March 21, 2007

上海動物園:(笑)→ゲンナリ

こないだの週末、二人で上海動物園で。動物好きの素子が前から行きたがっていたこの場所へついに!
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が、その適当さ、聞いていたものの、なかなかすごかったです。かなり笑ってしまった一方、二人とも最後にはどっと疲れが出て、ゲンナリ、という感じ。

今回は写真でその様子の一部を紹介。

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(犬紹介コーナーでは、あらゆる犬が檻の中に。ま、これは犬に対するそれぞれの国の意識の違いでしょう。東南アジア各国でも、犬に対する扱いは、国によって千差万別でした。犬を食べるインドネシアでは、頭蓋骨が露出した犬が歩いていた一方、タイではとても大切にされていた印象)

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(一緒に写真撮影するための犬たち。が、全くやる気なしの様子)

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(顔を見たとき、正直死んでるんじゃないか、と思うほど微動だにせず。周囲の人も心配そうに近づいていたような)

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(しかし客がくると、ぴょんと起き上がり、きびきびと仕事をこなしていたので、なかなかの商売犬なのかもしれません。心配にはおよばなそう)

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(他の犬の檻には妙なポーズを決めてエサを与える客が。。。ちなみに、動物園内で動物にエサを与えるのは基本的にOKな様子で、どこでもみなエサをあげまくり)
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そしてさらに。
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(犬の檻に入って、おもむろに一服する職員。かなり笑える光景でした)

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(目玉のパンダ!)
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(が、これがまた微動だにしない!ずっとこのまま……)
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(まじで、脱ぎ捨てた着ぐるみなんじゃないか、という疑いが……)
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(が、最後にはひょいと耳を動かして、態勢を変えてくれました)

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(アシカ(オットセイ?)のショー。入り口に、13時~、14時~、というようにショーの時間が書かれていて、それにあわせて大勢の客が集まってきたものの、なんと5分で終了!!しかも、トークはなしで、たんたんとちょっとした技をアシカが繰り返す)

最近(ここ数ヶ月前から)、ぼくは中国への印象がとてもよくなってきていて、ほとんどのことを「いやあ、中国って面白いなあ、いい人が多いなあ」と感じるようになってるものの、この動物園には、正直ちょっとゲンナリでした。。。文化の違いとかいろいろ思ってみるものの、途中から笑いを通り過ぎている自分に気付きました。


Posted by ykon at March 21, 2007 12:06 PM | トラックバック
コメント

おっもしろいなぁ(笑)
犬まで檻の中にいてるのん??
全然手入れとかされてなさそうやし・・・・

ホンマ文化の違いなんやろうね。こういう部分の娯楽施設(?)には中国は無頓着なん?雑技団なんかは凄そうやのにね。

Posted by: ikumi at March 21, 2007 4:36 PM

たしか『沈まぬ太陽』に出てくるんだけど

ニューヨークの動物園には等身大の鏡がおいてあって

そこに「世界一どう猛な動物」って書いてあるんですって。

確かにむやみに殺戮を繰り返す恐ろしい動物は他にいないものね。

Posted by: イシヅカ at March 22, 2007 9:47 AM

偶然に検索をかけたら、あれ?!どっか見覚えのある顔!
2週間前に上海の地下鉄でお世話になった早稲田の趙です。覚えてますでしょうか。先日どうもありがとうございました!
 またメールでお礼のメール送りますので、ここでご挨拶まで失礼します。
ご健闘を祈ります。

Posted by: C.Q.ZHAO at March 22, 2007 4:56 PM

偶然に検索をかけたら、あれ?!どっか見覚えのある顔!
2週間前に上海の地下鉄でお世話になった早稲田の趙です。覚えてますでしょうか。先日どうもありがとうございました!またメールでお礼のメール送りますので、ここでご挨拶まで失礼します。ご健闘を祈ります。

Posted by: C.Q.ZHAO at March 22, 2007 4:56 PM

>ikumiさん

犬が檻に入ってるのは、やっぱり日本人的には不思議な光景だよね。

中国は娯楽施設に無頓着っていうか、何に置いても基本的にサービスっていう概念が希薄だから、職員が、お客を楽しませようっていう意識は少ないんだろうと思う。それに、動物の扱いももともとかなり厳しい国だからね。。。

>イシヅカ先生

ニューヨークの動物園のその話は聞いたことがあります。動物園に行って、そういう意識を喚起させようというのは西洋っぽいですね。中国だと、とにかく動物を並べたから勝手に見てくれっていう印象です。

去年北九州の動物園にも行きましたが、そこも来園者&動物への意識がとても行き届いている印象を受けて、なかなか感激しましたが、そういうのとついつい比べてしまいますね。

>C.Q.ZHAOさん

こんにちは!もちろん覚えてますよ!いやあ、偶然見つけてくださってコメントいただけるとはうれしいです。ほんとにすごい偶然ですね!! そういえば先日杭州に行ってきました。西湖の周りをサイクリングしましたが、とてもきれいな気持ちのいいところですね!また、お時間のあるときにでもメールください。
では、お元気で!(石庫門の出てくる原稿は、おかげさまで無事書き終え、今日発刊されてます)

Posted by: こん at March 23, 2007 10:18 AM

うはははは!
金払ってオリに入った犬とか見に行きたくねー!!www

ま、日本みたく、プチセレブがそこかしこを高価な犬連れて歩いてる国ぢゃないし、仕方ないか。

パンダに餌付けしてみたい・・・

Posted by: ぬかはち at March 24, 2007 12:29 PM

>ぬかはちさん

犬のコーナーが一番大きかったような気も…っていっても、全部は見てないので分からないんだけど。大きなペット屋さんの犬の方が断然幸せな感じだったね。ってそりゃそうか。

パンダはガラスの中だったので餌付けは無理そうだったなあ~。ほんとに弱ってそうだったし。

Posted by: こん at March 26, 2007 2:40 PM

石庫門の原稿是非読ませていただきたいですね。
 僕も来月上海で事務所を開くことになりました。そしてみなさんと一緒に早稲田とむこうの大学と共同研究センター作ってから、来年帰国することにしました。また上海でよろしくお願いしますね。

Posted by: C.Q.ZHAO at July 29, 2007 2:01 AM

>ZHAOさん

こんにちは!お久しぶりです。石庫門の原稿っていう感じではないですが、泰康路そばの「田子坊」という石庫門作りの場所について自分が書いたエッセイ風の記事は、以下で見られます。
(前半)
http://www.shvoice.com/watch.php?no=2&id=1047 
(後半)
http://www.shvoice.com/watch.php?no=2&id=1046&type=1

実は、ぼくら、上海はもうすでに出てしまったんです!
上海の生活はすべて引き払って、いまは東京にいますが、これから中国からヨーロッパまで大陸横断して、ヨーロッパのどこかにしばらく住もうと思ってます。
上海ではお会いできないかもしれませんが、新しい事務所の成功、願っています!

Posted by: こん at July 29, 2007 1:04 PM
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