September 20, 2007

ハバロフスクより。いよいよ明日、ロシア出国!<Khabarovsk, Russia>

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(セベロバイカルスクから濃い青線の列車移動を経てハバロフスクへ。Tyndaから南へ下ったあとは、メインのシベリア鉄道路線)

昨日、最後の目的地ハバロフスク(Khabarovsk)に着きました!
後半は、鉄道2泊、町2泊、といった日々の連続で、疲労もかなりたまってきました。最後の鉄道の旅を終えて19日の朝7時ごろにハバロフスクに着くと、なぜかどこもホテルがいっぱいで、疲労の中の宿探しに一苦労。しかも全然安宿がないようで、1万円弱のホテルに泊まらざるを得ず。。でも、そうとなれば、それはそれであきらめもつき、最後のロシア、とても快適に過ごせています。

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(ハバロフスク。教会や古い建物が並ぶ、とてもきれいな街。写真のアムール川が流れ、それを南下するとすぐ中国)

ハバロフスクはとても居心地のいい街!とにかく、会う人会う人みな親切なことにびっくり。あるホテルに行くと部屋がいっぱいでそこから他のホテルに電話しようとすると、そのホテルのレセプションの女性が他のホテルへの電話をかわりにかけてくれたり、バスに乗ると乗客がみなどこで降りるべきかを教えてくれるし、いまもネットカフェの場所が分からないで困ってるとこに、たまたま近くにいたビジネスマンがネットカフェまで案内してくれて通訳までしてくれたり......。とにかくハバロフスクは人の印象がよくて、しかも街もきれいで居心地がよく、二人ともとても気に入っています。

ロシアは、ブログのアップが覚束なくなったセベロバイカルスク(Severobaikalsk)あたりから度々親切な人に助けられ、最終的にはとてもいい印象で出国できそうです。

以下、セベロバイカルスク以降アップできなかった写真の一部。

<Severobaikalsk>(バイカル湖畔の町)
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(外国人がとても珍しいらしく、次々に握手を求められたり、写真を撮ってくれと頼まれたり)

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(ここで大きかったのが、街の英語の先生Vladimirとの出会い。ガイドブック(Lonely Planet)に名前が出ていたので家まで訪ねてみると、とても流暢な英語で親切に助けてくれた。で、「ぼくの授業に出て、生徒たちと話さないか?」と言われ、喜んで参加した英語の授業。みな15歳)

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(その夜、Vladimirが、友達の女性(素子の隣)の50歳の誕生日パーティに一緒に出ないかと誘ってくれ参加。思わぬ展開でローカルな世界に入れて楽しいひととき。ウォッカを6,7杯小さなグラスで一気させられた......)

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(ホームスティさせてもらった家)

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(家のお父さんが、庭のラズベリーを摘んでくれる。ちょーおいしい!シベリアは果物・野菜がいっぱい)

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(1泊しただけなのに、しかも言葉も通じないのに、家のお母さんとはとても親しくなれたような気がして、別れもちょっと辛いほどに......)

<列車の中>
列車で結局6泊(かな?)。ロシア滞在のほぼ半分が列車の中。ロシアの大きさを実感できましたが、最後はかなりきつくなりました......。

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(途中の景色はずーーーっとこんな。まさにタイガ)

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(こんな感じでほぼ一日中寝てるか読書か)

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(それなりに出会いも。でも酔っ払いが相当面倒)
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(レスリングチームで試合のためにハバロフスクへ向かう少年たち)
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(途中停車駅で降りて休む)
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(駅の外に出て食糧を調達)
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(前回ブログアップしたTyndaの駅。この駅の休憩室で一泊。)

<今日の朝ハバロフスクで>

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(体育の授業を公園でうけていた子どもたちが、ぼくらを見るとみな授業をやめて駆け寄ってきた。日本に旅行で行ったという子が2,3人もいて、ぼくらのロシア語より語彙豊富な日本語を話すのでびっくり。学校まで遊びにきて!とみなに言われて、とても行きたかったものの、隣で無視され、馬鹿にされ、学級崩壊目前っぽい老人先生がしょげていたので申し訳なくて、バイバイしました)

明日朝、ハバロフスクから船でアムール川を下り、中国へ戻ります(たった1時間半ほどの船なのに6000円も!)。

久々の中国が楽しみだったり、ロシアが名残惜しかったり。


Posted by ykon at September 20, 2007 2:46 PM | トラックバック
コメント

列車の中で寝るってキツそうですね。飛行機の中とどっちが辛いかな?
ハバロフスクでゆっくりできましたか?

素敵な出会いがいっぱいあったようで、これこそ旅の醍醐味って感じですね。
それにしても、みんないい笑顔だぁ~。

Posted by: Rika2 at September 20, 2007 8:45 PM

楽しソーですねぇ。
人もみんなよさげだし。

Posted by: イシヅカ at September 20, 2007 9:05 PM

ロシア人ってフレンドリーなんですね。イメージとは違いすぎて面白い。みんな穏やかで優しい顔をしている。

Posted by: よっしー at September 21, 2007 12:09 AM

>Rika2さん

中国に戻ってきたよ~。列車の中、寝るのはそれなりに快適だったかな。ベッドや周囲の環境などにも寄るけど。最後の日は、夜暑くてつらかった。。。昔は飛行機って楽しみだったけど、最近は長時間乗るとかなり辛いので、列車の方が楽かなー。ハバロフスク、ほんとに住みたくなりました。ロシア、もうちょっと長くいられればよかったんだけど。。。

>イシヅカ先生

ロシア、行く前と全然イメージ変わりました!一応シベリアのそれなりに小さな街にも行ったのですが、どこもきちっとしていて、全く西洋そのままって印象でした。もっと鉄道から離れた奥の方には別の姿があるのかもしれませんが……。またゆっくり行ってみたい国です。

>よっしーさん

イルクーツクでは冷たそうな印象でしたが、それ以降はどこも人のよさが魅力でした。確かに、ロシア人ってフレンドリーなイメージなかったのですが。。。ハバロフスクは黒龍江省から船で1時間ほどでいけるのでお薦めですよ。川を越えたらあんなにきれいな別世界が広がっているというのは不思議な感じがします。今日中国に入りましたが、入国するやいなや、めちゃくちゃ中国で懐かしかったです(笑)。

Posted by: Yuki&Motoko at September 22, 2007 12:40 AM
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