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Posted by snotch at November 15, 2002 8:34 PM
宿で出会った日本人旅行者が、どうしても石林 (shilin) に行きたいというので、バスに乗って同行した。昆明の南東約120kmの所にある、中国でも有数の観光地である。案の定、中国各地からやってきた観光客でごった返している。おそらく、迷子にならないようにと黄色いキャップを被っている人が多いのだが、ここではかえって判りにくいように思うのだけど。


 ひときわ大きな石柱や、形のユニークな石柱には名前が付けられていて、石の真ん中にその名前が、デンと朱で掘ってある。何故このようなことをわざわざするのであろうか。
 日本人はなるべく人の手が入っていないものを自然と見なす傾向があるし、あるいは、現実には人の手を入れるのだけれども、なるべくその人為的なものが表に出ないことを好む。自然のままの自然など、ごく一部の地域を除いては有り得ないことを皆わかってはいても、多くの人は、やはり”自然らしい”自然を好む。大抵、”自然らしい”自然に、「ああ、ええなぁー」となる。
 一方、中国人の場合はどうなのか。石の柱に「石林」と掘るというように、自然は自然らしくあるべきと言う考えは、あまり感じられない。また、その行動は、徹底した記号化であるとも言える。何か得体の知れない自然を、記号化する。漢字の生まれた国だけに、シンボル化の能力に長けていることは間違いないだろう。きっと,「StoneForest」では全然だめで、「石林」なのである。
 さらに行動をよく見てみると、必ず背景に石に彫られた文字と石柱をいれて、写真を撮っているようだ。何よりも、ここにいたという確固とした証明にはなるだろうけれど。


おまけ。モノクロの虹がでた