先日、大阪インターナショナルスクールにて中高の生徒さんたちを前に講演をさせていただきました。生徒さんたちは、いろんなバックグラウンドを持つ子たちで、授業はすべて英語という学校です。初めていったので、おお、こんな学校があったのかと、すごい新鮮でした。
自分にとって初めての英語での講演だったので、引き受けてはみたものの、直前になって結構あせり緊張もしましたが、やってみたら案外落ち着いてできました。生徒さんがみな真剣に聞いてくれ、ところどころで笑ってくれたりして、反応がよく見えたのでありがたいでした。
自分も幼少期に海外での生活が少しあったこと、理系で本が大嫌いだったのにどうしてライターになったのか、なぜ旅に出ようと思ったか、旅がどう進んだか、旅へと自分を向かわせたコンプレックスについて、といった具合に話をしていきました。
そして、最後のメッセージ、以下は拙著『旅に出よう』のあとがきの一節ですが、
「『これからやってくる厳しい世の中を生き抜くために、将来苦しい生活に陥らないように、がんばって勉強する』のではなく、『楽しいことがたくさん待っている自分の未来に向けて、より楽しく自分の生きたいように生きるために、いまやるべきことをがんばってやっていく』という方が、きっとやる気も満ちてくるのではないかなと思います」
といったことを言いたかったのですが、この部分が、時間が押すなか焦って適切な言葉が浮かんでこず、すごいシンプルな言葉になってしまってちゃんと伝わらなかったのではないか、というのが懸念されます・・・。
いずれにしても、生徒のみなさんにとって自分のなんらかの言葉がこれからも心に引っかかり続けてくれたらうれしいなと思いました。
また、この講演の他に、日本語の授業で話をさせてもらったり、お母さん方とお話したりと、いろいろ考えさせてもらえた一日でした。
(林秀代さん撮影)
先日10日、MBSアナウンサー西靖さんとのスタンダードブックストアでのトークイベントは、とても盛況になりました。さすがの西さん人気では、会場には100人以上が集まってくださりました。
話のプロである西さんがお相手ということで、自分も落ち着いて話すことができ、また、みなさん反応も温かくて、自分としてもとても楽しい2時間になりました。
西さんと自分とで、旅のスタイルが大きく異なるものの、そこから見えてきたことの中に自分でもいろいろな気づきがありました。後日、その内容について、ミシマ社のミシマガジンにアップされる予定ですので、よかったらご覧いただければうれしいです。
ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました!
さて、また別の宣伝で恐縮ですが、今度は10月27日に、京都・四条河原町のマルイ内にある
FUTABA+京都マルイ店さんで、トークイベントをやらせていただきます。
今度は、京都では知られる錦の漬け物屋店主かつ酒場ライターという異色の人物、バッキー井上さんと自分とでのイベントです。
バッキー井上さんの新刊『人生、行きがかりじょう』(ミシマ社)の刊行記念に、自分も便乗させてもらうような形です。
バッキーさんの面白さ、半端ないです。本も、トークも、抱腹絶倒の人物です。彼にぼくが京都での暮らし方を訊くというテーマですが、どんな話になるのか、自分でもまったくわからずで、とても楽しみです。
詳細は以下をご覧ください。
http://www.mishimasha.com/jimichi/blog/index.php?e=299
ご興味のある方、いらしていただければうれしいです!
●10月10日(木)19時半~、
大阪・心斎橋 「スタンダードブックストア」さんにて、
MBSのアナウンサー西靖さんとイベントをやらせていただきます。
西靖×近藤雄生 「僕たちが旅で見た、ここだけの話」
http://www.standardbookstore.com/archives/66122203.html
西さんは関西ではアイドルのような人気ぶり。
早々にたくさんご予約をいただいているようです。
これまでぼくのイベントにほとんど来たことのないモトコも(あてられたりして話さないといけない展開になるのが絶対にいやだとのこと)、西さんが来るならなんとか行きたいなあ~と言っていたほど(しかし、平日の夜ということもあり、残念ながら難しそうですが)。
その人気にがっつり便乗させていただきつつ、是非楽しいイベントにしたいと思っています。
ご興味ある方、よかったら是非ご参加いただければうれしいです。
よろしくお願いいたします!
また、遅くなりましたが、9月25日発売のクロワッサンに、長いインタビューが載っています。
もし機会があれば。。すでに次号が発売してしまいそうですが。。