December 28, 2007

明日、脱ビシュケク決定!<Bishkek No.8, Kyrgyzstan>

やっと明日、確実にビシュケクを出られることが決まりました。
今朝、バス停に電話すると、4日後までバスは出ないといわれ、旅行代理店でオシュまでの航空券の値段を聞くと、聞いていた値段の2倍以上で、とても買う気になれず。。じゃ、列車はどうだ?と思って、午後駅まで行ってみたら、ありました、ありました! ウズベキの首都タシケントまではいけないものの、その手前のシムケントというところまでの列車が明日あり、悪くない値段でそれを購入できました。手前、といってもシムケントはウズベキスタンでもキルギスタンでもなく、カザフスタンなのですが、とりあえずシムケントまでいければもうタシケント目の前らしいので、年内にタシケントにつけそうです。明日の午後でて、明後日の朝シムケントについて、カザフスタンでは一泊もせずに、明後日中にタシケントまでいってしまうつもりです。


(このようにシムケント・タシケントは国が違うものの、車で2時間ぐらいとか。オシュまでの山道15時間の半額近い価格でここまでいけることになり、とてもうれしい!)

あいかわらず郵便は届かないし(日本の郵便局に小包番号で問い合わせると、とりあえずモスクワまで行ったことは確実、という情報のみゲット。なぜモスクワ?って感じですが、旧ソ連圏ってのはいまだに強い結びつきを持ってるんだな、と感じさせられます。キルギスタンにしばらくいると、もはや世界の中心はロシアという気がしてきます。ここではいろんな民族の人がロシア語を話すし、まるで世界中の人がロシア語を話しているような気分になります。。。アメリカなんてどこか全く遠い世界の話、、、という雰囲気。なかなか不思議なものです。

というわけで、荷物は明日がリミットとなり、ビシュケクともバイバイ!です。
30日にはタシケント着、年越しはタシケント!の予定です。


Posted by ykon at December 28, 2007 7:21 PM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

December 27, 2007

もう出たいのだけど、なかなか出られず<Bishkek No.7, Kyrgyzstan>

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(正面の青い扉の家が、ぼくらの泊まっているゲストハウス。もう一ヵ月近くお世話になっています。普通のキルギス人家族の家の一画に外国人旅行者を泊めていて、ちょっとホームスティっぽい感じ。5,6人のとても親切で素敵な家族で、居心地いいです。覚えたてのロシア語をまずこの家族の人たちに使ってみて、正してもらったりしてます)

ビシュケク生活ももう一ヶ月を過ぎてしまいました。すでに旅というより短期滞在的様相が強くなってきてしまってます。学校も終わったし、ビザも取れたのでもう出たいのですが、なかなか出られず。。。

その原因の一つは、日本から送ってもらった荷物がまだ届かないため。実家に、日本の薬やらなにやら、この辺じゃ手に入りにくいものを今月初めにまとめて送ってもらったのですが、10日ぐらいで届くはずが、3週間経ってもまだ届かず。最近は毎日郵便局に行って調べてもらっているもののすべて無駄足。

一昨日「今日か明日、日本から4つ小包が届くらしい」と郵便局で言われたので、さすがにその一つはおれたちのだろうと思い、昨日ちょっと期待して行きなれた郵便局へ。荷物受け取り窓口で、ぼくらのを探してもらってるとき、隣に流暢な日本語を話すキルギス人女性が現れたので、聞くと彼女の荷物が2つ日本から届いていたとのこと!日本に留学していて、そのときの荷物だとか。日本語話す珍しいキルギス人と会ったのに、すぐに思ったのは、うわ、じゃ、あと2つしかない……ということで、ちょっとがっくりしてしまいました。そして案の定、「あなたたちのはないよ」という返事。あと数日、可能な限り待つつもりですが、そんなわけで見通しは明るくなさそう。

もう一つの原因は、寒さが厳しくなって、移動費が激しく上昇していること。ウズベキスタンに国境を越えるに当たって、一度キルギスタン南部の都市オシュ(中国から来たとき通ったところ)まで行って、そこから国境をと思っていたのに、オシュまでの車の値段が大幅に上がっているのです。その上、雪のために15時間ぐらいはかかりそうだというし……。で、なんとなく腰が重くなってしまっています。

結局ぼくらは、ルートを換えることになりそうです。カザフスタンをちょっと経由して一気にウズベキスタンの首都タシケントへ行こうかと昨日から考えはじめてます。実はこの方がメジャーなルートで、行きやすいのですが、ぼくらはもともとあまり考えてなかったため、カザフのビザを取ってなく、いまさらカザフビザ取得もないだろう、と思ってたものの、実はトランジットビザであれば2日で取れるらしいことが分かったので、荷物を待ちがてらカザフビザを取って、そのルートで行こうと。その方が早いし、安いし、快適そうだし。しかし、実はそのルートも厳しくなってきていることが、今日長距離バス乗り場に行ってわかりました。チケット売り場まで行って聞いてみると、なんとここ数日、雪で道が閉ざされ、タシケント行きのバスが走っていないとのこと!全然予想していなかった展開に二人とも本当にがっくりきました。となると、やはりオシュまで行かなければならないことになりそうですが、時間と金額を考えて、もしかしたらオシュまで飛ぶことになってしまうかもしれません……。正直それだけは避けたかったのですが、今後の日程や見たいバザールの日程などを考えると、確かにそれが一番現実的だったりしてしまって。値段も15時間かかるタクシーとほとんど変わらないようだし。。。うーーん、苦渋の選択です。


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(いよいよ中央アジア中心の地図に換えました(上の地図で青く囲った部分)。ビシュケクからは、カザフスタンを経由して一気にウズベキスタンの首都タシケント(Toshkent)まで行くか(紫ルート)、オシュ(Osh)まで戻ってから国境を越え、一部ウズベキを見てからタシケントを目指すか(橙ルート)。とはいっても、カザフ経由のバスはないし、オシュまでの乗り合いタクシーも折り合いが悪いし……。荷物のこともあるし。かなり難しい選択になってきました。この辺、この地図でも入り組んじゃってて、国境がよくわかりませんが。

とりあえず明日にはビザが取得できるはずなので、明後日29日にビシュケクを出発したいと思ってます。できれば陸路で行きたいものの、うーーん、ここは飛行機でビューとオシュまで行ってしまうのか~。しかしいずれにしても、年越しをバスの中でなどという展開だけは避けたいところです。飛行機で行くと、ウズベキ東部もちょっと見られる上に、タシケントで年を越せそうというのが魅力。

ところで、最近は寒さが半端ありません!

今朝10時ごろでマイナス15度、昨夜8時ではマイナス16度!日中も、寒さ具合はほとんど変わらなかったので、マイナス10度ぐらいはありそうです。さすがにこうなってくると相当厳しい!しかも、車があるわけではないし、外を出歩かなければならないことは多く、10分も歩いていると、ほんとにエネルギーを吸われる感じで、すぐに疲労困憊してしまいます。ここ数日は毎日、郵便局、長距離バス乗り場、カザフ大使館などをいったりきたりしていますが、寒さがこんなに体力を奪うっていうことを肌で感じてます。、ま、もっと着ればいいのでしょうが、厚着もしすぎると動きが鈍くなるし、これ以上着ると雪だるま型体形になってしまいそうだし。ちなみに、カイラスはもっと寒かった印象なので、マイナス20度ぐらいあったのかも?!

中央アジアはほんとにビザが面倒で、しかもこの寒さも手伝って、かなり旅エネルギーが減退してしまいます。ウズベキなど見どころはいっぱいなのですが、それよりも早くこの地域を通過してしまいたいって気持ちも強くなってきてしまってたり……。キルギスはすでにほとんど何も見てないに等しい感じですが。

次回の更新は、多分ウズベキスタンから!

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(ゲストハウスの庭。昨日の午後5時半ごろ。右端にいるのが素子。素子は最近、この家の犬に必死にお座りを教えているものの、「お座り」と言ったら「伏せ」をするようになってしまったとか(笑)。雪だるまは、数日前までいた日本人旅行者が作っていったもの。外に果物を置いておくとカチカチに凍ります)

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(寒さも随分なれたなーなんて思っていたけど、マイナス15度ですでに泣き入ってます。毎日外に出るのがひと仕事。足も寒い、顔も寒い!スリも怖い!)

※トップ右の地図、この4年の全貌が見えるように改良しました!

Posted by ykon at December 27, 2007 6:59 PM | パーマリンク | コメント (3) | トラックバック (0)

December 22, 2007

ついにやられてしまった……<Bishkek No.6, Kyrgyzstan>

いよいよロシア語の授業も終了しました。最後の一週間は、朝6時半に起きてまだ真っ暗で凍える中、宿を出て、ギュウギュウ詰めのミニバス(マルシュルートゥカ)に乗って、学校に通っていましたが、その甲斐もあり、ジェスチャーを交えながらであれば、ちょーブロークン&めちゃくちゃな文法ながら、それなりにロシア語で自分たちの意志を相手に伝えることができるようになりました。一言も話せなかった1ヶ月前を考えれば、1人たった1万円少々の費用で、かなり進歩したなとうれしく思っています。

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(朝、8時前、マルシュルートゥカに乗るところ。8時ごろ明るくなり始める感じ。この一週間は、毎朝暗い中これに15分ぐらい乗って登校。ドアが閉まらないぐらいに押し込まれ、しかも、かがまないと前が見えないため、どこにいるのかなかなか分からず、最初は降りるのも大変。この中は気をつけろって、よく言われていたのに、油断してしまいました……)

昨日の金曜日、最後の授業が終わって、先生たちに挨拶をして多少の達成感と解放感に浸っていた矢先に、いきなり最悪パターンで、ロシア語の緊急実践現場を自ら造り上げてしまいました。混み混みのマルシュルートゥカで、財布をスられてしまったのです。
そのとき、雪がなかなかハードに降っていて、寒さも横綱級だったために、マルシュルートゥカはいつも以上のすし詰め状態。写真のようなバンに、おそらく30人ぐらいは乗っているはず。しかも出口が前のドア一つしかないから、降りるのが大変でほんとにいやになってしまいます。だから、"Stop, please!"に当たるロシア語はまず最初に覚えなければなりません(最初のころは、なかなか覚えられず、間違えて"Great! Please!"って叫びかけたりしてました(笑))。

というわけで、その日は本当に混んでいたので、お尻のポケットに入れた財布は気をつけないとやばいなって思って、1分置きぐらいには手を動かして財布の安否を確認していました。が、ちょっと身動きが取れなくなった時間があり、そのときなんか触られているような気がしないでもなかったので、その直後にポケットをチェックしたら、すでにポケットはもぬけの殻。うおお、やばい!と思って、しかし明らかに犯人は目の前にいるはずなので、なんとかここで犯人を見つけて返してもらおうと必死になるも、さて、なんていえばいいのだろう……。「卒業」直後のぼくには、あまりの難題でした。結局、ぼくの後ろでモゾモゾしてた(って、かなりきついのでみんなモゾモゾしてるんだけど)二人のどちらかだろうと目星をつけて、財布を知らないかと問いかける(100%ジェスチャーで)。すると、その真後ろに座っていた女性が、そのうちの1人を指差して、「彼よ、彼!」ってそぶりを見せました。と同時に、その二人がミニバスを降りようとしたので、ぼくと素子も一緒に下車。そして、その一人、女性が「あいつだ!」と指差した方を必死に捕まえて、「すみませんが、ちょっとポケットをチェックさせていただきます!」ってな感じで身体検査させてもらうも、見つからず。その間にもう一人はすでにいなくなってしまってました。

このとき、ぼくらのブロークンロシア語は全然活きず、まるで会話にならず。しかもぼくらが調べた彼はどうも違うようで、非常に申し訳ないことをしてしまった気分になり、全然強気にはなれず、途方にくれつつ、もうあきらめはじめていました。いきなりこの現場は、ロシア語ビギナーのぼくらにはハードすぎました。

しかしやっぱり、彼がスって、もう一人に渡して、別々にドロンっていう二人組パターンだった可能性が相当高いなとは思うのですが……。

仕方ないので切り替えてネット屋に行き、銀行やクレジットカード会社の電話番号を調べ、軒並み止めてもらったので、とりあえず被害は財布の中の現金だけにおさまりました。その額、計4万円ぐらいなので、痛いけれど、ま、大したことないっちゃ大したことありません。でも、これまでのこまかなセコセコした節約の苦労が一気に水泡に帰したし、また、4万円もあれば1ヶ月の宿代も、学校の授業料もすべて払えたと思うと、さすがにがっくりきます。。。

警察に届けても意味ないよなあと思いつつも(現金は保険でも戻ってこないし、キルギスの警察は腐りまくっているっていう話だし)、2つのカード会社の人に、ケーサツいきなさいと連呼されたので、ちょっと遠かったけど行ってみました。

さて、その警察。厳格で融通の利かない雰囲気をイメージして行ったら、てきとーで頼りなさげなムードが蔓延しているのが一瞬で判明。しまらない薄笑いを浮かべた警官数人に、財布をスられたんだけど……と説明すると、「犯人は、男か、女か?いくら入ってたんだ?!」って、まるで高校生が友人のケンカの話に熱くなるような盛り上がり具合で聞かれ、「よしドキュメントを作ってやるからおれについてこい!」と、中へ。取調べ室みたいなところでしばらく待たされ、その後、携帯をなくしたらしい女の子とともに、部屋に。さて、ここで一気にドキュメント作りか?と思ったものの、全然何も先に進まず。一方で、この状況で意外に自分たちのちょー稚拙なロシア語でもそれなりに意図が伝えられることを実感し、少しうれしくなってたり。

でも全然何も進まないまま、1時間ぐらい経ち、「時間ないから急いでくれ!」って急かしたものの、結局はこんな展開。

「ユウキ、今日はハンコがないから、また明日の朝来てくれ」

なんだよ、それ……。ハンコがないって……、道ばたで話しているんだったら分かるけど、警察にいるのに、職場にいるのに、どういうこと?って思ってしまいます。

選挙監視人登録のときと同じ臭いがしました。なので、明日来てもまたもらえない可能性もあるし、もらっても大して役にはたたなそうだし、もうこれはだめだとあきらめました。全く予想のつかない理由が次々に飛び出てくることだけは予想がついてしまいます。

その一方、1時間ぐらい一緒にいた警官とはロシア語の会話がそれなりに弾みだし、「なんであんたたちは二人で31歳にもなってるのに、子どもがいないんだ?何か体に問題があるのか?」という定番の質問。そう聞いてくる男は、結婚3年の25歳でそろそろ二人目が生まれようとしていて、しかも奥さんはいま22歳。この部屋にいたボス的人物は、ぼくらと同じ歳なのに、衝撃の結婚11年目!子どもも二人のまさにベテラン。「子どもは早い方がいい」、キルギスのことわざにありそうなぐらいよく言われます。

財布はなくなったし、盗難届けはもらえないしと、なかなか流れはよくならないものの、警察で適当ながらもそれなりにロシア語で会話できることを実感できたことは、多少の喜びを与えてくれました。そんなうれしいようなどうでもいいような副産物のみを手にして警察をあとにし、そのあと友人と晩飯に行きました。

しかし、お尻のポケットに財布を入れてスられたのは、完全に自分の落ち度だったなと思っています。これまで4年半、ずーーっとお尻のポケットに入れながら一度もスられなかったこともあり、ちょっと過信し、甘く考えていました。よく人に、お尻に入れるのは危ないよって注意されつつも、お尻から財布がなくなったら絶対に気づくという自信があったので、大丈夫だよ~、と聞き流しながらこれまで来てしまいました。素子からも、数日前にそんなことを言われていたような覚えがあります……。で、今回、一応、スられた直後に気づき、犯人はあきらかにぼくのすぐ後ろにいたはずなのに、どうすることもできなず、自分がアマちゃんだったなと反省されられました。

でも、思い出してこんなのを書いてるうちに、悔しくなったきた~~!
あのときもうちょっと頭をフル回転させられたら取り戻せたかもしれないと思うと、実に悔しいです。人間痛い目にあわないとなかなか実感できないものですね。

素子がインドネシアで現金とカメラを盗まれてから3年半、去年の12月、ぼくが北京で一瞬のうちに上海行きの列車の切符をスられてから一年。ぼくらの旅もまた新たな歴史を刻むことになりました。

キルギスもあと4,5日。そろそろまた旅モードに戻ります。

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(極寒の中で、露店を出してる人はたくさんいます。この写真見てたらなんだか、「おい若造、これからは気をつけろよ!後ろのポケットはイケネーよ」といわれてる気分になりました)

Posted by ykon at December 22, 2007 6:41 PM | パーマリンク | コメント (10) | トラックバック (0)

December 18, 2007

誘拐婚!?<Bishkek No.5, Kyrgyzstan>

キルギスタンでは、いまも「誘拐婚」というのが存在します。この言葉自体すでに意味不明に見えますが、その名の通り、女性を「誘拐」して家に連れていき、そのまま強引に結婚まで持ち込むというびっくりの戦法です。

それだけ聞くと、ほとんど凶悪犯罪に近い感じですが、実際にそれでいくつものカップルがゴールインしている様子(ま、スタートした瞬間いきなりゴールなわけですが。前、大学で「1メートル走」というのがやってましたが、それみたい)。

とはいっても、いやだという女性を強引に結婚させてしまってはほんとに犯罪になりそうなので、実際には男が家まで連れていって、家族にあわせ、その時点で、yes or noの選択はできるようです。そこでnoといえば、さすがに男もあきらめるとか。あと、さすがに全く面識ない女性に、「あの子きれいだから」って感じで誘拐するというわけではなく、一応知り合いにアタックするらしいです。

で、実際にこの数週間の間にもそんな誘拐婚を目指す(?)男の人に二人あっています。一人目は、「そろそろ俺も女房を」と田舎から出てきた真面目そうなムスリムくん。彼は友達の助けを得ながら、狙う女性に次々とアタック。つまり、次々と断られ、「じゃ、はい次!」って雰囲気のようでした。「誰でもいいのか?」って気がしてしまいましたが、ある条件内であれば、まさに、誰でもいいのかもしれません。

もう1人は、いまの宿の家族の女性を狙う、エリートくん。彼はイギリスに留学し、その後2年イギリスで働いていたとかで、英語がとてもうまい知的そうな男。ぼくらが宿で彼が狙うその女性にご飯を出してもらって食べているとき、その彼女とぼくらと4人がいるところで、「ぼくは彼女に結婚を迫ってるんだけど、ずっとOKしてくれない」と(ちなみにその女性は英語はあまり話せないので、彼が言ってることは理解してない様子。でも「何話してるの~~」と内容はそれなりに察知してそう)。まさか誘拐しちゃうんじゃ?と聞くと、「それはしたくない。まずはちゃんと話して説得したい。でももう2年も結婚を頼んでるのに、OKしてくれないんだ、彼女は。両方の親がOKしているから、あとは彼女を説得するだけだけど」と、一番大事なところを攻略できずも、周囲はしっかりがっちり固めまくっているのが、よくも悪くもエリートくんっぽいところ(かな?)。逆効果なんじゃないか?!とも思ったり。「でも、彼女がどうしても聞いてくれなければ、誘拐することになるかな」と。やはり、最後は切り札の「誘拐」が待っている。。。ま、それだけ説得してだめであれば、誘拐しても断れることは間違いない気がしますが、その場合、ノーとは言わせないさらなる伝家の宝刀があるのかな?

とにかく、そんなわけで「誘拐婚」というのが普通に存在するキルギスタンでした。不思議な国です。

ロシア語、あまりの変形の多さと煩雑さに頭がパンクしそうです。。。動詞、形容詞などだけでなく、名詞も激しく形を変え、しかも、人や都市の名前まで文脈によって変化してしまうのです。。。うーん、おそるべし。

なんでこんなに変形しないといけないのだろう、と考えてみたところ、多分、語尾の音を綺麗にそろえて韻を踏ませようというコンセプトがあるように感じてます。日本語、中国語は、漢字というものによって見る言語になっているのに対して、ロシア語などは音の言語なんじゃないかなと思ってます。英語は、文字も単純だし、語尾をいつもそろえるわけでもないのであまり複雑なところがなく、まさに実用的な言語なのかなって思ったり。そう考えると、英語が世界を席巻しているのがなんだか分かる気がします。

授業、あと2日。明日水曜日は休みで、今日はちょっと週末気分。
それから、選挙監視人になるのは、結局失敗。毎日選挙管理委員の事務所に通い、悪戦苦闘したものの、毎日3、4時間待ってはまた明日こい、と言われているうちに選挙当日になってしまいました。疲れました。。。(って、ぼくはただ一緒にいっていただけですが)

Posted by ykon at December 18, 2007 6:42 PM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

December 12, 2007

寒い!!<Bishkek No.4, Kyrgyzstan>

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(中央郵便局の前の広場。夕方ネットを終えて郵便局を出ると、いつもこんな風景です)

ビシュケクの寒さもかなり本格的になってきました。温度計とかみてないので勘ですが、多分日中はマイナス5~10ぐらいの間かなって感じです。去年の12月に北京に行ったときマイナス6度とかで、それと同じくらいの感じです。カイラス以来、寒さには随分なれてきましたが、これから真冬に向けてさらに10度ぐらいは下がることを考えると、なかなかハードだなあ、と思います。ぼくらはそのころにはすでにビシュケクを出てるつもりですが。

毎日学校と宿とカフェとネット屋(郵便局)とを行ったり来たり、そして友達とご飯食べて、という日々の繰り返しで、日にちが経つのも早く、ロシア語の授業ももう残り1週間半。しかも、時間がかかるはずだったイランのビザも、あっさり一日でできてしまい、一応はビシュケクでの用事も終了。もう出ようと思えば出られるものの、あと学校が残っているのと、次にいくウズベキスタンのビザの入国日を結構遅く設定してしまったために、それまで動けないという自分で自分の首を絞める展開に。

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(日曜日、ロシア正教会のミサを見学に。古めかしい教会の中は、ほとんどが白人。もうこうなると完全にロシアのムード)

前回書いた選挙監視人になるって話が、だめそうだったのに、やはりなんとかなりそう、という話になり、ここ数日は、そのパスをもらうために何度も選挙管理委員会に通ったりしてます。でも、くれそうでなかなかくれずで、また明日いかないといけないことに。なんとか手に入れて、キルギスタンの大きな転換点の一つとなる全国選挙の様子を間近でみてこれたら、って思ってます。

大きな選挙前と言っても、選挙運動は結構地味で、軽くチラシを配ったり、行進したりしている人がいたりといった程度。日本と比べると全然選挙って雰囲気はありません。でも今日は、町の中央で、最大与党の大統領政党(?)が、バイクに旗をつけて、ウィリーをしながら爆走。ブルンブルン言わせながら、大通りを行ったり来たり。まるで暴走族。明らかにあれをみたら投票する気を失いそうに思いましたが、キルギスタンはそうではないのかもしれません。力強そうでいいのかも、、、。

ロシア語は、なんとかがんばってるものの、変形の多さにほんとに辟易(前も書きましたが)。一つの単語が、たしか6(ナントカ格ってのが6種類)×4(男性、女性、中性、複数)=24種類に変化するようで、もうどうしようって感じです。ま、もうそんなところは無視して、単語の原形を並べて話すしかないな、って思いなおしてますが。。。

なかなか面白いネタがなく(あるにはあるのですが……)、アップ欲が減少し、ブログの内容も地味になってる気がしますが、また適当にアップします。

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(道は凍りまくり。今日、油断してたらコケて、キルギス人の若者たちにガハハハ、と笑われました(笑))


Posted by ykon at December 12, 2007 7:19 PM | パーマリンク | コメント (4) | トラックバック (0)

December 8, 2007

学園ライフ報告<Bishkek No.3, Kyrgyzstan>

しばらく更新せずにいたら、もうすでに10日近く経っていました。
やっぱり移動せずに一ヶ所にとどまって毎日に同じことを繰り返していると時間が経つのが早い気がします。でもビシュケクライフ、悪くないです。

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(通りでミニバス(マルシュルトゥカ)を待つ人々。ぼくらもこのマルシュルトゥカに乗って登校。混んでると前が見えずどこで降りていいか分からなかったり、何かと疲労困憊する乗り物)

ロシア語学校もすでに半分近い行程を終えてしまいました(といってもまだ一週間と半分なのですが)。効果はといえば、やはり一週間半程度のものですが、とりあえず「何がほしい、何が好きだ、私はなんだ」というぐらいのことをいえるようになり、それなりに単語も覚えてきました。しかし、ロシア語は難しいという噂どおり、活用が相当面倒な感じ(複数形が複数あるのにびっくり!本2冊と5冊とで「本」の複数形が違う!)。活用や文法的正しさをちゃんと気にしだすと何も話せなくなりそうなので、とりあえず細かいところはある程度流して、ざっくりとでいいのでそれなりに意思疎通ができることを目標にしながらやってます(やる気がなくならないための言い訳でもありますが)。

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(キルギス人は一般にアジア系で日本人に近いらしいのだけれど、街ではこのように西洋人っぽい人の方が多い印象。このおじさんたちはロシア人と思われる)

学園ライフ自体は、学園ライフと呼ぶほどのエキサイティングかつストーリーフルな出来事はないものの、友達もでき、先生とも親しくなり、なかなかそれっぽいです。2人の先生に習っているうち、1人の授業はとてもよくて、もう1人の授業はまあまあなので、それを学校からの授業についてのアンケート用紙に書くと、まあまあの方の先生から「要望があったら私にいってね」と言われ、ちょっとチクった風に取られてしまった感ありで、微妙に気まずかったりしました。さらにその日そのあと、後半の分の授業料を払うに当たって学校の事務所に行くと、ぼくらのアンケートを読んでいる事務員の女性が「授業はどう?先生は気に入ってる?1時間増やすならどちらの先生がいい」と聞いてくるので、1時間増やせるなら、もちろん、とてもいい方の先生がいい、というと、そうね、とそれについてロシア語でなにやら他の事務員の女性と大声で相談。二人の先生の名前が飛び交うわけです。で、まあ、お約束通り、そのとき近くにそのまあまあの先生がいるわけです。うーーん、気まずい、、と思って、「後半も彼女でいい」とか軽くフォローしちゃったりして、ああ金払って授業受けてるのになんでこんな気を使ってんだろう、と自分たちの日本人っぷりに笑えてしまいました。

って、どうでもいい話でしたが、学園ライフの一端でした。

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(通りのいたるところで買えるハンバーガー。結構ボリュームあって30ソム(90円)ほど。悪くないです)

それから昨日は、ビシュケクに長く住んでいてキルギスタンの政治の研究をしている日本人大学院生(研究者)とともに、選挙監視人になるための登録に行って来ました。キルギスタンでは今月16日に全国で国会議員の大きな選挙があるのですが、その監視人(不正がないか選挙現場、開票現場に立ち会う)にぼくらのような外国人でもなれるかもしれないということだったのです。実際その大学院生は2年前だったかの大統領選挙では同じような状況で監視人になることができていたので、今回もできるかもしれないということで行ってみました。

キルギスタンは、中央アジアの中では唯一民主化していて、言論の自由もあって自由な社会なのですが、選挙には水増しやら不正も多いようで、そのため、公正さを世界にアピールするために、その現場をオープンに見せるようにしているようです。

そんなわけで、ロシア語、キルギス語ともに堪能なその日本人研究者に連れられて、昨日はキルギスタンの外務省と選挙管理委員会へ乗り込み、交渉。かなり長時間にわたって交渉。

しかし、結果的にはほぼダメなようでした。つい最近法律が変わり、監視人になるための手続きが少し面倒になっていて、事前にいくつかのレターがないとだめだということでした。ま、さすがに、ツーリストの立場の人間がいきなり行って選挙監視人になれるっていうのはさすがになさそうかなと思っていたので(一応、研究者&ジャーナリストといってアピールしましたが)、やっぱりという気もしましたが、これまでは可能だったみたいなので、ある意味なかなかオープンな世界なのかな、と新鮮でした。面白い経験でした。

その研究者とタクシーに乗り、彼がキルギス語を話すと、ドライバーはびっくり&大喜び。確かにキルギス語を話す日本人って15人もいないような……。ビシュケクに住んでる日本人も60~70人ぐらいらしいですし、その大部分もキルギス語は話しそうにないですし。レアですね。

もうあと2週間、勉強頑張ります。

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(宿の目の前にある大きなバスステーション。後ろに雪山が見えるのがキルギスタンらしさ、かな)

Posted by ykon at December 8, 2007 9:14 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)