今日土曜日、マラウィからヨハネスブルグに飛んで、いよいよこの旅も残すところあと一泊に!日曜日の午後にヨハネスブルグ発、ドバイ経由のエミレーツで、月曜の夕方に関空に降り立つことになりました。
2週間ほど前に帰国しようと決めてから、ここまでは本当に早かったです。帰国することを決めてしまったら、思っていた以上に帰ること、帰ってからのことに意識が向かっていき、これまでずっとぼくらの毎日の日課のようだった、乗り合いバスでの長時間移動や宿探しが、いままでになく面倒に感じられるようになってしまい、そんな気持ちを自分の中に感じたとき、もう自分たちの旅は完全に終わったんだな、と実感しました。そして、マラウィの首都リロングウェに着いてからは、とにかくいかに一日でも早く日本に帰るか、その方法を模索する3日間になりました。
ヨハネスブルグまでは30時間ぐらいかけてバスで行ってもよかったのですが、そのためには、通過するジンバブエ、モザンビークのビザを取らなければならないことを知って、その作業が億劫になり、「それじゃ、仕方ないか!」とむしろ喜んで、高くも格段に楽な飛行機にシフト(ビザ代とかすべて含めて、値段はバスの2倍ぐらい)。
日本までのチケットをネットで予約したのは3日の午後で、東南アジアでお世話になり、数年間すっかり存在を忘れていたwww.zuji.comが今回は最安値(ヨハネスブルグ・大阪で7万円代)。
そして、宿の無線ランから興奮しながらチケットを予約したものの、予約が完了した瞬間に、二人ともなんだか急に旅が名残惜しくなってきたのは、不思議なものでした。
予約後、最後にリロングウェの町を散策。そしてその後、ちょっとしたことから知り合いになった現地のマラウィ人に、Tシャツとかいらないのがあったらくれないか、といわれ、ぼくらも日本に帰ったらもう着ないかもしれない服が何枚かあったので、彼にキャンプまで来てもらって服などをあわせて10枚近く渡しました。27歳で、奥さんと子ども1人。とにかく貧しいから何でもほしい、という彼は、とても喜んでそれを持って帰ってくれました。"Good Luck!"とお互いに言って、彼を見送りながら、こうして全く違う世界で生きる人たちとほんの短いひと時であれ、同じ時間を共有して、彼らの生活について思いをめぐらせ、だから逆に自分たちの生活について考えさせられる日々ももう終わりなんだな、と実感しました。日本に戻ったら、今見ているすべての風景が、夢の世界のことのように思えてしまいそうです。
でも、いまは、今後どうやって生きていこうかということを考えながら、まだ現実的には考えられない日本での定住生活をあれこれと想像し、日本でこれからするであることのすべてが楽しみに思えてます。どこかの国に行くに当たってこれほど気持ちが高ぶることは久しぶりだなと感じて、実はいま、自分たちにとっては日本に帰ることこそが一番の大きな旅なのかもしれないな、なんて思ったりしてます。
というわけで、これから空港に向かいます!
We're writing this at a hostel in Johannesburg, at the very last day of our long long trip, waiting for our flight back to Japan this afternoon. It's a nice Sunday morning, cool and quiet here.
Since we had been back at Lilongwe(capital city of Malawi), everything was arranged much quicker than we expected. Cheap airticket was easily found online(less than US$800 to Japan from Johannesburg), and we decided to be at home as soon as possible.
We are almost sure that we'll start missing travelling after spending some time back home, but we feel that going back home might be our most exiting trip at the moment. We could hardly sleep these couple of nights, as we were so excited to be settled, thinking back about every moment of this five years, and worrying a little bit about our next life in Japan.
Anyway, we learned that life goes on, never stops, but definately has an end. So we'll try to enjoy as much as we can from now on as we did a lot this five years!
Ok, we'll head for the airport!!
とうとう帰国なのですね。
なんか、旅行記の本を読み終わったときのような感じです。
このあと、
エピローグ―日本にて―
みたいな。
わー、明日は関空かぁ…
お疲れ様でした~。
自分が旅をしているようにいつもワクワク読んでいました。
読み逃げでしたが・・・。
関西へ滞在されているのですか?
10/09から私どもは1週間ほど旅へ出ますが
その後はおりますので
ご一報くださいませ。
長旅お疲れさまでした。
もう更新されないのかと思うと
寂しいですが・・・。
帰国後はとりあえず京都ですか?
また、東京で会いましょう。
おつかれさまー!!!
なんだか私も感慨深くなってしまいました。
ちょうど去年の今頃西寧にいたよね!
なつかしいなー。
まずはゆっくり日本で休んでね!
Motokoちゃん、もしかしてもう日本に帰ってきてるんですね?なんとなく予感がして久々にサイトを覗いてびっくり。
久々の日本はどうですか?きっとご家族の皆さんも喜んでいることでしょう! まずはゆっくり休んでくださいね☆☆☆
>アミちゃん
関空に戻ったとたん、一気に日本が現実の世界になって、アフリカが遠い世界のように感じてしまったから本当に不思議。エピローグ-日本にて-も書くつもりなので、しばらくしたらまた覗いてみてね。
>あさおさん
ようやく日本に戻ってきたよ。しばらくは京都と東京を行ったりきたりになりそうだけど、是非奥様交えて4人で会おう!旅行、楽しんできてね~。
>えりさん
今は二人で京都にいるよ。関空に降り立つと泉佐野を通るからいつもえりんこを思い出すよ。来週は東京にいるから、そのときにまた会えるのを楽しみにしてるね!
>じゃしらも
もうあれから1年か~。早いものです。今は日本にいるんだっけ?もしそうなら、ぜひ32会@ジャパンを開催しよう!
>Kobayashiさん
もう日本ですよ~。帰ることを決めてからはあっという間でしたよ。日本はやっぱり食ですね。毎日堪能してます!東京に行ったら久々におもさんで会いたいですね。
Posted by: ゆうき・もとこ at October 10, 2008 1:44 AM貴兄には一度しかお目にかかっておりませんが、いつも臨場感あふれる文章と写真で、自分も一緒にそこにいるように思い、記事を読ませていただいておりました。
少しさびしくなりますが、この旅が貴兄にとって将来必ず役立つものと思います。
まずは、事故もなく帰国できることをともに喜びたいと思います。
おーっ!!!おかえりなさいっ!!
ずーっとブログ読んでいて、うちらも結婚式のために延期になった世界旅行、3年後に目指すことにしました。
といってもまずは貯金からですけど。。。
東京に来たらぜひぜひ話聞かせてくださーい。
まずはひさびさの日本生活を満喫して。
Posted by: konegi at October 12, 2008 12:34 AM無事にかえったと聞きました。おかえりなさい!
帰ってきて日本はかわったように見えましたか?
ひとやすみして、一度北海道にもまたきてください。。
流氷シーズンにでも、長距離バスで?
この旅が本になるのを楽しみにしていますよ。
hello yuki and motoko..i hope you are fine..last week i saw you in my dream(in sleep)
motoko had a light blue scarf and yuki was very handsome..and you were happy..
i wish for you joyfull in africa..have a great travel...bye
Posted by: hamid at October 13, 2008 5:23 PM大変遅くなってしまいましたが……
>ikeda kaneichiさん
いつもありがとうございました。この旅を、近いうちにまとまった形にしたいと思っています。その際はまた読んでいただけるとうれしいです。日本でこの5年の生活をうまく生かせるといいのですが……。
>konegiさん
どうもありがとう!3年後の世界旅行、楽しみだね!金は結構少なくてもなんとかなる、気がします。近いうちに連絡します!
>みけっち。さん
無事に戻ってきました!帰ってきて早速文明社会に順応してます。やっぱり母国という存在は、他の国とは違うなって感じてます。是非北見にもまた行きたいと思ってます!素晴らしい新婚生活を!
>Hamid
hey, how are you doing? a little bit curious about your dream... we are having busy days back home, meeting friends, looking for job and flat, etc... since we have to start everything from the beginning, it's not very easy, but at the same time, we are enjoying our new life here. But never knows what gonna happen in a few years...
Enjoy your days!
お帰りなさい。帰国決定の際は、秋の日のつるべ落としみたいでしたね。変極点過ぎるとあっという間。暫くは胃袋を満たし回復してください。
今ユーロは対円で、118円台ですよ、この7月8月は170円弱だから約7割に。今欧州だと楽でしたね。ちなみに米ドルは94円-92円。人民元13.8円。南アランドは8.4円、トルコリラ55.5円、豪ドルは58円台です・・。この2ヶ月の激動は、昨年が10年前に感じるような変動です。夢から醒めた夢をみているみたい。
放浪夫妻、と言うよりM子ちゃんとM子ちゃんハズバンド。
長きの放浪、お疲れ様です。
ご挨拶が遅れちゃって……。二人がアフリカあたりを旅しているところは見ていたのですが、帰国していただなんて。
M子ちゃんハズバンド様。
いろいろ良い写真と体験をお持ちでしょうから、自分の知っているメディアで良かったら、ご案内させていただきます。何なりとお申し出ください(まぁ、自分の人脈の薄さから1社ぐらいですが)。
M子ちゃんも何かの機会に再見! いろんな意味で大人になっているんでしょうかね。再会するのが楽しみなような、コワイような……
>omokoさん
お返事遅くなりました!
そうですね~、最後は急に決まり、決まったら急激に帰るのが楽しみになり、すごいスピードで帰国していた気がします。日本への順応期間はもう終えましたが、ちゃんとした自分たちの生活が始まるまでにはやはりいろいろと時間がかかりますね。京都に住むことになったので、落ち着いたらまた北九州にも遊びに行きたいところです。このユーロ安には驚きです。ぼくらはまさに最悪の時期にヨーロッパにいたということになりました。。。ではまた!
>ホソイさん
どうも、ご無沙汰してます!M子ハズバンドです。わざわざコメントをありがとうございます!無事に帰ってきました~。
お仕事の件も、お心遣いどうもありがとうございます!いまのところ、知り合いの編集者に会ったりしながら、自分が関係している媒体で出来る仕事は少し続けていますが、何しろこれから京都に住むことになったため(ただいまそのことをアップしました)、今後ライター業をどうしていくのかは、まだ未定なんです。とりあえずこの5年を題材にいま書いている本に賭けてみる、といったところです。どうなることかわかりませんが。。。不安要素だらけのこれからなので(笑)、何かの際にはご相談させていただくかもしれません。そういっていただけて心強い限りです。その際はどうぞよろしくお願いいたします。また、素子から近々連絡がいくと思います。ではまた!
Posted by: ゆうき・もとこ at November 7, 2008 8:28 PM