ラバトから、100キロほど西のカサブランカ(Casablanca)に移動してもう4泊目。マラリアピル探しは一段落したものの、ここから先のうまい移動手段が見つからず、カサブランカから八方ふさがりになりつつあります。
(カサブランカは、名前の通り白い建物が多いイメージ。宿のそばの大通り。カサブランカ来てからあまり写真と撮る気がおきず、全然撮ってません……。Street in Casablanca. Taste of the city is made by white houses and palm trees.)
マラリアピルは、もっともほしいLariamという薬は、数々の薬局や専門の研究所へ聞いた結果、おそらくモロッコでは手に入らないという結論に達し、その代わりにSavarinという他の薬を買うことに固まってきました。アフリカではこちらの方がメジャーらしく、しかしアフリカの人とぼくらとではマラリアに対する抵抗力が異なり、ぼくらにとってはSavarinよりもLariamの方が効き目がいいという評判なのですが、Savarinもそれなりに旅行者に使われているようだし、いずれにしてもLariamが入手できないので、こっちでいくことになりそうです。
ちなみに、首都のラバトでLariamのことを聞くために英語を話す開業医に会いに行ったら、陽気なおじさんが出てきてとにかく話しまくられました。しかも内容はマラリアのことではなくて、安い飛行機チケットのこと。「おれはサッカーのモロッコナショナルチームのドクターで、アフリカ中飛び回ってたから、アフリカの飛行機にはちょっと詳しいぞ」と始まり、こちらがほとんど何も話してないうちに「ぼくのエージェントに聞いてあげよう」と、まるで旅行代理店のように航空チケットの問い合わせ。いま思うと、それなりに妥当な値段を提示してきたものの、その後マラリアの話になると「モロッコにLariamはない、Savarinで大丈夫だ、ぼくのチームのやつらもみんなSavarinだよ」とアドバイスをくれ、ぼくらが、でもほんとにLariamはないのかな……とかもごもごしてるうちに「よし、おれが処方箋を書いてやる」と、処方箋が2枚出来上がり「じゃ、200Dh(20ユーロ、3400円)で。あ、マダムにはプレゼントするよ」と、マダム(=素子)はタダといいつつ、本当にタダになっているのか全く分からない、いんちき土産モノ屋みたいなドンブリ勘定。全く値段の相場が分からなかったので、本当に"マダムはタダ"の良心価格なのかもしれないのですが、カサブランカでよくよく聞くと、どうもSavarinには処方箋などいらないらしい……。うーーん、やられたかな。って大した額ではないのですが(笑)。
(これはフェス(Fes)の迷路のようなメディナ(オールドタウン?)の中。狭い道に人と店がいっぱい。微妙に新宿の雑踏っぽかったような。This is Fes, NOT Casablanca. Inside Medina, where still atmosphere of the old Muslim town is alive and this is the center of their life. Small pathes are packed with people and shops, reminded us of Shinjuku, Tokyo)
そして、ここからの移動について。週末すべての旅行代理店が休みだったので、ぼくらも何もできずに過ごし、今日満を持して代理店回りに奔走したものの、やはり飛行機、超高いです。動物を見る時期などを考えて、とりあえずセネガル(ダカール)経由で、ケニアかボツワナ(南アフリカの北に隣接)に飛ぶのが現実的なルートのようなのですが、一番安くてもボツワナまでで1300ユーロ、22万円ほど。完全に予算オーバーです。そして中東経由のもうちょっと安い便は9月まで満席……。
とりあえずセネガルまで飛んで、セネガルでまた安い航空券を探すというのも考えてますが、3時間ほどのフライトのセネガルまでも500ユーロ(85000円)という値段。いま、モロッコも夏休みでもっとも時期が悪いっぽいですが、それにしても高いです。陸路も考えてみたものの、どう見積もっても時間がかかりすぎる割りにいまのぼくらには利点なし。明日か明後日には移動したいものの、どうなるかまだ分かりません。。。
(ラバト(Rabat)からカサブランカ(Casablanca)は列車で1時間ほど。列車はヨーロッパ的で快適。カサブランカの南にあるモロッコ最大の見所っぽいマラケシュも行きたいなと思いつつ、南に飛ぶ選択肢はカサブランカからが一番多そうなので、マラケシュはパスしそう……。セネガルはずーーっと南。From Rabat to Casablanca is just 100km, but Dakar in Senegal is way far south!!)
ところで、カサブランカも完全に事務作業のみの日々。街全体に生ごみや汚水のにおいがすごくて、あまりいいイメージではありません。雨が降らないのと、暑さのせいかもしれないなと思ってます。物乞いの多さも予想以上で(どこかインドとかに近いイメージ、街の造りや雰囲気は中国を彷彿とさせます)、モロッコの経済事情の厳しさを垣間見ている気がします。その一方で、複数のモロッコ人が、ケニアやボツワナに行くことを「アフリカに行く」っていう言い方をしているのが、日本人がタイなどに行くことを「アジアに行く」って言うのと似ている気がして、面白いです。「おれたちはアフリカだけど、アフリカではない」みたいな意識がどこかにあるのかもしれません、ぼくら日本人同様に……
(これもフェス。宿の部屋から(前回登場のモハメドの宿)。リヤド(Riad)というモロッコの伝統的な家を宿に。タイルや装飾がきれいで、高い天井が印象的。This is a guesthouse we stayed in Fes. It's Moroccan traditional "Riad" style house with high ceiling and a lot of Islamic decoration.)
It's already fourth night since we came to Casablanca from Rabat(an hour train ride). Another big and busy city with many building being "casa-blanca (white-coloured house)", quite smelly almost every corner of the city with garbage and maybe piss(can be because nothing get washed down with very little rain )...
Maybe because we are just tired, but nowhere looks really photogenic for us, and we haven't taken almost no photo for these few days. Funny thing is, this city really reminds us of China, which we didn't expect at all! Of course details and people are very different, but still, the atmosphere and how the city is planned looks quite similar. Maybe that's the another reason that we don't feel fresh being here and don't take our camera out of our backpacks.
It's also interesting that in Muslim countries we barely see Chinese people. Although you see them almost everywhere in Europe and Asia, which make us feel like back in China easily, it never happened in Muslim countries around Europe we have visited so far, that is, Turkey, Iran, Morocco. Curious about its reason...
We are still searching for cheap way to get to southern or eastern Africa, which appears to be much harder than we expected. We start to realize that it is the highest season at the moment, a lot of flights we are interested in are fully booked for next one month, and price has gone sky-high! Cheapest option we have found so far is, from Casablanca to Botswana; about 1400euro, to Nairobi in Kenya; even more expensive! We had to laugh at ourselves thinking about taking Euroline bus back to Paris or Madrid in the hope of finding a cheaper flight to Nairobi... haha... we won't do that, though... But anywa we will move to somewhere very soon.
いま首都のラバト(Rabat)にいます(前回の地図参照)。インドとトルコを混ぜたような雰囲気っていうか、もうちょっとトルコに近いきれいな都市をイメージしていたら、かなり混沌として熱気があり、音やにおい、その雑多な印象がアジアチックな街でした。しかし、夜、超ごちゃごちゃな路上マーケットとなって賑わうオールドタウンの通りは、まるで原宿の竹下通りのようで(黒人さんも多いし)、ここに来て、意外にも懐かしく東京の風景を思い出してしまいました。竹下通りはいまも健在なのでしょうか。ちなみにモロッコはカフェがいっぱいで、みなダラダラと朝から晩までコーヒーを飲んでのんびりしている光景がナイス。
(クスクス。野菜&チキンの具が大量に載っていて、一見日本のカレーライスみたいでした。味もなかなか。これで350円ほど。フェスで。 We had couscous in Fes with a lot of veges and chicken. It looked like "Japanese curry and rice", which is our Dutch friend's favorite dish! (it tasted different though, Christel!). About 2.5 Euro )
さて、とはいえ、ラバトには特に何を見に来たわけでもなく、首都ならではの諸事務作業を終えるのが目的。特に、Lariamというマラリアピルを見つけることが急務。マラリアの薬はとりあえずMalaroneという主に治療薬となるのをスペインで入手できたのだけれど、その他に、予防薬として有名なLariamを探しています。これは人によって副作用が強くて、しかも悪夢や鬱、なんていう聞き捨てならない噂や経験談が少なくないのでちょっといやなのですが、でも「80%の人はなんともない」というスイスの医者の話を信じようと思い、しかも一応一番メジャーっぽい薬で、またなんといっても、マラリアにかかるともっとシャレにならないので、とりあえず買って飲み始めてみようと考えてます(定期的に毎週飲む薬)。
スイスで処方箋をもらったので、スイスで入手しておけばよかったものの「この処方箋は他の国でも有効だ」という医者の言葉に甘えてしまい、ついつい先延ばしになり、いまそのしわ寄せが。モロッコで、ほとんど英語も通じない環境で薬局を回ってこの薬を探すのはかなり大変です。結局ネットで調べて、カサブランカという街にそういう専門の病院があるのでそちらに行くことになりそうです。というわけで、ラバトに来た意味はほとんどなかったかも。
さて、陸路で行くかどうするか、という議論がほぼ空路に傾き、モロッコの一番メジャーらしい航空会社Royal Air Marocのオフィスに行ってみました。ケニア行きは、アフリカまで来たからには結構安いじゃないか?なんて甘いことを思って来てみたら、なんとなんと、西アフリカと東アフリカはあまりコネクションがないよ、とのこと。西は主に旧フランス領で、東は主に旧イギリス領だから、とか。なんか分かるような分からないような理由でしたが、実際ケニア行きはほとんどヨーロッパ経由または中東経由とのこと!ロンドン経由はどう?とか言われても、さすがにここからロンドン経由でケニアってのは……。しかもかなり高く、これじゃ船でアフリカまで来た意味全くなしです。ドバイとか中東経由も、非常に戻る感が否めずです……。飛ぶにしても、なるべくいまの地の利を活かしたいところ。やっぱりスムーズに直線を描いて飛びたいです。
とりあえずネットで調べた限りでは、セネガル経由とかガーナ経由とかがあるみたいなので、ヨーロッパに戻らなくても大丈夫そうではありますが、陸路でもうちょっと進んだ方がいいのかな、とか検討中。しかしここからセネガルのダカールまでも地図上で見ると、イスタンブールとパリぐらいの距離がありそう!!アフリカの大きさには驚かされます。気候もすごいし、ちょっと甘くみてました。うーーん、さすがアフリカ。
(これもまたフェスで。宿を経営する家族の一員モハメド。サウジで10年働いてひどい目にあった、ヨーロッパ行けない輩がサウジにいくんだ、義理の兄貴がうざい、とか赤裸々トークを2時間ほど。非常に個人的な話からモロッコ事情が少しわかりました。 Mohammad, a guy from the family running this guesthouse in Fes. He said that he worked in Saudi Arabia for 10 years and had terrible experiences. He wanted to go to Europe but he couldn't.Hard Moroccan life! We talked with him for a couple of hours, he was really a nice guy)
We are in Rabat, capital city of Morocco at the moment(map in the previous entry). Nothing seems so exciting here except for being a busy and messy capital city for us (but cafes are scattered around everywhere in the city with a lot of locals chatting or reading, which makes a cool atmosphere), and we are here for more practical reasons, to get prepared for the countries waiting for us in the south.
Especially, our main mission here is to find "Lariam", notorius(side-effect can be quite bad!) but necessary malaria pills! We've started to regret that we didn't get this while we were in Switzerland, as we got some vaccinations done and even got a prescription for the malaria pill there from Swiss doctor! Although the doctor said that the prescription is valid in other countries as well(that's our excuse for being lazy in Switzerland...), it might not be the case in every country, so we maybe need to get another one... Anyway, to find the pill sounds quite a work, giving the fact that we don't speak the local language(Lucky you, French speakers!!), and this hot weather(Rabat is much better than Fes and Nador, though)!
We also went to check the price of flight ticket to Kenya, and a guy at the Royal Air Maroc, told us that most of the flight to Nairobi goes via Europe..., which sounds ridiculous for us(we came down to Morocco to make the flight cost less)!! Besides, they are much more expensive than we expected... But of course there should be some alternative ways, which we are looking for now.
Hey our non-Japanese speaking friends!
We have decided to write in English as well at the end - just the summery and photo explanations, though. There might be lots of mistakes as we don't want to spend too much time translating which can quite possibly make us feel sick of it and stop writing. But hope it will be some help to enjoy our blog, and we'll try our best not to make this the first and last english version...
今回から英語バージョンも付記することに。いつまで続くか分からないけれど。。。
(アルメリアからナドールへ。南への陸路移動をまだ検討中なものの、モロッコだけでもかなり縦に長くて、やっぱり厳しいかなー、面倒かなーと悩んでます。Nador is the port city which we made our first step into Africa. We are still thinking about heading south overland to central Africa, but even only Morocco looks quite long to cross...)
ついにアフリカ大陸に上陸しました!
(モロッコの上陸地ナドール(Nador)。女性たちのカラフルな服装と、道端に並ぶカフェのイスで延々とダラダラし続ける男たちが印象的な港町。Street of Nador, Morocco, where we arrived by ferry from Almeria, Spain)
考えてみると、新たな大陸に入ったのはオーストラリア以来(ヨーロッパとアジアを分ければ別だけれど)。スペインから海を隔て6時間の船旅を終えて現れたアフリカ、モロッコの北端を見たときはなかなか興奮しました。船から見えるモロッコは、全体的に茶色で砂漠っぽいイメージ。船に乗っているのも、ほぼすべてモロッコ人らしくアラブ系か黒人だけだったのも雰囲気を出してました。
(スペイン・アルメリアの港。左手前の大きなフェリーでモロッコへ。The port in Almeria. We took the ferry at the left.)
(出発のとき。これがモロッコの旗、多分。This should be the Moroccan flag.)
さて、前回の地図のキャプションに書いたように、ジブラルタル海峡まで行かずとも、アルメリアというスペイン小さな町からモロッコまで船で渡れることが分かったので、ぼくらはそこから船に乗りました。遅いフェリーで6時間、50ユーロ弱(平日はもうちょっと安い)。ぼくらのような旅行者も多いのかと思ったら、チケット売り場では「初めて日本のパスポートを見た」「コンピュータにJAPANと打ち込んでも認識しないから、スペイン人ということで登録しておくよ」とかいうノリ。意外なことにここから旅行者はほとんど乗らないようで、いわゆる白人らしい白人もゼロ。
(船の中のモロッコ人家族。A Moroccan family on the ferry.)
船は空いてて、4人部屋を2人で使えてとても快適(安いチケットも一応部屋あり)。シーツもきれい(なんていうことはヨーロッパでは考える必要もなかったけれど)。素子は船からイルカを探してたら、度々イルカの群れを見たようで喜んでました。ぼくはイルカは見られなかったけれど、久々の360度水平線の風景は楽しめました。
(陸地が全く見えなくなってから。下で素子がイルカ探ししています。Motoko is looking for dolphins.)
(初めて見るアフリカの大地!The very first sight of Africa!)
10時に出港して16時にモロッコ側の小さな町ナドール(Nador)着。久々に国境らしい国境があり、入国スタンプも押され(3月のギリシャ以来!)、別の国に来たという感慨がありました。
港からタクシーで13キロ離れたナドールの街まで出ましたが、もうヨーロッパとは完全に別世界な風景に、「おお~旅っぽくなってきた!」とうれしくなりました。砂埃の舞う荒涼とした町並みの中に多数の羊が溶け込み、ロバが果物を引いて歩き、おじさんが生きたニワトリを両手に抱えて歩き、女性たちはカラフルな民族衣装に身を包んで、という世界です。モロッコは観光客がいっぱいなんだろうなと思ってきたら、とりあえずナドールには、部外者はぼくらだけという雰囲気で、街を歩いていると、通りに並ぶカフェでお茶をする男たちに激しく見つめられ、話しかけられ、警察にも興味津々に眺められ、アジア人というだけで相当目立ってました。でも、そういう感覚をヨーロッパでは全く忘れていたから、モロッコに来て、本当に異国にいるんだなという感じが懐かしく、新鮮です。
宿のおじさんによれば、ナドールはモロッコではカサブランカの次の経済都市だということ。ちょっと信じがたい話ですが、聞くと港町らしくヨーロッパとの貿易のほかに、なんといってもハシシでもうけているとのことでした。モロッコは基本的に大麻などは禁止されているらしいけれど、北部は大麻の生産がもともとかなり盛んだったために大目に見られているとのこと。宿のマスターも、ハシシをタバコに混ぜながら、そんなトークを。
(宿のマスター。カサブランカ出身で、26年警察をやっていたという53歳。ココリコの田中似。Manager of the guesthouse we stayed. This 53-year-old guy from Casablanka had been working as a police for 26 years.)
宿も久々に、アジアの"the YASUYADO"という雰囲気で、二人で9ユーロほど。一人800円ぐらいだからアジアと比べたら全然安くはないけれど、ヨーロッパ感覚が残ってるいまはとっても安く感じてます。何しろヨーロッパでは10人部屋で一人20ユーロとかだったので。食事も、カフェでのお茶も、移動費も、すべてがまた格安の世界に戻りました。
(ナドールでの朝食。ミントの葉っぱをたくさん入れた甘いミントティは定番っぽくて、なかなかおいしいです。暑い中、ホットで飲んでました。クレープ(ちゃんとした名前分からずです)もうまい。Our breakfast in Nador. Typical Moroccan Mint tea with lots of suger and Moroccan crepe.)
モロッコは旧フランス領で、話すのはアラビア語、フランス語、ベルベル語。スペイン語もそれなりに通じるっぽいものの、英語があまり通じないのがぼくらにとってはハードです。
さて、昨日(11日)は、そのナドールからフェス(Fes)へ移動。日中のバスで6時間の移動だったのだけれど、久々のハードな移動となりました。周囲はずっと砂漠で、気温は分からないけれど、エアコンなしの古いバス内は蒸し風呂状態。窓からの風は途中から熱風に。とにかくちょっと水分補給を怠ると喉が痛くなり、体が乾燥していくのが分かるほど。途中から体にペットボトルの水をかけながら数時間をしのぎました(これは気持ちいい!)。
スペインではあまりの湿度に参らされたけれど、ここではさらなる暑さと熱風にやられ、アフリカの移動のハードさをしょっぱなから思い知らされています……。うーーん、どこまで陸路でいけるのか。。早々に断念しそうな予感もあります(笑)。モロッコから、南のモーリタニア、マリ、ベナンといった感じで次々に南下し、東に向かおうかと話しつつも、モロッコがかなり縦に長いこともあって移動もハードそうなので、さっさとケニアぐらいまで飛んでしまおうか、という案の方に押されつつあります。自分たちの興味的にもアフリカ東南部の方に強く引かれていることもあって。
ところで、フェスは、長年のイスラムの歴史が息づく迷路のような町で、賑やかで楽しい。ウズベキとインドとウイグルを混ぜ合わせたような雰囲気。次回またフェスについて書くと思います。
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We've arrived at Nador, Morocco, on 10th of Aug, after 6 hours of ferry ride from Almeria, Spain! Although we were already quite tired from the hot and humid weather in Spain, arriving in another continent, Africa, cheered us up again!!
Ferry was nicer than we expected! Occupying a room of four cosy beds, just by two of us. 47 euro each was not cheap for us, but there weren't any cheaper option like "deck seat", and anyway we enjoyed the trip. Motoko even spotted quite a few dolphins, which made her really excited!
Spain looked quite different from other European countries we visited so far, not too organized in good way (we would say), and made us feel, we are "a bit" back on the road. But after arriving to Nador in Morocco, and saw the people with ethnic clothes, and old man holding live chickens made us feel that we are "really" back of the road!
We moved to Fes after staying one night in Nador and 6 hour bus ride was unbeliebably hard. There was no air-con so we could only get hot wind from the small windows and we had to pour water from the bottle directly on our clothes to fight the heat. This time of the year, the western Africa can be extremely hot and it can be very hard to move overland, so we start to think more seriously to fly to the eastern Africa, let's say, Kenya, from Morocco.