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at 四川省馬爾康 on 09/Jul/1999

Posted by snotch at November 28, 2002 2:50 PM

朝食に油条(youtiao)を食べる。豆漿(doujiang)という甘い豆乳に浸しながら食べる人が多い。でも、僕はいまいち好きになれない。たまに(今日も)おいしそうだなと思って食べてみるが、やっぱり食べた後に後悔する。朝から揚げ物を口にするということに、まず、抵抗がある。
モモ(蒸し餃子)を弁当にもって、此処から西に10kmほどのところにあるというチュポ(直波)村へ歩く。村の名前が、まず格好良い。

この辺りのチベット人の民家には、立派な建物が多い。しっかりと石を積み上げた立派な風格、窓の縁を鮮やかに色付けし、家の周りには花を植える。チベット文化圏においてここほど植生豊かな環境は、まれだろうと思われる。もともと、家を石で作ることからもわかるけれど、自然環境が厳しいために、家を建てられるだけの木が採れないという状況のもとで暮らす文化をもつ人々だ。だから、こんなにも深い緑の中に、石積みのチベット民家を見るなどとは思いもしなかった。
3時間ほど歩いたところで、ちらほらと塔状のものが見え始めた。直波碉群と呼ばれるこの塔は、かつて城砦の見張り台として用いられたとか。こんな場所で、見張るものなどあったのであろうか?それから、まったく人の気配がしないのが不気味だ。日中は働きに出かけているのかな?

Comments

リンクをたどってこちらに来ました。はじめまして。
バルカン(まーるかん)に90年に行ったことがあります。
当時は商店などがある繁華街(?)が1本の道の周りに
ぎゅっと集まっている小さい街だったような。1999年も
そんな感じだったのでしょうか。

関係ないですが、油条は朝から食べるとよくおなかが壊れましたです…。
やはり油がちょっとヘビイ。

油条(youtiao)、リンク先が中国語です。
チャンと訳してください。笑。

ちみもさんはじめまして。
おお、90年ですか。
> 当時は商店などがある繁華街(?)が1本の道の周りにぎゅっと集まっている小さい街だったような。

99年も90年当時とそれほど変わってなさそうですよ。何にもない町だったような。笑
「バルカン」とはチベット語の発音に近い音なのでしょうか?ちもみさんのページも、楽しく拝見させていただきました。ずいぶんとチベットのいろいろなところを回られているようですね。今後も楽しみにしています。

Barkamと馬爾康を併記している地図もありますよね。

写真を拝見して、四川の辺境にまた行ってみたい
と懐かしく感じました。以前、非開放地区に通行証なしで
行って公安につかまったことありですが。こらこら。

僕は、アバには是非とも行きたかったのです。

非開放地区だったので、バスに途中から乗り込もうとしたり、広東人のフリしたりと試みたのですが、粘り負けしました。今は行けるようになったみたいです。

カラーの写真の二段目の一番右のお家可愛いね。
20日、となりであん肝食ってたケイコです。
昨夜なんとなくココきたら、写真に魅せられちゃって
ずっと朝までお邪魔してました。最初から全部みたよ。
すごくイイね。私も写真撮ってみたくなったw。
持ち歩きやすくて扱いやすいやつなんか探してみる。
楽しくなってきた。ありがと。

こんにちは
チベットの民家ってホント親しみを感じます。石造だけど暖かくて、花やソラとの色の組み合わせも素敵

写真撮ったら是非blogで見せてくださいねー