2002年11月15日


Blog騒動顛末記 〜その壱〜

今回の騒動も峠を越したのかもしれない。

一連の騒動が収束に向かいつつある今、自分のためのblog覚書。

(1)blogそのものの認識・・・blogとはMTやそれに類するツール、またはページ。そこに書かれている内容は問わない。従って「web日記」とどう違うか、と聞かれても困る。blogで日記を書けば「web日記」になる。ただそれだけ。

(2)meshにおけるblogの認識・・・そんなものはない。おそらく皆思い思いやっているはず。そもそも共通認識などあれば誰もわざわざ立ち上げて「実験」したりしないであろう。

(3)研究対象として〜・・・おそらくこのページが誤解のもと。皆集って何かやっているように見えるが、それは誤りである。これは利便性のため。ただお互いのblog活性化のためコメント投げかけなどは行っているが。とはいえ(2)で述べたとおり、blogそのものに関する定まった共通認識はない。従って研究など出来るはずがない。何度も言うが、これは「実験」である。まぁ私は「楽しみ」のために書いているだけだが。

(4)コンテンツ感覚・・・先述の通りコンテンツは問わない。ちなみに私自身は「日記」を書いているという感覚はない。まぁ他人が見て「どう見てもお前の「blog」とやらは日記だろう」と言う気持ちは分かる。ただ個人の感覚として「日記」を書いているということはない(実際にその日に起こったことはめったに書かない)。じゃあ、「ジャーナル」かといわれればそうでもない。よく分からない、そのための実験。

(5)コンテンツ内容・・・私自身別に新しいことはやっていない。「旧来の〜」スタイルである。はっきり言って私では「新しい何か」をするのは時期尚早、かつ力不足である。個人的には誰か力量のある人間がblogツールを使って「小説」などを発表して欲しいものである。なんせ写真や動画をup出来るだけではなく、日付時間も変更できるのである。

(6)他のweb日記ツール・・・tDiaryやhnsといったツールは初耳でした。これは私自身に関して言えば見識足らず。もしこのことに関して私が責められることがあったら、申し訳ないです。ちなみに他のメンバーに関しては不明。

(7)コミュニティ・・・現段階では不明。広がる可能性はあり。ただそれも発信者個人の力量に寄るだろう。また個人ではなく会社などの団体がblogを持つ場合は、異なった展開になる可能性も考えられる。

(8)「草創期」発言・・・これが今回の騒動のもと。もとは『「mesh抜きでは日本におけるblog草創期を語れない」と言われるようなサイトにしていきたいですね。(言いすぎ?)』。文章を読んでも分かるとおり、これはmeshの見解ではない。またmyojin君も「meshが日本におけるblog草創期を築く」などと一言も言っていない。単にこの文章は本人のサイト運営に対する心意気である(と思う)。

(9)利権とか権威とかその他もろもろ・・・恐らく騒動を大きくした要因。(8)の発言が曲解された模様(まぁ今となって隠蔽工作をしてるとかって突っ込まれそうだが...)。まぁ自分的に日記サイトは見ないのだが、数多くあるのは知っていた。そんな沢山あるもの、常識で考えてみても利権や権威で縛れるわけないだろうに。しかしこれだけ過剰に反応するってことは、ひょっとしたら日記サイトにはめちゃめちゃ「うまみ」があって、権威や利権を牛耳ってる「大物」が既に「甘い汁」を吸いまくってるのかもしれないねぇ。笑。

(10)はしゃぐ・・・初めてサイト持った人間が「はしゃぐ」のは当たり前。私も三週間前は思いっきりはしゃぎました。

(11)「草創期は既に終わって〜」・・・個人的にはどうでもいい。以前は知らないが、少なくとも今回の騒動が収束した現在はもう「草創期」ではないはず。で、じゃあこれから先はどうなるのか。

最後に・・・blog以前、個人的には日記サイトは読まなかった。で、blogが来てとりあえずpublishするようになった。だが相変わらず人のページは読まない。pubulish一辺倒であった。その辺りに私個人の問題はあるようだ(他人は知らない)。つまり聞き手不在である。とはいえ聞き手にばかり重心を置くと書き手不在になる。そして最終的にblogは誰のものか、誰のために書いているのか、という問題に行き着く。私にはまだこの答は出ていない。web日記を執筆している人は誰の為に書いているのであろうか。知りたい限りである。「〜その弐〜」ではツールの特性を踏まえた上で今回の騒動を捉えなおしてみたい。

BY h.katou @ 2002年11月15日 22:05

Comments