昨日の専業育児デーは、そよを連れて二条城見学に行ってきました。京都に住み出して1年半、二条城は徒歩5分のところにありながら、一度も見に行ってなかったので、やっと、という感じでした。
さすがになかなか風格があり、天井や、壁の絵などの風合いはなかなか見ごたえありました。
でも、大量にいる外国人観光客にとっては、日本の歴史に興味がないとなかなか退屈かもな、という気も。ぼくらも旅中、城にしてもモスクにしても、歴史をちゃんと知らずに複数見ても、どれも同じに見えるだけだった記憶が強いので。。
(二条城、見学開始時はなんか妙にご機嫌でした)
そよは、城内ではわけもわからず、笑ったり、真顔になったり。途中、屋外で、北京から来た中国人観光客グループに「おお、かわいいね!」といわれ、軽く交流。中国離れて3年になり、中国語の衰えは激しかったけれど、でも話してみると、案外突然いろいろ思い出すもんだな、というのも感じました。そのあとは、南アフリカ人親子とも交流。そよといると、バスでも城でも、こういう展開がいろいろ生じて、楽しいです。
そよは、両手両足で全身を支えられるようになり、はいはいまでもう一歩、というところまで来ています。全身を持ち上げてみたけど、動けずにぐにゃっと崩れる、みたいな感じで、いまやっと、生まれたての子牛ぐらいのような雰囲気です。
(この状態からどうにも身動きがとれずに、崩れて「うぇ~ん」ということもしばしば)
さて、『遊牧夫婦』の書籍版がいよいよ発売間近になりました。もう間もなく印刷に入るのでは、、と想像してます。カバーとブックデザインは、あの寄藤文平さんに担当してもらいました。JTの「大人たばこ養成講座」や、メトロの「○○でやろう」の広告イラストなどで知られるイラストレーターさんです。文章の雰囲気にマッチした、ほんわかかつ力強いデザインにしていただき、本の仕上がりがとても楽しみです。
前著を出したときにも感じたのですが、本が完成して発売するまでは、本当に細かなところが気になってしまい、もう直せないのに、いまなお、あの表現はよかっただろうか、とか、あの事実に間違いはなかったか、とかが頭を駆け巡り、調べなおしたりを繰り返し、疲労してます(笑)。でも、完成して、書店に並び、いろんな人に読んでもらって、完全に自分の手から離れると、もはや全然気にならなくなるだろうことは、前著の経験から感じているので、ほんとに早く発売になってほしいです。
今回の『遊牧夫婦』、本当にいま自分の持てる限りのものをすべて注ぎ込んだという気はしているので、是非読んでいただけたらうれしいです!よろしくお願い致します。
また、最近ブログの更新頻度が下がり気味なのは、ツイッターをはじめたこととも関係があるように思います。。ツイッターで、日々の細かいことをちょくちょく書いています。
ツイッター、これまで全然触手が伸びなかったものの、最近やっと興味を覚えるようになり、始めてみたら、うーん、確かにすごい、とますますその面白さを感じつつあります。ちなみに、ぼくのアカウントは @ykoncanberra です。
でも、もちろんブログもこのまま続けていくのでどうぞよろしく~。
梅雨の間に今日はきれいな青空!いい一日にしたいです。
5日(土)にやらせていただいたトークイベント、とっても楽しい夜となりました!
って、自画自賛するわけではないですが(笑)、自分自身楽しかったな、と思えるイベントになり、うれしいでした。
(24人+スタッフ・カフェの方たち、で、ぼくを入れて30人ぐらい。スライドを壁に写しながら進めました)
「左京区デ読書」という本をテーマにしたイベントの第七回で、場所は左京区のカフェ日杳(ひより)さん。
中庭があるこのカフェはとても素敵で居心地がよく、しかも主催者のヤマグチノリコさん(京都極楽堂書店さん)がとても丁寧に準備してくださって、すごいリラックスした気持ちでお話をさせていただくことができました。会場がちょうどいっぱいになるぐらいの人数で、イベント終了後も、たくさんの方と直接お話が出来て、楽しかったです。
「左京区デ読書」は、本に関するイベントということもあり、今回は、4月に出した拙著『旅に出よう』と、7月発売予定(となりました)の『遊牧夫婦』の話も交えました。本を出してから初めてのイベントだったので、これまでとは少し違った話も出来て、自分にとっても新鮮でした。
また、うれしかったのは、『旅に出よう』の中の上海編の主役である格闘家の武田雪馬さんが、ちょうどこの日に京都にいて、イベントに参加してくれたこと!久々に再会できてうれしかったのはもちろんのこと、加えて彼にも途中で話をしてもらえたおかげで、話が立体的になり、イベントとしてもとてもよかったなと思っています。
(格闘家、武田さんとは久々の再会)
いずれにしても、そんな感じでした。また、これまで全然つながりのなかった京都のライターや編集者の方ともいろいろ知り合えたのもうれしいことでした。
(ご参加くださったみなさま、スタッフのみなさま、カフェひよりさんのみなさま、気にかけてくださったみなさま、どうもありがとうございました!)
さて、『遊牧夫婦』も、週末でぼくの作業はついに完全に終了し、あとは完成をまつだけとなりました。今日は、束見本(つかみほん。実物と同じ紙やページ数で製本した白紙の見本。ってこの言葉も初めて知りました)が送られてきて、それを見たら俄然完成が楽しみになりました。
いろいろと細かいところが気になってまだそわそわしてはいるものの、すっかり解放感に浸り、モトコとそよと3人で昼から近くの新しいカフェに行きました。4月にオープンしたばかりという、西陣の「カフェ1001」。雰囲気もいい感じで、食事もケーキもおいしくて、おすすめです。近くにいいカフェがオープンしてうれしいです。
明日は、また専業育児デー。また「おしゃべりサロン」に混ざろうかな~って考えてます。
(最近は、おかゆ、ジャガイモに加えて、にんじん、かぼちゃも挑戦中。)
おかげさまで、今日6月1日で、そよは無事に6ヶ月を迎えることができました。
4月には、痙攣、入院騒ぎもあったものの、その後は順調で、ばんばん巨大化。離乳食も食べ始め、歯も生え始め(下に2本だけだけど、噛まれると痛い!)、自力で少し動けるようにもなり(たぶん本人の意図せぬ方向へだけだけど)、ツメもすぐに伸びてしまい(でも、髪はあまり伸びない)、この半年でほんとに成長したことを実感します。
早く会話したいものの、でも、それまではまだ結構ありますね、さすがに。
水曜日のぼくの専業育児デーは、回数を重ねて順調に過ごせています。先週は、初めての児童館(保育園)デビューを果たしました。誰でも参加していいという「0歳 おしゃべりサロン」に参加。
お母さん2人とぼく、そして先生とボランティアの人。ぼく以外は赤ちゃんも含めて全員女性。ここに参加する父親はなかなか少ないようで、面白がってもらえて、楽しいおしゃべりをみなで展開。世の父親がどのように過ごしているのか、なども2人のお母さん(多分2人とも20代、かな?)から聞いて、へえ、そういうもんか、と新鮮でした。
しかし、なんといっても、こういうコミュニティに自分が参加していることが何よりも新鮮でした。いろんなお母さんの気持ち(ダンナへの不満、子育ての大変さ、エトセトラ)が聞けたりして、参考になったり、共感したり、わが身を振り返ったり。
今週は、近くの公園での「出張保育園」にも参加しようかな、とも思ってますが、まあ、その日の気分次第かな。。。
さて、話をかえます。
先日、京都市の大手書店さんに、「自分の本のポップを作ったら、おいてもらえますか?」と聞きにいくと、快諾してもらえ、早速作ってみました。ぼくが文面を考えて、デザインはモトコに頼んで、出来たのがこれ↓ (光の関係で色が不鮮明ですが)
おお、悪くないな~と、自画自賛しモトコに感謝しながら、今日、その書店(大垣書店四条店)に持っていくと、喜んでもらえました。
そしてついでに自分の本の様子を見てみると、それまでは、2、3冊が背中を向けて棚に並んでいるだけだったのに、平積みを2山作ってもらっていて、計15冊ぐらい置いてくれていました。別に売れているのかどうかはわからないものの、「ポップを作ります」っていう気持ちを買ってもらって、たくさん仕入れてくれたのだと思います。こういう地道な努力は大切だなって、すごく感じました。さて、ポップ効果や如何に。
ポップ大作戦、モトコの力を借りて(一枚一枚手描きなのでなかなか大変。でも楽しんでくれてそう)、もう何箇所かに展開しようと思っています。ちなみにポップ作りは、ミシマ社の「仕掛け屋さん」たちの影響です。
親ばか御免、です。