at 甘粛省張掖 on 23/Jul/1999
Category : [China Gansu(中国甘粛省), Drifting into Eurasia 99/07]
Posted by snotch at February 26, 2003 8:52 AM
早朝6:30に起きて、木塔寺(mu ta si)へ行ってみる。街のつくりは、典型的な中国の街と、さして変わり映えないけれど、明らかに空気がカラッとしていて空がきれいなので、広々として心地よい印象を受ける。マルコポーロは、道中ここで一年を過ごしたそうだ。当時より張掖が、旅人にとって滞在するのに居心地がよかった証かもしれない。
今までに中国で見てきた「塔」は、どれも最近になって下手に再建、修復されたものらしく、プロポーションが不細工で、概してペンキで派手に着色されており、お世辞にも美しいとはいえないものばかり。ここ木塔寺は1507年に建造され靖遠楼とも呼ばれてきた8角9層の塔。張掖のシンボルとして今もきちんとメンテナンスされているようで、敷地内は緑が多く、塔は堂々としていて格好よい。
塔の上空を大きな黒い鳥がたくさん舞っていて、まさに砂漠の中のシンボルだなと思った。ハシブトカラスでないことを祈る。
はじめまして。
去年の暮れあたりから覗かせてもらっているのですが、発色といい構図といい、写真カッコいいですね。このサイトを見て以来自分でもカメラを持ちたいと思うようになったのですが、よろしければどんな機種を使っているのか教えていただけませんでしょうか?ちなみに私自身はまったくカメラの知識がないのですが…
Posted by: Anonymous | March 1, 2003 1:14 PM
こんにちは。はじめまして
コメントありがとうございます。しかもお褒めの言葉までいただいて(^^
実はこのとき持っていったカメラ、この後インドで全部盗られちゃうんです。そのときのエピソードはいつか出てきますのでお楽しみ?
ちなみに、35mmはPentax LX,MZ-5、中判はYashica 124 という2眼で撮ってました。Pentax LXは旅行写真にとって機能は十分、機械式で丈夫だし、いざとなったら電池なしでも動くので、長期の海外旅行にはぴったりだと思います。昨年あたりに生産ストップしてしまったので、今は中古屋でしか手に入らないようですが。
もし、初めてカメラを手になされるのでしたら、カメラ本体よりも、レンズに注目して選ばれたほうがよいかと思いますよ。どんなものを撮られるかによりますが。自分は、90mm, 50mm, 35mm, 17mmを持っていきました。
Posted by: sunouchi | March 1, 2003 3:29 PM