Motohiro, SUNOUCHI
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王宮の足元に広がる迷路のような旧市街を通り抜け、岩山を登って王宮の入り口へ。入り口には一応鍵がこしらえてあるが、内部は廃墟になっていて、時折鼻を衝くにおいがする。しばらく薄暗い内部の階段を登ってゆくと、視界の開けたテラス階に到達し、この世のものとは思えない眩しい世界が目の前に広がる。王宮から周囲を眺めると、レーの街が荒涼とした岩山に囲まれた小さな平野に広がっているのが良くわかる。灰汁色の岩山に、紺色の空、ポプラの緑、収穫の終わった麦畑が眩しく映える。
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