at Ramu, Bangladesh on 4/Nov/1999
Category : [Bangladesh, Drifting into Eurasia 99/11]
Posted by snotch at January 29, 2008 11:35 PM
海沿いに広がるコックスバザール(Coxs Bazar)の町から、亜熱帯性の草木が生い茂る平らな陸地を15kmほど東へいくと、ラムー(Ramu)の村の小さなバス停に到着する。ミャンマー国境は、もうあと東へ20kmのところまで迫っている。村の広場周辺を行き交う人々の中にベンガル人の姿はなく、みな東南アジアやチベット系の顔立ちをしている。土と草の匂いのする畦道をぶらぶらと散歩していると、草の茂みの向こうに思いがけず寺がでた。所々茶色い錆びがでたトタンの屋根が整然と幾重にも折り重なっている様に思わず見とれてしまう。