April 24, 2007

浜崎あゆみから学んだこと

帰国がいよいよ明日(今日)に。素子は28日に帰るのですが、ぼくは、激安チケットの関係で、一足先に帰ることになりました。

今日は、帰国前に片付けるべき仕事に追われ、しかしそれらも十分には終わらず、でも夜は、久々にこっちで仲良くしてる某大手予備校の先生たちと一杯。

さて昨日(22日)は浜崎あゆみが上海でコンサートをやっていたのですが、会場がうちから歩いて5分ほどの上海体育館。二人とも全然ファンではないものの、もし安いチケットがあったりしたら、ちょっと行ってみてもいいかな、なんて話してました。こんなに近くでやってるのだから、と。

といいつつも、夜、その上海体育館の向かいの店で晩飯を食べている間は、そんなことはすっかり忘れていました。が、店を出て建物の前にいたチケット売り(ダフ屋?)の姿を見てにわかに思い出し、値段を聞いてみると、なんと800元のチケットが100元だとか。時間的にはすでに始まっていて、しかも「雨だから全然売れなかった、安くでも売ってしまいたい」とのこと。それに3列目とか書いてある!

で、ちょっと悩んだものの、やっぱりとくに見たくないや、ってことになり帰ろうとすると、「じゃあ、2枚で100元でいいから!」と必死に訴えるので、そんなに安いのであれば、と購入決定。

で、実際にチケットを手にすると、何気に気持ちが盛り上がってくるじゃないですか。浜崎あゆみの曲は全然知らないけど、とにかくなんか楽しげになってきて、「カメラ持ってくればよかったね~♪」なんていいながら、二人でワクワクしながら通りを渡って上海体育館へ。人を掻き分けて、入場口へ――!

しかしそれがなんと、、、入場口で係員がチケットのバーコードをチェックすると、
「はい、これニセモノね」
といわれ、え?ちょっと待って……と、いう間もなく、
有無を言わさず破られてしまった!!
しかも、ぼくらの前も後ろも3組ぐらい連続でみなニセモノチケット。

破られて回収されてしまい、どうすることもできず。
数分間だけ身近になった浜崎あゆみが一瞬で遠い世界の存在へ。。。

で、急いでチケットを買った場所に戻ってみたものの、もちろんその男の姿があるはずもなく、ただ二人で笑うしかないっていう状態でした。そばにいた男に、「本物とニセモノはどうやって見分けるんだ?」と聞くと、

「見ただけじゃわかんないよ。チケット売りと一緒に入り口まで行って、本物だったらお金を払うっていう風にしないとだめだよ」

と教えられ、うーーん、確かにそうだったと、反省。ニセチケットがあるっていうことはよく聞いていたものの、最近警戒心がかなり薄れてしまっていたせいか、全然そんなこと考えずで、まんまとやられたという感じでした。

ニセチケットを買って有頂天になってから破られて失意の底に落ちるまで、ほんの5分ほどの出来事。ま、100元だけだったので、いい勉強と割り切れました。でも、浜崎あゆみはやっぱり遠かった、、、。

これから寝て、明日出発準備に取り組みます。

Posted by ykon at April 24, 2007 2:01 AM | パーマリンク | コメント (15) | トラックバック (0)

April 19, 2007

とんぼ返り夜行列車旅行

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(昨夜@上海駅)

昨日の夜の夜行列車で、上海から電車で11時間かかる黄山という観光名所へ行ってきました。でも、今日の夕方、すでに自宅にとんぼ返り。

というのは、今度、上海からの夜行列車の旅みたいな記事を書くことになり、それで、ほとんど車内の様子を撮影するためだけに実際に列車に乗ってきました。夜行列車での旅自体は、5度ほどしたことがあるので大体の雰囲気はわかるのですが、とりあえず書くにあたって写真もいるしってことで、もう一度。

昨夜10時35分に出発。列車の旅自体はとても順調。そばにいた若いカップルとちょっと話したりして、車内の様子、トイレ、洗面台の写真を、ちゃっちゃっと撮り終わったら、本を開いてのんびり。でも、すぐに眠くなり朝までぐっすり。目的地の黄山に着いたのは朝9時半。

黄山は世界遺産にも登録されている中国らしいきれいな山とのこと。が、山を見て回るのはとても一日では無理。で、仕事は黄山に着いた瞬間に終わりだったので、そこからすぐに上海行きのバスを求めて、バス停に。10時前にバス停に着いたら、なんと次の上海行きはちょうどいいことに10時20分。食堂で軽くチャーハンを食べて、それに乗って、上海へ。帰りのバスは6時間弱で上海着。(なんで電車が11時間もかかるのか不思議)

黄山の町は、なかなか東南アジア的な雰囲気で懐かしかったです。バス停のトイレも、これまた久々のドアなしで、みんなが開放的に大便する様子を見て、「おお~~、ひさびさ!」という気分。バスでは、隣でおばあちゃんらしき人と一緒に座ってた小さな男の子が、車内でゴミ箱の中に元気よく小便。これもまた、昆明時代を彷彿とさせる風景。

移動時間17時間、目的地滞在時間1時間弱という奇妙な旅行でした。疲れた……。

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(今朝@黄山駅)

Posted by ykon at April 19, 2007 11:23 PM | パーマリンク | コメント (8) | トラックバック (0)

April 12, 2007

中国語、やばいなあ~

先週末までにいくつかやるべき取材を終えて、今週はずっと部屋にこもって執筆の日々。素子は月曜から天津へ出張で、今日(11日)帰ってきました。

で、このごろ中国人に話を聞く取材がいくつか続いたのですが、いまさらながら自分の中国語のしょぼさに情けなくなりました。上海来た当時よりは、考えないでも出てくるようにはなってるものの、いかんせん単語量が少なすぎ、かつ、ヒアリング力なさすぎ。。。結局、自分の使いなれた言い回ししか使ってなくて、「こんな会話を繰り返してても進歩はないな」と思いつつ、それでもとりあえずは事足りてしまうことが多かったので、そのままに。。。

でも最近、もう少しつっこんで話を聞きたいと思うことが増えると、完全に限界を感じ、へこまされました。というわけで、このごろ少しまた中国語を勉強しているのですが、先は長い、というか、中国を出るまでに、深い会話が出来るレベルに達するのは、もうほんとに厳しそうです。

あのときもうちょっとやっておけば、って昆明時代を思い出したりもするわけですが、ま、人生そんなもんですね。「あのときなあ……」なんていいながら、ちょっと悔しい振りして昔を思い出して話してたりするのが何気に楽しかったりもするし(笑)。

ま、でも、とりあえずいまは中国語ちょっとやる気が出ているので、その間にがんばって少しは進歩できればと思ってます。

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さて、この写真。なんかワルそうな雰囲気。。。お、中国の中年ヤンキーグループか?と思ったら、そういうわけではないんです。彼らのシブいバイク、実は全て三輪。というのは、これみんな足が不自由な人たちで、この三輪バイクは、足が不自由な人たちのためのもの。

↓実はこのようなマークが!
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しかし、スピードメーターを見ると、120キロまであるので、うおおーマジで?と思って聞いたら、
「このバイクは100キロも出したらこけちゃうよ」
とのこと。70キロぐらいが限界らしいです。でもこれで普通の公道は走れるとのこと。彼らはみな退職した年金暮らしの人たち。毎日こうして公園に集まって、みんなで遊んでるとのこと。で、話がまとまれば、ツーリング。半日かけてみなで杭州(上海から200キロぐらいはあるはず)にも行ったことがあるとのこと!これは、足の不自由な人にとって、なかなか画期的な乗り物じゃないかなと。しかも、カッコいいし。

中国って、障害のある人には極めて住みにくい社会であるようなイメージがあったので、これはなかなかうれしい光景でした。おじさんたちもみな陽気で、楽しそうな人たちでした。

Posted by ykon at April 12, 2007 1:43 AM | パーマリンク | コメント (3) | トラックバック (0)

April 5, 2007

残すはあと一回…

というのは、「華麗なる一族」。夜、晩御飯を食べた後に、素子と見るのが毎日の楽しみになっていたここ一週間。キムタクや北大路キンヤの万俵家にも親しみがもててきて、やっとはまってきたのに、もう最終回というのは寂しいです。。 というか10回は短いな、あの物語的には。やはり巨塔ばりの20回ぐらいはほしかったところ。

ただ、最近思うのは、ドラマや映画のストーリーは勧善懲悪の方が単純にうれしいと思うようになってきた、ということ。確かに現実には、そんな風にはいかない、というのは分かるのですが、もはやドラマを見る上で、リアリティなどほとんど求めていないような自分に気付いてきてます。現実はそんなにうまくいかない、って思いながら、でも、だからせめてこのドラマの中だけではうまく気持ちよくいってほしいっていうような気持ちになってます、最近。

「自分は実生活で決してそのように燃え尽きることはできないから、せめてジョーだけには燃え尽きてほしい」って思いながら、30年前にみな「あしたのジョー」を読んだものだ、と確か以前、沢木耕太郎氏が何かに書いていましたが、その気持ちが最近非常に分かるようになってきてます。

でもだからって現実的なことに興味がなくなってるということではなくて、厳しい現実を描いたノンフィクションはさらに興味があります。フィクションに心地よいドラマを求めてしまうというのは、もしかすると、仕事的に、いつも自分の頭の中にノンフィクション的なことが渦巻いているからかもしれません。

というわけで、「華麗なる一族」も最終回を前に一応自分的にうれしい展開になってきたのでよかったです。でも、このドラマ、予告編が充実しすぎてて先が分かりすぎちゃうので、今回は予告編を見ずにDVDをストップ。あとは最終回のお楽しみ。

ところで、今月25日から2週間ほど素子とともに一時帰国予定。
今回は東京で人間ドックを受けます。実はずっと所属がないため、かれこれ10年近くちゃんとした健康診断もやってない気がして、やばいんじゃないかと思って(上海、昆明でやりましたが、あれはもう完全に形式だけって感じ。前にも書いた通り、昆明での視力検査は、ぼく一人がやっただけで、素子も異常ナシとされてしまった!(笑))。一昨年大腸にポリープが見つかり、それを切除してから、健康が気になりだしてます。大腸内視鏡も、早いうちに再度やらないと。。。

Posted by ykon at April 5, 2007 11:58 PM | パーマリンク | コメント (11) | トラックバック (0)

April 1, 2007

雨降ってDVD

今日は、ある公園や街並の取材・撮影に行かなければならなかっただけれど、雨に降られてしまい、さあどうしようかと出発を躊躇中。ここ数日、夏のように暑い日が続いたのに、なぜか今日に限って雷、、、

で、じゃあ、とりあえず、「華麗なる一族」でもみようか、という話になってたり。というのは、最近夜はほんとにDVD三昧。特に日本のTVドラマ。「のだめカンタービレ」「小早川野伸木の恋」を続けてみて、昨日から「華麗なる一族」をスタート。「のだめ・・・」は、ああだこうだいいながら3話ぐらいからとても面白くなり、最後は結構感動してしまいました。「小早川・・・」も、自分たちにとっては「白い巨塔」以来の唐沢主演作で、なかなか。夫婦として考えさせられる要素満載でした。

で、一昨日だったかDVD屋で見つけた「華麗なる一族」。山崎豊子作品ということでかなり期待。とりあえず3話見て、だいぶその世界に入り込んできたものの、最大のミスキャストはキムタクなんじゃないか、という気が。キムタクが主演すると、これまでのトレンディドラマのイメージになってしまい、せっかくの壮大なドラマが陳腐化してしまっている感否めず。でも、最後まで見たら、キムタクのそういうイメージがなくなったりもするのかな、とも密かに期待。個人的には、やはり、唐沢が主演した方がよかったんじゃないか、と思いつつも、でも、そしたらまるで「白い巨塔」になってしまうな、とも合点。

ちなみに、待望の「LOST」「Desperate Housewives」はまだ先が発売されず。。。

映画では、最近西川美和監督の「ゆれる」を観ました。これもなかなかよかった。やっぱり香川照之&オダギリジョーがいいコンビでした。

「硫黄島からの手紙」「Flag of the fathers」も合わせて観賞。内容は「Flag of the fathers」の方がよかったかな。さらに、「硫黄島・・・」はなんと最後の5分か10分ぐらいのところだけDVDに入ってなかったんです。。これはひどい。。

で、戦争つながりだと、最近「指揮官たちの特攻」を読んで、なかなか感銘を受けました。城山三郎が亡くなったというニュースを見て、すぐ古本屋に行き、城山三郎作品を2つ買って読んでみた中の一つ。
これを読んで、ほんとに戦争の空しさ、愚かしさが心に染み込んできました。戦争って、実際に殺しあってる本人同士は、ほとんどの人が、殺したくもないし、殺されたくもないはず。双方ともに早く家に帰って家族に会いたい。。。って思ってるのに、なんで殺しあわなきゃならないのか。そういう一番根本的な、そしてもっとも大切なことを改めて考えさせられる本でした。

あ、雨やんだ。撮影に行くとします。

Posted by ykon at April 1, 2007 12:41 PM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)