November 13, 2002

ナビィの恋

nabbie
先週の飲み会で浜野先生に勧めていただいた『ナビィの恋』を観ました。邦画でミュージカル、しかも主題歌(?)は『十九の春』だからって、甘く見てました。今まで観てなかったことを後悔してしまうすばらしさ。武邑先生が先日のblogで触れられている沖縄の音楽のパワーを垣間見ることができます。「ランチはトゥエルブ・フォーティでいいからね」と沖縄方言で言い残し、合衆国国家を三線で弾きながら出かけていく登川誠仁もスゴすぎます。彼と平良とみとの夫婦は自分のおじいちゃん、おばあちゃんを見てるよう。東京の老人とは動きが違いますね。
もう一つ印象に残ったのは沖縄の陽射し。うまく撮れているなと感じました。ボクは邦画を観る時にいつも明るさが気になります。晴れてるはずなのに曇ってるような明るさって邦画に多くないですか?(高校時代に見た『大失恋』はストーリー関係なしに画面の暗さだけで気分が萎えました。)この映画を観て自分が少年時代に浴びて過ごした南国の陽射しってこれだったっなって思い出しました。
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映画の後はTHE BOOMの『OKINAWA~ワタシノシマ~』を聴いて余韻に浸る。このアルバムに収録されている『沖縄に降る雪』のPVはナビィの恋と同じ中江裕司監督。

Posted by myojin at November 13, 2002 05:13 PM | TrackBack (1)