにもいきません。運の悪さを悔やんでも悔やみきれません。見た人は最初の数分間のストーリーをコメントしていただければ幸いです。『ソードフィッシュ』のようにオープニングだけでも見るべきというような作品ならば、もう一度行かなきゃ。

Posted by myojin at 02:59 PM | TrackBack(0)

November 13, 2002

ナビィの恋

nabbie
先週の飲み会で浜野先生に勧めていただいた『ナビィの恋』を観ました。邦画でミュージカル、しかも主題歌(?)は『十九の春』だからって、甘く見てました。今まで観てなかったことを後悔してしまうすばらしさ。武邑先生が先日のblogで触れられている沖縄の音楽のパワーを垣間見ることができます。「ランチはトゥエルブ・フォーティでいいからね」と沖縄方言で言い残し、合衆国国家を三線で弾きながら出かけていく登川誠仁もスゴすぎます。彼と平良とみとの夫婦は自分のおじいちゃん、おばあちゃんを見てるよう。東京の老人とは動きが違いますね。
もう一つ印象に残ったのは沖縄の陽射し。うまく撮れているなと感じました。ボクは邦画を観る時にいつも明るさが気になります。晴れてるはずなのに曇ってるような明るさって邦画に多くないですか?(高校時代に見た『大失恋』はストーリー関係なしに画面の暗さだけで気分が萎えました。)この映画を観て自分が少年時代に浴びて過ごした南国の陽射しってこれだったっなって思い出しました。
okinawa.jpg
映画の後はTHE BOOMの『OKINAWA~ワタシノシマ~』を聴いて余韻に浸る。このアルバムに収録されている『沖縄に降る雪』のPVはナビィの恋と同じ中江裕司監督。

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November 01, 2002

how to watch a movie

theater.jpg
映画を見るのは映画館に限ります。よほどのことがない限り、映画館で見逃した作品がビデオでリリースされるのを待って、すぐに借りて見るようなことをボクはしません。見逃したらもうあきらめてしまいます。
映画館で見るという行為が好きなのです。「レンタルビデオならば値段も安いし、好きな時間に見られ、しかも適当なとこで止められる」って言われても、ボクにとってこの謳い文句はビデオの欠点を指摘しているようなものです。高いお金を払い、時間を指定され、トイレに少々行きたくても我慢するという緊張感のあるpublicな環境のほうが集中して作品を堪能できる気がします。(もちろん暗いことも必要。家でDVDを見るときは深夜に電気を全て消して見ます。)
将来オンデマンドが普通になったとしても、ホームシアターのある家に住まない限り、利用することはないでしょう。それに、できればホームシアターのコントローラーには停止ボタンがないほうがいいです。
ボクのような人ってけっこう少数派でしょうか。

今日はK君と『凶気の桜』を見てきました。窪塚君が心地よさげにいきいきと演じてるのが印象的でした。

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