(ムスリムのウイグル人で賑わう裏通り)
ウルムチも今日で5日目。今夜また移動です。
ウルムチは確か170万人ほどの都市。なので結構な大都市。で、このウルムチがある新疆ウイグル自治区の北部は、漢族の方が多いらしく、全般的にはいわゆる中国の大都市的なのですが、ウイグル人の多い地域にいくと空気がガラッと変わり、ぼくらにとってはどこか神秘的な雰囲気に包まれていました。ウイグル人というのは、トルコ系の民族で、このあたりから中央アジアに広く分布している人たち。西の方から来た人たちのはずで、まさにこの新疆ウイグル自治区あたりが、彼らとアジア系の人たちとの合流地帯になっている、ということのようです。
一昨日、ウイグル人のバザールへ。
(露店周辺には大勢のウイグル人。大通りから裏道まで小さな商店がいっぱい)
(ザクロをよく見かけるようになった。ウイグル人社会を赤く彩ってる)
バザール界隈では、蛇使いがいたり、ピーヒョロヒョロ~(?)みたいなアラブ風音楽が流れていたりとなかなかいいムード。この辺ではみな中国語も怪しげ。ぼくらも、「漢族か?」と言われることしばしば。
(絨毯屋さん)
(釜で焼いたナン?厚いピザ生地のようなパン)
(ハミ瓜とメロン。どちらも大きな一切れ1元(15円)で、立ち食いそばのような感覚でみなちょっと寄って食べていく。これがとてもおいしかった!)
(子どもはどこでも同様にかわいい)
(宿の近くの山の上からみたウルムチの町。こう見るとほんと普通の大都会)
(その山のてっぺんに張り巡らされた鎖には、このようにいくつもの南京錠が……。よくみると、それぞれにカップルたちの愛の誓いが彫ってある。いつまでも離れられない仲に、ってことかな?カギはここから投げ捨てた?)
今日夜9時発のバスでウルムチを出ます。向う先は、タクラマカン砂漠のすぐ北の町コルラ(Korla)。この辺の町の名前は漢字名もあるのですが、ほとんどがウイグル語に漢字を当てはめたもの。タクラマカン砂漠を突っ切る道が2本あるので、そのどちらかを通って、これからさらに南下し、カイラスを目指します。カイラスまで無事に行けたとすると往復で2,3週間……、キルギスタンに入るのはそのあとになります。ちなみに昨日無事取得できたカザフスタンビザは昨日から一ヵ月しか有効ではないので、多分その期限内にはカザフスタンに入れなそうな……。となると、また取り直すか、もういかないか、のどちらかになりそうです。
(コルラのすぐ南にタクラマカン砂漠が広がる。いよいよこれからは砂漠の気候に……)
あの窯は、もしかしてタンドーリ?でも、タンドーリってインドですよねぇ?ただ形がソックリだったし、やかれているナンもそっくりだったので...まだ見ぬ未知の土地を見せてくれてありがとうね。
Posted by: mika at October 20, 2007 8:27 AMロシアの時と同様、
あたしにとってまったくの未知の世界で
読んでいてドキドキわくわく
してしまいます♪
バス移動もまた、大変そうだあー。
次回も楽しみデス!!
>mikaさん
こんにちは!あれはタンドーリ、かもしれませんね。インドに行ったとき、タンドーリチキンは食べたものの、タンドーリがどんなものか考えたことなかったので、全然考えてみませんでした。。今日もあのパンを食べましたが、焼きたてはとてもおいしいです!
>Chieちゃん
砂漠はぼくらにとっても全く未知で、なかなか新鮮だよー。明日、砂漠のもっと中央へと移動するけど、イメージするきれいな砂漠が見られるかどうか楽しみ!
Posted by: ゆうき・もとこ at October 21, 2007 9:42 PMお元気でご活躍のご様子で何よりです。
貴兄とは一度我家にお尋ねくださりお会いしただけですが、この旅行記は何だかご一緒に歩いているような感じで見させていただいております。私にとっては全くの未知の世界でしかも死ぬるまでには絶対訪れることのないところです。
これからも健康にお気をつけられて旅をされてーポートしてください。
楽しみにしております。
hegeは私のメール上の名前として使っております。
>hegeさん
大変ご無沙汰しております。コメントどうもありがとうございました!お元気そうで何よりです。ブログもご覧いただいているとのことうれしいです。いまの自分たちの生活はたまになんだかわけが分からなくなりますが(笑)、ブログを見ていただけていると思うと、また気力も沸いてきます。東京もこれから寒さが増してくると思いますが、お元気でお過ごしください!
Posted by: 近藤 at October 31, 2007 2:53 PM