at 甘粛省敦煌 on 27/Jul/1999
Category : [China Gansu(中国甘粛省), Drifting into Eurasia 99/07]
Posted by snotch at March 28, 2003 4:25 AM
ヒマワリの種はおいしい。中身がふっくらと詰まったヒマワリの種を軽く炒っていただく。その小さな容積からは想像できない、奥深い香りと甘みがたまらない。中国では、移動中の旅の友としてだけではなく、日常的にもよくつまんでいる人を見かける。僕などは、外の殻と中身をうまく分離させてやるために指先の補助が必要だが、中国の人は、殻ごと口の中に放り込み、しばらくすると、割れた殻だけがピュッと口から飛び出てくる。ちなみに、漢字にすると、日本では向日葵とあらわすが、中国では朝陽花(朝阳花 chao yang hua)とあらわす。感性の微妙な違いが面白い。
自転車で敦煌の郊外を巡っていると、太陽光線を浴びすぎて巨大化したヒマワリたちや、太陽光線を浴びすぎて労働意欲ゼロのロバ君などに会うことができる。