●June 2003

June 29, 2003

はな3。

目に見える成長は気持ちがいい。
毎朝見るたびに、きのうと違っていることがハッキリと分かる。

自分の顔も、度合いは違えど、毎朝きのうとはどこか違っているはず。
けれど一年では分かる顔の違いも、一日では分からない。
たまに違うと分かる朝。大抵は、ちょっと疲れている時。

Posted by asummer at 02:05 PM | Comments (0)

June 22, 2003

はな2。

君はやっぱりタンポポだった。
まだ柔らなギザギザが出てきた。
どんな場所でも、腕を八方に伸ばして、まっすぐ上を向いて、力強く生きる君が大好き。
ここでもそうして育っておくれ。


Posted by asummer at 02:00 PM | Comments (0)

June 19, 2003

SEP29・01 Siem Riap 1 - Cambodia

なまじ目覚ましがあると起きられない、と思っている。余計な安堵感で寝過ごす。
よって、体内時計を信じ切る努力をする。「明日は5:30に起きる!起きれる!」

AM6:30のカンボジア国境行きのバスに乗る。
隣の席だったのが、ニュージーランド人のハナ。そしてその友達、アラスカのクリスにサンフランシスコのエリック。と書いて気付くが、アメリカ人は自分のことをアメリカ人だと言わない。州の名前を言う。私は?日本人だと言う。でも今日は、「日本の岐阜出身」で通じる初めての体験をした。彼らは、岐阜の美濃加茂市にある高校で英語を教えていた教師仲間だというのだ。岐阜は、外人教師を招き入れる県として日本でも有数らしい。知らなかった。・・・変わったものだ。

国境では大抵「おおっ」と目を奪われる光景に出会う。家で言えば2階建てもあろうかという荷物の山を、タイ側から運んできた一団に遭遇した。落とさずに運んでいるのもすごいが、一体どうやって積んだのか。

そんな彼らと私達を、天からつながった大きな水槽に入っているのかと思ってしまう程の、激しいスコールが歓迎してくれた。一瞬にして細い道路は太い川に変わる。川を渡るヌーのようにリアカーを引いてゆく人、シャンプーをして大喜びの子供。これから次の目的地SiemReap(シエム・リアップ)へは、大ロデオ大会だと聞いてる。その道が消え行く様子を思ってため息をついた。

しかしどうして、アスファルトも垣間見られる、「道」と呼べる道が続く。たまには日本政府もいいお金の遣い方をしていることを知った。そして遠近感を無くすほどどこまでも広がる草原をひた走る中、運転手の隣に陣取るカンボジア人が、携帯でせわしなく話しているのを見て、文明の触手を感じた。と同時に、こんな何も無い所で電波の通じることに仰天した。

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June 14, 2003

歳3

他人に対して無駄に腹を立てなくなった
些細なことに腹を立てるのは結構エネルギーを消費する
些細なヤツにそんなエネルギーを使うのは勿体無い。

ただやっぱり
些細なヤツじゃない相手には
結構なエネルギーを割いて腹を立ててしまう。

まだまだ若い。

・・・そういう若さが、時に災いを招く
痛い思いをして、そして少しずつ大人になっていく
大人になるって、エネルギーの遣い所が分かってくることなのかな。

Posted by asummer at 07:29 PM | Comments (0)

June 13, 2003

そら。

紫のTシャツを着ていた。
うっかり、手に持っていたデジカメのシャッターボタンを押してしまった。





こんな、空。

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June 09, 2003

sep28・01 Bangkok 1 (7) - Thailand

ぽっかり空いた一日は頑張って過ごしてしまう。バンコク中を歩けるだけ歩いてみようと外に出る。何に逢わなくとも、普通の人たちの生活の中を、大好きなトウモロコシを齧りながら歩く。それが至極幸せ。

と思っていたのに怪しいターバン男に逢ってしまった。"Next year, three happy things will come up to you!!!"、”Next year,three..."。他にはハローとグッバイくらいしか知らなそうなのに。しかしとても幸せそうで、悪い気はしなかった。


Posted by asummer at 02:40 PM | Comments (0)

June 08, 2003

はな。

女の子の部屋には花があるといいそうです
花があるだけで女性ホルモンが分泌されるそうです

でも枯れちゃったら
何だか自分の心の女性部分が枯れてしまった象徴みたいでイヤだ

私の部屋には
花が終わって元気な葉を伸ばすブルーデイジーと
横へ横へ伸びた先に薄紫色の花をつけるバゴパと
GWに実家で拾ってきた種が芽を出したタンポポがいる

野性味溢れる彼らは私の心の女性部分じゃなくて
単に私の心の余裕を象徴し、受け止める

忙しいと水をやるのを忘れる
はっと気付いて
カラカラに乾いた土に忘れていた分だけ水をやる

自分の心も少し潤う

こんな身勝手な世話主でも、へこたれずに生きていてくれる花が、
私には似合っていると思う。

Posted by asummer at 02:32 PM | Comments (0)

声。

浅草に住んでいると、月に一度は太鼓の音を聞く。
月に一度はフンドシから覗く白く細い太ももを見る。

今日は鳥越神社の神輿祭り。
家から見下ろす通りを、セヤセヤソイヤソイヤ

祭りがあると、皆が同じ動きで盛り上がる中に、
大抵ひとりかふたりは、面白くなさそうに別の動きをしていたり、
喧嘩を始めちゃったりする人がいて、上から見ていて飽きない。

しかし祭りの時の人声の集合体って、何故いつも同じに聞こえるのだろう。
そういえば職場から見下ろす銀座の通りでも、
「○○〜○○〜、はんたーい!」のスピーカを通した女性の声が
いつも同じに聞こえて気になる。こちらは一人の声だけど。

Posted by asummer at 10:54 AM | Comments (0)

June 07, 2003

歳2

新聞や雑誌やネットで
やるなこの人、という人を見つけて
その人の経歴が書かれていると
まず間違いなく、
その誕生年を見て自分の1978から引いて
これだけ上の人なんだ、とか
この人この歳でこんなことやったんだ
私はこの歳で何してたっけ
なんて考えていた

近頃
その誕生年を見て自分の1978より大きな数字で
ガクッとして
1978で引くことはしない
そんなことがたまに。

歳をとった

Posted by asummer at 11:59 PM | Comments (0)

June 06, 2003

歳1

なんで「ぎっくり腰」なんて力の抜ける名前が
ついちゃったんでしょう

世の中の人みんな
初めてこの症状が出た時は同様に
ぎっくり
したんでしょうか

私はぎっくりしなかった
まさか自分がぎっくり腰になるなんて思ってもないから
原因不明の腰の激痛に
不可思議で不安な気持ちでソロソロ歩いていた

軽いぎっくり腰にならなってみるといいです
姿勢がとてもよくなります
いつも背筋をシャンとするよう意識できます

次にこの痛みが来たら、ぎっくりできるかな
歳だな

Posted by asummer at 11:58 PM | Comments (0)