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Posted by snotch at June 18, 2003 1:36 AM

クチャ周辺はかつて、前漢代から10世紀ごろまで繁栄が続いた龟兹国があった場所だ。このオアシス都市国家は、仏教伝来の歴史において重要な存在意義を担ってきた。クチャ郊外にはイスラム化される前の仏教遺跡が点在しているし、また、7世紀に玄奘がここを通った時の記録には、クチャの西門の両脇には高さ30mの仏像がそびえ、この辺り一帯には美しいフレスコ画で彩られた多くの僧院があると記されている。

キジル千仏洞入り口クズルガハ烽火台塩水渓谷

クチャ周辺の仏教遺跡の中でも最大規模の、キジル千仏洞(克孜爾千佛洞)へ。既に敦煌を見てきたことと、フレスコの損傷や盗難、仏像の破壊などが激しいことがあって、遺跡そのものの派手な見栄えはしない。が、イスラム化の流れのなかで目を刳りぬかれた仏像、フレスコ画の主題部分だけをドイツ探検隊が剥ぎ取って行った跡など、人間の仕業というか、生の歴史がひしひしと伝わってきて、リアルだ。

千涙泉キジル千仏洞の山中を20分ほど奥へ行くと、千涙泉という泉がある。車の運転手にとっては興味がないらしく、勝手に行ってくれば、と言わんばかり。沙漠では特に貴重な水ですが、あるところにはあるもので、巨大な岩盤のいたるところから、涙のように水が滴り落ちている様はなかなか壮観だ。
全くの余談であるが、クチャのタクシー運転手の間では今、ジュリアナのコンピが大ヒット中だ。フシギなものだ。

Comments

一番上の写真美しいね。
さかさまだけれど。

キジル千仏洞といえば、ドイツのル・コックが採集しやがったのが有名ですが、日本の大谷探検隊もゲットしてきてやがるのでよその国のことを責めにくいのがつらし。

関係ないですが、敦煌莫高窟の探検隊の人のことをさっきまでスターンと覚えていて、スターン文書と一生懸命ぐーぐっていたのですが、正しくはスタインさんだったのですね。なのでスタイン文書でした。大英博物館に敦煌文書があるのはこの人のせいです、ちくしょ。