at 甘粛省嘉峪関 on 25/Jul/1999
Category : [China Gansu(中国甘粛省), Drifting into Eurasia 99/07]
Posted by snotch at March 18, 2003 8:53 PM
万里の長城の西の果ては万里長城第一墩であって、北大河の絶壁で途絶えていた(ホントは、これより西方にも、細かな断片が残っているらしい・・・)。長城西端の関所が嘉峪関(嘉峪关 jia yu guan)と呼ばれ、それが現在でもなお、町の名前となっているわけだ。秦の時代に着工された長城は、明代になって嘉峪関にまで達した。嘉峪関は1372年着工とある。
宿から自転車にのって、嘉峪関に向かう。市中からは、西のほうへ、ゆっくりとペダルをこいで30分程度のところにある。巨大な建造物を目の当たりにし、まさに、沙漠の中の城という印象を持った。西端の、国防の要だっただけのことはある。
ここから、地平線の霞にまで延びてゆく城壁を見て、中国の広さを改めて実感するとともに、このような建造物を作ってしまうエネルギーにただ感服するばかりだ。