日本帰国中は日記を中断していて、出国したらまた書き出そうと思っていたのですが、なかなか書き始めることができないまま、上海も三日目をむかえています。
オーストラリアのバン生活から東南アジアを旅していたころまでは、毎日のように変化があったため、日記を書いてても面白く、しかも、半年ぐらい発ったあとでも、何月何日といわれればどこで何をしていたかをほとんど思い浮かべることができていました。
しかし、去年一年昆明で暮らしていたときは、毎日が同じようで、一週間前のことすら、その前後の日とごっちゃになってしまうといった日々でした。その辺から日記が単調になり、半ば義務感で書くような感じになってしまったのですが、せっかくだからとずっと続けていました。
それが、今回日本に戻ってからぷっつりと糸が切れたように書く気力がなくなってしまい、どうしようかと悩み中。これはつまり、こういう外国での暮らしが、3年目にしていよいよほんとの意味で日常化してきたということなのか、と解釈したりしてますが、ま、とにかく日記を書かないとしたら、そのエネルギーをもっとこのブログに回して更新頻度をあげられればな、と思ってます。
ところで、昨日から早速仕事を求めての活動開始。昨日は大学の友人に紹介してもらった上海出身の中国人に会いました。芸術家であるその彼のお父さんが中心になってやっている巨大なプロジェクト(中国の文化・伝統を保存しながらの街づくり)で何かかかわれることがあればと、昨日は一日、彼らのプロジェクトの現場すべてに連れて行ってもらいました。
(プロジェクトの舞台となる上海郊外の金沢(ジンザ)という小さな町にかかっている橋。この橋、なんと元の時代ぐらいからあるらしく、すなわち800年とかそれぐらいここにかかっていることになります!そういうものが今も普通に使われて残っているのがすごい。この橋は当時騎馬民族が使っていたために馬用で手すりがないとか)
(ある建物の中)
(伝統的なお面)
(彼らが手がける旅館の中の雰囲気)
このプロジェクトに自分がどうかかわれるかはまだ不明なのですが、なかなか接する機会のない世界を見ることができて、とても勉強になりました。
そして今日は、素子が登録している人材派遣会社に顔を出し、明日から早速よさげな会社での面接開始です。
今日は朝からラッシュの地下鉄に乗り、日本の会社に顔をだし(一社はぼくもちょっと知っていたので一緒に挨拶に行ってきました)、すっかり都会生活が始まった気分です。人の雰囲気も昆明とは結構違って面白いですが、素子は少し疲れ気味。。。すでに明日の面接に向けて準備中。ぼくも明日までに完成させないといけない原稿がちょこちょことあり、大体できたのですが、もう少し見直しを、という感じです。。。
無事に上海生活スタートしているようですね。
何よりです。
この中国の旅館って興味あるなあ~
Posted by: いしづか at February 17, 2006 4:35 PMいしづか先生
上海は日本からほとんど違和感なしで、生活を始められるところですね。なんかあまり外国にいるって感じがしません。
この旅館は、まだ旅館としては機能しはじめていないのですが、近いうちにそうなるようです。上海郊外の周庄っていう、古い町並みで有名な町にあります。
ちなみに今のところ上海の気候は東京と似たり寄ったりなイメージです。
こん
Posted by: こん at February 18, 2006 11:27 AM