November 24, 2003

やっとクジラを

beforecruise.jpg
(中央奥にあるボートに乗り込む前)

 先週土曜日、ボランティア仲間とクジラを見に行きました。バンバリーから車で1時間南に行ったところにあるダンズボローから、3時間のボートクルーズです。生のクジラは見たことがなかったので、わくわくしてボートに乗り込みました。30分ほど岸を離れたところにミナミセミクジラの親子を発見。

srwtail.jpg
(Southern Right Whale, ミナミセミクジラ)

その親子を観察するために、ボートが止まり、波のうねりに合わせて揺れだしたとたん、、、船酔いが始まってしまいました。酔い止めを飲んでおけばよかった、と後悔したものの、まだ遅くはないかもしれないとの期待を込めて荷物のなかから薬を探してどうにか1錠飲みこみました。が、、、荷物をとりに船の地階に戻ったのが船酔いを悪化させてしまったらしく、そこからほとんど動けないくらい気持ち悪くなってしまいました。どうにか雄生君を呼び、エチケット袋をもらってきてもらい、船の最後尾まで行きました。すると、そこは船酔いをしている人が溜まってほとんど病院のような状況になっています。ふと見ると、クルーズの最初にはしゃぎまくっていた子供達もいつの間にかそこにいて、袋を口にあてて苦しそうにうつむいています。

 その後、ミナミセミクジラの親子を見送り、ザトウクジラの親子も見えたらしいのですが、そんなことに注意を払う余裕は全くなく、ただ何もできずにボートのヘリで苦しんでいるうちにツアーは終了してしまいました。

素子

 上記の通り、クジラを見に行きました。船の外にはクジラが数匹漂っていると思えば、船内は野戦病院のような状態でした。四分の一ぐらいの人がひどく酔ってうつぶせていたというのは、ツアーとしてどうなのかと思いましたが、とにかくクジラを見られたのは感激でした。ミナミセミクジラは英語ではSouthern Right Whaleといいますが、これは捕鯨をするのに最適(right!)なクジラということでついた名前だそうです。その名のとおり、確かに船の周りをリラックスした状態でプカプカと浮いていました。
srw.jpg
(ミナミセミクジラ、体長は10mほど?)

全身を持ち上げてザッパーンと飛び上がって(ブリーチング)くれなかったのは残念でしたが、尻尾が、ああクジラだ、という感じでした。

雄生

humpback.jpg
(Humpback, ザトウクジラ :ちょっと突起のようなものが背中にあるのでHumpbackということだったような)

以下の写真はクジラとは全く関係ありません。

kid.jpg
(バンバリーにいた子)

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(ビーチで瞑想するドイツ人セラピスト)


Posted by ykon at November 24, 2003 10:16 AM | トラックバック
コメント

近藤雄生&素子様
小川秀朗@英国ケンブリッジです。遅ればせながらご結婚おめでとうございます。大学のMLから情報を得て、ホームページを見ました。数年前までは同じ研究室にいたのに、互いに日本を離れて全く違う国で生活している現実が、非常に不思議に感じられます。僕はまだこちらに来て2ヶ月、慣れない土地で手探りを続けながら何となく腰を据えようとしている状態ですが、負けないくらいいろいろな経験を積めればと思っています。そういえば関係ないけど、一昨日土曜日、ラグビーワールドカップ、英国vs豪州で、20-17でイギリスが勝ったね。こっちも余裕ができたらホームページを作るよ。体に気をつけて。ではまた。

Posted by: Hideaki Ogawa at November 24, 2003 11:25 PM

近藤さん
おひさしぶり!自然と人間の連載は順調ですか。つい最近まで東京に来た感じが全然しないですね。
素子さん
メールありがとう!関西弁やろ。
鹿児島弁もできるで。
おやっとさぁ。元気じゃしたな?あたいは元気ごわんど。
ではまた。

Posted by: 劉揚帆 at December 4, 2003 2:25 AM

いやー、おおかしてますか?おーじーを!仕事に旅にますますエンジョイしてくんさい!では、近況をまっています。
BY ゆうきさんの活躍を期待する天才より

Posted by: おーじーTAKA at December 19, 2003 11:18 AM
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