しばらく更新していませんでした。
突然のお知らせですが、来月初めに姉が結婚することになり、それに合わせて二人で一時帰国することになりました。ほんの数週間の帰国ですが、4ヶ月ぶりの日本を思う存分堪能しようと思っています。3-4年帰らないつもりで出たのに、たった4ヶ月で帰国することになるとは夢にも思っていなかっただけに、最初は実感が沸きませんでしたが、今はだんだん楽しみになってきました。
それはさておき、この前の日曜日に、宿のマネージャーであり、ボスでもあるマークが、私たち日本人4人を1日旅行に連れて行ってくれました。ワイナリー、羊の毛刈り、2キロにも及ぶ桟橋があることで有名なバソルトン(「千と千尋の神隠し」の舞台にもなったところだそうです)、4WDでの海岸沿いのドライブ等々、一日中楽しませてくれました。とくに楽しかったのが羊の毛刈りです。1年間、伸ばし続けた羊の毛を、約5分で刈り上げる手さばきは見事で、出来上がりは綺麗に一枚につながっています。羊1頭からセーター約5着が作れるそうです。
毛刈りに加えて面白かったのが、羊たちの集め方です。犬が羊を追っかけて一ヶ所に集めます。それが下の二つの写真です。
(犬に追われて羊たちがこっちへ……)
(そしてこんなにごった返します)
(手前の白黒の犬が追いかけ役。上に乗ってるのがその後の統制役。ほんとに賢い)
話がとびとびになりますが、11月から、私たちがボランティアをしているビーチで、ドルフィンセラピーが始ります。ドルフィンセラピーとは、心身に障害をもった人の回復を目的とした、動物介在療法です。センターでのボランティアだけでなく、1歩踏み込んだことをしてみたい、と常々思っていたので、早速セラピストの方にセラピーを手伝いたい旨伝えると、快く了解してもらえました。動物セラピーがどのように働くのかは科学的に証明されていませんが、少し聞いただけでも、かなりの効果があるようです。また詳しくは後日お伝えできればと思います。
とりあえずこんなところで。
素子
(バソルトンで魚を釣っていた少年)
最近、日々変化がなく、更新がついつい滞りがちになっています。
ですが、今日は久々に遠出をしています。バンバリーから南東に400キロぐらいのアルバニーというまちに来ています。オーストラリア最後の捕鯨基地があった場所です。今回は取材目的で、何人かに話を聞くために来ているので、一人です。
今日は早速、元捕鯨基地で、今博物館になっている場所にいってきました。
一通り見学して、以前捕鯨をしていた人にも話を聞いたのですが、ぼくの英語力ために全然深くつっこめず、心残りなまま終わってしまいました。はじめた会った人に、あまり時間もない状態で急いで話を聞くのは、かなり厳しかったです。明日は、ある人の家にいってゆっくり話を聞く予定です。あらかじめ、話すべき英語をもっと練っていかないとな、と思っています。
ところで、今日一日の400キロの道のりで、5匹もカンガルーの死体に遭遇したのには驚きました。ほんとに気をつけないと、自分も轢いてしまいそうです。
それでは、上の話とは全く関係ありませんが、写真を一枚。
最近、日本人のボランティアが増えてきてます。その人たちとのショット。
ぼくはこの日は宿にいました…。
ちなみに宿は最近日本人だらけです。
ではまた。
雄生