8月19日発売の『新潮45』9月号に、先月号に続き連載ルポの最新回
「吃音と生きる4 新人看護師はなぜ死んだか」
が掲載になりました。
2年前、北海道で吃音を持つ男性看護師が自死されました。その痛ましい出来事は、新聞やテレビで広く報道され、大きな話題となりました。その真相に、いま自分ができる限り迫りました。病院側はいまも口をつぐんでいますが、到底納得できません。
今回の記事には、複数の方の深い思いが詰まっていることを、取材しながら、書きながら、何度も痛感しました。その思いをどうすれば一番よい形で伝えられるのか、悩みに悩みながら、全力で書きました。
ご本人の無念さ、彼の生きてきた34年間、身近な方々の思い、吃音の問題の深さを多くの人に知ってもらいたいです。