December 28, 2006

29日朝10時からCCTV5!

いつの間にか、北京での試合から一週間が経ってしまい、TV放映の日になってしまいました。もっと早くブログで告知しようと思いつつ、ぎりぎりになってしまいましたが、明日(29日)の朝10時からCCTV5でやるようなので、中国にいる方は是非見てみてください!

とりあえずその告知のみです。

いやあ、楽しみ!


Posted by ykon at December 28, 2006 11:58 PM | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

December 24, 2006

北京での勝利!……そして最後にハプニング

今日の朝、北京から戻ってきました。

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(総合格闘技イベント「ART OF WAR」開会のとき)

22日北京で、中国の総合格闘技イベント「ART OF WAR」の第四回目が行われ、それを観戦・取材に行っていました。その中で唯一の外国人選手として上海在住の日本人・武田雪馬さんが出場し、大会を最も盛り上げる見事な勝利を収めてくれ、見ているぼくらも感激でした。

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(会場内はこんな様子)

19日の夜から武田さんと一緒に北京に行って、スポーツ選手が試合当日までの最後の数日をどうやって過ごすのかを間近で見ることができました。その上、ぼくは武田さんの助けも借りて大会のオフィシャルカメラマンみたいな立場にしてもらうことで、リングサイドでの撮影も許可してもらえたのも思いがけずうれしい体験でした。

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(試合開始前の武田さん)

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(試合中。下は武田さんが絞め技に持っていくところ)

「ART OF WAR」はまだ始まって1年やそこらなのに、日本の「PRIDE」などを目指して中国で急成長中。で、今回4回目にして、ついに中国全土で放映されることになり、これから注目度アップは間違いなさそう。ちなみに生放送ではないのですが、CCTV5で今月29日、もしくは30日に放送される予定です。どうもまだ正確な時間が分からないのですが、中国にいるかたは是非見てみてください!詳細はまたブログに書きます。武田さんの活躍はなかなかすごいですよ~。ぼく自身の仕事は、このことをどうやって日本のメディアなどを通じて伝えていくかです。

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(勝者たち)

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(武田さんの試合を含めて全15試合)

さて、この北京滞在、試合も含めて何もかも順調だったものの、一番最後にぼくにハプニングがまってました。試合が終わった翌日、つまり昨日23日の夜、武田さんとセコンドの2人とぼくと、4人で北京駅から上海行きの電車に乗る予定だったのですが、そこでトラブル発生!

北京駅の入り口でぼくがサイフに入れていた電車のキップを取り出したところ、なんと手に持った数秒後に、なぜか手元からなくなっていました。あれ、落としたのかな?と思い、その周囲やら服の中やらを探しまくったものの、どこにも見当たらず。全く手品のようななくなり方で、信じられなかったのですが、おそらく出した瞬間にスられたか、もしくはぼくが落としたのをすぐに誰かに拾われてしまったか、といったところだったのでしょう。マジで焦ったものの、すでに時間もギリギリだったために、とにかくキップなしでも入れる駅の内側まで入ったのですが、気が動転していたぼくは、さらに情けないことに、駅の入り口の荷物検査用のベルトコンベア(空港にあるのと同じヤツ)に荷物を置いたとき、手に持っていたコーラをベルトコンベアの上にドバーッとこぼしてしまい、他のおじさんのカバンを少しぬらしてしまいました(ほんとに間抜けです)。おじさんは、ま、当然のごとく怒り出し、ぼくは必死で謝ったのですが、そばにいた血の気の多そうな人が突っかかってきて、激しい言い合いになり、あわやケンカといったところまで展開。結局警察が来て事なきを得たのですが、当然キップ問題は未解決のまま。でももうどう考えてもキップが戻ってくるはずもなかったので、そこでぼくは残念ながら、他の三人に別れを告げるしかありませんでした。マジで信じられないような展開だったのですが、気持ちを切り替えるしかなく、みんなと別れたあとすぐにチケット売り場に走り、その辺にいたダフ屋に聞くと一本あとの電車の上海行きのチケットがラッキーにもすぐに見つかりました。チケットがニセモノで金だけ取られて乗れないなんてこともあるのかな、、、とも思ったものの、並んでチケット買ってる時間もないし、それ以前に売り切れているだろうしと思って、少し高かったものの(交渉を試みたものの、向こうは全く強気だったのですぐに諦める。ま、高いのは当然ですね)一緒にATMに行ってお金を渡して、チケットを購入。そしてホームに走ると、なんとか次の電車には間に合って、上海に戻ってくることが出来たというわけです。

こういう盗難・紛失騒ぎは、ぼくにとっては三年半のふらふら生活の中で初めての経験でした。ま、被害は小さかったので、いい薬と思って、今後気をつけます。しかし、駅でみんなと別れるときのなんともいえない惨めさというか、間抜けさは忘れがたいです(笑)。

Posted by ykon at December 24, 2006 11:38 PM | パーマリンク | コメント (5) | トラックバック (0)

December 16, 2006

今日はほんとに寒かった……

今日の上海はかなり寒かったです。

昨日から大学の友達が遊びに来ていて、今日は一緒に町を歩き回っていたのだけれど、夕方からほんとに寒くなってお茶屋に逃げ込みました。かなりの距離歩いたのに、体は全然温まらず寒くなるばかり。いやあ、本格的に冬になってきた気がします。ま、でも昨日は温かかったから、今日だけだったりして。来週は、例の試合を見に北京に行きますが、もう持ってる服すべてを装着して臨むしかなさそうです。

友達は、昨日来て、明日帰国。とても短い滞在なのだけど、上海は近いからこうして遊びに来てもらえるのがうれしいです。工学部時代の友人で、今は大学の助手をやっていて、久々に理系の研究話を聞くことができ、新鮮でした。

自分も、もしかしてもしかすると、将来的にそっちの世界に戻ることもなきにもしもあらずかな、、、と思ったりもしたりして……。ま、可能性はかなり低そうですが。今日書き込みをくれた、かけぴょん(大学院の友人、放浪人生の大先輩)のD論提出報告にも感激!ほんとにおめでとう!!

Posted by ykon at December 16, 2006 11:58 PM | パーマリンク | コメント (3) | トラックバック (0)

December 10, 2006

運動不足

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最近、なんだか体がだるいし、気持ち的にもやる気が出なかったり、すぐにぐったりしちゃうので、なんだろうと思っていました。新たなテーマを考えたりしてるときっていうのはよくそういういやな感じの日々が続くのですが、どうもそういうことだけじゃなさそうだな、って思いつつたどりついたのは極度の運動不足なんじゃないか、ということ。

というわけで、数日前、あまりのだるさに部屋の中でその場ジョギングや体操などを15分ぐらいやってみたら、なんとあまりの効果の大きさに自分でもびっくり。すさまじく肉体も気分もすっきりして、一気にやる気が出てしまいました。そのときちょうど、やる気が出ないのは家にいるせいだと思って、外のカフェかどこかにいく準備をしたあとだったのですが、いまここで仕事をすればいいじゃないか、って気になって、能率が10倍ぐらいになっていろいろはかどりました。

それから毎日10分程度だけですが、部屋で体を動かしていると、なんだかずっと快調です。でも、たったそれだけの運動で微妙に筋肉痛になったりしてる自分にほとほとあきれてもいますが。。。これからちょっとは体力回復できるかな…?

その一方で、これまで何度か書いたように、いま、総合格闘家・武田さんのことを取材していて、彼が再来週(22日)北京で出場する試合へ向けての練習をちょくちょく見にいっています。本番は、自分も北京まで見に行くつもりなので、今から楽しみです。中国における総合格闘技のイベントとしてはかなり大きなものらしく、中国全土で放映もされます。

武田さんの凛々しい姿を見ながら、自分も少しはやらないと、と部屋でちょこちょこ体を動かしながら、やる気を古い起こす年末です。やる気が上がらないのは、寒いせいもあるのかなあ……。

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(今日の練習後の武田さん。体の仕上がりもなかなかよさそうな感じです)

Posted by ykon at December 10, 2006 11:39 PM | パーマリンク | コメント (9) | トラックバック (0)

December 5, 2006

バラを売る少年

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日曜日、上海郊外のアウトレットに服を買いに行った帰りに、久々に二人で、日本人が多く住むエリア(古北)によって、心地よい居酒屋風な店で夕食を。友人に教えてもらった「でん」というお店で、名古屋料理の店のようで、味噌カツなどがとてもおいしかったです。

さて、8時過ぎぐらいだったかにその店を出て、エレベータで地上に降りると、とても寒い。これは早くタクシーをと思って、日本語のネオンライトがたくさん光るその広場から道路に向かうと、一人の少年が駆け寄ってきました。着古した薄手の黄色いダウンジャケットですっぽり上半身を覆った、少し色の浅黒い少年。雰囲気からいかにも農村の子という感じがする子で、右手にバラを10本ぐらい、左手にはプラスチックの使い捨てコップ。
「バラを買ってください」
少年の顔を見ると、まだ5歳ぐらいの幼さなのに、とても真剣で必死な様子で、懇願するようにぼくらの顔を見つめていました。その様子になんだかかわいそうになりながらも、きっと近くでじっと様子を見ているはずの親の顔を思い浮かべると、やるせない気持ちに……。でも、買ってあげてもいいかな、と思い、値段を聞いてみると
「1本10元」
といいます。もうすでに枯れかけている黒ずんだバラなので、「それは高いよ」というと、

「じゃあ、2本で10元でいいよ」

それを聞いて、なぜか急にやっぱり買う必要はない、という気がして、「お願い買ってください!」とぼくらの前に立ち尽くす彼をよけて、ぼくらは歩き出しました。そして通りの逆側へ行って、タクシーを待ちました。しかし、やはりどこか彼のことが気になり、ずっと通りの向こう側にいる少年を見ていると、寒い中、とても小さな体で、必死になって走り回って、歩いている人の前に出て、枯れたバラを売ろうとしています。そして断られては、また次の人へと走っていく……。その姿を見ていてとてもやりきれなくなり、結局お金を親が持っていくのだろうとか、いろんな背景があるにしても、やはり買ってあげたくなり、もう一度彼のところに戻ってみました。少年は、店にまで入って人につけていったので、その店の前で待っていると、出てきた少年がぼくに気付き、なんだか驚いた顔でぼくの顔を見ていました。

--3本で10元なら買うよ
そういうと、
「好的!謝謝!(ハオダ!シエシエ!)」
と、とてもかわいい笑顔を見せてくれました。お金を出しながら、
--何歳?
「ウースイ(5歳)」
と、なんとも素直そうな優しい声で答えます。
--上海人?
「ドゥイ!(うん、そう!)」
--毎日ここにいるの?
「………」
--お父さん、お母さんは?
と聞くと、通りの一方を指差しながら、
「ネィビエン(向こうにいるよ)」
--一日どれくらい売れるの?
「シェンイーブハオ(生意不好:あんまり売れないんだ)」
--学校には行ってないの?
「メイヨウー(行ってないよ)」

……そんな会話をして、元気でね、じゃあ、またね、といって、去りながら手を振ると、少年は、なんか呆然とした様子で突っ立ったまま、ずっとこっちを見つめながら、手を振りかえしてくれました。しばらくして、もう一度手を振ると、彼もまた手を振ってくれる……。

そして、ぼくはもう一度通りの向こう側に戻ろうとしたものの、ずっとこっちを見ている彼がどうしても気になってしまい、もう一度寄っていくと、彼は気持ち少し、うれしそうな不思議そうな顔になったような気がしました。と、近づいてみても、何をしてあげられるわけではないのですが、なんかしら彼の話が聞きたくて仕方なくなってしまいました。

--お父さん、お母さんは何してるの?何か売ってるの?
「ウォ、ブジーダオ(我、不知道:わかんない)」
--いつも何時から何時まで、売ってるの?
「ブジーダオ(わかんない)……」

しかし、結局、そこまで聞いて、少年の子どもらしいかわいい声とじっとこっちを見つめる彼の顔に圧倒されてしまい、何もいえなくなってしまいました。

「体に気をつけてな」

と一言いって、じゃあね、と別れると、彼はまた手を振りながら、こっちをじっと見ていました……。

いま、「中国農民調査」という中国の農民たちの抱える問題についてのかなり力の入ったルポルタージュを読んでいますが、本当に中国では農村と都市における格差は半端ありません。最も貧しいといわれる安徽省などの村では、「年」収(現金収入という意味で)が300元(4500円)といった世界です。その上、いつの時代かと思うような悪代官様的な村の幹部たちがその少ない収入の大部分を、税金だとかなんとか言って巻き上げ、それに文句をつけたら、捕まえられてリンチされて殺されたなどという話が、いくつもあります(もちろん、そういうところばかりなわけではないのですが)。

中国の都市の発展はそういう農民たちを踏み台にしてきた歴史でもあり、それは少しずつ改善されているとはいえ、今でもまだ続いています。

もちろん、上記の少年がどういう背景を持っているのかは全くわかりませんし、本当にどれだけ彼が困っているのかは知ることはできませんが、そうした中国的背景を考えると、やはり、街を歩くたびにいろいろと考えさせられてしまいます……。

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Posted by ykon at December 5, 2006 2:23 AM | パーマリンク | コメント (13) | トラックバック (0)