April 1, 2007

雨降ってDVD

今日は、ある公園や街並の取材・撮影に行かなければならなかっただけれど、雨に降られてしまい、さあどうしようかと出発を躊躇中。ここ数日、夏のように暑い日が続いたのに、なぜか今日に限って雷、、、

で、じゃあ、とりあえず、「華麗なる一族」でもみようか、という話になってたり。というのは、最近夜はほんとにDVD三昧。特に日本のTVドラマ。「のだめカンタービレ」「小早川野伸木の恋」を続けてみて、昨日から「華麗なる一族」をスタート。「のだめ・・・」は、ああだこうだいいながら3話ぐらいからとても面白くなり、最後は結構感動してしまいました。「小早川・・・」も、自分たちにとっては「白い巨塔」以来の唐沢主演作で、なかなか。夫婦として考えさせられる要素満載でした。

で、一昨日だったかDVD屋で見つけた「華麗なる一族」。山崎豊子作品ということでかなり期待。とりあえず3話見て、だいぶその世界に入り込んできたものの、最大のミスキャストはキムタクなんじゃないか、という気が。キムタクが主演すると、これまでのトレンディドラマのイメージになってしまい、せっかくの壮大なドラマが陳腐化してしまっている感否めず。でも、最後まで見たら、キムタクのそういうイメージがなくなったりもするのかな、とも密かに期待。個人的には、やはり、唐沢が主演した方がよかったんじゃないか、と思いつつも、でも、そしたらまるで「白い巨塔」になってしまうな、とも合点。

ちなみに、待望の「LOST」「Desperate Housewives」はまだ先が発売されず。。。

映画では、最近西川美和監督の「ゆれる」を観ました。これもなかなかよかった。やっぱり香川照之&オダギリジョーがいいコンビでした。

「硫黄島からの手紙」「Flag of the fathers」も合わせて観賞。内容は「Flag of the fathers」の方がよかったかな。さらに、「硫黄島・・・」はなんと最後の5分か10分ぐらいのところだけDVDに入ってなかったんです。。これはひどい。。

で、戦争つながりだと、最近「指揮官たちの特攻」を読んで、なかなか感銘を受けました。城山三郎が亡くなったというニュースを見て、すぐ古本屋に行き、城山三郎作品を2つ買って読んでみた中の一つ。
これを読んで、ほんとに戦争の空しさ、愚かしさが心に染み込んできました。戦争って、実際に殺しあってる本人同士は、ほとんどの人が、殺したくもないし、殺されたくもないはず。双方ともに早く家に帰って家族に会いたい。。。って思ってるのに、なんで殺しあわなきゃならないのか。そういう一番根本的な、そしてもっとも大切なことを改めて考えさせられる本でした。

あ、雨やんだ。撮影に行くとします。


Posted by ykon at April 1, 2007 12:41 PM | トラックバック
コメント

硫黄島は元日に見たよ。うなってしまうような作品だったね。最近は「それでもボクはやってない」を見た。深く考えさせられる内容だった。大学時代の仲間で「人権」というか公益というか、そういう使命感でやっている弁護士はほんとに数えるほどしかいないけどね。

Posted by: asai at April 7, 2007 7:07 PM

>asaiくん

ごめん、レス遅くなってしまいました。
硫黄島の二作はともに、派手さを排した真面目な感じがなかなか好感持てました。特に「Flag of the fathers」(邦題分かんない。。)の方が渋いルポルタージュって感じの印象でした。

「それでもボクはやってない」も、確かに見たいなあと思ってました。こっちでそのDVDは見たことないけど、探してみるね。

Posted by: こん at April 12, 2007 1:23 AM
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