(中央奥にあるボートに乗り込む前)
先週土曜日、ボランティア仲間とクジラを見に行きました。バンバリーから車で1時間南に行ったところにあるダンズボローから、3時間のボートクルーズです。生のクジラは見たことがなかったので、わくわくしてボートに乗り込みました。30分ほど岸を離れたところにミナミセミクジラの親子を発見。
(Southern Right Whale, ミナミセミクジラ)
その親子を観察するために、ボートが止まり、波のうねりに合わせて揺れだしたとたん、、、船酔いが始まってしまいました。酔い止めを飲んでおけばよかった、と後悔したものの、まだ遅くはないかもしれないとの期待を込めて荷物のなかから薬を探してどうにか1錠飲みこみました。が、、、荷物をとりに船の地階に戻ったのが船酔いを悪化させてしまったらしく、そこからほとんど動けないくらい気持ち悪くなってしまいました。どうにか雄生君を呼び、エチケット袋をもらってきてもらい、船の最後尾まで行きました。すると、そこは船酔いをしている人が溜まってほとんど病院のような状況になっています。ふと見ると、クルーズの最初にはしゃぎまくっていた子供達もいつの間にかそこにいて、袋を口にあてて苦しそうにうつむいています。
その後、ミナミセミクジラの親子を見送り、ザトウクジラの親子も見えたらしいのですが、そんなことに注意を払う余裕は全くなく、ただ何もできずにボートのヘリで苦しんでいるうちにツアーは終了してしまいました。
素子
上記の通り、クジラを見に行きました。船の外にはクジラが数匹漂っていると思えば、船内は野戦病院のような状態でした。四分の一ぐらいの人がひどく酔ってうつぶせていたというのは、ツアーとしてどうなのかと思いましたが、とにかくクジラを見られたのは感激でした。ミナミセミクジラは英語ではSouthern Right Whaleといいますが、これは捕鯨をするのに最適(right!)なクジラということでついた名前だそうです。その名のとおり、確かに船の周りをリラックスした状態でプカプカと浮いていました。
(ミナミセミクジラ、体長は10mほど?)
全身を持ち上げてザッパーンと飛び上がって(ブリーチング)くれなかったのは残念でしたが、尻尾が、ああクジラだ、という感じでした。
雄生
(Humpback, ザトウクジラ :ちょっと突起のようなものが背中にあるのでHumpbackということだったような)
以下の写真はクジラとは全く関係ありません。
(バンバリーにいた子)
(ビーチで瞑想するドイツ人セラピスト)
最近、ボランティア仲間の間でビーチバレーを始めました。
バレーボールの経験者は少ないのですが、久々にやるゲーム形式のスポーツに飢えていたためか非常に盛り上がっています。夕方に始めて、日が暮れてボールが見えなくなるまでやっていますが、夕日が実にきれいです。
雄生
バレーボールに参加しているのは、ドルフィンセンターのボランティアばかりではありません。ドルフィンセラピーのボランティアもいます。ドルフィンセラピーのボスがドイツ出身のオーストラリア人のため、彼女達はみなドイツ人です。日本語、ドイツ語、英語を交えながらのバレーボールもなかなか楽しかったりします。
(セラピーのドイツ人たち)
素子
こんにちは。
ビーチに戻って今日で三日目です。
2週間ほど留守にしていた間にかなり暑くなってきました。
来週はパースは39度、40度、といった気温が続くらしく、これは11月の気温としては観測史上最高だとかということですが、いよいよ夏が来たという感じです。
バンバリーの気温はパースよりはちょっと低めですが、それでも、来週は30度後半にはなりそうです。こっちの11月といえば日本の5月に相当するはずなのですが、ちょっとイメージは違うようです。
最近ではいろいろな虫や動物が出没し始めました。
宿には大きなゴキブリをよく見かけるようになったし(なぜか大半が死体)、ハエは常に顔の周りを飛び回るし、道端に大きなイグアナもいるし、ビーチにはなんと1メートル以上もある毒ヘビも現れました。オーストラリアを感じます。
(イグアナを捕まえて喜ぶビル<⇒ボランティアのボスです>)
ところで、こっちに来てぼくが始めて書いた原稿が雑誌に載りました。「自然と人間」という雑誌で、11月号(11月1日発売)からとりあえず隔月でですが連載を始めることになりました。お時間があれば、お眼を通していただければ幸いです。どこででも手に入るという雑誌ではありませんが、
http://www.n-and-h.co.jp/
の販売書店一覧を参照いただければと思います。
それではまた。
みなさまお元気で。
雄生
みなさん
ご無沙汰してました。
とはいえ、一昨日まで日本にいて、昨日こっちに戻ってきました。
久々の、といってもたった4ヶ月ですが、やっぱり日本は落ち着きますね。
友達や家族が近くにいるということはほんとにいいことだなあと
実感しました。また、落ち着いたら、HPを更新します。
とりあえず、今回の写真は関空から羽田の国内線からみえた富士山。
雲の間から頭一つ飛び出た富士山はとても整った形で、いや、これぞ日本、
という感を強く持ちました。
それではまた。
雄生
1週間の日本滞在で風邪をひいてしまいました。
こちらではイルカと泳ぐツアーが始まったのですが、すぐには参加できなそうで残念です。
またこちらの様子をアップします。
では。
素子