有名すぎるこの歌人が、
偶然にも自分の家の最寄り駅と同じ名前であることにふと気付き、
今更ながら作品を味わってみる。
幅広い年齢の読者に愛され、『サラダ記念日』が空前の大ベストセラーとなった頃は、
作品を愛するにも人を愛するにも「幅広い年齢」に漏れる幼さだった。
自分も多少は大人になったんだなと思いながら読む。
付箋を貼りつつ読むのは白けるから、
読み終わった後にも覚えている歌だけ残ればいいと思って読み進める。
で一番残ったのは?
ゆく河の流れを
何にたとえても
たとえきれない
水底の石
心理テストだったら何と出るんだろうか。
Posted by asummer | TrackBack