August 19, 2009

アマチュア、だからこそ<Kyoto, Japan>

連日、家で仕事をしながら、合間合間にどうしても甲子園が気になって、7回か8回ぐらいから各試合、見てしまってます。。。(夕食の準備やら、事務的な仕事とか、一緒に出来ることを進めながら、ね。と、言い訳してしまったり。いま、これを書きながらも...)しかし、前回も書きましたが、

「甲子園、熱い!!」

高校スポーツの熱さは根本をたどればやっぱり、「金がかかっていない」ことにつきるような気がします。もちろん、一部のエリート選手にとって甲子園は、「就職活動の一環」的側面もあるのは事実ですし、またどの選手にとっても、ここで活躍することの栄誉は確かに大きいので、見返りなしの熱さとは必ずしもいえないだろうものの、それでも、アマチュアならではの、「好きだからやってる、好きだから勝ちたい」というエネルギーの持つ魅力がもっとも爆発する場のひとつが甲子園なんじゃないかという気がします。

何日か前の、関西学院と中京大中京の試合なんて、最後のサヨナラホームランが出てしまったときは、ぼくも思わず泣いてしまいました。そんな自分に、微妙に、なんだろう、おれって気もしましたが。

ぼくは、高校時代にバスケ部で自分なりに燃焼した記憶があり、甲子園を見ているとその時のことがダブります。超弱小だったので、もちろん甲子園と比較するような立場ではないのですが、それなりに、3年の最後のゲームで試合終了となったときのあの、「青春の1ページが終わった・・・」的ななんともいえない甘酸っぱさは、いまも鮮明に覚えていて、そんな記憶が、高校球児の、9回裏2アウトでの1塁への滑り込み→で、もちろん間に合わず→「試合終了~~!」などの、シーンでフラッシュバックするわけです。

そういう記憶を多かれ少なかれ誰もが持っているから、きっと甲子園はいいんでしょうね。

ちなみにぼくは、バスケ部時代キャプテンだったものの、非常にイケてませんでした。1m90を超える選手のダンクシュートを頭に食らい、自分のコーチにも怒られながら笑われたり、あと、キャプテンになっての初試合(練習試合)では、なんと前代未聞の前半9分で、5ファール退場という無様さ。そんな自分でも、それなりに、熱い記憶はあるわけです(笑)。

金のかかっていないアマチュアのよさといえば、「カウチサーフィン」にも通じるものがあると思います。お金を一切介在させず、お互いに友だちのように家に泊めあうというコンセプトなのですが、金がかからないからこそ、互いに気を使い合い、何かお土産を考えたり、感謝を言葉や文章に表したりということが起こるんだと思います。もし少しでも、泊めてもらう側にお金を払うのであれば、お金とサービスの交換ということになり、一気にさめた関係になってしまうことは間違いないと思います。

さて、いまこれを書きながら見ているのは、島根・立正大淞南と群馬・東農大ニのベスト8決めの試合。いま8回で、1点差で勝っていた東農大ニ高のピッチャーが崩れ、3人連続で死球・四球を出してノーアウト満塁となり、犠牲フライで、立正大淞南が同点に!この試合もまた眼が離せません。。。

★今週の日曜は、green e books での講座の第3回目です。海外でのライター活動について詳しく話をさせていただく予定です。興味のある方は、http://www.yukikondo.jp/events をご覧いただければうれしいです。また、『遊牧夫婦』も、今日また更新になりました~。

Posted by ykon at August 19, 2009 3:02 PM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

August 16, 2009

甲子園の熱さと、ウィキペデイアの功罪<Kyoto, Japan>

全然お盆らしい休みモードにもならないまま過ごしていますが、ここ数日はちょっと休日気分で、朝、甲子園を見ながらのんびり幸せな気分で過ごしています。

やっぱり高校生の部活は熱くてひきこまれますね。。。

確か今年の甲子園の(というかBS朝日の?)スローガンは「夏という名の宝物」などとなっていて、これ以外の場面で使われていたら、見ている方が赤面してしまいそうな文句ですが、甲子園だけは、そういう言葉が許されるというか、しっくりくるというか、「そうだよなあ~、夏、宝物だよなあ」と妙に納得してしまいます。

さて、そうしていま甲子園を見てまったりできるのも、数日前に仕事がひと段落したためで、今回は、宇宙についての文庫本を数人で書いていました。もともと自分が宇宙工学とかを専攻していたということで頼まれたのですが、いざ書こうと思うと思っていた以上に知識がないことを実感して、とにかく図書館の本とネットで、調べて調べて書きました。

で、そんな風にネットも多様しながら調べ物をする機会が増えて最近思うのが、ウィキペディアの功罪。調べ物をするのに非常に便利で、とても意義深いものだとは思っているのですが(ちなみに中国にいたころ、ウィキペディアには当時アクセスできずで、その便利さは伝聞でしか知りませんでした)、いろんなウェブサイトにおいて、ちょっと込み入った情報になると、かなりの割合でウィキペディアを情報源としていることを実感し、ちょっと大丈夫かな、、と思ったりしてます。というのは、ウィキペディアには、結構怪しげな情報も結構少なくないからです。

ネットでは非常に広く蔓延している情報でも、専門書を調べてみると全然そんなことは書いてない、というとき、ウィキペディアを見てみると、まさにネットでみなが書いているとおりのことが、そこに書かれていたりして、ああここが情報源だな、わかるのです。

もちろんこれはウィキペディアが便利さの反面もつ、避けられない欠点というだけで、これは使う側が気をつけないといけないこと。個人のブログなどでウィキのとおりに書かれていてもそれは別にかまわないものの、さすがに、新聞社の記事、公的機関のサイトが、ウィキペディアのまま間違った情報を書いているように見える場合は、ちょっとまずいんじゃないかな、と思うわけです。
また、間違っていなくても、露骨にウィキペディアと同じ話が展開されている場合も、まずいだろう、と。

つまり、ウィキペデイアに間違ったことが書かれていると 、それがすごい勢いで世界中にひろまってしまうわけで、これは結構シャレにならないことかもしれないと思ってます。便利すぎて、手軽すぎるがゆえに、注意が必要だな、と・・・。

しかしそれにしても、宇宙はやっぱり面白いなと今回調べながら改めて実感しました。あまりにも規模や次元が違いすぎて、もしかしたら全部フィクションなんじゃないかな、とか思ってしまったりもするほど。

だって、宇宙は137億年間膨張し続けてるわけですが、この全体がもともと宇宙の始まりのときには、超微小な小さな点だったってことになっていて、その点の大きさはなんと、1mの一兆分の1の一兆分の1のそのまた一兆分の1mとか、そういうレベル。しかもそんな点だった宇宙が、1秒のこれまた一兆分の1の一兆分の1のそのまた一兆分の1秒とかいう時間に凄まじい大きさに膨張したそうな(この膨張を割合でいうと、その超短い時間で、小さなウィルスが銀河全体ぐらいの大きさに広がったようなものらしいです)。そのいっぽうで、地球で海が誕生するときはシャレにならない超豪雨が1000年降り続いたとか(→ちなみにこれは、ウィキぺディアとネット中で見つかるものの、ちゃんとした本では見つからない怪しげな情報の例)。。。

そんなこといわれても、、、って感じです。

今夜は大文字焼、あらため、「五山送り火」。葵祭、祇園祭、に続く、京都らしいビッグイベント。素子の実家の上からみなで眺める予定です。

ああ、久々に過ごした日本の夏、せっかく関西にいるので、今年は一度甲子園に行って、あの熱さをライブで体感したいなあと思っていたり。。

-----------
遊牧夫婦』、おかげさまで順調に連載続いています。今後ともよろしくお願いします。

Posted by ykon at August 16, 2009 2:20 PM | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)

August 4, 2009

やはりディテール。書くのも、話すのも<Kyoto, Japan>

先週の金曜日に大阪の「コモン・カフェ」にて、講座をやってきました。

こういう講座も3回目となり、来てくれる人が興味をもってくれる内容もなんとなくわかってきたので、少しずつ落ち着いて、自分も楽しみながらできるようになってきました。

しかし今回は、1時間半の1回で、京都の3回分(2時間×3回)の内容をコンパクトにまとめて話そうと思ったのですが、話してみると全然時間が足りずで、ちょっと中途半端で散漫な内容になってしまったんじゃないかなと反省。文章もそうですが、話すのもやはり、どうでもよさそうなディテールこそが面白いので(「神はディテールに宿る」という言葉どおり)、概論みたいになってしまうとやっぱりまずいですね。「ここで脱線しようか」と思いつつ、脱線の先にある全貌を考えると、時間がかかりすぎてしまうだろうことが想像できてしまって、「まあ、やめとくか」ってなってしまった場合が多かった気がします。

また、「声に出す」ことはやはり「取り返しがつかない」こと。取り消しはきかないので、ラジオやテレビで話す仕事をする人は本当にすごい緊張感があるのだろうな、と想像します。

と書きつつ、このブログの文章自体が概論的になってしまったような......。

あ、でも、京都のに参加してくださった方が何人か大阪の方にもいらしてくださって、それはとてもうれしかったです。感謝です!

京都は、昨日でやっと梅雨明け。真夏らしい強い日差しが全貌をあらわに。京都の夏は厳しいと聞いてますが、こないだ上海時代の友だちに会って聞くと、上海はすでに40度超え!ぼくらも上海いたとき40度になっていたのを思い出し、そう考えると、上海の方が暑かったのかな、って気がしてきます。しかも上海は、40度を超えると会社を休みにしなければいけないという法律があるために、40度を超えても公式発表は39.5度とかになっていました。これぞ中国って感じのきめ細かい配慮(笑)。

しかし今年は上海も40度超えたことを公式に発表したようす。ということは43度ぐらいいっていて、本当に休まないとヤバイヨってことなのかも。。。

これから本格的な京都の夏がやってくるのかな、と楽しみです。
来週末は「大文字焼」。

1292_1.jpg

Posted by ykon at August 4, 2009 5:34 PM | パーマリンク | コメント (5) | トラックバック (0)