●October 2003

October 26, 2003

トウガラシ。

花が咲いた後、それが実になる。
小学校の先生が例え話に使いそうな、事実。

二月ほど前、
ウチに小さくて真っ赤な実をいっぱいつけたトウガラシがやってきた。
プリンプリンの実がシワシワになって、たまにポトンと落ちる。
トウガラシは小さいほど辛い。
この子、鷹の爪一本の辛味をそのままこの小さな体に凝縮させてる。
すこぶる辛い。

ポトンがポトンポトンの間隔になってきた頃。
淋しくなるなと思ってた頃。
・・・花が咲き出した。
実がなった後、花が咲いた?
二番花。
真っ白な星の形を紫に縁取った、辛さのかけらも無さそうな可憐な花。
先生、もっといい例え話が作れそうです。


そして今度の子は、濃い紫色のどんぐり形に変わりつつある。
人生楽しんでるねえ。

Posted by asummer at 08:29 PM | Comments (0) | TrackBack

October 18, 2003

新穂高温泉@奥飛騨


岐阜と長野は飛騨山脈(北アルプス)によって引き裂かれている。
岐阜は長野の高い肩に寄りかかっているようにも見える。
そんな北アルプスの麓、奥飛騨の新穂高温泉へ。

耳抜きできない人には大変な、
世界で二番目に長い(3,201m)新穂高ロープウェー。
二階建て(乗ってる分には何も特別でないが)ゴンドラで
一気に雲の上の人だ。

ツンツンに研ぎ澄まされた槍ヶ岳、
笠の形そのもののなだらかにどっしりとした笠ヶ岳、
ずんぐり頭の、北アルプス唯一の活動的火山、焼岳、、、、
名前の由来が容易に分かる山々が連なる。
大きなリュックを背負った人々が、次々と彼らに向かって歩き出して行く。
海に潜れば、海好きな人ってこんなに多いと驚くし、
山に来れば、山好きな人ってこんなに多いと驚く。

    

山登りを終えた人ほどの感動は無いだろうけれど、一温泉好きとして、そこら中で湯煙を上げる温泉に体を沈める。
自分の密かな露出欲求を満たしてくれる野天風呂。
冷たい外気とぬるめのお湯で、全くもって出るタイミングが見つからない。  


Posted by asummer at 12:58 AM | Comments (0) | TrackBack

October 15, 2003

ガラス越しに見る。

ガラスは
あっちしか見えなかったりこっちしか見えなかったり
あっちもこっちも見えたりするから好き。

           

   @03/09/20/ルプレヒト教会/ウィーン  @03/10/13/I+STYLERS/青山

Posted by asummer at 12:03 AM | Comments (0) | TrackBack