いまはスペインのアリカンテ(Alicante)。スイス・バーゼルからの飛行機は、スイス人とスペイン人ばかりだったのに、なぜか離陸で「おお~」、着陸で拍手、というインドあたりの飛行機みたいなノリでした。なんでだろう、ほんとに。
夜7時半ごろに着き、降りたらすごい湿度にびっくり。すっかりヨーロッパ北部のドライな気候に慣れきってしまっていたため、久々の南国の暑さと湿気にやられています。夏のバカンスはスイスに限るなーというのが、スペインに来ての感想です。
(アリカンテのビーチ。この写真撮ってたら、トップレスの人ににらまれました。そんなに気になるんだったら、上つけてくれよ、という気も……)
しかしさすがにラテンのりの人々は陽気で感じがいい人が多い、という印象を受けています。いい加減そうなオーラがでまくってるけれど、あったかそう、というか。アリカンテについてから、薬屋でマラリアのピルを探していましたが、どこの薬屋さんも、薬はないものの、例外なくかなり入念に調べてくれて、ほんとにその店にないことを確認してくれました(結局最後の一箇所で、探している2種類のうちの1つが見つかりましたが)。
英語は予想通りほとんど通じずで、ぼくらの大学第二外語スペイン語選択の実力を試すときがついに到来しましたが(たまたま、ぼくも素子もスペイン語でした)、まだその力は発揮できず。というか、まるっきり覚えてません(笑)。それでもドイツ語やフランス語よりは、聞いて「お!その単語、知ってる!」というのがありうれしいのですが、まさにそれだけ。
(昨日の昼飯時。暑くてとにかく日陰に逃げる日中。ちなみに食事は、前菜、メイン、デザート、ドリンクすべて込みで9ユーロととてもリーズナブル。)
あまりの湿度に街を歩くのにも一苦労してますが(でも多分日本の方がハードだと思います)、たまたま腰を下ろした路上のベンチでPCを開いたら無線ランが拾えて、仕事のメールをやりとりしたり、次の街までの移動手段を調べたり、宿に電話したりできました。スカイプ使うと、PCが電話にもなるから、いきなりそんな路上で用事がいくつか済み、日本とも交信できちゃったりして、ほんーとに不思議な世の中だなあ、と改めて思ってしまいます。
素子はいま近くの美容室で髪を切ってきたところ。しょぼしょぼの出来。ぼくもこないだスイスで切り、さわやかなドイツ人女性に横を短くされすぎたものの、打つ手なし。
この1年で、ぼくが髪を切ったのは、中国、キルギスタン、イラン、ギリシャ、フランス、スイス。中国、キルギスタンは日本人に切ってもらいました。イラン、ギリシャ、スイスはそこそこの出来、フランス・パリでは「超大物だ、世界で10本の指に入るぞ、おれは」というJean Louis DeForgesというおじさんのアカデミーで、その弟子に切ってもらいました。こちらから希望は言えず、DeForgesおじさんは「客が希望なんていうから、失敗するんだ!」と喝破。その自信にすべてを託したものの、弟子のフランス人は、かなり不器用そうな様子が印象的な好男性で、案の定、テクはなし。ぼくの茂る剛毛に手を焼き、最後にDeForgesおじさんが「かしてみろ!」って感じで手を入れるも、もはやそれほど回復はせず。ま、っていうほど悪くはありませんでしたが(笑)。「おれに切ってもらったこと、日本で是非自慢しなさい」と言いながら、一緒に写真に納まるおもしろいおじさんでした。
(陽気で頑固なDeForgesおじさんと。大物だという本人の談話は、一応パリのフランス人若手美容師に確認。「確かに彼は有名だ」と言ってました。が、腕はどうなんだろう?!)
と、いまもわけのわからない路上の無線を拾って、カフェからこれを書いてます。数時間後にさらに南のアルメリア(Almeria)という街にバスで移動する予定です。スペイン、さすがに物価がスイスやオランダより安くてうれしいです。
(いまこのブログを書いてるカフェ。コーヒーとトースト(トマト&オリーブオイル)で1.8ユーロ(300円ほど)はかなり安い!スイスなどではありえないと思います)
しかし二人とも、この暑さにやられ、すごいだるさに襲われ、再び旅をはじめたのに、モチベーションがなかなかあがらず。果たしてどこまで持つのか……。これから荷物をとって、バス停に向かいます。。。
(アリカンテ(Alicante)からアルメリア(Almeria)まで今日バスで移動予定。3時間半ほど。実はアルメリアからダイレクトにアフリカ側へ船でいけるらしく、ジブラルタルによるかはわからなくなりました)
Hi Motoko and Yuki,
Good to learn that you guys are enjoying sweet sunshine in Spain. Maybe you guys would feel like being in a hometown with that hot and humid weather, right? The summer in Michigan is a sort of like that of Hokkaido or Karuizawa, which is said to be a great area to spend summer. But actually I really miss the crazy summer heat that we could enjoy in Tokyo and maybe in Kyoto as well...
Anyway, take care and have a wonderful Latin experience!
ユウキモトコひさしぶりー!スペインか~オレもマラガの友人宅でしばらくステイしたなぁ。
それと、結婚したどー。昨日はその披露パーティーでDDCのみんなにも来てもらったよ。
スライドショーでDDC全員の写真をいれといたらどうやって入手したん?ってみんなびっくりしてたよ。あ、これみんな見てるんや。
マホからもらった写真でした。お二人も入ってたよ。あとちえちゃんも。ちなみに肝心のオレは当然写ってませんでしたが。(笑)
お二人これからアフリカかい。こないだ南アフリカに行ってきたよ。仕事ですが。
ヨハネスブルグからバスで3時間のサンシティって町です。南ア版ラスベガス的なリゾートでした。
これからまたハードコアな旅になりそうですがくれぐれも体には気をつけて。また帰国したらセッションしよう!
暑いときに暑いスペインへ、寒いときに極寒の内陸部へ。なんだか酷を求めて移動しているみたい???
モロッコは、物価が安くは無かったような記憶。もっとも田舎に行けばそれなりでしょうが・・。
フランス留学者も多く、フランス語圏ですね。エジプトと違い英語が通じないから面倒でした。
>naoki
Though it feels strange to write to each other in English between us, but it do makes me feel fresh... Well, to be honest, I don't miss the weather in Tokyo at all, haha. I start realizing that the weather in Tokyo or Kyoto is really harsh, which I haven't felt before. Hope you can move to DC without any problem!
>katz
おお~!結婚おめでとう!前に聞いてて、連絡しようと思いつつしそびれてて申し訳ないです!披露パーティ、参加したかった~~。もうちょっと早く帰れなくて残念。。。奥さんの写真は見たよー。披露パーティの写真も今度送ってくれ!南アにいったんだね。おれたちは南アまでいけるかまだ分からないけど、なんとか体力を振り絞ってがんばるよ!(笑)。早く帰って"セッション"したいです。。。もう、いつでも帰れる気分(笑)。
>omokoさん
いやあ、酷を求めて旅しているわけではないのですが、なんとなくそんな展開になってしまいました(笑)。極寒もきついけれど、酷暑はやはりハードですね!!モロッコは、確かによく考えるとそれほど安くはないものの、ヨーロッパから来たので、かなり安く感じてます。でももう数日でモロッコの物価に慣れてしまいそうなので、そうなる前に、高いことをしておきたいです。確かに英語が通じませんね。。フランス語、スペイン語ともにぼくらは全然だし。。。
Posted by: ゆうき・もとこ at August 13, 2008 2:13 AMWow, Motoko, your husband is very handsome, haha:)Thanks for the English version, it's really helpful. I will keep at stay with your blog.
>Michelle
Wow, my husband is very happy to read your comment!
Hope I have a chance to introduce him to you someday.
Stay with our blog!