(ニヤでお邪魔したウイグル人の家での集合写真。赤い布を通して光が差し込み、全体の赤い色味がきれいだった)
昨日、予定通り、ニヤ(尼雅または中国名・民豊)からホータンへ移動。このタクラマカン砂漠の南のへりに沿っての道はシルクロード南路で、砂漠に沿って4時間半ほどのバス移動でした(約300キロ)。目当ての宿がいっぱいで(運悪く、大きな会議に時期が重なってしまったため)、荷物を背負っての宿探しをする羽目になったものの、なんとか見つかり、今日はさらによさげで安い宿に移動でき、一息、というところ。最近は、いつも宿の部屋に入るとまずはシーツのにおいを素子がチェック。ぼく的にはOKだろうと思うところも、"モトコジャッジ"ではほとんどが不合格(つまりシーツ換えてない、らしい)で、そのうちにぼくもだんだん気になるようになってきました。今日の宿も、不合格だったものの、新しくフレッシュなのをもらえたので、ハッピーです。
さて、前回のニヤからは完全にウイグル人の世界になりました。ニヤは小さな町で、車はほとんどいないのに道はきれいに舗装されて片道3車線もあり、しかしその横に並ぶ家は土でできた遺跡のような古めかしいものだったりして、そのアンバランスさが不思議なところでした。
(土の家はこんな感じ)
その家の一軒に入っていくと、外で火をおこして料理をしている世界。中国語を話す人は誰もいないのですが、大勢の女性が、中へ入れ入れと、歓待してくれました。白アンコのジャムとナン、そしてお茶を振舞ってくれ、あとはみなニコニコと笑っています。デジカメの写真をうれしそうに眺めていたので集合写真を撮ろうということになると、みな身なりを正して、パチリ。それが最初の一枚。これとあと、子どもの写真2枚を近くの店でプリントして持っていくとみな大喜びしてくれて、ぼくらもうれしくなりました。ウイグル人、とても好印象です。でも話ができないのが残念。
(ナンと、細長いパリパリのパンと、白アンコジャムとお茶。ジャムがなかなか絶品)
(プリントアウトした写真を見て喜んでいる)
チベタン、ムスリム、ウイグル、そして雪山から砂漠まで、ここ二週間ぐらいはほんとに変化に富んでいて飽きません。ただ、移動が続いたので、ホータンではしばしの休憩。初めて古代の国の遺跡にも行ってみようと思ってます。あと、締め切りの近い原稿もすべてここで終わらせようと。。。ホータンの次は、いよいよチベットの横綱、カイラスへ向けての移動開始。標高5600mまで登って、そこでチベタンとともに数日の巡礼コースを回ることになるので、かなりハードそうですでにビビってます。防寒着もここで完全にそろえないと……。地図はまた次回アップします。
こういうステキな出会いが
旅の醍醐味でもありますね!
みなさんの人柄が伝わってくるような
集合写真!いいなー。
いいと言えばもとこさん!
昨日から笑わせてもらってます♪
でも清潔なの、大事ですね。
シーツとかトイレとか・・・
やっぱり気になるかも!
>chieちゃん
たとえシャワーがなくても、トイレがドアなし仕切りなし(ニーハオトイレ)で臭くっても、シーツだけは変えてほしいと思ってしまうわ。昔はトイレが最優先やったのに、随分価値観が変わったような気がするよ。というか、他の国ではシーツが気になった覚えはあまりなく…。頑張れ、中国って感じ(笑)。
Posted by: ゆうき・もとこ at October 26, 2007 6:41 PM