at 新疆烏魯木斉 on 05/Aug/1999
トルファンを発ち、ウルムチ(乌鲁木齐 wu lu mu qi)へ。バスでいくと、途中ボゴダ山脈とボロホロ山脈の合間をぬうようにして北へ進み、徐々に気温が下がっていくのがわかる。世界中で最も内陸に位置する都市として有名なウルムチは、高層ビルが立ち並ぶ近代的イメージを持った大都市であって、新疆ウイグル自治区の中心地として機能している。
市内には特に見所など無いのだけれど、新疆ウイグル自治区内のモノと人が集まっているこの町は、特にバザール周辺など、歩いてみるだけで面白い。住んでいる人種は、ウイグル、カザフ、パキスタン、ロシア、モンゴル、ウズベキスタンなど多様。よって、屋台の食べ物は多種多様でおいしく、夕方になるとどこの屋台街も多くの人で賑わう。新疆の代表的な屋台料理といえば唐辛子をたっぷりかけたシシカバブで、ベレー帽のような帽子とチョビ髭の愛嬌あるウイグルの人々とともに、ビール片手に食べるのは楽しい。