at 甘粛省嘉峪関 on 24/Jul/1999
嘉峪関(嘉峪关 jia yu guan)へバス移動。バス運賃は、黙っていると2倍採られそうになるが、ゴネるとすぐに普通料金になる。バスの具合は快調で、午後2時半には到着した。
嘉峪関はちょっとした町で、スーパーなどもあったりする。6月はじめに旅に出てからというもの、耳の穴を一度も掃除していないことに気がついたので、スーパーに買いに行った。店員さんに尋ねて耳掻きを見せてもらったところ、なんと金属製。耳掻きにはめっぽう弱い自分なので、耳の中が耐えられるかどうかが心配だったけれど、素材を選ぶ贅沢はないらしい。
宿のドミトリーで、たまたま日本人4名と同部屋になった。皆で、近くの屋台市場に夕食を食べに出た。もちろん中華も健在だが、このあたりまで西へ来ると、ウイグルの食文化も入ってくる。羊肉(yang rou)中心のメニュー。オーソドックスなのは、串に刺して焼いたものに唐辛子の粉末をたっぷりかけて頂くケバブ。羊なので癖はあるけれど、慣れてしまえば、その癖がおいしく感じる。陽気な中国人のおじちゃん達と席をともにしているうちに、ドリンキングゲームが始まった。つまるところ、ビールの一気飲み。ただ飲むのでは申し訳ないので、ゲームをして負けたら飲むという、飲酒の習慣のある国ならおそらくどこにでもあるルール。あとは覚えてません。ところで、羊の脳みその丸焼きは、少々ビジュアルに訴えるものがあった。