ただ、グランドゼロの敷地近く、セント・ポール教会は違っていた。 教会の敷地の周囲を囲っている柵には、一年立った時点でもなお、 メッセージを残していく人、花を置いてゆく人がいた。 それらが柵を覆って、幾重にもなっていた。 その雰囲気は心に伝わった。 実際に事件があったのだという事実と、その凄惨さを感じた。 あーニューヨークよ。 おー人類よ。
これでアメリカの旅は終わりです。 ありがとうございました。