May 22, 2005

日々のシッピツ活動

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(仕事の合間にトランプに興じる町の人。中国人とトランプというのはちょっと意外な気がしましたが、街なか、カフェでも多くの人がやってます。食堂で鍋を囲みながら、という姿も見かけます。また、あるカフェには「トランプ禁止」の表示があったり。もちろん、麻雀をやってる人も多数)

最近の自分のライター活動は、チャンスが増えてきたようでなかなか話が進展せず、もどかしい日々を過ごしてます。

東南アジアにいた頃から今まで、概ね一ヶ月に一つぐらい何かしら書いてこられた感じですが(隔月の短編連載+隔月程度で他のルポなど)、もっと執筆量を増やすべく、そしてもっと分量の多い原稿が掲載してもらえるようにと、日々悪戦苦闘してます。

これまでは、旅をしながら情報を集め、興味の向くままに移動を続け面白い人や事柄に行き当たっては企画を出して原稿を書く、という形でしたが、一ヶ所に滞在すると、なかなかそういうわけにも行かなくなるので、ここ昆明では、もっと生活に密着した文章と、これまでの旅の紀行文、というのを軸にしようと考えてきました。しかしそれがともになかなか進んでいない……。

今月は、10日ほど前に隔月連載の短編人物ルポの原稿を仕上げた他には、東南アジアの旅の紀行文を二つ(海関係のものと、結婚をテーマにしたもの)を、テーマにあわせていくつかの出版社に送り、その返事待ち。とりあえず話が進む可能性があるのが二ヶ所。一つは、すでに送った海関係の原稿に興味を示してくれて写真もみたいと言ってくれた海系の旅雑誌。そしてもう一つは、これまでいろいろとお世話になってきた知り合いのベテランジャーナリストの方に紹介してもらった月刊誌。ともにまだどうなるかは全く不明ですが、ついつい勝手な期待を膨らませてしまったり……。

紀行文の掲載先を探してみて、やはり紀行文はジャンル的にもなかなか難しい気がしてきます。載せてくれそうな雑誌がまず少ないし、また自分自身、他の人の書いた紀行文を読んで、すごく面白いと思う機会は結構少ないということもあって…(一番印象に残ってる紀行文は、小田実「なんでも見てやろう」。あとは村上龍のエッセイ集に載っていたインドの紀行文。また、大の沢木ファンとしては、もちろん「深夜特急」も印象深いものの、彼の場合、他の作品の方が断然面白い)。ま、そんなのは言い訳に過ぎず、結局は自分の力不足を感じているということなのですが。

また、上記のとは別に、タイの話題で以前書いたそこそこ長さのあるルポが一本、ある月刊誌への掲載が決まり、細かな修正作業などもすべて済み、あとは掲載を待つのみとなっているのですが、掲載号はまだ未定。多分近々、と思われるのですが、ちゃんと決まるまでは少々不安……。

と、最近の自分の仕事事情について書いてみましたが、やはり結局はもっと書かなければいけない、ということを再確認。もっと自らテーマを探しにいかないと。

雄生


Posted by ykon at May 22, 2005 6:46 PM | トラックバック
コメント

 こんどうさん、お元気ですか。以前SEVENで一緒したほそのです。ふと思い出し、Blogに遊びに来ました。こんどうさんは元気そうですね。今中国ですか。↓下に記事になるけど、私は大学3年の時に行ったチベットで、羊の脳らしきものを食べました。あの時は高山病でふわふわしていて、全く抵抗なくおいしいねえ、とかいって食べていたようです。白子みたいだった。
 私の近況はといえば、2年勤めたデザイン会社を辞め、今年の9月からNYの写真学校に通うことを予定しています。もう学校は決まったのですが、ビザやら住居やら、まだ準備にばたばたしていなく、少し不安です。間に合うのでしょうか?こんどうさんは海外にいくにあたって、身の回りのものはどうしましたか?私は引っ越し屋を利用するか、国際小包でこまめに送るか悩んでいます。(MACとかカメラ機材とか)
 雇用保険も5月で全てもらってしまい、ぎりぎり8月いっぱいまで資金稼ぎをしようと思って、現在私は世間的にはフリーターとかいうやつらしいです。しかしフリーターというものを経験したことがないので、いざなってみると不安で不安でしかたありません。やっぱり社会からkicked outされてる感が怖いのかも…。そんなこんなで、ようやく本格的にPhotographyを学ぶことになりました。またちょくちょくBlogに遊びにきます。
 余談ですが、blogに直接書き込むとき、文字化けしてしまうのですが、私だけ?送信表示はちゃんと日本語表示されるのですが…。

Posted by: ほそのです。 at May 22, 2005 10:32 PM

雄生くん・素子ちゃん ニイハオマ
お二人のブログに久々に見ました。ごめんね、ご無沙汰してて。バンバリー後本当に色々旅してきたね。自分がサラワク・タイ・台湾・香港などは知人を訪ねに旅した事を思い出しながら、読ませてもらいました。(ちなみに台湾では、地元の人たちの作るようなマイ写真集も作りました→かなり笑えるけど非公開)読んでいて本当に多くの人々との出会いがあるのだな・・と思ったよ。自分自身海外で食事をともにしたり語りあった人たちと、もしかしたらもう一生あえないのかなとか考えると、ちょっと寂しい気持ちになりました。ありきたりだけど「一期一会」な旅を二人もしてるのかなと思った。あと、カウラの日本人収容所の話を調べたのが自分の初海外スタートだったから、ルポになったと聞いて読みたいなと思ったよ。こちらは、相変わらずの先生生活、明日から中間テストなので嵐の前の静かな日曜の夜を過ごしています。来年までいるのなら、またお二人のところに遊びに行こうかな。。では、健康だけは気をつけて。東京から応援しています。

Posted by: Maiko at May 23, 2005 12:47 AM

ほそのさん、久しぶり!

コメントどうもありがとう。元気そうで何より。デザイン会社やめたとのこと、お疲れ様です。これからNYで写真かあ、カッコいいな。いい写真撮ってたから、NYでさらに腕を磨いてきてくれ!今後の活躍を期待してます。

身の周りのものだけど、おれたちは移動することが前提だったので、バックパックに入る範囲でしかもっていってないよ。とはいえ、最初ノートPCの他に、一眼レフ2台(デジタル+フィルムの)、あとビデオカメラ、その他周辺機器とかも持っていったから、それだけでバックの半分を占めてしまった。なので、東南アジアの長期移動を開始する前に、結構日本に送り返してしまった。でも、細野さんの場合は、住むんだったら送ってしまえばいいのでは?必要最低限だけ持っていって、あとは、日本から送ってもらうとか。

いずれにしても、NY生活、楽しく充実させてくれ。

ブログの文字化け、うーーん、確かにそういうことあるようです。なんでかわかんないけど。

ところで、細野さんのブログ見ようとしたけど、開けない。なんでだろう?

Posted by: コンドウ at May 23, 2005 3:05 PM

ニュースで靖国参拝絡みの日中問題やっていて、一応、放浪夫婦たちの状況が気になってチェックしにきた。地方都市昆明は相変わらず平和なようですな。よかった。よかった。

こちらも毒が弱まったのか、最近は飲んだくれず、落ち着いた生活してるよん。昆明でだいぶ心の平和を取り戻したのかもね。

各種漢方は放置してあるけど、飲んでみようかな~

Posted by: ぬ at May 23, 2005 10:54 PM

「ぬ」へ

こっちは相変わらずだよ。平和すぎて読書がはかどるはかどる。ただ、未確認の物騒な情報もあったりするんだけど。。。

ぬの日々はマメにチェックしてるぞ。昆明以来、全体的にちょっと切ない雰囲気が漂ってる気がするけど、気のせいかな。

そういえば最近、中村さんから御社についての本を借りて読んだ。世界各地ですごい人たちがうごめいているのだなと再確認。昆明にいると、そういうことが頭から離れていってしまうので。。。
「ぬ」来昆明以来、ビッとしたよ。

Posted by: コンドウ at May 23, 2005 11:57 PM

そうか〜。引っ越し屋を使うと思った以上にコストがかかるんですよね〜。
こまめに郵送がいいのかな〜…。真剣に悩み中。
私のブログです。HPにもここから飛べます。
http://biyogon.exblog.jp/

Posted by: ほそのです。 at May 24, 2005 12:20 AM
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