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at 新疆喀什 on 15/Aug/1999

Posted by snotch at July 30, 2003 8:49 AM

日曜バザールをぬけて、カシュガルの街を自転車で散策する。カシュガルには美しい廟が点在しており、きれいにメンテナンスされている。普段は人気が少なく、訪れる観光客もほとんどいないようだ。サイード・アリ・アスランハン墓の裏手には広大な墓地があって、その光景は圧巻だ。ここでのお墓は、土を固めたキノコ型の帽子のような形態をしており、それぞれのお墓で、その形が少しずつ変化している。

Comments

はじめまして。今見て気づいたのですが、一番左のお墓はどこかで見たなと思ったら沖縄です。琉球のお墓は日本のそれとはまったく違う、にあんでだろうと思ったらこんなところにルーツがあったのですね。形は少しちがう(琉球のものはドーム型)けどきっと同じ流れを汲んでいるものなのでしょう。そう考えると感慨深いものがあります。

はじめまして sakichiさん
多民族が住む広大な中国のなかでも、ウイグルのお墓が沖縄のそれに通じるものがあるというのは面白いですね。ドーム型のお墓は、世界各地で見られるようですが、たとえばブッダの舎利が収められているというストゥーパ(正確にはお墓でないのでしょうが)もドーム型ですよね。ストゥーパは卒塔婆の原型といわれることから思うに、ドーム型はお墓の古い型なのかもしれませんね。